キャスターバッグ?スーツケース?正しい名称は
「キャリーバッグ」や「キャスターバッグ」「キャリーケース」とも言われるバッグは、車輪が付いていて荷物を運ぶバッグの名称として日本では知られています。ところが、このキャリーバッグという言葉はいわゆる和製英語だそうです。
英語でキャリーバッグとは、「持ち運べるバッグ」という意味で車輪付きのバッグの意味はないのだとか。もし海外で「キャリーバッグをください」というと、買い物袋を手渡されるケースもあるみたいです。
正確な英語での表現は「トロリーバッグ」「ホイールド・バッグ」という言い方をしているようです。単純に「スーツケース」というと、車輪がないバッグも含まれるそうなので海外ショッピングでは気をつけたいところ。
キャリーバッグは取っ手を引いて大量の荷物を運べる反面、混雑している場所では他の人の邪魔になるなど、トラブルが多くなっているそうです。短期の旅行なら、なるべくコンパクトなサイズを選ぶと良さそうですね。寺院のような階段が多い場所では前もって宿泊先に預けるなどしておきましょう。
キャリーバッグおすすめ8選【ハードタイプ】 女性にもおすすめ!おしゃれなキャリーバッグも
ここからは、ハードタイプのキャリーバッグをご紹介します。機能面が優れているだけでなく、カラーバリエーションが豊富なかわいいキャリーバッグも一緒に紹介しています。おしゃれなキャリーバッグを探している方も是非参考にしてみてください。
▼キャリーバッグの選び方をじっくり読みたい方はこちらから!

これさえあればビジネスに困らない
ポリカーボネート素材100%のハードタイプで、耐久性にとてもすぐれたキャリーバッグです。
スーツケース本体を開けなくても、ビジネスで必要な書類やPCを取り出すことができるフロントポケットつきです。フロントポケットには、セキュリティが強化されたダイヤル式ロックが採用されているため、荷物を預ける際にもロックが掛けられて安全です。
携帯電話やペン、カードが収納できる専用ポケットも付いているので、別のビジネスバッグを持たずにこれひとつで移動も可能です。
また、耐湿効果があるため、水に弱いPCも安全に運ぶことができます。ビジネス用にぴったりのキャリーバッグです。
キャリーバッグおすすめ6選【ソフトタイプ】 機内持ち込みしたい方必見!
続いて、ソフトタイプのキャリーバッグ6選を紹介します。ナイロンやポリエステル素材のキャリーバッグは、やわらかくて使いやすいのが特徴。機内持ち込みに適したサイズの製品も多く、背負えるキャリーバッグなど利用方法が複数ある製品もあります。


アウトドアスポーツ好きにはこれで決まり
ボストンバッグ型の3WAYキャリーバッグです。
上部が3辺ファスナーで大きく四角く開くので、大きな荷物も出し入れがしやすく、アウトドアで使うかさばる荷物も収納しやすい構造になっています。また、両端にハンドルがついているため、車からの荷物の上げ下ろしもかんたんです。
滑り止め機能の付いたショルダーストラップが付属されていて、ショルダーバッグとしても使用可能。カジュアルでシンプルなデザインなので、子どもの合宿などでも大活躍するでしょう。
家族みんなで使えるキャリーバッグをお探しの方や、アウトドア派の方におすすめです。
エンドー鞄『NEOPRO RED ビジネスキャリー横型』
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする キャリーバッグの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのキャリーバッグの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
キャリーバッグの選び方
キャリーバッグは多くのメーカーから質感の異なるものや持ち方の異なるもの、そしてさまざまなサイズとデザインのものが販売されています。キャリーバッグを購入しようと考えたときに、いったいなにを基準に商品を選べばいいのか迷ってしまうという人も少なくないでしょう。
そこでここからは、キャリーバッグを選ぶときに確認したい項目や、チェックしておきたい仕様について紹介します。ポイントは下記5点!
【1】宿泊日数や旅行先で容量を選ぶ
【2】本体の重量・機内持ち込み・持ちやすさをチェック
【3】ハードタイプorソフトタイプで選ぶ
【4】セキュリティをチェック
【5】あると便利な機能もチェック
それぞれ解説しているのでキャリーバッグを選ぶときの参考にしてみてください。
【1】宿泊日数や旅行先で容量を選ぶ
どのくらいの日数の旅行にいくのかによって、キャリーケースに必要となる容量が異なります。一般的に、日数×10Lが目安とされています。そのため、1泊2日なら20~25L、2泊3日なら30L~35L程度、3泊4日なら40L~50Lが目安です。
しかし、同じ日数の旅行であっても、暖かい地域への旅行か、寒い地域への旅行かによって、必要になる荷物の量は異なります。
旅先でドレスアップする必要があったり、1日に何度も衣装替えをする必要があったりしても荷物の量は多くなります。旅行の日数や目的、旅先などを考え、持参すべき荷物の量に見合ったキャリーバッグを選びましょう。
【2】本体の重量・機内持ち込み・持ちやすさをチェック
キャリーバッグは、大きさによって機内へ持ち込むことも可能です。各航空会社によってルールが異なりますので、機内へ持ち込めるサイズを探してる方はチェックしましょう。
また、たくさんの荷物を楽に運べるのがキャリーバッグのメリットですが、階段しかない場所や段差が多い場所などでの移動の際は、キャリーバッグを持ちあげる作業が必要になります。
そのときにキャリーバッグ本体が重いと身体的負担が大きくなり、危険も伴います。よく使用する環境を想定して、重さや持ちやすい形状はどのような商品かを考えて選びましょう。
【3】ハードタイプorソフトタイプで選ぶ
キャリーバッグは大きく、ハードタイプとソフトタイプに分けることができます。それぞれにメリットがあるので特徴を理解し、自分の目的に合った素材のキャリーバッグを選びましょう。
ソフトタイプはナイロンや合成皮革でつくられているため、素材にも柔軟性があり、いろいろな形で持ち運ぶことができます。機内への持ち込み荷物やふだん持ち歩く荷物としての利用に適しています。
ハードタイプはポリカーボネートやABS樹脂などのプラスチックでつくられています。表面が固く耐久性があり、衝撃に強いのが特徴です。ロック機能が充実しているため防犯性が高く、海外旅行などで使用を考えている方はソフトタイプよりもハードタイプのほうが安全です。
【4】セキュリティをチェック
海外旅行にも使うつもりなら、鍵も重要なチェックポイントになります。アメリカ渡航の予定があるなら、TSAロックという特殊な鍵が搭載されているバッグを選びましょう。
一般的なキャリーバッグの鍵としては、シリンダータイプとダイヤルタイプなどがあります。
ダイヤルタイプは購入後に自分で決めた番号をセットし、その番号に合わせることでロック解除できるタイプです。シリンダータイプが一番なじみのある鍵を鍵穴に入れて回して解除するタイプです。
【5】あると便利な機能もチェック
機能面にも注目すると、自分にとって使いやすいキャリーバッグを見つけることができます。旅行やビジネスによって収納するものが異なるので使用シーンも参考に選んでみてくださいね。
2WAYキャリーバッグだと使用シーンを選ばない!
キャリーバッグとしてキャスターで引いて歩くだけでなく、場所によってはバックパックとして背負ってあるけるような2WAYタイプもあります。
2WAYタイプのキャリーバッグは、舗装が悪い場所での使用や、荷物が軽い際に身軽に歩きたい場合などで背負う形で使用できるため便利です。さらに手持ちバッグにもなる3WAYタイプもあります。
2WAY、3WAYタイプはふだん使いもできるものが多いため、コスパという観点でもすぐれています。
拡張できると荷物が増えても安心
拡張できるキャリーバッグを選べば、旅先で荷物が増えても安心して使うことができます。ファスナーで簡単に拡張できるタイプもあるので、便利に使えます。ただし、拡張後はサイズオーバーとなり、機内への持ち込みが不可になったり超過料金が発生する場合もあるので事前に確認しておくことをおすすめします。
ビジネスで使用するならPC収納スペースがあるものを
おもにビジネスで使われる方には、キャリーバッグにPCスペースがある製品が便利です。
外側にPCスペースがあるタイプのものであれば、キャリーバッグを広げる余裕のないスペースでもPCを出すことができます。
また、会議などで必要な書類を同じスペースに収納しておくことで、素早く取り出すことができて便利です。
【Q&A】キャリーバッグのよくある質問
ここからはキャリーバッグのよくある疑問を解説します。
機内持ち込みサイズは?

機内持ち込みサイズは下記です。
※JAL・ANAのサイズを参考としています。
▼飛行機の座席数100席以上
3辺(縦・横・高さ)の合計が115cm以内
かつ3辺それぞれの長さが55cm×40cm×25cm以内
▼飛行機の座席数100席未満
3辺(縦・横・高さ)の合計が100cm以内
かつ3辺それぞれの長さが45cm×35cm×20cm以内
各航空会社やLCCなどによって機内への持ち込みサイズは異なりますのでHPなどを事前にチェックしましょう。
キャリーバッグの捨て方は?

キャリーバッグの処分方法はサイズや素材によっても異なりますが基本的には粗大ゴミとして捨てられるケースが多いです。ただし、ゴミの捨て方は地域や自治体によって異なるので詳しくはお住まいの地域のHPなどを参照して確認しましょう。
また、リサイクルショップに持って行くという方法もあります。状態が綺麗な場合は買い取ってもらえる場合もあるのでぜひ、検討してみてください。
キャスターは4輪・2輪どちらを選ぶ?
整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーター
4輪と2輪では、細かい操作性に違いが
キャスターの4輪と2輪の大きな違いは、動く方向です。
4輪は、新幹線の狭い通路を通る場合に、キャリーバッグを前後左右に動かすことができます。公共機関などの人混みで使われることが多い方は、4輪のキャリーバッグの方がアクティブに動かすことができるので、おすすめです。
2輪の場合は、横移動をしたい場合に持ち上げる必要があり、つねに引く動作が必要になってきます。ただし、坂道やスロープなどで止まる際に、キャスターが付いていない部分がストッパーの役割を果たしてくれるため、ずり落ちてしまう心配がないというメリットもあります。
その他のスーツケースに関する記事はこちらから 【関連記事】
旅行に行きたい方は割引クーポンを活用しよう!
使用目的によって合うタイプを選ぼう!
カラー、デザイン、材質、キャスタータイプなどの違いにより、さまざまなキャリーバッグが発売されています。複数持てるならよいですが、収納などの関係でひとつだけに絞るならば、やはりどのシーンで使うことが多いかを基準に選ぶことになるでしょう。
旅行なのかビジネスなのか、国内用なのか海外用なのか、数日なのか数週なのかなど。豊富なラインナップからベストなキャリーバッグを見つけるのは、とても大変な作業ですが、楽しい時間でもあります。
ぜひこの記事を参考にして、自分にマッチするキャリーバッグを見つけてくださいね!
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
「片付けなくてもいい住まいの収納計画」DRAWER DESIGN坂口愛です。 日々の片付けに追われることがない住まいと暮らしのアイデアを探求し「幸せな笑顔・夢の実現」をコンセプトに独自のロジックによる「必ず片付く数の法則」「片づけなくてもいい住まいの収納計画」を提案。保有資格は整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーター・ライフスタイルプランナーを保有。 住まいづくりと経験を活かした暮らしに彩を与えるエッセンスをお伝えしています。セミナー講演、収納モデルルーム設計など、全国にて活動中。