キッチンクロスとは?
キッチンクロスとは、キッチン(台所)で使うふきんのこと。吸水性、速乾性、耐久性にすぐれたものが多く、さまざまな使い方ができます。
食器の水気を拭き取るディッシュクロス(食器拭き)として、洗った食器を置く水切りマットとして、手拭きとしても使えます。ほかにも活用法は幅広いのでご紹介します。
ランチョンマットとして
テーブルのうえに敷けばランチョンマットにもなります。その日のメニューに合わせて、ランチョンマットを敷くことで、食卓が更に彩り、気分もあがりますよね。
テーブルクロスとして
さまざまなサイズがあるので、小さなテーブルであればちょっとしたクロスとしても使えます。一人暮らしの方にもおすすめですよ。
気になる場所の目隠しにも
ごちゃつきがちな食材をおおって目隠ししたり、家電にかぶせてホコリよけに使ったりすることができます。インテリアに合わせて色味を選ぶことで、生活感を隠せます。
キッチンクロスの選び方
ここからは、キッチンクロスの選び方をご紹介します。ポイントは下記のとおり。
【1】素材
【2】サイズ
【3】デザイン
これらのポイントを抑えて、キッチンクロスを選びましょう。一つずつ解説していきます。
【1】素材をチェック
キッチンクロスの素材はコットンやリネン、セルロースとコットンを混紡したスポンジワイプが主流です。それぞれの特徴をみていきましょう。
コットン(綿)|お手拭きにも最適
身近な素材であるコットン(綿)は、吸水性があって扱いやすく、キッチンクロスとしても昔から親しまれている素材です。
やわらかな肌触りなので、手拭きとして使うのがおすすめ。リーズナブルで、じゃぶじゃぶ洗えて丈夫、汚れもからめ取ってくれるので、台拭きにも向いています。
コットンのキッチンクロスは、厚みがあると乾きの遅さを感じることも。また、食器を拭くと繊維がつきやすく、とくにガラス製の食器は毛羽が気になることがあります。
リネン(麻)|吸水性も速乾性も抜群
欧米でよく使われているリネン素材のキッチンクロス。リネンは麻の一種で、亜麻科のフラックスで作られた植物繊維です。使いはじめはかたさを感じることもありますが、使うほどになじんできて、長く使えます。
吸水性にも速乾性にもすぐれた素材で、濡れると強度が増し、毛羽も残りにくいので食器拭きにおすすめ。汚れが落ちやすく丈夫なので、台拭きにも使えます。
ただ、シワになりやすく、生地が少し縮んでしまうことがあります。肌ざわりはさらりとなめらかですが、コットンほどのやわらかさは感じないでしょう。
スポンジワイプ|食器の水切りにも
高い吸水性と速乾性で、最近注目を集めているのがスポンジワイプ。セルロースという木からとれる繊維素とコットンで作られている、天然素材のキッチンクロスです。
スポンジのように水を吸い込んですぐに乾くので、洗った食器を置く水切りマットにおすすめ。洗濯機で洗えて煮沸消毒もできるので清潔に使うことができ、毛羽立たず、切っても使えるので、食器拭きや台拭きなどさまざまな用途で使えます。
とても便利なスポンジワイプですが、乾くとかたくなって変形してしまい、収納しづらくなることがあります。また、乾燥したままでは吸水性が悪いので、水で濡らしてしぼってから使用しましょう。
【2】サイズを選ぶ
キッチンクロスは食器を拭く、お手拭きにする、家電などの目隠しにする、洗った食器を置いておく、ランチョンマットにするなどさまざまな使い方ができます。用途に合わせてサイズを選びましょう。
少量のお皿を拭いたり、台所を水拭きしたりするなら、中くらいのサイズ(30×40cmほど)、家族分のお皿を拭くなら大きめのサイズ(40×70cmほど)がおすすめ。手拭きや目隠しや食器置きの場合もある程度大きなもののほうが使い勝手がいいです。
なお、スポンジワイプであれば、切ってもほつれにくいので、必要なサイズに応じてカットして使うことができます。
【3】デザインもチェック
毎日使うキッチンクロスはお気に入りの色やデザインを選べば家事が楽しくなるものです。
無地・チェック・ストライプなどのシンプルなデザインのものであれば、キッチンのインテリアにもなじみやすいでしょう。
ヨーロッパの家庭で使用されているスポンジワイプはカラフルな北欧柄やおしゃれなデザインのものが豊富で、北欧好きな方にはもちろん、贈り物としても選ばれています。
キッチンクロスおすすめ
ここからは、キッチンクロスのおすすめ商品をご紹介します。サイズ別にアイテムをラインナップしているので、用途に合ったサイズからチェックしてみてください。
こちらからすぐチェック!
▼おすすめ12選|扱いやすい「定番サイズ(長辺~44cm)」
▼おすすめ8選|多用途に使える「大判サイズ(長辺45cm~)」
▼おすすめ12選|扱いやすい「定番サイズ(長辺~44cm)」
まずはキッチンクロスの定番ともいえるサイズをご紹介します。少量のお皿を拭いたり、台所を水拭きしたりするならこのサイズが扱いやすくておすすめです。
キッチンをピカピカにする極細繊維のふきん
キッチンの掃除におすすめのマイクロファイバーふきんです。マイクロファイバーは髪の毛よりも細い極細の繊維。その極細の糸のポリエステルとナイロンのすき間に汚れが入り込むので、油汚れもしっかりからめ取ることができます。
電子レンジや炊飯器、冷蔵庫などのキッチンにある家電のお手入れにもおすすめ。毛羽が出ないので食器拭きにも重宝します。フローリングワイパーに装着できるサイズです。
吸水性と放湿性に優れているタイプ
マーナのキッチンクロスは、吸水力と放湿性に優れているのが最大のポイントです。また、凹凸のある綾編みなので、汚れや水分をしっかりキャッチしてくれます。
拭きあとが残らずキレイに食器やテーブルを拭き上げられるので、拭きあとが気になる方に特におすすめです。
便利に清潔に使える使い捨てタイプのクロス
抗菌加工が施された不織布ふきんです。使い捨てタイプのキッチンクロスは、清潔に使えるというのがうれしいポイント。水に濡れても破れにくいので、何度か洗って使うこともできます。
1ロール50枚が4本セットで、全部で200枚。ミシン目が入っているので、かんたんにカットできます。キッチンでの食器拭きや台拭きはもちろん、キャンプなどのアウトドアでも便利に使えます。
シンプルでコスパがいい12枚セットのふきん
落ちワタとは、紡績工場で糸を作る工程で、綿をすくときに落ちる短い繊維で、通常は捨てられるはずの綿くずのこと。そんな落ちワタを有効活用しているのが「落ちワタ混ふきん」です。
吸水性がよく乾きも速いので、食器拭きや台拭き、掃除などに重宝します。素材の風合いをいかした生成りのふきんに、色糸の縁取りがアクセント。赤・白・青、各4枚ずつの12枚セットで、コスパのよさも注目ポイントです。
油汚れやキッチンのお掃除に大活躍!
「激落ちボアふきん」は、油汚れに強いタイプで、水拭きでカンタンに油汚れを落とせるお掃除クロスです。頑固な汚れには、中性洗剤を含ませて使用するとさらに落ちやすくなります。
ボア面が片面仕様なので比較的早く乾き、衛生的です。日本製で蛍光染料を使用していないのも安心ですね。
吸水性・吸油性にすぐれた高機能素材!
ポリエステルとナイロンを組み合わせた極細繊維マイクロファイバー製のキッチンクロスです。洗剤を使わずに汚れを落とせるので経済的で、更に吸水性・吸油性にもすぐれています。
10枚セットの商品なのでキッチンの水滴を吸い取るだけでなく、洗い終わった食器類の一時置き場など、さまざまな用途で活躍してくれます。
お掃除や水をこぼした時に頼れる吸水性!
吸水性のよいキッチンクロスをお探しの方にはこちらがおすすめ。「E.OCT」はデザイン性や機能性はもちろん、環境へのやさしさにもこだわっています。
こちらはセルロースとコットンから作られたキッチンワイプです。セルロースは吸水性にすぐれており、水をすばやくたくさん吸収する性質があるため、キッチン周りのお掃除や水をこぼした時にもさっとその力を発揮します。
小さめサイズが使いやすいカラフルな吸収クロス
天然植物繊維素であるセルロースを使ったキッチンクロス。吸水性がよく、自重の約10倍の水分を吸収できます。さらに乾燥も速いので衛生的に使え、水周りで大活躍してくれます。
18×20cmと小さめのサイズで手にフィットしやすく、使いやすいのもポイント。カラフルで楽しい色と柄で、キッチンを明るく彩る吸水クロス6枚セットです。
贈りものにもおすすめの華やかな縞模様のふきん
奈良県の工芸品である蚊帳生地を使った、縞(しま)模様がかわいい機能的なふきん。蚊帳生地を5枚重ねて縫い合わせたふきんは丈夫で、吸水性と速乾性にもすぐれているので、食器拭きや台拭き、手拭きなど、いろいろな用途で活躍します。
縞模様はアイ、スズラン、ヤマブキ、ツバキ、アヤメの5色。華やかでおしゃれなふきんは、ちょっとした贈りものにもおすすめです。
やさしい手ざわりで長く使える蚊帳生地ふきん
高級蚊帳生地を8枚重ねにした、雪のように白くシンプルなふきん。強度のある綿とやわらかさのあるレーヨンを組み合わせることで、汚れ落ちがよく吸湿性と放湿性にすぐれた、においのつきにくいキッチンクロスになっています。
使うほどにやわらかな手触りになっていき、丈夫で長持ち。最初は食器拭きや手拭き、次に台拭き、最後はぞうきんというように、用途を変えて長く使い続けられます。
▼おすすめ8選|多用途に使える「大判サイズ(長辺45cm~)」
家族分のお皿を拭いたり、目隠しに使ったりすることができる大判サイズ。大きかったら半分に折りたたんで使用することもでき、多用途に使えますよ。
「キッチンクロス」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする キッチンクロスの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのキッチンクロスの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
エキスパートからのアドバイス
使用途中の濡れているキッチンクロスは、フックなどにかけて保管すると使い勝手がよいものです。
また、キッチンで洗濯をしてそのままかけて乾かすこともできます。フックにかけて使いたい場合は、ループがついているかどうかを確認するとよいでしょう。
テーブルウェアアイテムもチェック
お気に入りのキッチンクロスで毎日の家事を楽しもう!
フードコーディネーターとして活躍中の佐々木ちひろさんへの取材をもとに、キッチンクロスの選び方や、おすすめのキッチンクロスを紹介しました。
毎日のように使うキッチンクロスだからこそ、機能性やデザインにこだわりたいですよね。この記事を参考に、お気に入りのキッチンクロスを探してみてくださいね。きっと毎日のお料理や洗い物が楽しくなりますよ。
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学生時代に栄養学を学び、製菓会社・食品会社のフードコーディネーターを経て独立する。 現在は書籍・WEB・企業などのレシピ考案やフードスタイリングを中心に活動する。 美味しい料理を作るため食材選びからこだわり、普段から居心地のよいキッチン作りや、効率よく仕事をするため機能性に優れた調理道具えらびを心がけている。