バウンサー用おもちゃの選び方 助産師に聞いた!
助産師の浅井貴子さんに、バウンサー用おもちゃを選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。
取りはずしや消毒、手洗いができるか
助産師
バウンサーのおもちゃには、取りはずしができるものとできないものがあります。取り外しができるとよだれや手の汚れなどで汚れたときにもかんたんに洗え、お気に入りのおもちゃをばらして手に持って単体で遊べるので便利です。赤ちゃんはおもちゃを口に入れて遊ぶことが多いので、プラスチックのように除菌シートで拭いたり、アルコール消毒できる素材がいいでしょう。プラスチック製のおもちゃで代表的なものには、「Oball(オーボール)」や「Tiny Love(タイニーラブ)」などがあります。
ただし、プラスチック製のおもちゃは落下したときなどに赤ちゃんに当たってしまうおそれがあります。おもちゃが落下しない工夫がされている商品や布製の商品、300gまでの重量を目安にして選ぶといいでしょう。マジックテープなどで取り付けてあるものははずれやすいので注意が必要です。また、布製のものは衛生的に保管するのが難しいので、汚れたときの対処法や洗濯方法を確認してから購入しましょう。
ベビーベッドやベビーカーにも兼用できるか
助産師
おもちゃの接続部はクリップのように両サイドにはさむもの、吊り下げ式のものの2種類に分けられます。
ベビーベッドや移動中のベビーカーなど、バウンサーのほかでも使えるものを選ぶと、おもちゃを増やさなくて済みます。赤ちゃんにお気に入りのおもちゃがあると、外出時や機嫌が悪くなってぐずぐずしたときにも気分を変えられて、ママの育児ストレスも軽減するでしょう。
赤ちゃんがいつもニコニコごきげんで遊べるおもちゃがあれば理想的ですね。家の中や外出中など、いつでもどこでも使えるおもちゃを選びましょう。
安全表示があるかも要チェック!
助産師
口にいれても誤飲の危険がない大きさのものなど、おもちゃの安全性を示す玩具安全基準をクリアしているかも確認しましょう。玩具安全基準をクリアしているものには製品にマークがついていたり、パンフレットや取り扱い説明書などに記載されているでしょう。
クリアしている安全基準によってついているマークは異なり、「STマーク」(日本)、「ASTM」(アメリカ)、「CEマーク」(ヨーロッパでは)等があります。
バウンサー用おもちゃのおすすめ5選 助産師が厳選!
上で紹介したバウンサー用おもちゃの選び方のポイントをふまえて、助産師の浅井貴子さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。

Kids II Japan Oball(オーボール)『フレックス&ゴー・アクティビティアーチ』
















出典:Amazon
素材 | プラスチック |
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重量 | 658g |
生産国 | - |
認定マーク | - |

Tiny Love(タイニーラブ)『メドウデイズ サニーストロール』














出典:Amazon
素材 | 布部分:ポリエステル、綿、樹脂部:ABS、ポリアセタール、ポリプロピレン |
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重量 | 約400g |
生産国 | 中国 |
認定マーク | ASTMマーク |

BABYBJORN(ベビービョルン)『バウンサー用木製トーイ』








出典:Amazon
素材 | フレーム:スチール、フレーム接合部:ナイロン、花:ポリプロピレン、天然木 |
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重量 | 約210g |
生産国 | スウェーデン |
認定マーク | CEマーク |

BANDAI(バンダイ)『とにかくどこでもジムメリー』














出典:Amazon
素材 | 布製 |
---|---|
重量 | - |
生産国 | 中国 |
認定マーク | STマーク |

タカラトミー『Dear Little Hands ふんわりミニメリー くまのプーさん』




出典:楽天市場
素材 | 布製 |
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重量 | - |
生産国 | - |
認定マーク | STマーク |
「バウンサー用おもちゃ」のおすすめ商品の比較一覧表
【最後に】助産師からのアドバイス
助産師
指の運動や知育的な要素があるものがトレンド!
バウンサーのおもちゃは、手の動きが盛んになる生後2カ月ごろから使いはじめるとよいでしょう。最近では視覚、触覚などの五感に働きかけるものが増えてきています。また、バウンサーだけでなくチャイルドシートやベビーカー、ベビーベッドでも使えるような汎用性のあるものが人気のようです。
ただあやすだけでなく、赤ちゃんの好奇心旺盛な気持ちを満足させてくれるお気に入りのバウンサーのおもちゃがあるだけで、ママの育児疲れも軽減されることでしょう。
おもちゃの形状、STマークやCEマークがあるかどうかなど、安全面もおさえたうえで選びましょう。
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※2020/11/16 リンクの修正のため、記事を更新しました(マイナビおすすめナビ編集部 加藤佑一)
大学病院、未熟児センター勤務後、自身の結婚、出産後地域に出て年間250~300件の赤ちゃん訪問を行いながら健診業務や母親学級などを行う。 アロマセラピストの知識を生かしながら母と子のナチュラルケアブランドAMOMAの商品開発、WELEDAのプレママセミナーなどを行う。 妊娠中~乳幼児の育児相談が得意。ベビーマッサージ教室カモマイル主宰。