防虫ネットの選び方
それでは、防虫ネットの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】目合い
【2】セット商品かどうか
【3】サイズ
上記の3つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】目合いをチェック
「目合い」とは防虫ネットの網の目の細かさのこと。網目の大きさによって防除できる害虫の種類が決まります。また、最近はカラーによって特定の害虫をガードできるものもあります。>ご自宅のプランターなどでの被害の状況から目合い(目の寸法)の大きさを考慮するといいでしょう。
ただし、網目のサイズを小さくすればするほど風通し(通気性)は悪くなってしまうので、蒸れに弱い植物を育てる場合は注意が必要です。
(★)ポイント:害虫の種類と対応する目合いの目安
「目合い」とは防虫ネットの網の目の細かさです。目合いは防ぎたい害虫の種類に合わせて選ぶのが基本になっています。ただし、目合いを狭くするほど通気性が落ちて風通しが悪くなり、根腐れの原因につながりますので、注意が必要です。
【目合い|2~4mm以下】
オオタバコガ、ハイマダラノメイガ、モンシロチョウ、ヨトウガ類
【目合い|1.0mm】
コナガ、アオムシ、カブラハバチ、ヨトウムシ類
【目合い|0.8mm】
アブラムシ類
【目合い|0.6mm】
ハモグリバエ類、スジノミハムシ
【目合い|0.4mm】
コナジラミ類、アザミウマ類、モモアカアブラムシ有翅虫、ダイコンサルハムシ幼虫
【目合い|0.4mmでも通過】
ヨトウガ、ハスモンヨトウ、コナガの若齢幼虫
【2】セット商品かどうかチェック
防虫対策初心者の方は、まずはプランターとセットになっているものがいいでしょう。セット商品であれば、別々に買ってサイズが合わずに使用できないという事態も起こりません。また、商品の多くは、プランターに支柱をセットする穴もあいていて、支柱は差し込むだけでOKです。
あとは、そこにネットを張れば防虫対策が可能になります。育てたい植物はどのようなものでしょうか。育っていくと大きくなりますので、余裕をみてプランターのサイズを選んでください。
【3】サイズをチェック
せっかく防虫ネットを用意しても、プランターとサイズが合わなければ、隙間から害虫が侵入してしまい、育てている植物が害虫の犠牲になってしまうことも少なくありません。
そんなことにならないように、まずは今お使いのプランターのサイズや植物が成長する高さを想定したうえでネットを選んでください。背が高くなる植物を育てる場合は、ネットや支柱が調節できるようになっているものもおすすめです。
防虫ネットおすすめ7選
防虫ネットの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品を紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
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最後に|エキスパートのアドバイス
ネットを張れば害虫がこない!ワケではありません
どんなに高価な防虫ネットを使っても、使用される土が消毒された清潔なものでなければ、すでに土中に害虫のタマゴがある場合もあります。また、ネットとプランターに隙間があればそこから害虫は侵入します。
もちろん、プランターの穴や隙間からも侵入しますので、植物を害虫からガードしたい場合は害虫の侵入経路を徹底的にふさぐこともお忘れなく。また、場合によっては農薬の併用も必要となるかもしれません。
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