話題の「吸水ショーツ」とは? 育児中のママにおすすめ⁉
吸水ショーツとは、その名のとおり吸水機能のすぐれたショーツのこと。ショーツをはくだけで水分を吸収してくれるので、育児で自分のことは後回しにしがちなママたちにおすすめなんです。
話題の「吸水ショーツ」、皆さん知っていましたか? 海外では数年前から話題になっていたそうですが、日本では最近になってよく聞くようになりました。最近は、ユニクロやGU、3coinsなど身近なお店でも比較的安価で販売されるようになり、ますます注目度UPの吸水ショーツ。ですが、使ったことがない人にとっては、「吸水できるショーツってどうゆうこと⁉」「価格が高い分のメリットってある?」と気になることだらけ。
そこでこの記事では、日本で吸水ショーツを広めた3つの人気ブランドの代表者3名にお話しをうかがい、魅力や使い方をご紹介します。最初は半信半疑でしたが、取材を進めていくほどにママが使うべきポイントをたくさん発見しました。ぜひ参考にしてください!
吸水ショーツを使う3つのメリット
まずは、吸水ショーツを使う3つのメリットをご紹介。

出典:マイナビおすすめナビ

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【1】精神面|予想できない急な始まりやモレの不安を解消
ふつうのショーツでは、急にモレてしまうのは不安ですよね。産後の尿漏れに悩むママは、お仕事中や子供との外出先に不安になることもあるでしょう。吸水機能のあるショーツに替えるだけで、そのような精神的不安を解消してくれます。
【2】環境面|ゴミが出ないから地球にもやさしい
洗って繰り返し使うことができるので、環境にもやさしいのが特徴。サステナブルの高さでも注目されています。
【3】防災・災害時|ひとつ常備しておくと安心感が違う
吸水ショーツを防災グッズとして常備しておくという方も増えています。避難場所ではトイレに頻繁に行けないかもしれません。吸水ショーツはコンパクトにおさまるので、防災バッグのなかにしのばせて。ひとつ持っておけば、急な始まりにも対応できます。
忙しいママの悩みを解決する便利な6つのシーン
育児中のママは、どうしても子ども優先の生活になってしまいますよね。吸水ショーツを使えば、たとえばこんなシーンで活躍してくれます!
【1】産後のちょっとした尿漏れ
【2】トイレに行く時間もなく、我慢してしまうとき
【3】子どもを寝かしつけながら自分も寝落ちしてしまうとき
【4】ワンオペお風呂後、自分のケアがゆっくりできないとき
【5】走り回ることが多い子どもとの外遊び
【6】義理の両親の家を訪問するとき
育児中の自分のトイレ問題。ママなら一度は経験したことがあるのではないでしょうか? 育児中は自分のタイミングでトイレに行けないことが多いから困りますよね。
そういった悩みを吸水ショーツがまるっと解決してくれるのであれば、かなり助かります! 実際に、ママたちから「便利!」という声が開発者3名に多く届いているようです。
吸水ショーツのおすすめ4選
ここからは、吸水ショーツの人気ブランドを3つご紹介! 開発者に聞いた商品のこだわりや魅力、ママ編集部のおすすめポイントもまとめているので、人気商品を比較してみてくださいね。
おどろきの吸水力を実現した「Bé-A」
まずは、「Bé-A《ベア》」をご紹介。ブランドのローンチ後、瞬く間に話題になった吸収型サニタリーショーツです。「憂鬱な日」から「快適な日」へ。多い日も安心の吸収量が魅力!
開発期間は2年半、契約した工場は「尿漏れ下着」の工場でした。そのため、吸水力には自信があり、約125mlという吸水量は世界でも類を見ないかなり多めの吸水量です。5層構造になっている素材にはそれぞれこだわりがあり、抗菌・防臭機能のある素材でニオイが気になりにくく、肌に触れる部分はサラサラに保ちます。とくに多い日には『Be-A』をぜひ試してみてほしいです!
約125mlの圧倒的吸水量で多い日でも漏れにくい
◆お腹部分にはテラヘルツ加工をし、冷えにくい2枚重ね設計
◆股部分は、幅広&ウィングガードがあり横漏れに強い
◆吸水素材がサッと吸水してすぐにサラサラな肌触りにしてくれる
◆ショーツ本体と吸収体は離れるので洗いやすく、乾きやすい
毎日のショーツのようにはける「Period.」
次に、生理の下着という概念を無くしてくれる『Period.』。普段使いのショーツとしても、ナプキンやパッドとの併用にも使える万能タイプ!
以前はアメリカにしかなかった吸水ショーツ。私自身が使ってみて感動したことをきっかけに開発を進め、2018年に国内初の吸水ショーツとして発売しました!
『Period.』では、毎日はけるものを目指して、デザインや軽いはき心地にこだわりました。はじめて吸水ショーツを使う方は、急に始まりそうなときや終わりそうなときに使うとハードルが低くメリットも感じやすいと思います。
「毎日はける」を目指したデザインと軽いはき心地
◆何も身につけていないようなゼロ感覚のはき心地
◆サイドに入ったスリットがおしゃれなスタイリッシュデザイン
◆ごわつきにくいので、スポーツやアクティビティにも
◆20~30mlの吸水量で、まずは吸水ショーツを試してみたいという方に
コスパ重視ママにおすすめな「confits」
そして、豊富なデザインやラインナップの、フラン「confits」。吸水力と価格も魅力です!
我々は下着メーカーなので、下着専門店だからこそできるフィット感や豊富な商品展開、実用的な価格設定にこだわりました。
こちらのLaceシリーズ以外にも、多い日用のheavy、Specialをはじめ、ライトに使えるRegular、Thongなどさまざまな種類を展開しています。吸水量や着用シーンにあわせてチョイスしてみてくださいね!

下着専門店が作る機能性×デザイン性の吸水ショーツ
◆吸水ショーツには見えない華やかな総レースデザイン
◆4層構造でしっかりと水分をキャッチ
◆防臭抗菌加工がされているので、ニオイが気になりにくい
吸水ショーツに関するQ&A 開発者3名に聞く!
便利な吸水ショーツですが、必要枚数や洗濯方法も気になるところ。ここからは、吸水ショーツの気になるポイントをご紹介します。開発者3名のアドバイスも要チェックです!
Q:どんな仕組みで吸収するの? 本当に漏れないか気になる!
吸水ショーツをはじめて使用する人にとって、本当に漏れないのかはもっとも気になるところ。吸水へのこだわりはメーカーによってさまざまですが、基本的な仕組みは、吸水力にすぐれた素材を使用し、防水布や抗菌・防臭にすぐれた布などを何層か重ねることで漏れずに吸水するようになっています。


画像提供:Be−AJapan
素材だけでなくクロッチ部分の構造にも注目して
『Be-A』は最適な素材を5層重ね、多い日でも漏れないショーツ作りを目指しました。クロッチ(股)部分にウィングガードと横もれ防止テープを付けた幅広設計で、横漏れもしっかりせき止めるようにしているので、そういった構造にも注目してみると漏れにくい商品を選べます!
Q:着用時、ショーツが濡れた感覚はある?
商品によって使用している素材はさまざまですが、肌に触れる部分に用いている素材はムレを感じさせないものを採用している商品が多いです。綿などに比べ表面がサラサラに保てるため、比較的冷えやムレを生じさず、快適にはくことができます。


画像提供:Period
弊社の場合、肌にあたる部分は速乾吸収生地を採用しているので、ずっと湿っているという感覚はないに等しいと思います! でも、どっと出た場合は吸収まで少し時間がかかるので、お手洗いでティッシュオフすると気にならなくなるかも。
Q:着用時、ニオイは気にならない?
ショーツからのイヤなニオイは、蒸れて雑菌が繁殖することで発生します。吸水ショーツは、菌の繁殖を抑える素材を使用し、抗菌・防臭効果(※)を備えている商品が多く販売されています。ニオイが気になる方は、そういった機能にも注目してみてください。
(※)消臭機能ではないので、ニオイそのものを消し去るものではありません。


画像提供:株式会社フラン
弊社の商品は、ニオイについては国際基準をクリアした防臭抗菌加工をしています。でも、ニオイは食生活やライフスタイル、そのとき過ごした環境などで個人差がかなりあるため、なかには敏感な方もいるかもしれませんね。ですが、洋服のうえからニオイが気になるということはないと思います!
Q:自分に合った吸水量の選び方は?
ショーツの吸水量は、20mlほどのものから150mlのものまでさまざまなものが販売されています。幅はあるものの、販売されている吸水ショーツの多くは30ml~50mlのもの。まずは、30ml前後から試してみるといいでしょう。


画像提供:株式会社フラン
吸水量だけでは判断が難しいところもあるので、そのときの過ごし方(仕事、休日、夜等)で選んだりしても良いかと思います! アクティブに活動する日は多めの吸水量、家でゆったり過ごす日は少なめの吸水量から試してみて。
Q:吸水ショーツは何枚持つと便利?
商品ごとの吸水量にもよりますが、基本的にははき替えず、普通のショーツと同様に1日1枚で使用します。洗い替えで3枚程度あると便利です。


画像提供:Be-A
基本的には1日1枚でOK! でも、その日の状況やライフスタイルに合わせてはき替えるのもおすすめです。たとえば、あまりこまめにトイレに行けないような日であれば1枚で、不安な夜には新しいものにはき替えてから寝る、といったように調整してみて。
Q:吸水ショーツは不衛生? 洗濯の仕方やコツを知りたい!
水がきれいになるまで軽く3〜4回もみ洗いしたあと、ネットに入れて洗濯機で丸洗いできる商品がほとんど。ほかの洗濯物と一緒に洗っても問題ありません。商品にもよりますが、乾燥機の使用は素材の劣化をまねいてしまうため基本的には避けましょう。


画像提供:Be-A
洗いやすさもポイントですが、乾きやすさにも注目してみてください。たとえばBe-A独自のセパレート設計は、ショーツ本体と吸収体が離れる構造です(特許取得済)。吸収体だけをすすげるので、洗いやすく乾きやすいショーツです!
話題の「フェムテック」とは? 女性特有の悩みを技術で解決へ導く
最近よく耳にする「フェムテック」とは、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語のことで、女性が抱える健康の課題をテクノロジーで解決できる商品やサービスのことを指します。
たとえば、生理痛や不妊対策、更年期障害の改善、女性特有の病気などのケアアイテムが注目を集めています。吸水ショーツもフェムテックのひとつで、女性が抱える悩みをケアするために作られています。
おすすめ商品の比較一覧表 吸水型サニタリーショーツ
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 吸水型サニタリーショーツの売れ筋をチェック
楽天市場での吸水型サニタリーショーツの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
産後ママにおすすめの記事はこちら
毎日がんばるママをフェムテックでサポート!
この記事では、話題の吸水ショーツについてご紹介しました。とくに出産の前後では、カラダやココロに大きな変化があり、ケアに悩む方も多いはず。フェムテックというと難しく聞こえるかもしれませんが、女性特有の悩みを少しでも緩和してくれるアイテムがあるのなら、ぜひ試してみたいですよね。
本記事で紹介した吸水ショーツは、忙しいママにこそぴったりな商品だなと思いました。今後もママたちに役立つ新しいケアアイテムを探しながら、フェムテックに注目していきたいと思います!
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