TCとは、ポリエステルとコットンを織り合わせて作った生地のことを意味し、その生地を使ったテントをTCテントと呼びます。多くの場合、ポリエステル65%、コットン35%の割合で構成されています。
他の素材を使用したテントとはどのようなメリット、デメリットがあるのか、まとめたので下記をご参考に。
●生地が厚めで遮光性が高く、夏は涼しく冬は暖かい
●透湿性があり結露しにくい
●耐久性が高く、丈夫で長持ち
●火の粉にも比較的強い
このようなメリットを持ち、オールシーズンで使いやすいのがTCテントです。
ちなみに、TC素材を使った服も広く展開されています。例えば、アメカジの定番、ディッキーズのパンツ「874」や、1920年にアメリカで創業したワークウェアブランド、ビックマックのカバーオールなどがそれにあたります。
●重さが一番のデメリット
●カビ対策やお手入れが必要
デメリットもありますが、丁寧に使うことでポリエステルやナイロン生地のテントより、長く使うことができますよ。
TCテントの選び方を見ていきましょう。ポイントは下記のとおり。
【1】テントのタイプ
【2】サイズ
【3】構造
【4】追加アイテムもチェック
【5】ずばり初心者におすすめのテントは?
これらを抑えることで、より具体的に欲しいTCテントを知ることができます。
詳細は下記でご紹介しているので参考にしてみてください。
ここからは、TCテントのおすすめ商品をご紹介していきます。
NORDISK(ノルディスク)『アスガルド12.6』
デザイン性の高い、便利な2WAYタイプ!
デンマークで誕生し、100年以上の歴史を持つ老舗アウトドアブランド、ノルディスク。北欧テイストのおしゃれなデザイン性が魅力的です。白クマのマークがアイコンで、感度の高い大人たちから愛されています。
このテントは、最大6人が一緒に眠ることができるファミリータイプです。シンプルなセンターポール設計で、設営が簡単な点も魅力。もちろん、窓と出入口はメッシュ付きで、虫を避けることができます。
床マットを取り外せば、タープとしても使える2WAY仕様。日帰りにも宿泊にも対応できるので、1つあればみんなで楽しい時間を過ごせますよ。
ogawa(オガワ)『タッソ T/C(2727)』
シーンに合わせて広さや高さが変更できる
オガワは、1914年に創業した歴史あるアウトドアメーカーです。日本発のメーカーであるだけに、日本の気候を考え抜かれた設計のテントが豊富で、快適に過ごすことができますよ。
こちらは、広さや高さが異なる六角形、七角形、八角形の張り方があり、シーンに合わせて好みのタイプを選んで設営することができます。裾スカートが付いているので、雨が降っても泥が跳ねてテント内が汚れてしまう心配もありません。
DOD(ディーオーディー)『カマボコテントソロTC(T2-604-TN)』
使い勝手のいいディテールに注目!
商品名のとおり、かまぼこ型の見た目が特徴的なテントです。火の粉が飛んでも穴が開きにくいTC素材なので、日陰面積を増やすキャノピードアの下で焚き火を楽しむこともできますよ。
3本のスリーブにポールを入れてペグダウンするだけというシンプルな設計なので、設営も簡単。テントの内側には大きさの異なる複数のポケットや、コンセント用ファスナーも備わっています。
シンプルな作りで初心者でも設営しやすい
1本のポールを中心に設営する手軽さが魅力のワンポール式テント。ポールは折りたたむことができるため、コンパクトに収納して持ち運べるのもこのテントの魅力です。
出入口はTC生地の内側に、メッシュタイプのドアが備わる2層式なので、コバエなどの侵入を防いでくれます。天井には換気窓や、ランタンをかけるフックが付いていたりと機能性も十分です。
ROBENS(ローベンス)『フェアバンクス(130143)』
独自開発のTC素材で耐水性も十分!
ローベンスは北欧、デンマークのブランドで、このモデルはコットンにポリエステルを混紡した自社開発の「HydroTex ポリコットン」という素材を使用。10,000mmの十分な耐水性を持つほか、通気性や耐久性も優れています。
また、センターポールが室外に立てられる仕様で邪魔にならず、室内は無駄なくたっぷり使えるのも嬉しいポイント。一番高いところで185cmなので、室内で立つこともできる広々とした空間になっています。
「TCテント」のおすすめ商品の比較一覧表
画像 |
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商品名 |
NORDISK(ノルディスク)『アスガルド12.6』
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ogawa(オガワ)『タッソ T/C(2727)』
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DOD(ディーオーディー)『カマボコテントソロTC(T2-604-TN)』
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TOMOUNT(トモウント)『ワンポールテント』
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ROBENS(ローベンス)『フェアバンクス(130143)』
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商品情報 |
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特徴 |
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タイプ |
ワンポール
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ワンポール
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ワンポール
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ワンポール
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設営サイズ |
400×372×250cm
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高さ195×幅480cm
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170×450×120cm
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300×300×250cm
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365×300×185cm
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収納サイズ |
約114×37cm
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74x24x24cm
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60×25×25cm
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75×28×25cm
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約77×20cm
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耐水性 |
350 mm
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350mm
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350mm
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TC材質静水圧:1,000mm以下、底面耐水圧:3,000mm
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10000mm
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対応人数 |
6人
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1~2人
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1~2人
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3~4人
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4人
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商品リンク |
※各社通販サイトの 2022年6月22日時点 での税込価格
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※各社通販サイトの 2022年6月22日時点 での税込価格
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※各社通販サイトの 2022年6月22日時点 での税込価格
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※各社通販サイトの 2022年6月22日時点 での税込価格
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※各社通販サイトの 2022年6月22日時点 での税込価格
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Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのテントの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
TCテントのメリットはたくさんあります。夏は涼しく冬は暖かいのでオールシーズンで使えたり、透湿性があり結露しにくかったり、耐久性が高く長く使えたり、火の粉にも強かったり。
一番のデメリットは重いことですが、車で乗り入れできるキャンプ場へ行くなら重さはあまり関係ありません。メリットの方が圧倒的に多いので、ぜひ自分好みのTCテントを探してみてください!
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