アイスクリームスプーンの選び方
それでは、アイスクリームスプーンの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】用途に合わせた素材
【2】スプーンの形状
【3】持ち手の長さと形
上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】用途に合わせた素材をチェック
アイスクリームスプーンの素材は大きく分けて、銅・アルミニウム・ステンレス・木製の4つのタイプがあります。
それぞれの特徴をチェックして、目的や好みに合う素材を選びましょう。
▼銅・アルミニウム製|固いアイスもすぐに食べられる!
銅やアルミニウムのスプーンは熱伝導率が高く、手から体温が伝わりアイスが溶けることで、スムーズにすくえる素材です。冷凍庫から出したばかりの、冷たくてカチカチにかたいアイスでもすぐに食べられます。キンキンに冷えたアイスを食べたい人向きです。
デメリットとしては、アイスの冷たさもスプーンから伝わり、長く持っていると手が冷えてしまう点があげられます。また、アルミはほかの金属よりも耐久性が低く、落としたりぶつけたりするとキズがつくため、扱いには注意が必要です。
▼ステンレス製|錆びにくく、耐久性の強さが魅力
ステンレス製は、さびにくくお手入れがしやすいです。耐久性が高い素材なので長持ちします。アイススプーンだけでなく、ほかのカトラリーでも採用されている素材で、デザインの種類も豊富です。テーブルコーディネートなどをおしゃれにしたい、ほかのカトラリーもそろえたい人に向いています。
ただし、熱伝導率が高い素材ではないので、ステンレスのスプーンを使うならアイスは常温で少し溶かすのがベターです。
▼木製|手が冷たくならない!
木製のスプーンは手や口に冷たさが伝わりにくく、金属製のように口のなかがキーンと冷たくなりません。口あたりなめらかなアイスを味わえます。美しいフォルムやあたたかみのあるデザインが人気で、テーブルコーディネートにおしゃれさとぬくもりを届けてくれます。手触りや使い心地のよさも魅力です。
熱伝導率が高くはないので、カチカチの冷たいままではなく、常温でやわらかくしてから食べましょう。
【2】スプーンの形状をチェック
スプーンの素材を選んだら、次に形を決めましょう。
アイスクリームスプーンを選ぶ際は、どんなアイスを食べるのかを考えて形を選ぶとよいでしょう。
▼スクエアタイプ|最後までしっかりすくえる
スクエア型は幅広く四角い形状のスプーンで、一度にたっぷりとすくえます。層によって違う味や具材が入っているアイスでも、一気にすくえて便利です。また先端部分がカップの底にフィットして、最後まできれいにすくえるといったメリットもあります。
アイスをたくさん食べたい、最後までむだなく取りたい、というアイスが大好きな人にぴったりの形状です。
▼卵型タイプ|口あたりがなめらか!
アイスクリーム用としてだけでなく、ほかの料理を食べるスプーンでもよく見かけるのが、丸い卵型の形状です。すくいやすく、量の調整もしやすいうえ、口あたりもなめらか。自分のペースでアイスを食べたい人にぴったりです。
また、ゼリーやプリンなどほかのデザートを食べるときにも使えるため、汎用性にすぐれています。ひとつでいろいろな食品に使えるという視点では、コスパがいいといえるでしょう。
▼フォークタイプ|トッピングもすくいやすい
先割れタイプのフォーク型スプーンは、フルーツや固形の食材が入っているアイスに使いやすいです。ソルベやシャーベットなど、氷のジャリジャリとした食感のアイスでも、フォーク部分でけずるように食べられます。
またいろいろなトッピングがのったパフェや、フルーツを食べるときにも便利。カトラリーに使い慣れていない子どもでも、扱いやすい形状です。
▼フラットタイプ|固いアイスにスッと差し込める!
アイスを買うとついてくる、木のスプーンのようなフラットな形状もあります。素材は木だけではなく金属も。平らなため冷たくてカチカチにかたいアイスでも、スプーンがスムーズに入ります。薄いデザインが多く、口あたりも軽く、アイスのなめらかなおいしさを味わえます。
一度にたくさんすくうのは難しいので、時間をかけてじっくりアイスを味わいたいときにおすすめです。
【3】持ち手の長さと形をチェック
かたいアイスクリームをすくうこともあるので、持ちやすく手になじむ形や長さのものを選びましょう。
安定して持つことができないと、食べていて疲れてしまうので、手になじみやすい大きさで、できるだけ装飾などのないシンプルなものを選ぶことをおすすめします。
大人用であれば、8~10cmほどの長さがあると持ちやすいです。手の形に沿うような持ち手が曲線のスプーンも使いやすいでしょう。
エキスパートのアドバイス
アイスクリームスプーンは、アイスをさらにおいしく食べるための便利なアイテム。どれも、アイス本来の風味や食感を損なわないためのこだわりが詰まっています。
また、美しいフォルムでおしゃれなものが多いので、アイスクリームスプーンをプレゼントとして贈るのもおすすめ。
アイスだけでなく普段の食事にも使えるものばかりなので、この機会にプチ贅沢(ぜいたく)なアイスクリームスプーンを選び、いつもの食事をさらにおいしくいただきましょう。
アイスクリームスプーンおすすめ14選
上記で紹介したアイスクリームスプーンの選び方のポイントをふまえて、アイスクリームスプーンのおすすめ商品を紹介します。気になる商品を探してみてくださいね。
薄さ1mmのアルミニウム素材でアイスにすっと入る
さりげなく曲線を描く、シンプルなフォルムのアイススプーンです。素材はステンレスの約12倍の熱伝導率であるアルミニウム。先端部分は1mmと薄く、より手の熱が伝わりやすくなっています。冷凍庫から出したばかりの冷たくてかたいアイスにも、すっと入って食べやすいです。
持ち手部分は手触りよく仕上げているのもポイント。食べやすく、持ちやすく、使い心地がいいです。

話題の「溶かして食べる」アイスクリームスプーン
Lemnos(レムノス)のアイスクリームスプーンは、ネットで話題の大ヒット商品です。従来のスプーンとは違い、カチカチに凍ったアイスもかんたんに食べられるというすぐれもの。熱伝導率の高いアルミニウムでできており、体温を利用してアイスを溶かしながら食べられるスプーンです。
丸みのある美しい形状で、「2011年度グッドデザイン賞」を受賞。きれいに磨き上げられた光沢のあるスプーンは、溝のない一体型のしずくのような形をしています。携帯に便利なケースつきなのもうれしいポイント。アイス好きの方への贈りものにもおすすめです。

リーズナブルな値段と口当たりのよさが人気
柳宗理氏は、インダストリアルデザイナーとして有名で、数多くの工業デザインを手がけています。家具や食器などの幅広い制作にかかわり、シンプルで実用性を兼ねた作品を作ることで知られています。
このアイスクリームスプーンは、一体成型でフォルムも美しく、スプーンの先端が平らになっているため最後まできれいにすくうことができます。柄がしっかりとしていて持ちやすく、口当たりもなめらか。また、表面はつや消しを施しているためキズが目立ちにくくなっており、長く使うことができます。
性能だけでなくコストパフォーマンスもよいので、アイス以外の食べものに使うのもおすすめです。
最初から最後までおいしく食べられる
熱伝導率の高いアルミニウム素材で、手の熱で溶かしてすくうスプーンです。スクエア型のとがった先端はアイスに差し込みやすく、平らな形状でカップの底までしっかりとすくえます。アイスを最初から最後までおいしく食べられる工夫がされている形状です。
アルミは酸化しやすい素材ですが、保護する膜によって、劣化しにくくなっています。
シンプルなフォルムと、シャインシルバーやマットブラックなど高級感のあるカラー、スマートなデザインも魅力です。
すっと引き抜けるから口あたりなめらか
ステンレス製の、薄くフラットな形状に近い、卵型スプーンです。この薄さのおかげで口から抜くときに引っかかりがなく、名前のとおりなめらか。食べやすさにこだわっています。
デザート用の小さめスプーンは、プリンやヨーグルトを食べるときも、なめらかな口あたりでおいしく味わえます。アイスも、シャーベットよりはクリーム系のなめらかな食感だと相性がいいです。

かたいアイスもたっぷりとすくえるすぐれもの
日本を代表する金属加工の街、新潟県燕(つばめ)市の工房が手がけたオリジナルデザインのアイスクリームスプーンです。熱伝導率の高いアルミニウム製で、おもしろいようにスイスイとアイスを溶かして、すくうことができます。
先端部は、カップの底まですくいやすいように平たく斜めの形状になっているので、尖った部分でかたいアイスをしっかりたっぷりとすくうことができます。長さは約15.3cmと長めになっていますので、大人向き。カラーバリエーションが豊富で、ちょっとしたプレゼントにもおすすめです。
す~っとアイスが溶ける感覚がクセになる!
純銅にゴールドとシルバーのメッキを施した、高級感漂うおしゃれなアイスクリームスプーン。
熱伝導の良い銅でできているため、体温がスプーンの先まで伝わり、凍って硬くなったアイスクリームも、す~っと溶かしながら食べることができます。一度使うとクセになるでしょう!プレゼントにもぴったりのアイテムです。

ぬくもりのある木製で食卓をおしゃれに演出
食べたときにアイスの冷たさが伝わりにくい木製のアイスクリームスプーンは、キーンとした冷たさが苦手という方におすすめです。冷凍庫から出してすぐのアイスを食べるのには不向きですが、ぬくもりのある素材と洗練されたフォルムで食卓をおしゃれに演出してくれます。
木製のスプーンは、金属製のものよりも断然軽いのが魅力で、食べていて手に負担がかからないため使いやすく、柄も握りやすいデザインになっています。また、ラ・ルースの木製スプーンはインドネシアの工場でひとつひとつ手作りされており、耐水性があるので通常の食器と同じように洗剤で洗うことが可能。口当たりもやさしく、快適に使えるスプーンです。

リーズナブルなのに機能的なスプーン
名前のとおり、アイスがじわっと体温で溶けて、食べやすくなるアイスクリームスプーン。アイスをたっぷりとすくいやすい形状で、クチコミでも好評です。アイスを冷凍庫から出して、すぐにおいしく食べられる、値段以上に実用性のあるスプーンです。熱伝導率の高いアルミニウム製で、全長9.8cmとやや小こぶりなので、収納にも便利なサイズ。
また、シャンパンゴールドの輝きは高級感があり、シンプルで飽きがこないうえに洗いやすいデザインです。気軽に手に取りやすいお値段なので、アイスクリームスプーンは高いとあきらめていた方も、この機会にご家族分そろえてはいかがでしょうか。
デザイン性の高さと機能性を兼ね備えている
しろくまの形になっているアイスクリームスプーンで、デザイン性が特徴的です。視覚的にもデザートタイムを楽しむことができ、より時間を充実したものにできるかもしれません。
デザイン性だけでなく機能性も抜群で、アルミニウムの熱伝導率を生かして、アイスを程よく溶かしながらすくいあげます。お子さまのいる家庭でも楽しんで使える商品でしょう。
高級ホテルやレストランでも使われている箔付き
耐熱性や耐食性に優れており、自宅用だけでなく高級ホテルやレストランでも使われているアイスクリームスプーンです。職人が1本1本丁寧に作り上げており、質の高さと見た目の高級感はピカイチ。
さらにステンレス製なので、衝撃に強く丈夫で軽いのもポイントです。お子さまから大人まで誰でも手に馴染むスプーンになっています。
持ちやすい幅の持ち手から熱を素早く伝達
サンリオの人気キャラクター、シナモロールがデザインされたかわいいアイスクリームスプーンです。硬いアイスクリームでも食べやすいように、熱伝達率のいいアルミニウムを使って作られています。
持ち手の幅は少し広めにできており、素早く熱を伝えて、アイスをすくいます。たっぷりアイスをすくえるような深めのスプーンなので、贅沢な一口を楽しめることでしょう。さらに、スプーンの先が浮く設計になっており、衛生的にも安心です。
タマハシ『ミッフィー アイスクリームスプーン』
2本入りセットでプレゼントにも最適なスプーン
シルバーとブラックの2本セットになっており、可愛い化粧箱に収納されているので、自宅用だけでなくプレゼントにも最適なアイスクリームスプーンです。
ミッフィーのデザインがさりげなく入っているので、お子さまから大人まで幅広く使っていただけます。シンプルなカラーとデザイン性が組み合わさっており、少し贅沢な商品です。
国産の高級感あふれるスプーンで贈り物にも
純国産で、1本1本丁寧に職人によって作られた高級感のあるアイスクリームスプーンです。金と銀の2本セットで、ギフト用としても人気。
持ち手部分を厚めに設計することで、指先に負担がかかりにくく、年齢や性別を問わずに使いやすいようになっています。持ち手には穴が開いているので、吊り下げるなど収納にも困りません。
「アイスクリームスプーン」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする アイスクリームスプーンの売れ筋をチェック
Amazonでのアイスクリームスプーンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
アイス用スプーン以外のアイテムもチェック
アイスクリームを美味しく食べて!
アイスクリーム用スプーンのおすすめ商品を紹介しました。
お気に入りの商品はみつかりましたか?自分へのご褒美や友人や家族への贈り物としてもおすすめのアイテムです。
こだわりのアイススプーンを手に入れて、アイスクリーム本来の美味しさを味わってみましょう!
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