初心者向けホームベーカリー人気おすすめ16選！コスパ最強の一台はどれ！コンパクトで安いモデルも

焼きたてのパンをその場で食べられるホームベーカリー。今や各メーカーからさまざまな機能を備えたホームベーカリーが発売されており、特別な知識や技術がなくても誰でも簡単にパンを作ることができます。

また、パン以外のレシピにも対応しており、例えば、ケーキやピザ生地、ジャム、ヨーグルトなどを作ることもできます。多機能性があり、一台でさまざまな料理を作れるので、ユーザーにとって便利です。

一方で、お手入れの手間がかかること、モデルによっては音がうるさいというデメリットもあります。

はじめてホームベーカリーを購入する人は、使いやすい操作パネルやプリセットされたプログラムを備えている初心者向けのホームベーカリーがおすすめです。

ホームベーカリーのイースト菌自動投入機能は、パン作りの過程で必要なイースト（酵母）を自動的に投入する機能です。通常、パン作りではイーストを生地に加えて発酵させる必要がありますが、この機能により、手動でイーストを計量して投入する手間を省くことができます。

イースト菌自動投入機能を備えたホームベーカリーでは、事前にメニューに必要なイーストの量を設定します。ホームベーカリーがパンの生地をこねる段階で、適切なタイミングでイーストが自動的に生地に加えられます。正確なイーストの量と適切なタイミングで発酵が始まり、美味しいパンが作られます。

このように、イースト菌自動投入機能は、特に初心者にとって便利な機能です。イーストの計量やタイミングを正確に把握することが難しい場合でも、この機能を使用することでいつも美味しいパンを作ることができます。

それでは、初心者が押さえておきたい選び方のポイントをご紹介します。ポイントは下記の5つです。

【1】価格
【2】容量
【3】静音性
【4】メニューの数
【5】機能面

上記の5つのポイントをおさえることで、より自分にあったホームベーカリーや、欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

ホームベーカリーは、大きく分けて

・基本機能のみを持つシンプルなタイプ
・豊富な機能を備えて本格的なパン作りを行える多機能・高機能タイプ

があります。
ホームベーカリーを初めて使う人、とにかくパンを焼いてみたい人なら、基本機能を搭載するシンプルなタイプがおすすめです。価格は1万円台という手ごろさなので、手が出しやすいですね。

本格的にいろいろなパンを作ってみたいなら、多機能・高機能タイプを選びましょう。パン生地の練り具合や温度などを細かく調整できるので、好みにあったパンを作ることができます。多機能・高機能タイプの平均価格帯としては、2万5千円～3万円台が主要です。

なかには天然酵母やライ麦、アレンジパン、つきたて食感の餅や、とろける生キャラメルも作れる高機能タイプは4万円以上の高級モデルも販売されています。

ホームベーカリーは、製品によって焼きあがるパンの容量が1斤、1.5斤、2斤と異なります。家族の人数が多い場合や、焼いた翌日も食べたい場合は、容量が大きめのタイプがおすすめ。毎日焼くのか、まとめて焼いて冷凍するかも検討してサイズを選びましょう。

ただし、容量が大きくなるとその分ホームベーカリー本体のサイズも大きくなるので、置き場所が確保できるか確認しておく必要があります。また、2斤タイプで1斤サイズのパンを焼くと、一般的な食パンの形とは違う背が低いパンが焼き上がる場合もあります。

ホームベーカリーが動作中に発する稼働音もまた大切なポイントです。たとえば、音が周囲に響きやすい集合住宅に住んでいる人や、小さい子どもがいる家庭などには、稼働音の静かなモデルがおすすめです。

操作音を抑えたり、焼き上がりのブザーを消したりできる、静音性の高いモデルなら、夜間や早朝でもパンを作ることができます。朝一番に焼きたてのパンを食べたいなら、静音性もチェックしておきましょう。

ホームベーカリーは、白パン、全粒粉パン、フランスパンなどなどといった基本的なパンの種類を作ることができます。また、シナモンロール、ピザ生地、バゲットなど、特殊なメニューのための専用の設定やレシピも提供されている場合があります。

その他にもクッキー生地、パイ生地などお菓子の生地を発酵させたり、おもちやヨーグルト、甘酒、ジャムやコンポートを作るための設定も備わっているものもあります。

ただし、すべてのモデルが上記に挙げたメニューを搭載しているとは限らないので、作れないメニューも確認しておくと購入後も安心です。

多機能・高機能タイプのホームベーカリーでは、食感や焼き具合にこだわった、パン好きのためのこだわりパンを焼けるメニューが充実。温度管理が難しい天然酵母パンや、吸水率が低く扱いが難しい国産小麦のパンにこだわりたいパン好きの方におすすめです。

ホームベーカリーは、パンを焼く基本機能だけでなく、パン以外のさまざまなメニューをつくれるレシピ機能や、タイマー機能、早焼き機能のほか、「室温センサー」と「庫内温度センサー」で、季節や運転時の室温の変化によってイーストの混ぜこみタイミングやプログラムも自動で調整してくれる機能など、実にさまざまな機能が備わっています。

パンづくりの失敗として多いのは、夏の過発酵、冬の発酵不足。どんなときでも安定してパンを焼くために、本来は、温度に合わせてイーストを入れるタイミングを調整する必要があるのです。

精度の高いイーストの自動投入機能があれば、いつでも安定した仕上がりのパンを作ることができます。

具材の自動投入機能は、レーズンやチーズなどの具材を入れたパンを作る場合にとても便利です。

具材の投入のタイミングをアラームで知らせてくれる機能は、シンプルなホームベーカリーにも付いていますが、具材の自動投入機能があれば、自分で具材を投入する手間を省くことができます。また、やわらかい具材を潰さずにこねる機能もあります。スイッチを入れてほったらかしでもパンが焼きあがり、具材をたくさん入れたアレンジパンを作る人におすすめの機能です。

翌日の朝食に食べたいなら、「予約機能」「タイマー機能」があると便利。とはいえ、タイマー機能はほとんどの製品に備わっています。何時間後に予約が可能なのかと設定方法を確認し、ライフスタイルに合うか、設定が面倒でないかをみてみましょう。

朝イチに出来立てのパンを食べたい人は、夜の就寝前にタイマー機能で時間をセットしてくださいね。

一般的にホームベーカリーで食パンを焼くと、通常約4～5時間以上とかなり時間がかかります。製品の焼きあがり時間は必ずチェックしましょう。「早焼きコース」や「60分で焼けるメニュー」を用意している製品もあります。

ホームベーカリーは各メーカーごとに機能やデザインなどが異なります。人気メーカー4社のホームベーカリーの特徴をご紹介します。

シロカのホームベーカリーは「パンを焼く」という基本的な機能に徹した商品をラインナップ。シンプルなデザインで、対応できるメニューも多機能モデルに比べると控えめで、食材の自動投入機能も付いていません。

しかし、機種によっては操作音や焼き上がりブザーを消すことができるマナーモードを搭載していたり、食パンやアレンジパンなど、ホームベーカリーで作れるメニューを掲載したオリジナルレシピブックを付属していたり、楽しいパンライフを送ることができるはず。

低価格帯のモデルが多いので、シンプルなホームベーカリーを探している人には、入門用ホームベーカリーとしてぴったりですよ！

パナソニックのホームベーカリーの特徴といえば、「自動投入機能」と「パン・ド・ミ」が代表的な機能です。

「自動投入機能」とはタイミングを計算し、あらかじめセットした具材を自動で投入してくれる機能で、具材を混ぜるときに機械のそばにいなくてもパン作りができます。

「パン・ド・ミ」とはフランス語で「中身のパン」という意味で、フランスパンと違い、皮よりも中身を味わうパンです。パナソニックの「パン・ド・ミ」コースは、外側をパリッと薄く、中身のクラムと言われる部分はもっちり、しっとりと食感豊かに焼き上げます。

オートメニューも充実しており、マーブルパンや具入りパンなどのパンも簡単に焼くことができます。パン以外にも、うどんやパスタ、ピザ生地なども作ることが可能です。

象印のホームベーカリーにはふたつのモデルがあります。コンパクトな「BB-HE10」と多機能モデルの「BB-ST10」です。

BB-HE10の機能はシンプルですが、もちもちとふんわりの2つの食感が選べる食パンコース、風味豊かな天然酵母パン、残ったお米を使った米粉パン、さらにジャムやケーキも作ることが可能です。

多機能タイプのBB-ST10には、底面から一気に高温加熱することが、パン生地をふっくら膨らませる秘訣に着目し、底面にヒーターを追加して素早い加熱と底面からの高火力を実現しミミまでやわらかいパンを焼きあげます。具入りパン焼きコースでは、甘納豆やベーコン、コーンなどのやわらかい具材も、形を残したまま焼き上げます。そのほか、めん生地やケーキ、ジャムなど手作りメニューの幅が広がります。

アイリスオーヤマのホームベーカリーは、スタイリッシュで多機能、かつコンパクトな「IBM-010-C」と、シンプルな「IBM-020-B」の2機種が発売されています。

IBM-010-Cは、24種類の自動メニューで「こね」「ねかし」「発酵」「焼く」の工程をそれぞれのパンに合わせた最適の時間で焼き上げるホームベーカリーで、子どもでも食べやすいふんわり食パンや、作って楽しいアレンジパンなどを掲載しています。文字列
グルテンフリーの米粉パンにも対応しているので、アレルギーをもったお子様でも安心して食べられます。

IBM-020-Bは、パン以外の9種類のメニューも充実していて、ピザ生地・うどん生地・パスタ生地などの生地メニューやジャム・もち・あんなども作れます。

使いこなせるかわからないし、まずは美味しい食パンを焼きたい…。

そういう方にはシンプルな機能のエントリーモデルがおすすめ。使う機能も必要なものだけとシンプルなのでわかりやすく、低価格帯なので、チャレンジしやすいですね。

続いては、便利なイースト自動投入機能付きホームベーカリーのおすすめランキングをご紹介します。こちらもぜひ参考にしてくださいね。

Amazon、楽天市場でのホームベーカリーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

ここでは、パンを上手に作る方法をご紹介します。はじめてパン作りに挑戦する人は以下を参考にしてみてくださいね。

ホームベーカリーには、ほとんどの場合、焼き色を調整するための設定が備わっています。メニューの中に「焼き色」や「色合い」などのオプションがある場合がありますので、適切な設定を選びましょう。

また、ホームベーカリーが予熱によって適切な温度になるまで待つことで、パンの表面に均一な焼き色をつけることができます。

焼きたてふっくら、もちもちのパンを楽しみたい。それならば、パン生地の水分量は重要な要素です。水分量が少ないとパンが硬くなり、水分量が多すぎるとパンがふわっとした食感になりにくいです。

ホームベーカリーのレシピに従いつつ、必要に応じて水分量を微調整してください。また、発酵の時間と温度をしっかり守り、適切な焼き時間と温度を管理しましょう。

このように、パンを作るだけのシンプルなものから、幅広いメニューに対応したものまで、機能性も価格帯もさまざまなホームベーカリー。まずは何をつくりたいのか、誰と、何人分を、どのくらいの頻度で作りたいのか、使用イメージをしっかり持つことで、あなたの家庭にぴったりのホームベーカリーの機種を絞り込むことができます。

毎日焼きたてのパンが楽しめる贅沢は格別です。ぜひ挑戦してみてくださいね。

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