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LEDランタンの選び方 火を使わないから安全
それでは、LEDランタンの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】使い方に合わせた明るさで選ぶ
【2】連続点灯時間にも注目
【3】電池式や充電式など給電方式で選ぶ
【4】用途に合った色の電球を選ぶ
【5】防水機能はIPX5以上だと安心
【6】さまざまな場面を想定して3WAYタイプを
上記の6つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】使い方に合わせた明るさで選ぶ
LEDランタンの場合、明るさの目安となる単位は「ルーメン」です。照らされた場所の明るさを示す「ルクス」は、ランタンとの距離によって変わりますが、ルーメンは全方位の光の量をあらわすため、距離は問いません。
また、睡眠前に刺激の強い光を眺めると、うまく眠れないこともあるため、テント内なら100ルーメン以下に調整できるタイプがよいでしょう。決して大光量=ベストな選択ではありません。
メインランタンなら「1000ルーメン」以上
一般的な60W電球の明るさは810ルーメンといわれており、キャンプ用の1000ルーメンを越えるランタンはファミリーキャンプの2ルームテントなどの広い場所で用いられるのが一般的です。ソロキャンプであれば、300ルーメンもあれば十分でしょう。
サブライトにするなら「150~300ルーメン」クラスのものを
メインのランタンを明るいものにしても、実際にキャンプ場に行ってみると人影やタープなどで手元に影ができ、作業や調理がしにくくなります。そんなときはサブライトを利用して、手元を照らしましょう。
サブライトとして使用するのであれば、150~300ルーメンクラスのものが適しています。テーブルの上に置いてもまぶしすぎない明るさのものを選んでください。
「100ルーメン」前後のものは持ち歩きにぴったり
テントのなかで寝る前につけておいたり、トイレなどに行くときに持っていくのであれば、100ルーメン前後のランタンがあると便利です。家族でキャンプに行く場合は、サブランタン以外に持ち歩き用のランタンを購入しておくとよいでしょう。持ち歩き用のランタンがあれば、サブランタンを使っている最中でもトイレなどに行きやすいです。
持ち歩き用のランタンは、軽くて持ち歩きやすいものを選んでください。
【2】連続点灯時間にも注目
LEDランタンを選ぶときは、連続点灯時間にも気を配りましょう。キャンプ場にはじゅうぶんな電源がないことも多く、電池などもかんたんには手に入りません。少ない本数の電池で長時間明るさがキープできるものやこまめに充電する必要がないものを選ぶと、快適に使えます。
最近は消灯中の放電を抑えた設計のLEDランタンも登場しているので、チェックしてみましょう。
【3】電池式や充電式など給電方式で選ぶ
ここでは、電池式や充電式など給電方式の種類についてご紹介します。
電池式
電池仕様のランタンはパワフルで連続点灯時間が長いのが特徴です。ただし、使い古しの乾電池を使っている場合は予備電池が必携で、これが思いのほか重いうえに、荷物がかさばってしまいます。
最近は乾電池の本数を減らしても点灯できるものが増えてきています。とくに単1乾電池を利用するランタンではこのシステムが重宝するでしょう。
充電式
USB充電仕様は、電池仕様に比べて使用時間は短いものの、自宅でフル充電しておけば、充電用コードを持参するだけですみます。軽くて扱いやすいため、積載量に余裕のないコンパクトカーユーザーや徒歩キャンプ向きのランタンです。
コンセントタイプやシガーソケットを使用して充電するタイプ、そのほか手回しタイプやソーラータイプなどがあります。ソーラータイプは電源がないときに便利です。
また、大容量バッテリーを持つLEDランタンには、スマホやタブレットの充電ができるUSB出力ポートを備えたランタンもあります。AC電源を使えないキャンプ場や非常時にもスマホを充電できるのは助かります。
【4】用途に合った色の電球を選ぶ
LED電球とひと口に言ってもその色はさまざまです。自分が使う場面に合わせて明かりの色を選びましょう。昼白色の電球は自然な色と明るさが特徴です。長時間過ごしても疲れにくく、明るすぎることもありません。
リラックスしたいときは、電球色のLEDランタンを選ぶとよいでしょう。ぬくもりが感じられる電球色のLEDは、ゆったり過ごしたいときにぴったりです。どちらの色がよいか迷ったときは、明かりの色が変えられる「調色機能」つきのLEDランタンを選ぶとよいでしょう。
【5】防水機能はIPX5以上だと安心
アウトドアで使うLEDランタンには、IPX5以上の防水機能 がついていると便利です。山の天候は変わりやすく、突然雨が降ってくることもありますが、防水機能がついたLEDランタンであれば天候を気にせず使えます。
テントのなかで使うとしても、飲みものをこぼしたり、テントのなかに雨水が侵入したりしたときも、防水機能つきならランタンが壊れずに済みます。
【6】さまざまな場面を想定して3WAYタイプを
LEDランタンの形状には、吊り下げ・置型・ハンディの3つに分かれています。この使い方しかしない! と決めているなら別ですが、理想は上記の3種類に対応する使い方ができると便利です。
アウトドアで使うなら、最低でも吊り下げ型と置型、防災用として使うなら置型とハンディになるものを選びましょう。
自分のキャンプスタイルに合わせよう アウトドアのエキスパートからアドバイス
アウトドア&旅ライター・編集者
明るい光を放つLEDランタンはキャンプサイトでのアピール度が高い道具です。
スペック上は同じ光量でもランタンのデザインによって照らす範囲が異なるため、購入時は連続点灯時間とともに、どこに吊るすか、どこに置くかを想定して、光が届く範囲を確認しておくのがよいでしょう。
また、LEDランタンの場合、明るさが際立つ白っぽい寒色系の光と、やわらかな暖色系の光があります。細かな作業をするなら白っぽい光のほうが見やすいですが、のんびり過ごすのなら暖色系のほうが落ち着きます。
光の色を切り替えられないランタンの場合は、自分のキャンプスタイルに合わせて選ぶことをおすすめします。
LEDランタン【電池式】おすすめ11選 手ごろな価格、携帯性抜群など
LEDランタンの選び方のポイントをふまえて、まず電池式のLEDランタンをご紹介します。電池式はAC電源がなくても電池さえあれば使えるので、停電時や外出の際に便利です。
GENTOS(ジェントス)『LED ランタン(EX-109D)』
















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Coleman(コールマン)『クアッドマルチパネルランタン(2000031270)』






















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光を分け合うスタイルを確立
分割して持ち運べるという新しいスタイルを確立したコールマン・クアッドLEDランタンの3代目モデルです。
出力用USBポートを装備するほか、全パネルを取り外しても本体のフチ部分が光るのでキャンプサイトが真っ暗になることがないように改良が加えられています。
各発光パネルの裏側には自立させられるスタンドやマグネットがついており、置いて使うことも、貼りつけて使うこともできます。
電源には単一形アルカリ乾電池を8本使うため重量感はありますが、4本でも点灯可能なため、長期のキャンプでも乾電池の本数を調整すれば連続点灯時間を調整できる頼もしいLEDランタンです。
GENTOS(ジェントス)『LED ランタン(SOL-013C)』


















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CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 『アンティーク暖色LEDランタン(UK-4017)』










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Panasonic(パナソニック)『LEDランタン(BF-AL01K)』








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東芝『LEDランタン(LKL-1000)』


















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LOGOS(ロゴス)『ゆらめきクラシカルランタン』




















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Energizer(エナジャイザー)『LED折りたたみ式 ランタン(FL457)』










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TENT FACTORY(テントファクトリー)『クラシックLEDランタン2』




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Black Diamond(ブラックダイヤモンド)『ジップ(BD81014001)』

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ヤザワコーポレーション『キャンピングランタン(Y06LA01BK)』

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LEDランタン【充電式】おすすめ13選 手のひらサイズ、あらゆる天候に対応など
充電式のLEDランタンは、シガーソケットを使用して充電するタイプ、USB充電式、ソーラータイプなどいくつかのタイプがあります。ご自分の使用目的にあった商品を見つけてみてください。
Beszing『LEDランタン』


















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LUMENA(ルーメナー)『ルーメナー』


















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CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)『フローティングLEDランタン typeⅡ』






















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キャリー・ザ・サン『ウォームライト』
















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ベアボーンズリビング『ビーコンライトLED 2.0』


















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細部まで配慮がある美ランタン
無段階で光量を調整でき、連続点灯時間は最大200時間。電池残量を知らせるインジケーターを搭載しており、思いのままに光量を調整可能です。
本体カラーは、レッド/ブロンズ/カッパーの3色展開。
透明プラスチック製のグローブはわずかに横縞のような凹凸があり、なおかつ小さな脚がついているので卓上に置くと細かな光の筋ができます。
小さな文字を読むなどの使い方には不向きですが、美しい光の模様を浮かびあがらせることができます。
また、床や卓上に置くと上部は暗くなるので、やはり上部のカラビナで吊り下げるほうが実用的。
よく考えられていると思えるのが、充電用USBケーブルをグローブの裏に収納できること。紛失の心配がないうれしい配慮です。
GENTOS(ジェントス) 『USB充電式 パワーバンク ランタン(EX-000R)』
















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GOODGOODS 『LEDランタン ソーラー 充電式(GDGDS-LS60)』
















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LOGOS(ロゴス)『パワーストックランタン1100』


















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Coleman(コールマン)『ランタン CPX6トライアゴLEDランタン(2000027300)』
























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Coleman(コールマン)『ライト バッテリーロックUSBリチャージブルランタン(2000031277)』

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snow peak(スノーピーク)『ほおずき つち(ES-070BR)』














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FIELDOOR(フィールドア)『LEDキャンピングランタン』


















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DOD(ディーオーディー)『LEDソーラーポップアップランタン(L1-427)』
















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通販サイトの最新人気ランキングを参考にする LEDランタンの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのLEDランタンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ニーズに合う電源と機能性で選ぼう シーンによって使い分け、大自然の夜を楽しもう
アウトドアのエキスパートである大森弘恵さんへの取材をもとに、LEDランタンの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。
乾電池式、シガーソケットやソーラー充電式、手動充電式などさまざまなLEDランタンがあります。コンセントのないアウトドアで、どのような電源タイプがご自身のニーズに合っているか、活用イメージにつなげ選んでみましょう。
最近では明るい白色系の照明だけでなく、キャンプの雰囲気を損なわないような暖色系調色モードを採用した商品も増えています。大人数で食事をするとき、携帯して野外を歩くとき、くつろぎたいとき、などシーンによって使い分け、大自然の夜を楽しみましょう。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
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オートキャンプ雑誌、アウトドア雑誌の編集部を経て、フリーランスに。 現在はアウトドア(おもにキャンプとウインターアクティビティ、野外料理)、旅をテーマに雑誌やWEBマガジンで活動。 趣味は30年ほど前からはじめた国内外でのオフロード・ツーリング&キャンプ。最近、ハンモック泊の心地よさに感激。