Tile Mate でできること
カギや財布、バッグなどに取り付ける紛失防止スマートタグ「Tile Mate」は、実際どのようなことができるのでしょうか。ここからは、開封からアプリの設定、利用するまでの一連の流れを紹介していきます。
Tile Mateでできることは次の3つです。
1.探し物&スマホを音で探す
2.最後に検知した場所を記録
3.世界最大級のTileコミュニティーに参加
今回は1と2を実際に試してみたいと思います。
Tile Mate の開封前、後の状態は?
Photo by マイナビおすすめナビ
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梱包サイズはCDジャケットと同じぐらいのサイズ。ではさっそく開封してみましょう。
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つくりはいたってシンプルで、「Tile Mate」本体と専用アプリダウンロードの簡易マニュアルが記載されているのみ。電池は別売りではなくあらかじめ内蔵されているので、すぐ利用できます。
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重さは6.0gと全く感じないレベルで、サイズも35×35×6.2mmと「ちょうどいい!」という印象。これならカギに取り付けたり、財布の中に入れても気になりませんね。
Tile Mate 専用アプリの設定方法
次に、Tile専用アプリの設定です。
筆者のスマホはAndroidのためGoogle Playからダウンロード。驚いたのはアプリのレビュー評価がなんと4.7(執筆時点)!高評価に期待が高まります。
それではさっそく設定方法を見ていきましょう。
※iPhoneとAndroidではインターフェースに違いがあります。対応OSはAndroid 8.0 以降 / iOS 13.0 以降。またアプリのバージョンは2.82.0時点です。
アプリをダウンロードし「新規登録」「Tileを起動」。
今回はMateなので「Slim,Pro,Mate,Sport,Style,オリジナル」を選択し、Emailアドレスとパスワードを設定し「新規登録」。
登録したEmailアドレスにパスコードが送信されるので「コードを入力」し、Bluetooth接続を「常に許可」に。
「次」を押して位置情報へのアクセス許可を実行。Tile Mate中央の「tile」ボタンを軽く押すとメロディーが流れます。なお、位置情報のアクセスを許可しないと、用途のひとつであるGPS探索ができないので注意しましょう。
メロディーが鳴ったら「次」を押し、今回は「カギ」を選択。ここまでで実質連携は完了。
最後に連携したTile Mateをスマホから鳴らしたり、Tile Mateからスマホを鳴らすテストをして完了です。実際の呼び出し方法はこのあと動画で紹介します。
テストが完了すると、有料プランのアナウンス画面に切り替わります。大事なものを持たずに離れると通知を受け取ることができる「スマートアラート」機能などが、一部有料(3,600円/年 または 360円/月)です。30日間の無料トライアルもついているので、試してみてから有料利用を開始するのもありですね。
これでスマホ連携完了です!所要時間は1~2分。途中で迷うこともなく、わかりやすいインターフェースと設定手順でした。
下のリンクからアプリのダウンロードができますので、すでにTileシリーズをお持ちの方は試してみてください。もちろん、先にインストールして後でTileシリーズを追加することも可能です。
Tile Mate の使い方 いざ実践!さっそく探してみよう
アプリからTile Mateを鳴らす
アプリを立ち上げ「探す」ボタンを押すだけ。軽快な音楽でTile Mateがなりだしました。あまり関係ないが昔の2Dゲームで流れてきそうなメロディ。
最大接続距離は60mなので、家の中であればまず一発で探しだすことができるでしょう。
Tile Mateからスマホを鳴らす
「tile」と書かれた本体のボタンをダブルクリックするだけで、スマホから音楽が流れてきました。個人的には家の中でも「スマホどこだっけ?」となることがよくあるので、こっちの機能の方が実は出番が多かったりして……
ちなみに、スマホ側のサウンド設定を「サイレント」や「バイブレーション」に設定していても音がなりました。ただ、電源が切れている状態では作動しなかったので注意してください。
落とした場所をアプリの地図から探す
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アプリの「ロケーション」履歴から、専用の地図でカギの場所を教えてくれます。筆者の場合はいま自宅を示していますが、もし外で紛失した場合にはかなり役立ちそう。
ただ、履歴は最後に「Tile Mate」を記録した場所が表示されるため、現在地点がわかるわけではないので注意してください。
なお、「Tileコミュニティー」に参加すると、ほかの人が検知した自分のTileを教えてくれるので、紛失時に見つかる可能性がさらに向上するとのこと。心配な方はコミュニティに参加することをおすすめします。
スマートスピーカーと連動も
今回自宅にスマートスピーカーがなく試すことができなかったが、「アレクサ、タイルでカギを鳴らして」「OK Google、タイルを使ってスマホを鳴らして」と呼びかけることで、同様の動作ができるようになっています。さすがIoT、さすがスマートタグ、さすがTile Mate!
Tile Mate の気になる電池寿命・交換方法
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電池交換はドライバー不要でかんたん。ボタン型電池の「CR1632」なので、コンビニなどでもすぐ購入できそうです。
電池寿命は約1年間とのことですが、もしもの時に電池切れで動作しないなんてことは避けたいので、1年待たずして交換した方がよいかもしれませんね。
Tile Mate を使ってみた感想 子どもの遊びにも使える?
Tile Mateから発せられる音がとても大きいのにびっくりしました。今回のように家の中でなら、クローゼットやバッグの中などに入ってる状態でもまず見つけることができるでしょう。
また、スマホを探せるのが非常に便利!ひとつのスマホに複数のTile Mateを登録して利用するもよし。複数台のスマホにたいしてひとつずつTile Mateを連携するもよしです。
組み合わせしだいで使い方が広がり、貴重品や大切なものの紛失防止を手助けしてくれるアイテムだと実感できる商品でした。
Photo by マイナビおすすめナビ
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マイナビおすすめナビ編集部
ちなみに余談ですが、筆者は本来の用途ではなく、Tile Mateを部屋のどこかにわざと隠し、音を鳴らして息子に探してもらうという遊びを考案!
本体じたいが小さいので、隠す場所しだいでは意外と難易度の高いゲームになり、子どもも楽しそうに家じゅうを走り回ってました。
Tile シリーズはこちら
今回紹介したTile MateのほかにもTileシリーズは「Pro」「Slim」「Sticker」とラインナップされています。興味ある方はこちらもチェックしてみください。
カラー | ホワイト |
---|---|
電池タイプ | 交換可能(CR1632) |
電池寿命 | 約1年間 |
最大接続距離 | 約60m |
商品サイズ(mm) | 35×35×6.2 |
防水性 | 防滴(IP55) |
重さ | 6.0g |
カラー | ホワイト |
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電池タイプ | 交換可能(CR1632) |
電池寿命 | 約1年間 |
最大接続距離 | 約60m |
商品サイズ(mm) | 35×35×6.2 |
防水性 | 防滴(IP55) |
重さ | 6.0g |
カラー | ブラック |
---|---|
電池タイプ | 交換不可 |
電池寿命 | 約3年間 |
最大接続距離 | 約60m |
商品サイズ(mm) | 86×54×2.4 |
防水性 | 防水(IPX7) |
重さ | 14.0g |
カラー | ブラック |
---|---|
電池タイプ | 交換不可 |
電池寿命 | 約3年間 |
最大接続距離 | 約60m |
商品サイズ(mm) | 86×54×2.4 |
防水性 | 防水(IPX7) |
重さ | 14.0g |
「Tile シリーズ」のおすすめ商品の比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | カラー | 電池タイプ | 電池寿命 | 最大接続距離 | 商品サイズ(mm) | 防水性 | 重さ |
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Tile『Mate (2020) 電池交換版』 |
※各社通販サイトの 2024年10月06日時点 での税込価格 |
ホワイト | 交換可能(CR1632) | 約1年間 | 約60m | 35×35×6.2 | 防滴(IP55) | 6.0g | ||
Tile『Slim (2020) 』 |
※各社通販サイトの 2024年10月06日時点 での税込価格 |
ブラック | 交換不可 | 約3年間 | 約60m | 86×54×2.4 | 防水(IPX7) | 14.0g |
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする スマートタグの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのスマートタグの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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「家電・AV機器」「PC・スマホ・カメラ」カテゴリーを担当する30代編集者。モノを極力持ちたくないミニマリストで、趣味は断捨離。とはいえ、最新ガジェットには興味津々で、多機能な家電に目がない。