年末大掃除を効率よくおこなうための準備とポイントとは?
年末大掃除を効率よくおこなうために準備しておきたいこととポイントは、以下のとおりです。
・1カ所に割く時間を決める
・大掃除のスケジュールを決める
・大掃除用のチェックリストを作る
・邪魔なものはどかし、大掃除に必要な道具を事前に用意する
・便利アイテムを用意する
・大掃除は「奥から入り口へ、上から下へ」を心がける
・大掃除する場所の順番を決める
・捨てるかどうか迷ったら後で決める
・不用品回収業者を利用する
それでは、年末大掃除を効率よくおこなうために準備しておきたいこととポイントについてご説明しましょう。
1カ所に割く時間を決める
年末大掃除が効率よく進まなくて悩んでいる人に多いのが、1カ所に多くの時間を割いてしまっているケースです。
家中の大掃除をする以上、1日または数日ですべての部屋の掃除を終わらせるには1カ所に多くの時間を割いていては終わりません。1カ所に割く時間をどのように設定するかどうかで、年末大掃除の効率が大きく変わってくるでしょう。
ただ、時間を設定するときに忘れてはならないのが、掃除中に懐かしいものを見つけて時間をとられたり、捨てるかどうかで悩んだりしてしまうことです。余計に時間をとられてしまう可能性があることを考えるなら、余裕を持って時間を設定することが大切です。
大掃除のスケジュールを決める
年末大掃除を効率よく進めるには、事前にスケジュールを決めておくのがポイントです。
年末大掃除をおこなうときに困りやすいのが、掃除する場所が多くてどこから手をつければいいのかわからないという点です。適当な場所から掃除をはじめても効率よく進めるのは難しいので、事前にスケジュールを決めておきましょう。
どこから掃除をはじめるのか、ひとりで掃除するのが難しい場所はどうするのか、高くて手が届かない場所はどうするのか、ものをどかさないと掃除できない場所はどこなのかなど、段取りや時間配分を決めてシミュレーションをおこなうのがおすすめです。
年末大掃除をはじめる時間帯ですが、基本的に午前中からはじめるといいでしょう。
午前中は風通しがよくなるので、空気の入れ替えをしながら進めていきましょう。
大掃除用のチェックリストを作る
年末大掃除でどこを掃除すればいいのかわからなくなったときのために、大掃除用のチェックリストを作っておきましょう。
チェックリストに必要事項を書き出しておくことで、掃除が終わった部屋からチェックを入れて二度手間を防ぐことができます。チェックリストがないと、次にどこを掃除すればいいのかわからなくなったり、きれいにするにはどうすればいいのか判断しにくくなったり、掃除してない部屋が発覚したりするような事態が防げるのがポイントです。
掃除に必要な道具にもチェックを入れることで同じものを買ってくることもありませんし、チェックリストを確認しながら掃除するので徐々にチェックが多くなってくると大掃除の終わりが見えやすくなります。
目に見えて大掃除が進んでいることがわかるため、モチベーションも上がりやすいでしょう。また、大掃除をおこなうときの注意点やメモを書いておくと、掃除がスムーズに進められます。
年末大掃除を複数人でおこなう場合は、お互いにチェックリストを確認して見落としがないようにしたり、作業量が偏らないようにすることが大切です。
邪魔なものはどかし、大掃除に必要な道具を事前に用意する
年末大掃除は限られた時間のなかで終わらせなければならないので、余計に時間をとられないように事前にできることをやっておきましょう。
掃除の邪魔になりそうな家具はすべてどかしたり、掃除しやすいように部屋を整理整頓したり、大掃除の前にカーテンを外したり、洗濯できる衣類をすべて洗ったりと、事前にできることをすべて済ませておくこと大掃除が非常に効率よくできるようになります。
また、大掃除の途中で足りないものを買うようなことがあると、大掃除が思うように進まなかったり、汚れが落としきれない場所があったり掃除できない場所が出てきたりする可能性があるでしょう。
大掃除をはじめる前に大掃除で使う道具や洗剤などをチェックして、すべて用意しておくのがおすすめです。
便利アイテムを用意する
年末大掃除をおこなうときは、掃除に便利なアイテムを用意すると効率よく掃除が進められます。
便利なアイテムは、以下のとおりです。
・歯ブラシ
歯ブラシはこまかい部分の汚れを落とすのに重宝する道具です。
現在使っている歯ブラシを掃除に使って、新しい歯ブラシにするといいでしょう。
・キッチンペーパー
キッチンペーパーは非常に利便性が高い道具で、意外と丈夫なうえに吸水性もあるので、頑固な汚れを落とすのに役立つ重曹やクエン酸、洗剤などを染み込ませることで汚れを手軽に落とせるようになります。
・不要になったプラスチック製のカード
プラスチック製のカードは薄くてしなやかなので、べたべたした油汚れや薄くついた石鹸カスなどの張りついた汚れを落とすのに役立ちます。
使わなくなったポイントカードなどが使えるため、掃除に使えるうえに使い終わったら処分できるので一石二鳥です。
・割り箸
割り箸に布を巻きつけることで、手が届かない場所の隙間などを掃除することができます。
隙間の汚れやホコリなどを巻きとったり、こびりついた汚れを落としたりするのにも役立つので、割り箸をもらったら年末大掃除のときまで保管しておきましょう。
・メラミンスポンジ
メラミンスポンジは水で濡らして擦るだけであっという間に汚れが落ちる利便性が高い道具です。
さまざまな場所の掃除に使用できるのでスムーズに掃除ができますが、ワックスが塗ってある場所やフローリングに使用すると傷つけてしまうので避けましょう。
・マイクロファイバークロス
マイクロファイバークロスもメラミンスポンジと同様にさまざまな場所をきれいにすることができるので、何枚も用意しておくといいでしょう。
乾拭きでも水拭きでも使える汎用性の高さが大きなポイントです。
大掃除は「奥から入り口へ、上から下へ」を心がける
年末大掃除を効率よく進めるなら、「奥から入り口へ、上から下へ」を心がけましょう。
入り口から奥へ、下から上に掃除しても、せっかく掃除した場所にホコリや汚れなどが落ちてしまうので、また掃除しなければならなくなります。掃除の効率が著しく悪くなるうえに、二度手間になって時間効率も悪くなります。
基本的に最初に掃除をするのは天井からです。天井を掃除して床にホコリや汚れを落とし、次に壁や照明器具、家具と順番に掃除していくと、床に落とした汚れが溜まっていきます。高いところや奥の部屋から掃除して、最後に床をきれいにすることでスムーズに掃除ができるでしょう。
大掃除する場所の順番を決める
次に年末大掃除する場所の順番を決めていきます。
大掃除をするときは奥の部屋から順番でおこなうのがおすすめですが、住宅によって多少なりとも順番が違ってくることもあるでしょう。ただ、基本的にすでに掃除を終えてきれいにした部屋は極力汚さないようにして掃除する必要性があるため、部屋の順番にはこだわることが大切です。
特にこだわりがない場合、部屋を掃除する順番は以下のとおりです。
・ものの片づけ
・水回り
・キッチン
・各部屋の掃除
・床
・玄関
もちろん以上の順番は家庭によって大きく変わるでしょう。
普段から掃除が行き届いている場所があるなら、その場所を先に掃除するのもいいですし、水回りなどの掃除に時間がかかりそうなところからはじめてもいいでしょう。
捨てるかどうか迷ったら後で決める
年末大掃除中に時間をとられやすいのが、捨てるかどうか迷ったときの扱い方です。
懐かしいものが出てきて懐かしさのあまり時間をとられてしまうこともありますが、本当に捨ててもいいものかどうか迷って時間をとられることも多いでしょう。そんなときは、迷った時点で捨てられないので、とりあえず後回しにするのがおすすめです。
その場で捨てるかどうか決めなければならないわけではないため、迷ったものは邪魔にならない場所に一カ所にまとめておいて、掃除がひと段落したら捨てるかどうかを決めていきましょう。
複数人で掃除している場合は、迷ったときに捨てるかどうか聞いて判断するのもおすすめです。
不用品回収業者を利用する
年末大掃除でもうひとつの問題として挙げられるのが、大掃除で出た不用品の処分方法です。
大掃除を機に不要な家具や家電などが出てきた場合、ゴミのようにすぐに処分できるものではありません。そんなときに役立つのが、不用品回収業者の利用です。
不用品回収業者にはさまざまなメリットがありますが、注意したいデメリットもあります。しかし、自治体でも不用品を回収してくれるので、わざわざ不用品回収を別に依頼する必要性はないのではないかと思う人もいるかもしれません。
それでは、不用品回収のメリットとデメリットについてご説明しましょう。
不用品回収のメリット
不用品回収のメリットは、なんといっても自治体では回収してくれないものまで回収してくれることです。
自治体で回収されないテレビやエアコン、冷蔵庫、洗濯機、自動車のバッテリー、タイヤ、ピアノ、消化器なども不用品回収を依頼すればすべて回収してくれるので処分に困りません。
それぞれ処分方法が違うものでもまとめて回収してくれるため、処分方法がわからなくて処分に困っているものでもなんでも回収してくれます。
自宅まで不用品を回収しにきてくれるので、重いものを外に運び出す必要性もありません。優良な不用品回収業者かどうかを厳選して依頼することで、安心して不用品を処分することができます。
不用品回収のデメリット
不用品回収を依頼する場合、自治体に回収してもらうときよりも費用が高くなることがほとんどです。可能な限り費用を抑えたいなら、自治体で回収してもらえるものは自治体で回収してもらいましょう。
ただ、費用面に関しては自治体で回収できないものもまとめて回収してくれることを考えると、費用が高くなるのも無理はありません。相場を確認したうえで信頼できる業者に依頼するのがおすすめです。
また、最大のデメリットともいえるのが、悪徳業者が存在することです。
不用品をトラックに乗せた後で高額な料金を請求してくるうえに、断ったら不用品をその場に降ろされてしまったり、無料回収と謳っていたのに料金を請求されたり、断ったらキャンセル料を請求されたりと非常に悪質です。
もし料金を支払ったとしても、回収された不用品が山奥などの適当な場所に不法投棄されていることもあるため、信頼できる業者かどうかを見極める必要性があるでしょう。
悪質な業者かどうかを調べる方法は、以下のとおりです。
・固定電話番号がない
・ホームページがない
・無料回収をやたらと勧める
・ネットで口コミなどを調べる
・一般廃棄物処理業の許可を得ていない
特に一般廃棄物処理業の許可を得ているかどうかが重要なので確認することが大切です。
以上のいずれかでもあてはまるようであれば、その業者は信用できないので別の業者にしましょう。
大掃除は手際よく効率的に行いましょう!
年末大掃除を効率よくおこなうなら、事前の準備が非常に重要です。
事前にどこをどのように掃除していくのか、年末大掃除に必要な道具や洗剤をそろえたり、チェックリストをつくったり、1カ所に割く時間を決めたりと、どれだけ計画性を持って臨めるかどうかがポイントです。
いかに効率よく進められるかどうかが重要なので、掃除をする人全員で協力して年末大掃除に臨みましょう。
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
モノ以外のサービス全般を担当。趣味~実用系のサブスクをはじめ、日常生活を快適かつ豊かにするおすすめ情報やハウツー情報までをカバーしている。