USB Type-Cハブを選ぶチェックポイント
USB Type-Cハブにはいろいろな商品があります。間違った選択をしないためには、選ぶときにしっかりとしたチェックが必要です。主なポイントは下記の4つになります。
【1】搭載されているポートの数で選ぶ
【2】ポートの種類も確認
【3】USB Type-Cポートがあるかをチェック
【4】ケーブルの長さで選ぶ
それぞれ詳しく解説していきましょう。
【1】搭載されているポートの数で選ぶ
ハブを選ぶときは、まずポート数と接続端子の種類を確認しましょう。
ノートパソコンを使う場合、どの程度の拡張性が必要かをまずチェックしてください。ハブはポート数が多いほど拡張性が高くなります。ノートパソコンをモニターに接続したり、キーボードやマウスなども接続したりする場合は、それに見合ったポート数が必要です。
【2】ポートの種類も確認
次に接続端子の種類もチェックしてください。USBには、USB Type-C、USB Type-Aなど複数の種類があります。USB Type-Cに統一されつつありますが、現状ではまだUSB Type-Aも使われています。
モニターやプロジェクターに接続する場合は、HDMIポートも必要ですし、有線LANやSDカードスロットを使うのならそれらのポートも必要です。
【3】USB Type-Cポートがあるかをチェック
USBハブにUSB Type-Cポートがあると、USB Power Delivery対応ケーブルで充電(PD充電)しながら周辺機器を使うことが可能です。しかも充電用のACアダプターが不要になるので、配線がスッキリします。
ハブにUSB Type-Cポートがあれば、PD充電に対応している周辺機器を充電しながら使えるのでとても便利です。USB Type-Cハブを選ぶときは、ハブ側にUSB Type-Cポートがあるかどうかチェックしましょう。
【4】ケーブルの長さで選ぶ
USB Type-Cハブを選ぶときは、ケーブルの長さもチェックポイントです。自宅の広いデスクで使うのならケーブルが長くても気になりませんが、外出先で使用する場合は邪魔になる場合も。
とくにノートパソコンの場合は持ち運びするケースが多いので、目安としてケーブルの長さが10cm以下のものを選ぶといいでしょう。
表裏の区別がないUSB Type-Cを使い倒す 家電製品総合アドバイザーがアドバイス
USB Type-Cハブを選ぶ際には、USB3.2対応、かつHDMI出力が4K 60Hzに対応しているものにすれば、パソコンや周辺機器が代替わりしてもハブはそのまま使える確率が高まります。
また、ケーブルが短いと、宙に浮いた状態で固定されてしまう事があるのでハブのケーブルは20cm以上あると使い勝手が向上しますよ。
USB Type-Cハブのおすすめ11選 家電製品総合アドバイザーの福田満雄さんと編集部が選んだ
ここからは多数あるUSB Type-Cハブ製品のなかから、厳選した商品をご紹介しますので、ぜひ購入するさいの参考にしてください。
イーサネット接続でアクセスできる
コンパクトながらUSB Type-A3.0ポート、HDMIポート、インターネット接続用ポートが搭載されている5-in-1の製品。
HDMIポートは4K対応なのでプロジェクターなどにつなげば高画質の動画を楽しめます。またイーサネット接続により、最大速度1Gbpsでインターネット回線にアクセス可能です。
WindowsやMacのOSに対応しています。
MacBookと一体化できるハブ
MacBook ProのふたつのType-Cポートにハブを接続すると、本体にドッキングして使用できるハブです。配線が不要なのでシンプルに使いやすくなります。
コンパクトな一体型で艶消しアルミニウム仕上げになっており、MacBookユーザーには欠かせない製品でしょう。
USB Type-Cポートは映像出力に対応しており、HDMIポートと併用すれば複数のディスプレイに出力できます。
迷ったときの心強い選択肢
USB Type-A3.0ポートを2つ、USB Type-Cデータポート、4K対応HDMI、バススルー充電ポート、LANポート、microSD/SDカードスロット、さらにVGAポートまで搭載した9-in-1マルチハブです。
これひとつあればほぼ用が足りるので、USB Type-Cハブ選びに迷ったときの心強い選択肢になります。
本体を充電しながら多くのデバイスを使える点、外出先で有線LAN接続でネット環境が構築できる点は見逃せません。
BUFFALO『LUD-U3-CGHSV/N』は、USB3.2(Gen1)と有線LAN端子を備える製品です。ケーブル長30cmがポイント。外部モニターをつなげるなら同シリーズの5in1モデルを。

有線LAN環境が構築できる
ポート数の少ないノートパソコンやタブレットに適したハブ。USB Type-Aポートが3つあるので、パソコン本体のポート不足を解消できます。
またLANポートのないノートパソコンも、USB端子に接続すれば有線LAN環境の構築が可能。有線LANしかないホテルなどでも高速インターネットが楽しめます。
ケーブル長が30cmあるので、タブレットパソコンの接続に便利です。
BUFFALO『BSH4U125C1BK』は、「とにかく安価なのがいい」という方向け。マウスやキーボード程度なら、USB規格が3.1でじゅうぶん。ケーブルが短いので、接続時にハブが宙に浮かないように。

USB Type-Aの周辺機器を無駄にしない
持ち運びに便利なスリムタイプの製品です。表面がテクスチャー加工なので持ちやすく、抜き挿しがしやすくなっています。
パソコン本体がUSB Type-Cの場合、USB Type-Aの周辺機器はつなげませんが、このハブがあればUSB Type-AでもUSB Type-Cにつなげます。
USB Type-Aの周辺機器を無駄にしたくない方には必須のハブです。
ELECOM『DST-C12SV/EC』は、USB Type-C端子を備えるiPadにも対応します。スペックはUSB3.1、HDMIが4K30Hzとやや物足りませんが、用途を絞れば活用できます。

必要な機能がまとまった製品
ノートパソコンに充電しながら、周辺機器を使用できる6-in-1のドッキングステーション。Windows、MacOSに対応しており、iPadやAndroidなどのデバイスにも使えます。
4K対応のHDMIポートとmicroSD/SDカードスロットが搭載されているので、別途カードリーダーなどを持ち歩く必要がありません。
エレコムの自社環境認定基準を満たし、「THINK ECOLOGY」マークを表示した商品です。
モニターにつなげば高画質映像も楽しめる
USB Type-C充電ポートがついている製品です。ほかのUSBポートに接続した周辺機器を使いながら、MacBookなどのUSB Type-Cパソコンを充電できます。
4K対応の高画質HDMIポートとモニターやプロジェクターに接続すれば、高画質映像を見るのも可能。
艶消しのアルミデザインは飽きのこない愛用品になります。
発熱を拡散できるアルミ製ケース
ポート数が4つある4-in-1のUSB Type-Cハブです。MacBookにはUSB Type-Cポートしかないので、このハブを使えばUSB Type-A3.0やUSB Type-A2.0の周辺機器が使えます。
またPD充電専用のUSB Type-Cポートがあるので、パソコン本体やタブレットやスマホなどの充電も可能です。
発熱を効率的に拡散できるアルミ製ケースを採用しています。
7つのポートがあるマルチハブ
WindowsやMacに対応した7-in-1のUSB Type-Cドッキングステーションです。USB Type-A3.0が3つ、4K対応HDMIポート、PD充電ポート、microSDとSD用カードスロットまで搭載されたマルチハブ。
7つのポートがあるので、外出時にもこのハブがあればほとんどの用が足りるでしょう。HDMIポートを利用すればモニターだけでなく、プロジェクターやTVにも映像出力が可能です。
ノートパソコン以外にニンテンドースイッチ、iPadなどにも使えます。
迷ったときに選べる一台
WindowsやMacをはじめ、ほぼすべてのUSB Type-Cポートを持つデバイスに対応する6-in-1のハブです。PD充電ポートを使えば周辺機器を使用しながら、パソコン本体を充電できます。
SDカードスロットや4K対応のHDMIポートが備わっており、会議での映像投影なども可能です。どのUSB Type-Cハブを選んだらいいか迷ったときに、おすすめできる製品。
MacBook愛用者にぴったりのハブ
MacBook Proと相性のいいドッキングステーションで、パソコン本体にケーブルを使わずに一体化できます。艶消しのアルミニウムデザインを採用、カラーはRed、Silver、Grayの3色です。
本体とケーブル接続ではないため、ドッキングさせたまま持ち歩けます。SDカードリーダーとしても使え、4K対応の高画質をモニターやディスプレイに映し出すことも可能。
MacBook愛用者にぴったりのUSB Type-Cハブです。
「USB Type-Cハブ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする usb ハブ type cの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのusb ハブ type cの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
MacBookのUSBハブはどう選ぶ?
MacBookシリーズの本体にはUSB Type-Cポートしか搭載されていません。USBハブを選ぶときは、必然的にUSB Type-C端子のケーブルになります。
また、MacBook用のハブにはケーブルタイプと一体型タイプの2種類があります。ケーブルタイプはケーブルを使って本体と接続しますが、一体型は本体に直挿しするタイプ。ケーブルがないので、MacBookと一体化でき、携帯するのに便利ですよ。
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ノートパソコン用モバイルバッテリーもチェックしよう!
USB Type-Cハブを選んだら、ノートパソコン用モバイルバッテリーもチェックしてみてください。どちらもノートパソコンの必需品ですが、モバイルバッテリーがあればいざというときの充電切れにも対応できます。
まとめ
USB Type-Cハブについて説明してきましたが、間違って選ぶことがないようにポートの種類に気をつけてください。自分が使用する周辺機器の数を把握しておくのも大事です。
厳選した12選をご紹介しましたが、最近はHDMIやSDカードスロット搭載の製品も増えています。また本体を充電できるポートがあればなお便利でしょう。
出張や旅行が多い方はLANポートをチェックしましょう。USB Type-Cハブがあれば多機能ノートパソコンに早変わりしますので、まだお持ちでない方はぜひ購入を検討してみてください。
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iPhone3GSの時代からスマートフォンを愛用している、ガジェット愛あふれるライター。 複数のメディアで家電製品の記事を担当、シンプルでわかりやすい文章がモットー。 冷蔵庫からオーディオ、パソコンまで、幅広く知識を問われる家電製品総合アドバイザー試験に一発合格。 最新機種が好きなのはもちろん、過去の名機を安価に楽しむのも好き。