「ピーナッツバター」のおすすめ商品の比較一覧表
ピーナッツバターの選び方 フードスタイリスト江口恵子さん直伝!
フードスタイリストで料理家でもある江口恵子さんへの取材をもとに、ピーナッツバターを選ぶときのポイントをまとめました。ピーナッツバターとひと口に言ってもさまざまなタイプがあります。
たんぱく質が豊富なものや甘くないもの、日々の用途に合わせて選ぶとより楽しく効果的に楽しむことができます。
加糖タイプ or 無糖タイプ
ピーナッツバターは、ピーナッツそのものの味を生かした無糖タイプ(ナチュラルピーナッツバター)と、子どもが好む甘みのあるタイプに分かれます。
甘いものだと体に悪いという印象を持っている方もしますが、無糖であれば問題ありません。カロリーも抑えられて、アレンジレシピにも使いやすいのがポイント。
無糖タイプは蜂蜜やメープルシロップなど、好みのものを混ぜたり、上からかけたりと調整できるのがうれしいです。
どちらのタイプも料理やお菓子の素材に使えます。
クリーミー or クランチタイプ
ピーナッツバターは、大きく分けると、粒を残した粗びきクランチタイプとクリーミーでなめらかなタイプがあります。好みで選んでもいいですし、料理やお菓子の材料など、使うシーンに合わせて使い分けるのもありです。
クランチタイプのほうは粒入りで歯ごたえもあり、よりナッツ感や香ばしさを感じます。クリーミータイプは舌ざわりがよくなめらかで、塗ったり混ぜたりしやすいです。
どちらもそのままトーストなどに塗ってジャムの代用ができるほか、おかずの隠し味にしたりもできるので使いやすくなっています。
焙煎が深め or 浅め
ピーナッツバターは比べてみると、色にもかなりの差があるのがわかります。色の濃いめのものは焙煎が深く香ばしいタイプ。色が薄いものはクセのない穏やかな香りです。
スーパーで購入することができるので、見比べてみてください。メーカーによってもかなり違ってくるのでおもしろいですよ。
パンやクラッカーに塗ったり、お酒と合わせたりするには香ばしいタイプがおすすめ。野菜料理や繊細なお菓子には穏やかな香りの色の薄いタイプが使いやすいです。
国産にこだわるのもあり!
ピーナッツバターはアメリカンなイメージが強いかもしれませんが、落花生の産地、千葉県産のピーナッツを100%使用した国産のピーナッツバターも最近では増えています。繊細かつ香り高い風味が国産タイプの特徴です。国産ピーナッツバターは成分が異なり、乳化剤や香料、砂糖も無添加のものが多く、健康に気をつかう人でも安心して食べられます。
保存方法や賞味期限も大きく変わるので、あらかじめ見ておきましょう。海外産のものは輸入している分、値段も高く、甘いものが多かったりもします。
ピーナッツには良質のたんぱく質と脂質が含まれているので、品質にこだわって適量を食べることをおすすめします。
ピーナッツの含有量に注目!
砂糖や塩などを一切使用しておらずピーナッツだけを100%使用した商品は、ピーナッツそのものの味をダイレクトに感じられる点が一番の魅力です。しかし、パンに塗って食べるときに、ピーナッツバター自体が堅いために、均一に伸ばしづらいという点には注意が必要です。
反対に砂糖や塩でピーナッツを伸ばしてあるタイプの商品は、ピーナッツの風味という点では若干劣りますが、パンに塗って食べやすいので、小さなお子さんやお年寄りのいるご家庭に適しています。
素材の味を重視する人はピーナッツの含有量が多いタイプを、食べやすさを重視する人はピーナッツの含有量が低めでパンなどに塗って食べやすいタイプの商品を選ぶのがおすすめです。
また、ピーナッツを100%使用した商品は、保存状態によっては瓶の中でピーナッツバターと油が分離してしまうことがあります。寒い時期などは堅くてかき混ぜにくいですが、少し温めてスプーンなどでかき混ぜてあげれば品質的には問題ありませんので、おいしくいただくことができますよ。
使い切れる容量を選ぶ
「ピーナッツバターを毎日でも食べたい」「料理にもドンドン使いたい」「家族が多いので消費するのが早い」という人には、コストパフォーマンスを重視してビッグサイズの商品を選ぶのもひとつ。一般的なピーナッツバターの内容量は150~350グラムといったところですが、大容量タイプの商品は1キロを超えるものもあり、小分けに瓶詰めされたものよりもコストパフォーマンスに優れていることがあります。
ただし、ピーナッツバターは比較的日持ちがする食品とはいえ消費期限もあります。コストパフォーマンスを重視するあまり、消費期限までに食べきれないほどの商品を購入してしまわないようにしたいですね。開封後は早く食べたほうがいいので、小分けのボトルを複数セットで購入するのもおすすめです。
【料理家イチオシ】ピーナッツバターおすすめランキング8選 フードスタイリスト江口恵子さん厳選!
上で紹介したピーナッツバターの選び方のポイントをふまえて、フードスタイリスト・江口恵子さんにおすすめのピーナッツバターを選んでもらいました。
「どれもおすすめだから……」と悩みつつ、ピーナッツバターの個性を比較して江口さんが選んだピーナッツバターのランキング、果たして1位は? ぜひご覧ください!

第1位 ALISHAN(アリサン)『ピーナツバタークランチ』

出典:Amazon

第2位 fruveseel(フルベジール)『渋皮のまま仕上げたピーナッツバター ノンシュガータイプ』
















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第3位 千葉豆乃華 『ピーナッツペースト』

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第4位 三育フーズ 『ピーナッツバター』

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第5位 KANPY(カンピー)『ピーナッツバター(種子島産粗糖使用)』






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第6位 HAPPY NUTS DAY(ハッピーナッツデイ)『ピーナッツバター 粒あり』












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第7位 Pic's Peanut Butter『ピックスピーナッツバター あらびきクランチ』
















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第8位 明治屋『ピーナッツバタークランチ』








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軽いクランチと絹のようななめらかさのハーモニー
かなりクリーミーな、絹のような舌ざわりの中に、軽い噛みごたえのクランチ。ほどよい甘さと塩味が効いていて、大人むけピーナッツバターといった印象です。
ピーナッツのロースト具合は、深すぎず浅すぎずで、品よくバランスのいいあと味。パンにたっぷり厚塗りにしても、くどくならず、飽きません。ピーナッツ自体の味もしっかりしているので、甘酸っぱいジャムと一緒にパンやクラッカーに乗せて食べるのもおすすめです。また、野菜との相性もよい甘さ加減なので、ピーナッツバターソースにしたり、醤油でのばしたりして、ゆでた野菜のピーナツ和えもおすすめの食べ方です。
【定番&個性派】ピーナッツバターおすすめ11選 まだまだあります! フードスタイリスト江口恵子さんと編集部が厳選!
惜しくもランキングからは漏れてしまったものの、まだまだおすすめしたいピーナッツバターはあるというフードスタイリスト・江口恵子さん。初心者にもおすすめの食べやすい定番アイテムから、砂糖も食塩も不使用のもの、ココナッツ入りのものなど、少し珍しいタイプまで、順不同で紹介してもらいました。
編集部からも、コストパフォーマンスのいいピーナッツバターや、昔懐かしい味のピーナッツバターをおすすめしています。

SMUCKER'S(スマッカーズ) 『ナチュラルクリーミー ピーナッツバター』






出典:Amazon

SKIPPY(スキッピー)『ピーナツバターチャンク』

出典:Amazon

ALISHAN(アリサン)『ピーナツバタースムース』

出典:Amazon

サンクゼール『ピーナッツバター』

出典:楽天市場

TOMIZ cuoca『ピーナッツクリーム』

出典:Amazon

アヲハタ『ピーナッツクリーム』












出典:Amazon
WHOLE EARTH(ホールアース)『オーガニック ピーナッツバター(クランチ)』






出典:Amazon
Daishow(ダイショウ) 『ピーナツバタークリーミー』






出典:Amazon
カンピー『ピーナッツバター(無糖・無塩)』

出典:Amazon
ジェイビーズファクトリー『ピーナッツバター クランチ』

出典:Yahoo!ショッピング
デキシー『ピーナッツクリーム』

出典:楽天市場
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ピーナッツバターの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのピーナッツバターの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【Q&A】ピーナッツバターに関するよくある質問
▶ピーナッツバターの栄養は?

ピーナッバターは不飽和脂肪酸、ビタミンE、マグネシウム、葉酸など私たちの体に良い効果をもたらす豊富な栄養素を含んだ食品です。
最近ではりんごダイエットに代わって、ピーナッツバターダイエットなんかも広まりつつあります。
アスリートの間では、減量期にピーナッツバターを使うという方も多いです。オートミールとの相性も良いようで、マイプロテインからは専用のピーナッツバターも出ています。
▶ピーナッツバターのカロリーは?

スプーン1杯のピーナツバターのカロリーは約77kcalです。100gあたり640kcalになります。比較的高カロリーなので、1日の摂取量はスプーン1杯から2杯程度にしましょう。
フードスタイリストからのアドバイス
フードスタイリスト・料理家
違いを知れば自分好みのピーナッツバターが見つかる
「ピーナッツバターは甘くてねっとり」、そんなイメージはもう古いようです。
乳化剤をはじめ砂糖や香料不使用で、素材そのものの味を生かした商品がたくさん売られています。国産のものは比較的味も香りも穏やかでクセもなくやさしい味。海外製品の多くは、オーガニックや無添加のもので、香ばしい香りが特徴です。
粒の残っているクランチタイプ、なめらかなクリームタイプと両方を出しているブランドもたくさんあります。どちらが良い悪いというより、好みで選んで、楽しんでください。
自分の好みにあったものを選ぼう ピーナッツバターは種類豊富で使い方いろいろ!
おいしいばかりでなく、美容や健康効果も期待できるピーナッツバター。フードスタイリストで料理家の江口恵子さんのアドバイスやおすすめ商品を紹介してきました。ピーナッツバターを選ぶときには、自分のニーズにピッタリな商品を選んでください。使い方もいろいろとあるピーナッツバターは、一度ハマってしまうと食卓に欠かせないものになるはずですよ。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
ナチュラルフード&スイーツカフェ ORIDO吉祥寺オーナー。 雑誌、広告、WEBサイトなどで、素材感、空気感のあるスタイリングと実生活に根付いた提案が人気。 講演会、料理教室、ケータリング、カフェとあらゆるシチュエーションで野菜たっぷりのおいしくて体に優しい料理を伝えるべく活動中。