いりごまの選び方 フードスタイリスト・料理家に聞く!
フードスタイリスト・料理家である江口恵子さんに、いりごまを選ぶときのポイントを教えてもらいました。ぜひ参考にしてみてください。
焙煎具合で選ぶ
フードスタイリスト・料理家
いりごまとひと言でいっても、メーカー、商品によって焙煎具合に差があります。「とにかく、ごまの香り好き」という人には、深煎り、焙煎強めのタイプがおすすめ。
封を切った瞬間から香ばしい香りがしてきて、噛むとさらにその香りが広がります。ただし味の面では、少し苦みを感じたり、甘味やコクが物足りないと感じる人もいるかもしれません。香りと甘み、どちらを優先させたいかで焙煎具合を選ぶといいでしょう。
黒ごま、白ごま、金ごまの色で選ぶ
フードスタイリスト・料理家
ごまには黒、白、金と色の種類があります。
白ごまの特徴はマイルドで素材の邪魔をしなくて万能な点。
金ごまの特徴は値段的に少し割高になりますが、白ごまより甘味とコクがあり香りも豊かなところです。
黒ごまの特徴は香ばしさが一番強く、味も香りもしっかりしていて美味しいこと。ただ料理などに色をつけたくないときには不向きです。逆に、ケーキやパンの生地に色をつけたり、野菜料理の仕上げに振って黒い色を活かしたいときは、黒いりごまを選ぶといいでしょう。
有機JAS認証のものを選ぶ
フードスタイリスト・料理家
国産のごまはとても貴重で、生産量が限られていますが、外国産のものでも有機JAS認証をとっている商品もいくつもあるので、それらを選ぶと品質、味に間違いがないと思います。
有機JAS認証を取るためには、厳しい基準をクリアする必要があるため、一定レベル以上の質と味を期待できます。有機JAS認証のごまだと粒の大きさもそろっていて、味も雑味がなく甘味のあるいりごまが多いです。
いりごまのおすすめ7選 フードスタイリスト・料理家が厳選!
ここまでの選び方のポイントをふまえて、フードスタイリスト・料理家の江口恵子さんと編集部で厳選したおすすめのいりごまを紹介します。ぜひチェックしてみてください。

かどや製油『香(かおり)いりごま(白)』












出典:Amazon
内容量 | 60g×10袋セット |
---|---|
ごまの色 | 白ごま |
有機JAS認証 | ‐ |

カタギ食品『有機いりごま白 70g』

出典:楽天市場
内容量 | 70g |
---|---|
ごまの色 | 白ごま |
有機JAS認証 | あり |

真誠『皮むきタイプ いりゴマ』

出典:Amazon
内容量 | 500g |
---|---|
ごまの色 | 白ごま |
有機JAS認証 | - |

金ごま本舗『国産金ごまいりごま』




出典:楽天市場
内容量 | 30g×10袋セット |
---|---|
ごまの色 | 金ごま |
有機JAS認証 | - |
みたけ食品工業『有機いりごま(白)80g』










出典:Amazon
内容量 | 80g |
---|---|
ごまの色 | 白ごま |
有機JAS認証 | あり |
ムソー『有機いりごま・黒』

出典:Amazon
内容量 | 80g |
---|---|
ごまの色 | 黒ごま |
有機JAS認証 | あり |
オーサワジャパン『オーサワの有機いりごま(白)』

出典:Amazon
内容量 | 80g |
---|---|
ごまの色 | 白ごま |
有機JAS認証 | あり |
「いりごま」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ごまの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのごまの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかのごまのおすすめはこちら すりごまや洗いごまなどもチェック
料理のアクセントになるだけではなく、食べると豊かな風味も感じられるごま。きんぴらごぼうや白和え、ドレッシング作りなど料理には欠かせない食材です。しかし、黒ごまや白ごま、金ごまなど色の違いや種類など、気にするポイントが多くてどれを買えばよいのかわからないという方も多いでしょう。そこで、料理研究家...
料理に彩りをそえるすりごまは、メインの味や風味を引き上げる重要な食材です。本記事では、フードスタイリスト・料理家の江口恵子さんにすりごまの選び方やおすすめ商品を教えてもらいました。この記事で解説する選び方のポイントと、記事後半にある通販サイトの最新人気ランキング、通販サイトの口コミなども参考に...
洗いごまとは収穫後のごまを精選した後、水で洗浄し、加熱乾燥したもので、生ごま、乾ごまともよばれます。一方いりごまは、洗浄したごまを香ばしくなるまで焙煎し販売しているものです。洗いごまはそのままでは食べられないので、使用する際は加熱・調理する必要がありますが、手間をかけて好みの加減に炒る楽しみが...
料理研究家・松本葉子さんに選び方からおすすめ商品まで教えてもらいました。ごまは栄養価が高く、香りや風味があるので人気がありますが、とくに注目したいのがねりごまです。ペースト状になっているので普通のごまよりも料理に使いやすく、なかにはスイーツに使えるものもあります。ごまの種類や産地、製法などでも...
フードスタイリスト・料理家からのアドバイス
フードスタイリスト・料理家
使用頻度と使い方でタイプを選んで
ごまは、粒のままで保存するほうが鮮度が長持ちします。粒ならではの食感とビジュアルをいかして、料理だけでなくお菓子作りやパン作りにいりごまを使うのもおすすめです。
白、黒、金の色の違いのほかにも皮むきタイプなどがあり、種類が豊富。作りたいものに合う香りや味、見た目を考えながら選びましょう。消化の良さと口当たりの良さでは、皮むきタイプがおすすめです。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2021/1/18 商品価格情報の修正のため、記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 中村亜紀子)
ナチュラルフード&スイーツカフェ ORIDO吉祥寺オーナー。 雑誌、広告、WEBサイトなどで、素材感、空気感のあるスタイリングと実生活に根付いた提案が人気。 講演会、料理教室、ケータリング、カフェとあらゆるシチュエーションで野菜たっぷりのおいしくて体に優しい料理を伝えるべく活動中。