「小学生の通信教育」のおすすめ商品の比較一覧表
小学生通信教育の選び方 塾講師が推奨!
ここでは、コスト、紙orタブレット、内容の3つのポイントに絞って、お子さまに合った通信教育をどのように選べばよいか、わかりやすく解説していきます。
ポイント1|費用は適切か 継続していける金額を見極めて!

通信教育の場合、タブレットか紙かで変わります。紙で学習する場合は、費用は安くなるのが一般的です。タブレット学習も教室に通うことを考えると、かなり安く抑えられますが、費用に関してはばらつきがあります。
また、月払いよりも1年一括払いの方が料金は安くなります。安い教材と高い教材を比較すると月額で2,000円程度違いますので、月額の予算を決めた上で体験教材を学習してみましょう。
ポイント2|紙かタブレットか 学びやすい媒体を選ぼう!
通信教育の場合、紙で学習するのかタブレットで学習するのかに分かれます。紙の場合は費用が安くなるというメリット以外にも、書くことで記憶に残りやすいというメリットがあります。また紙のほうが、やった問題が積み上がっていくので、勉強したという達成感が得られるでしょう。そのため書いて覚えるのが好きな子で、達成感を得たいというお子さまには紙がおすすめです。
タブレットの場合、楽しく学習できるように工夫されているため、紙の教材よりも学習を継続しやすいメリットがあります。また保護者の方が、丸付けする必要がないので、ある程度お子さまに任せて学習を継続することが可能です。自分で自主的に学習できる子や、ゲーム感覚で勉強が楽しめる子にとっては、タブレット教材が向いているでしょう。
ポイント3|学習させたい内容は目的にかなっているか 目的をはっきりさせて!
小学生の通信教育というと、学校の学習を補うために行うというイメージがあるかもしれませんが、他にも目的別に合わせて特徴ある通信教育があります。たとえば中学受験を目指すのであれば、中学受験を対象にした通信教育を選ぶ必要があるでしょう。
また、後ほど紹介しますが、算数や作文に特化した通信教育もあります。通信教育といっても学校の勉強を補うためだけのものではありません。苦手分野を克服したり、得意なところをさらに伸ばしたりするためにも通信教育を活用できます。
そのためお子さまになぜ通信教育をやってほしいのか、その目的をしっかりと決めてから通信教育の教材を選ぶようにしていきましょう。
小学生向け通信教育のおすすめ11選
さっそく福井先生が選んだおすすめの小学生向け通信教育サービスをご紹介していきます。通信教育の中には特定の教科に特化したものや、教科以外の能力を伸ばす通信教育、タブレットではなく紙の通信教材もありますのであわせて確認をしていきましょう。

ベネッセコーポレーション『進研ゼミ 小学講座<チャレンジタッチ>』

出典:Benesse

リクルート『スタディサプリ』

出典:スタディサプリ

Z会『Z会』

出典:Z会

すららネット『すらら』


名探偵コナンゼミ有限責任事業組合『名探偵コナンゼミ』

出典:名探偵コナンゼミ

どりむ社『ブンブンどりむ』

出典:ブンブンどりむ

ジャストシステム『スマイルゼミ』

出典:ジャストシステム

ワンダーラボ『ワンダーボックス』

出典:ワンダーラボ

新学社『小学ポピー』

出典:新学社

RISU Japan『RISU算数』

出典:RISU Japan

がんばる舎『がんばる舎』

小学生が通信教育を受けるメリット・デメリット 塾や学校となにが違うの?
ここからは小学生が通信教育を行うメリット、デメリットをご紹介していきます。
小学生が通信教育を受けるメリット
自宅で学習できる
通信教育のメリットの1つ目は自宅で学習できることです。自宅で学習できると教室に行く手間が省けます。とくに低学年の場合は、保護者の方が教室まで送っていかなければならないので、こうした時間を省ける点は大きなメリットとなるでしょう。
また通信教育は、自分の好きな時間に学習できます。塾であれば決まった時間に教室に行かなければ、授業は受けられませんが、通信教育であれば空いた時間に少しずつ学習を進めることも可能です。
学習している様子がわかる
通信教育の場合、自宅で学習を行うわけですから、保護者の方も学習内容を確認できます。塾で学習すると、教材については確認できますが、一体どのように学習しているのか見えづらい部分もあるでしょう。
一方、通信教育であれば、リビングなど教養のスペースで勉強させることで、どのように勉強しているか、お子さんの様子がわかります。勉強に全然集中していないとか、ある特定の分野を全然理解していないといったことも見えてくるかもしれません。
値段が安い
一般的に、通信教育は塾などとくらべると、比較的安く利用できます。この記事で紹介している通信教育には、「タブレット」と「紙」の両方ありますが、紙の通信教育は、タブレットよりもさらに安く利用できます。こういった価格も、学習を継続するという意味では、大きなメリットになるでしょう。
小学生が通信教育を受けるデメリット
継続するのが難しい
通信教育は、継続するのが少し難しい学習方法です。とくに学習習慣のない子にとって、自宅で毎日学習するのは非常に難しい問題でしょう。せっかく通信教育に申し込んでいても、いつの間にかやらなくなってしまうこともあるかもしれません。
そのため最近の通信教育ではタブレット活用し楽しく学習できるように工夫されています。それでも一定数は、やらなくなってしまうのが現状です。
保護者の負担が大きい
通信教育は自宅で行うため、保護者の方が管理する必要があります。タブレット教材の場合、丸付けなどはタブレット教材で行えますが、実際に勉強しているかどうかは、保護者の方が把握しなければなりません。
勉強が思ったほど進んでいなければ、声掛けをすることも大切です。子どもと一緒に勉強する時間が取れる保護者であればベストですが、毎日そのような時間を取るのが大変な場合もあるでしょう。
他の子どもたちと比較しづらい
通信教育は現在のお子さまの状況を把握できますが、他のお子さんとの比較は非常に難しくなっています。塾であれば点数が出て、順位も出ますので他のお子さんとの比較は容易です。通信教育で点数が取れていても、他のお子さんが同じことをやったら、どれぐらいの点数が取れるのかは、なかなか比較が難しいでしょう。
通信教育を始めるためのFAQ
通信教育を継続するためのアドバイスはありますか?

通信教育を継続するためには主に下記の方法があります。
【1】家庭のルールを決める
【2】学習するのは保護者の方から見える場所で行う
詳しくはこちらも確認をしてみてください。
家庭のルールを決める方法ってなに?
通信教育を継続するためのポイント【1】

通信教育は継続的に学習するための工夫が必要です。タブレット教材などでいかに楽しく学習できるような工夫がされていたとしても、勉強する時間を毎日確保しなければ続かなくなってしまいます。そのため通信教育をはじめる場合には、ご家庭で決められた時間を学習するようにルールを決めておきましょう。
保護者から見える場所で勉強させるにはどうすればよい?
通信教育を継続するためのポイント【2】

学校の勉強だけでなくタブレット学習においても、保護者の方が見えるところでやってもらうというのがよいです。タブレットで学習していると思ったら、ゲームをしていた……というケースも見受けられますので、本当に学習しているかどうかは確認していく必要がありますが、コミュニケーションをとりつつあまり関わりすぎない事が大切になります。
また可能であれば、毎日どこをやったのか見せてもらうのも必要でしょう。
どんな教材でも子どもが楽しく学習できるかが一番重要
プログラミング教室スモールトレイン代表
それぞれの教材にはそれぞれよさがありますが、最終的にはお子さまが楽しく学習できるかが一番重要です。まずは体験教材をやってもらって、お子さまが「これをやりたい!」と思う教材をはじめてみるようにしましょう。
自分で「この教材をやる!」となったほうが継続的に学習できます。ぜひお子さまと一緒に最適な教材を選んでください。
その他の教材サービスはこちら 【関連記事】
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
指導歴約20年。中学受験塾(東京・神奈川)での指導経験は15年以上。プログラミング教室スモールトレイン代表として、プログラミングの指導と中学受験の指導をする傍ら、大学入試論文模試の採点、高校入試問題国語の解答・解説執筆、『決定版! 地理の絶対暗記術』監修。 著書は『AI時代に幸せになる子のすごいプログラミング教育』(自由国民社)。