炊飯器の価格相場
メーカーごとに違いはあるものの、炊飯器は価格によって「低価格モデル」「ミドルモデル」「高級モデル」の3種類で分かれています。
▼低価格モデル:5,000円〜2万円
各メーカーの低価格モデルは、5,000円〜2万円くらいが大体の価格帯です。
「とにかく低価格な商品がほしい」という人におすすめなのが、5,000円ほどで購入できるモデルです。マイコン炊飯方式を搭載し、機能も炊飯のみのシンプルなものが多いです。
一方で、「コスパの高い商品がほしい」という人におすすめなのが1万円〜2万円ほどのモデルです。IH炊飯方式を搭載しているモデルが多く、メーカーにより、炊き分け機能や急速炊飯といった付加機能を搭載したものも多いです。
しかし、低価格とはいえ、年々、ご飯の炊き上げのクオリティも上がっており、お米の味にこだわりがない人はこの価格帯でも充分満足できるはずです。
▼ミドルモデル:2万円〜5万円ほど
ミドルモデルとして展開されているのは、2万円〜5万円のものが多く、特に各メーカーが力を入れている価格帯になります。
このクラスになると、基本的に「IH炊飯方式」だけでなく、圧力をかけてより美味しく炊き上げる「圧力炊飯方式」を搭載しているモデルも多く登場してきます。
ご飯が美味しく食べられるだけでなく、急速炊飯といった便利機能や各メーカーが一番ウリにしている炊飯機能、独自技術などを搭載したモデルが多いです。「日々のご飯を美味しく食べたい」「家族に美味しいご飯を食べさせたい」といった人におすすめです。
▼高級モデル:5万円〜10万円以上
高級モデルは、各メーカーが炊飯機能や付加機能、内釜の素材など、こだわりにこだわって製造されたモデル。ほとんどが5万円以上で、商品によっては10万円を超えるモデルもあるなど、フラッグシップモデルとして展開しているケースがほとんどです。
日々美味しいご飯が炊けるだけでなく、お米の銘柄に合わせて炊き分けできる機能や、炊飯以外に煮物やパンといったご飯以外の調理が可能なモデルもあります。
最高級のモデルとして売り出している製品が多いため、予算に余裕があり、ご飯に妥協したくないという人におすすめです。
格安な炊飯器おすすめ10選
それでは、格安な炊飯器のおすすめ商品をご紹介いたします。
▼1万円以下のモデル|価格重視の人向け
▼1万円〜2万円のモデル|コスパ重視の人向け
各種類のおすすめ商品をすぐに見たい方は、ぜひ上記のリンクをクリックしてください。
【 商品選定の基準について 】
選んだ商品は、「炊飯器の価格相場」で紹介した5,000円〜2万円に収まる商品を選定。(税込)
▼「とにかく安い商品がほしい」という人向けに1万円以下のモデル
▼「コスパのいい商品がほしい」という人向けに1万円〜2万円のモデル
の2パターンで計10商品選定しています。
また、商品は炊飯器の主要7メーカーである「ZOJIRUSHI(象印)」「TIGER(タイガー)」「Panasonic(パナソニック)」「MITSUBISHI(三菱電機)」「HITACHI(日立)」「TOSHIBA(東芝)」「アイリスオーヤマ」から選定しています。
※価格は2023年4月26日時点のAmazonの価格を参考にしています。
※Amazonにて商品が欠品・販売終了の場合は楽天の価格を参考にしています。
※機能が似ている商品が2商品以上あった場合は、より価格が安いものを選定しています。
▼1万円以下のモデル|価格重視の人向け
ひとり暮らしにぴったりなコンパクトなデザイン
1回に炊けるのは1.5合とコンパクトながら、おいしいご飯が炊ける炊飯器。シンプルなデザインと操作性が魅力で、ひとり暮らしにぴったりです。
短時間でご飯が炊ける早炊き機能や、保温・予約機能もついています。炊飯容量が少量のため、ダイエット中の方にもおすすめです。
■楽天価格:¥5,337 ( 2023年4月26日時点 )
煮込み料理も楽しめる
スイッチひとつのシンプル操作で、炊飯やかんたんな煮込み料理ができるミニクッカーです。ごはんは1.5合まで炊けるので、一人暮らしでごはんを炊く場合や手軽な料理を楽しみたい人にぴったりなアイテム。
調理の様子がみやすいガラスふたを採用しています。内なべはフッ素加工がなされているので、お手入れしやすく扱いやすくなっています。
■Amazon価格:¥5,482 ( 2023年4月26日時点 )
シンプル設計なのに本格煮込み調理もできる
食べたい時間に予約ができるので、帰宅後すぐに黒遠赤厚釜のふっくらおいしいご飯が食べられます。ボタンやメニューが少ないので、シンプルな使い心地を求めている方向きです。
マイコン式のよさは炊きムラが少ないこと。最初は高温で熱し、徐々に加熱温度を下げ、じっくり加熱してくれるので、お肉がトロトロの本格的なシチュー、カレーなどの煮込み料理にも便利です。
■Amazon価格:¥7,980 ( 2023年4月26日時点 )
充実の機能をそろえた高コスパ商品
ひとりからふたり用の量のお米が炊ける、3合炊きのマイコン式炊飯器。
おいしいご飯が炊けるだけでなく、おかゆ・おこわといった9種類のヘルシーメニューが自動で作れる機能のほか、お米の銘柄に合わせて火力と加熱時間を自動で調整してくれる機能もついています。
一人暮らしや二人暮らしで、価格を抑えたいという方にピッタリな商品です。
■Amazon価格:¥7,980 ( 2023年4月26日時点 )
つゆ防止ふたヒーターを搭載している炊飯器
ご飯は長時間保温状態にすると、炊飯器のなかの水蒸気がご飯につき、びちゃびちゃになってしまう事があります。この炊飯器はつゆ防止ふたヒーターを搭載しているため、長時間保温してもご飯のおいしさをキープしてくれる商品です。
価格も比較的安く、お手入れも簡単なので炊飯器をはじめて購入する方にピッタリですよ。
■Amazon価格:¥9,800 ( 2023年4月26日時点 )
1台で何役もこなせる!コスパ◎
タイガーのマイコン炊飯器の中でも一番厚い約3mmの「遠赤黒特厚釜」とお米一粒一粒に熱を伝える「釜包み高火力炊きあげ」でお米の芯までふっくらつやつやにおいしく炊きあげられる炊飯器です。3合炊きでサイズもコンパクトなので一人暮らしの方にもおすすめです。
パンの発酵やローストビーフ、煮込み料理なども作れるのでこれ1台でさまざまな料理にも挑戦できます。
■Amazon価格:¥9,145 ( 2023年4月26日時点 )
▼1万円〜2万円のモデル|コスパ重視の人向け
備長炭の力でよりふっくらした炊きあがりに
釜には備長炭が使われている炊飯器です。備長炭の力で、遠赤外線放射量が上がるのでふっくらとしたご飯を炊くことができます。さらに、2段になったIHと側面のふたにヒーター機能がついているので、一気に熱を与えおいしいご飯を炊くことができる優れものです。
お寿司やカレーを美味しくする「すし・カレーコース」も用意されており、いつもの夕飯も美味しくなるはずです。
■Amazon価格:¥12,409 ( 2023年4月26日時点 )
調理機能と使いやすさが魅力
さまざまな炊飯機能に加え、煮込み調理機能が搭載されている炊飯器。じっくり蒸らしながら炊き上げる極上炊きはお米の粘りと甘みを引き出します。また、内窯に取っ手がついているため、内窯の出し入れも簡単。炊飯器の掃除やお米を洗うさいに役立ちますよ。
料理が苦手な方やはじめて炊飯器を購入する方にもおすすめの商品です。
■Amazon価格:¥13,600 ( 2023年4月26日時点 )
高火力でお米をふっくら炊き上げる
遠赤コート釜を搭載しており500Wの高火力で、お米全体をムラなく素早く炊き上げるのでふっくらしたご飯が楽しめます。0.5合からでもおいしく炊き上げることが可能で、一人暮らしの方にもおすすめ。
また、炊き込みごはんや、玄米、麦ご飯など、好みに合わせた炊飯コースが選べるため、料理の幅も広がります。ひたし時間を自動で調整する機能も搭載され、甘みのあるご飯も炊き上げることができます。
■楽天価格:¥15,353 ( 2023年4月26日時点 )
30時間保温してもおいしく食べられる
黒まる厚釜でお米が対流しやすく、豪熱沸とうIHの強い火力でふっくらと炊きあげます。家族の好みや料理に合わせてふつう・やわらかめ・かための3タイプに炊き分けられるのがポイント。「熟成炊き」でさらにふっくらとおいしく炊くことも可能です。
底センサーが保温温度を管理し、ごはんの水分量の減少を抑えるため、30時間までおいしく保温できます。比較的安い値段で買えるので、コスパを求める方にもおすすめ。
■Amazon価格:¥17,195 ( 2023年4月26日時点 )
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 炊飯器の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの炊飯器の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】そのほかの関連アイテムもチェック
まとめ|値段を抑えたいなら型落ち商品も狙い目
本記事では、炊飯器の価格帯や格安のおすすめ炊飯器をご紹介しましたが、いかがでしたか?
基本的に炊飯器は、6月〜8月ごろに各メーカーの新商品がラインナップされるという販売サイクルになっています。そのため、現モデル(のちに旧型になるモデル)の価格が安くなり始めるのが、新商品が出揃い始める7〜8月ごろとなります。
そのタイミングで家電量販店や通販サイトをはじめ、10月までに旧モデルを売り切ろうと特価販売を行います。より価格重視で購入したいという人は、8〜9月あたりを目安に商品価格をチェックしてみてください。
日本の主食であるご飯。「味にこだわりはないけれど、ご飯は欠かせない」という人は多いと思います。できるだけ価格を落として炊飯器を購入したいという場合は、ぜひ本記事を参考に、自分にピッタリの商品を見つけてくださいね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
「家電・オーディオ」「パソコン・スマホ」「カメラ・ビデオカメラ」カテゴリーを担当する30代編集者。炊飯器を調べたのがきっかけで、家電やガジェット周りに興味が広がる。日々、ネット・雑誌から新商品をチェックするため、欲しい家電が増えすぎてしまう。現在はドラム式洗濯機購入のため貯金中。