「メラミンスポンジ」のおすすめ商品の比較一覧表
メラミンスポンジとは 洗面台やシンクの掃除などに!
メラミンスポンジは、洗剤を使うことなく水だけで汚れを落とせる白いスポンジ。LEC(レック)の激落ちくんが有名ですが、ほかにもさまざまなメーカーのメラミンスポンジがあります。水しか使っていないのに汚れがなぜ落ちるのか、その原料や構造について解説します。
メラミンスポンジの素材はメラミンフォーム。メラミンフォームはメラミン樹脂が原料で、ミクロン単位で発泡させて硬度のあるこまかい網目状の構造にしたもの。このかたくてこまかい網目が汚れを削り落とすので、洗剤を使わなくてもきれいにできます。
メラミンスポンジは、研磨力で汚れを落とすタイプのスポンジなので、対象物によっては研磨で傷がつくリスクがあるということも認識しておきましょう。
メラミンスポンジの選び方 水だけで汚れが落ちる!
ここからは、メラミンスポンジの選び方をご紹介します。ポイントは下記の3つ。
【1】使い方に合うサイズ
【2】汚れの落ちやすさや、耐久性
【3】機能付きメラミンスポンジ
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】使い方に合うサイズを選ぶ
メラミンスポンジにはさまざまな大きさがありますが、適切なサイズのものを選ぶためには、なにをきれいにするのか、まずは目的をハッキリさせましょう。
もとから小さいサイズにカットされているキューブタイプは、食器のような小ぶりなものの黄ばみや茶渋などを落とすのに便利。お風呂の床や浴槽など、広い面を掃除したいときは、大きいサイズのメラミンスポンジを選びましょう。大きいサイズのメラミンスポンジなら、自分で好きなサイズにカットすることもできます。
【2】汚れ落ちのよさや耐久性をチェック
メラミンスポンジは、ステンレス製のシンクのサビやプラスチックの黄ばみ、マグカップの茶渋や鏡の水垢などの汚れ落としに活躍するアイテム。どのメーカーの商品も、見た目には大差がありませんが、汚れ落ちの性能は商品によって異なります。口コミなどを参考にしながら、汚れ落ちのいいメラミンスポンジを選びましょう。
また、使用していくごとにメラミンスポンジ自体も摩耗していくため、耐久性のよさも重要なポイント。かたさのあるメラミンスポンジのほうが、強くこすってもボロボロになりにくいのでおすすめです。
【3】機能つきのメラミンスポンジも
近年、ただの「メラミンスポンジ」だけでなく、クエン酸や重曹が染み込ませてある商品も発売されています。メラミン樹脂ではないスポンジが貼りつけてあったり、ナイロンたわしが付帯していたりと、アレンジを施した商品も増えています。
それぞれ意味や意義があるものですが、自分が購入する際には、それがあったほうがいい理由を明らかにしておきましょう。
エキスパートからのアドバイス 商品によって違いがある!
住生活ジャーナリスト
メラミンスポンジは、メーカーや商品間での差別化がつけにくく、一見どれも同じように見えてしまいがちです。そんなメラミンスポンジも実際にはかなり個体差があり、びっくりするほど汚れ落ちに違いが生じることがあります。
自分はどこのなにを綺麗にするのか、この商品に何を期待しているかを明確にしてから商品選定に向かいたい道具です。
メラミンスポンジおすすめ9選 水垢や黄ばみ、サビなどの汚れ落としに!
ここからは、おすすめのメラミンスポンジをご紹介します。使いやすい商品を見つけみてください。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする メラミンスポンジの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのメラミンスポンジの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
メラミンスポンジを使うときの注意点 正しい使い方を知ろう!
メラミンスポンジは、掃除する素材によって使えるものと使えないものがあります。正しい使い方を知っておきましょう。
メラミンスポンジを使える場所
メラミンスポンジはこすって汚れを削り落とすものなので、その研磨力よりもかたければキズをつけずに使える素材だといえます。
ガラス、鏡、陶器・磁器、タイル、プラスチック、ステンレスなどのかたい金属は、メラミンスポンジを使ってもいい素材。キッチンや風呂場、洗面所、トイレなど、家中の掃除に使えるでしょう。網戸の汚れもかんたんに落とせるので、窓掃除も水とメラミンスポンジだけでできます。
ただし、表面に特殊加工やコーティング、塗装、プリントなどが施されたものは、メラミンスポンジでこすることでそれらがはがれてキズついてしまいます。くもり止め加工された風呂場の鏡や鏡面仕上げのステンレスシンクというように、メラミンスポンジを使える素材でも特殊加工などを施したものは身近にあるので、要注意です。
メラミンスポンジを使ってはいけない場所
メラミンスポンジを使える素材でも、表面に特殊加工やコーティング、塗装、プリントなどが施されたものには、それらがはがれてキズがついてしまうのでおすすめできません。
くもり止め加工の鏡や鏡面仕上げのシンクのほか、防汚加工されたトイレの便器、コーティングされた床、テフロン加工のフライパン、漆塗りの食器など、気をつけなければならないものはいろいろあります。車のボディやガラスも塗装や加工が施されているので、使わないようにしましょう。
木、大理石、金属のなかでも硬度が低い金などはやわらかく、素材自体がキズついてしまうので注意が必要です。また、歯、爪などの人体にも使用してはいけません。
歯の黄ばみが気になる人には「歯専用」も! 歯磨きのおともに!
基本的には家の掃除に使用するメラミンスポンジですが、最近では歯の黄ばみをケアすることができる「歯専用」の商品も販売されています。
なお、歯を磨くのに使用したいときは、歯専用の商品を使うようにしてください。
広栄社 クリアデント『歯のピーリングスポンジ』
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メラミンスポンジを上手に使って家中ピカピカに
メラミンスポンジは、水をつけてこするだけで汚れを落としてくれる、便利な掃除グッズです。いつの間にかついてしまった水アカや茶渋などの落ちにくい汚れも、すっきり落としてピカピカにしてくれます。
しかし、その仕組みは「汚れを削り落とす」というものなので、掃除をする場所によってはキズをつけてしまうこともあります。使える場所・使えない場所を把握して利用することが大切です。メラミンスポンジの注意点をしっかり理解したうえで、家中をきれいに磨きましょう。
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木質プレハブ系大手住宅メーカー営業職出身。 主に住まい・暮らしまわりの記事を専門に執筆して約20年。企画、広告等多様な業務に携わる。 TBS系『マツコの知らない世界』に1000種類の掃除グッズを試した主婦として出演。 プライベートでは三女の母。