アイスクリームディッシャーの選び方 子どもも喜ぶ! おうちで売り場のように盛り付け
アイスクリームディッシャーとは、アイスクリームをすくう道具のこと。ここからは、アイスクリームディッシャーの選び方をご紹介します。
使いやすいタイプを選ぼう
アイスクリームディッシャーは、大きく分けて「スタンダードタイプ」と「スクープタイプ」の2つがあります。使いやすいタイプを選びましょう。
盛りつけやすさで選ぶなら「スタンダードタイプ」
盛りつけやすさで選ぶなら、スタンダードタイプがおすすめです。持ち手のグリップを強く握るとすくったものがそのままはがれる仕組みになっています。
よくアイスクリーム屋さんで見かけるもので、はがれやすくきれいな丸型に盛りつけられるのが特徴です。ホームパーティでポテトサラダを盛りつけたり、クッキーの生地をひとつずつ天板にのせたりするときにも使えて、同じ量やサイズに取り分けるのに適しています。
その複雑な形状から洗いにくいので、食洗機にも入れられる丈夫なステンレス製をおすすめします。
すくいやすさで選ぶなら「スクープタイプ」
冷凍庫から出したばかりのかためのアイスでも、きれいにすくえるのがアイスクリームスクープです。これはスプーンのような形状になっていて、グリップ部分を握ったときに熱伝導で体温が伝わり、かたいアイスでもサッとすくえるからです。
スタンダードタイプよりシンプルな作りなので壊れにくく、洗いやすいのもおすすめポイントです。
スタンダードタイプよりもアイスがはがれにくいので、すくうときにはやや多めにすくうようにしましょう。
使い方に合うサイズを選ぼう
業務用を含めると、アイスクリームディッシャーには15cc、30cc、50cc、60cc、80cc、100cc、130ccなどさまざまなサイズがあります。一般的なアイスクリームのサイズは、50~100cc(M~Lサイズ)です。サイズ選びに迷ったら、ひとまず標準サイズの50~80ccのディッシャーを選ぶといいでしょう。
また、ディッシャーはキッチンツールとして活用することもできます。小さめのサイズなら、肉団子やつみれ、餃子のタネを作るときに一定量ですくえて便利です。大きめのサイズであれば、ポテトサラダの盛りつけや料理の取り分け用として活躍します。大きいサイズ、小さいサイズそれぞれの特徴を踏まえて、ディッシャーの大きさを選びましょう。
レモン型やおにぎり型などの変わった形も
アイスクリームディッシャーといえば、アイスクリームを丸い形に盛りつけられる丸型が定番ですが、そのほかにもレモン型、俵型、おにぎり型など、いろいろな形のものが販売されています。
定番の丸型にプラスしていくつかそろえておけば、ジェラート風の可愛い盛りつけや、カフェで出てくるような華やかなデザートプレートなど、幅広いアレンジが楽しめます。ホームパーティーや来客時のおもてなしにもぴったりです。
素材もチェックしよう
アイスクリームディッシャーのおもな素材は、ステンレスやアルミニウム合金のほかに、プラスチックなどがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
ステンレス製|丈夫でサビにくい
ステンレス製は、サビに強く、丈夫で壊れにくいのが特徴。とくにスタンダードタイプのアイスクリームディッシャーは、ステンレス製のものが多いです。
使用する際にやや重さを感じることもありますが、頑丈で耐久性が高いため、グッと力を入れてもかんたんに曲がったり壊れたりすることは少ないでしょう。使いやすさを考慮して、グリップ部分をシリコンなどで保護した商品もあります。
アルミニウム合金製|軽くて熱伝導率が高い
アルミニウム合金は、スクープタイプのアイスクリームディッシャーに多く使用されています。大きな特徴は、熱伝導率が高いこと。ディッシャーのグリップ部分から手の熱が伝わり、かたいアイスクリームをすくいやすくします。また、軽量で扱いやすいのも魅力です。
力を入れずにらくにアイスクリームを盛りつけられるのが、アルミニウム合金製のメリットといえます。
プラスチック製|リーズナブルな価格が魅力
あまり種類は多くありませんが、ポリプロピレンなどを使用したプラスチック製のアイスクリームディッシャーも販売されています。ステンレス製やアルミニウム合金製よりも耐久性は劣りますが、リーズナブルな価格で手に入れられるのが魅力です。
機能性よりも価格重視で選びたい方や、アイスクリームディッシャーがどんなものか試しに使ってみたい方に向いています。
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ここからは、アイスクリームディッシャーのおすすめ商品をご紹介します。使い道にあわせて選んでみてくださいね。
サイズのバリエーションが豊富!
耐久性の高いステンレスを使用したアイスクリームディッシャーで、食洗器にも対応しています。米国食品医薬品局(FDA)の認可を取得しているのもポイントです。
たくさんのサイズから選べるのも魅力で、10~110ccまでのアイスクリームディッシャーがそろっています。アイスクリームの盛りつけだけでなく、計量スプーン感覚で使うなど、幅広いシーンで活用できそうです。
デザイン性の高い美しいフォルムに注目
なめらかな美しいフォルムが特徴的な、日本製のアイスクリームサーバーです。厚みがなく、スプーンのような形状をしており、容器の底や角に残ったアイスクリームもきれいにすくうことができます。
サビに強く、耐久性にすぐれたステンレス製で、長く愛用できる商品をお探しの方にもおすすめ。上部に穴があり、ぶら下げて保管できるのも魅力です。

使いやすい定番ディッシャー
使いやすい50ccの定番サイズのアイスディッシャー。鉄とクロム、ニッケルを含んだステンレス製なので丈夫でさびにくく、日本製のしっかりしたつくりになっています。業務用なので、かたいアイスクリームもしっかりとすくうことができ、ひとつ持っていると重宝するサイズです。
価格もリーズナブルで、すんなりと盛り付けられるので、アイスクリーム屋さんのようにきれいに仕上げたい方におすすめです。
アイスクリーム作り以外にも使えるのでこれひとつでポテトサラダやスイーツの盛り付けもばっちりです。

世界の有名アイスクリーム店でも使用されている
世界中のアイスクリームショップやレストランでも使用されている、プロ御用達のアイスクリームスクープです。このスクープの一番のおすすめポイントは、なんといってもすくいやすさ。ハンドルを握ったときの手の体温が、ハンドル内部の解凍液を通して伝わるため、かたいアイスクリームでもすくいやすいです。すくいやすさを重視して探している方におすすめです。
また、盛り付けに際してもスクープの表面に「エメリー仕上げ」と呼ばれる加工がされているため、スムーズにはがせます。
価格はやや高めですが、シンプルな作りで壊れにくく長持ちします。プロのお店でも使われている商品なので、家庭でもアイスクリームをきれいに盛り付けることができます。
扱いやすいスタンダードタイプ
軽くて扱いやすいアルミニウム合金を使用したアイスクリームディッシャーです。太めのグリップで握りやすく、アイスクリームがらくにすくえるようになっています。
レバーを軽く押すだけでアイスクリームが離れ落ちる「レバーワンタッチハンドル」を採用しており、盛りつけもかんたん。ポテトサラダの盛りつけや、味噌の取り出しにも使えます。
しっかり握れる太めのグリップを採用
大容量サイズのアイスクリームをすくうときにも便利な、スタンダードタイプのアイスクリームディッシャー。グリップ部分が太く、でこぼことした形状になっており、力を込めても手がすべりにくくなっています。
ホームパーティーや家族全員のおやつなど、一度にたくさんのアイスクリームを用意しなければならないシーンでも活躍してくれるでしょう。
使いやすくてお手入れもかんたん
アメリカ・ニューヨーク発のキッチン用品ブランド「OXO(オクソー)」のアイスクリームスクープです。ソフトな感触のすべりにくいグリップを採用しており、アイスクリーム、シャーベット、フローズンヨーグルトなどがスムーズにすくえます。
メイン素材はステンレスで、食洗機にも対応。お手入れがかんたんで、衛生的に長く使えるのも魅力です。
いろいろな使い方ができて便利
スタンダードタイプのアイスクリームディッシャーで、一度に約60ccをすくうことができます。アイスクリームの盛りつけはもちろん、肉団子やつみれ作り、味噌を一定量取り出したい場合など用途は多彩。いろいろな料理シーンで活躍してくれます。
サビに強い丈夫なステンレス製で、耐久性もバッチリ。飲食店から一般家庭まで広く使用されている商品です。
「アイスクリームディッシャー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする アイスクリームディッシャーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのアイスクリームディッシャーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
エキスパートからのアドバイス
アイスクリームディッシャーは、キッチンで活躍してくれるマルチな便利商品です。さらに使いやすくするには、アイスをすくう前に一度お湯につけて、温めてから使うと格段に使いやすくなります。 ちなみに、多めにすくったほうがはがれやすくなります。最近はおしゃれなディッシャーがたくさん出ているので、この機会にぜひお気に入りの一品を探してみてください。
アイスクリームディッシャーはどこに売ってる? 身近な販売店をチェック
アイスクリームディッシャーはどこに売っているのか、調べてみました。身近なお店として、ダイソーやセリア、キャンドゥといった100均でも販売されているようです。店舗によって取り扱いがあるかはまちまちのようなので、確認してみてください。ほかには、ドンキホーテやイオンなどでも販売されているようですよ。
ニトリや無印良品では、残念ながらアイスクリームディッシャーは販売されていないようです。アイスクリームディッシャーではありませんが、アイスクリームがすくいやすいアイスクリームスプーンならニトリでの販売が確認できました。
取り扱いはあっても、近くのお店に売っていなかったということもあるので、通販なら手に入れやすいですよ!
アイスクリームディッシャーを使うコツ 上手な使い方は?
アイスクリームをすくう前に、ディッシャーをぬるま湯などにつけて温めておきましょう。そうすることで、ディッシャーが触れた部分のアイスクリームが溶けてすくいやすくなり、盛りつけもスムーズにおこなえます。きれいな丸い形のアイスクリームにするには、ディッシャーのなかにアイスクリームを押し込むようにしてすくうのがポイントです。
アイスクリームがカチカチに凍ってかたすぎる場合は、繰り返し削り取りながらディッシャーにアイスを収めていきましょう。適度に空気が混ざり、食感のいいアイスクリームになります。
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管理栄養士の宮﨑奈津季さんへの取材をもとに、アイスクリームカップの選び方とおすすめの商品を厳選! おしゃれなガラス製や溶けにくいステンレス製、陶器などさまざまな素材やデザインのものを紹介します。記事の後半では、通販サイトの人気売れ筋ランキングも掲載していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
本記事では、アイスクリームメーカーの選び方とおすすめの商品を厳選! アイリスオーヤマや貝印、クイジナートなど人気の家電メーカーから、家庭用や業務用などさまざまな製品を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
使い方に合ったアイスクリームディッシャーを選ぼう
アイスクリームディッシャーの選び方やおすすめ商品、使い方のポイントなどをご紹介しました。アイスクリームディッシャーがあれば、カフェで出てくるようなおしゃれな盛りつけがかんたんに楽しめます。ホームパーティーなど来客時にも大いに活躍してくれるでしょう。
アイスクリームだけでなく、ポテトサラダの盛りつけや、計量スプーンの代わりとして活用できるのも魅力です。今回ご紹介した内容を参考に、用途にぴったりな使いやすい商品を見つけてくださいね。
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結婚後かねてから大好きだったお菓子・パンの研究をスタート。 専門書を片手にお菓子を作り続け、パティシエの講習会にも参加し、独自のレシピを開発。1998年よりお菓子・パン・料理教室を主宰。 スィーツファンを集めて都内の有名パティスリー巡りやフランスへのスィーツツアーを定期的に開催する一方で、毎年フランスで研修を重ね、リッツエスコフィエやベルエコンセイユで本格的に学ぶ。 現地のパティシエやマダムからの取材をもとにプロのテクニックと家庭菓子への造詣を深める。著書多数。