『ポスカ中字丸芯15色セット』を実際に購入して使ってみました


大きな字を書くときや、工作などで用いられるサインペン。子どもの図画工作だけでなく、資料作成や店頭ポップ、看板装飾などで用いることもあるでしょう。そのなかでも『ポスカ』は教育現場でも用いられることが多いため、使ったことがある方も多いのではないでしょうか。カラーバリエーションも多く、下地の色に関わらずはっきり書けるインクが魅力ともいわれています。
ただし実際に使うには、その発色や、裏うつりやにじみの具合、どんなものに使えるのかなど気になるところも多いですよね。そこで今回は、『ポスカ 中字丸芯 15色セット』を実際に購入し、書き味や色について検証してみました。
ポスカとは? 公式サイトの情報などを調査
『ポスカ』を販売しているのは三菱鉛筆。明治20年創業の、日本の老舗文具メーカーです。三菱鉛筆は『ユニ』ブランドとして多数の文房具を取り扱っていますが、『ポスカ』もそのユニブランドのひとつ。1983年に発売された水性のインクマーカーで、『ポスターカラーのような鮮やかな発色』をコンセプトとしています。
濃い色の上にも書ける鮮やかな発色が特徴で、カラーバリエーションも豊富。さらに重ね書きができ、プラスチックや金属への使用が可能。また乾いた後は水にも流れず、イヤなにおいもしない、などがポイントとして挙げられています。
ペン先の太さも複数タイプで展開。極細芯から中字の丸芯、極太の角芯など用途に合わせて選ぶことが可能です。
ポスカの口コミ&評判 SNSやECサイトでの評価は?


ここでは実際の声として、『ポスカ』の口コミや評判を見ていきましょう。
やっぱり色がキレイ!
『ポスカ』の口コミを確認すると、一番多いのがやはり「発色がいい!」という声でした。
とくに目立たせたいポップやイラストにおいては、鮮やかな色味が仕上がりの満足度にもつながるものですよね。お店の看板作成から子どものプラ板工作に使うという声もあり、幅広く使われているようです。
筆圧が強いと使いづらい?
『ポスカ』の使い方の注意点として、筆圧が強いと少し書きにくいとの声も。
強く書き過ぎるとペン先が開いてしまい、線が二重になってしまうことや、時には折れてしまうとの意見も見られました。ちょうどいい筆圧については、自身で書きながら調整と確認が必要かもしれません。
インクの詰替えがない!
『ポスカ』には現在、詰め替えのインクは存在しません。芯の部分のみ替え芯が別途販売されていますが、インクは詰め替えることができないため、使いきりで使用することになります。
ペン自体の使い勝手とは異なりますが、コストの面やエコロジーの面から、インクの詰替えがないことを惜しんでいる声も一定数見られました。
ポスカを実際に使ってみた感想 検証レビュー


今回は『ポスカ中字丸芯15色セット』を実際に使用してみました。パッケージの外観から実際の機能まで確認してみたので、気になる方は参考にしてみてください!
ケースと外観


15色セットでパッケージ入り。蓋がついており、コンパクトで収納するにもちょうど良さそうなサイズ感です。


側面はシンプルなデザインです。


裏面には注意事項や使用方法も記載。『ポスカ』では最初に振ってインクを補充する手順が必要になりますが、その点についてもしっかり図付きで書かれています。


蓋を開けてみました。ペンはスタンドの形で収納。ちょうどいい幅で並んでいるため手にも取りやすく、ケースからペンの出し入れもスムーズにできました。
ペンとキャップのデザイン
実際にペンを取り出し、今回の15本を並べてみました。


インクカラーのキャップに、ペン本体の黒いカラーリングが特徴的ですね。さらに黒いボディにはPOSCAの文字が鮮やかに描かれています。さらにその横には色の名前も書かれているため、キャップを外しても色の判別はつきそうです。
とはいうものの、反対にキャップの方はそのボディ色のみで「○○色」などの記載はありません。一応キャップに隠れる部分でペン本体もカラーリングがされているため、「外して使っていたらどのキャップかわからなくなった!」とはならないと思いますが、慌てていると似ている色で間違える……なんてこともありそうです。
最初はよく振ってインク補充!
それでは早速使ってみましょう! ……と言いたいところですが、新品の『ポスカ』はキャップを開けるとこのような状態です。


インクが染みていないため、芯が真っ白!
インクが芯まで染みていないため、このような状態になっています。そのため『ポスカ』は実際に使用する前に、ペンを振って芯にインクを染みわたらせる必要があります。シャカシャカと『ポスカ』を振った経験や、ペン先を押すようにしてインクを出した経験がある方も多いのではないでしょうか。
そのためパッケージ裏面にあったやり方に沿って、ペンを振り、ペン先を下向きに数回押してみました!


軽く数回振ったあと、ペン先を何度か押した状態です。 白かった芯に青色が染みてきていますね! もう少しです。


しっかりインクも染みて書けるようになりました! ただし最初はインクの出方にムラがあり、ドバっと出てしまうこともあるようです……。
『ポスカ』を使う際は、安定して線が書けるように試し描きをし、調整してから使うようにしましょう。
ペンの書き味は?
インクもしっかり染みた『ポスカ』! そのままペン先と書き味もチェックしてみましょう。
今回の『ポスカ』は中字丸芯タイプ。パッケージによると描線の幅は1.8~2.5mmとのことです。


コピー用紙を使用しましたが、インク量も安定し、スムーズに書くことができました。
線の幅も、一般的なマーカーの細字側としてよく見られる太さではないでしょうか。大きな面積を塗るにはもっと大きな芯が良さそうですが、文字を書く際や装飾で使うには充分使い勝手の良さそうな印象です。
ただし、芯の強さはほどほどと言ったところ。普通に使う分には問題なさそうでしたが、口コミにもあったようにあまり強く押すと芯が毛羽だったり折れてしまったりする可能性はありそうです。筆圧が強い人は少し気をつけた方が良いかもしれませんね。
発色は? 色の数はどう?
それでは今回の、15色セットのカラーバリエーションもチェックしてみましょう。


セット内容はこの15色。イラストで使用することも多いせいか、はだいろとして使用できそうなオレンジ色の系統が重点的に入っています。イラストメインで使うにはうれしいポイントかもしれませんね。
実際にコピー用紙に書いて色を見てみましょう。


上段中央は白色です
やはりほかのペンに比べ、色がはっきりしてきれいな印象を受けます。コピー用紙を使用したため白色はほぼ見えない状態ですが、反対に修正ペンに近い使い方もできそうです。
またオレンジ色の系統が微妙にそれぞれ異なるニュアンスのため、イラストなどでは使い分けできそうですね。また、そもそも黄色や暖色系は装飾でも使いやすいため、イラスト目的でない場合であっても、どの色も活躍シーンはあるのではないでしょうか。
重ね書きはどうなるの?
『ポスカ』の特徴では、乾いたあとに重ね書きもできると紹介がありました。それについても確認すべく、いくつかコピー用紙で重ね書きをしてみた結果がこちらです。


上段は二色、下段は三色で重ね書きをしています
どれも後から書いた線がしっかり見えるようになっています。一般的な水性サインペンは濃い色の上に薄い色は書けないことも多いですが、『ポスカ』ではそのようなこともなさそうです。
反対に新しく書いたものが常に上になっていくため、あとから下線を引きたい場合や文字を縁取る時などは、書く順番に気をつけた方が良いかもしれませんね。また色が混ざらないため、混色やグラデーションなどにも向かないでしょう。
乾きやすさは? 時間がかかる?
インクの乾き方も気になるところですよね……。ということで、『ポスカ』の乾きやすさを確認するため、書いた直後と30秒後に指で擦って伸びるかチェックしてみました。


書いた直後はやはり伸びが大きく、30秒後でも文字の方はまだ伸びが見られますね。
実際、インクの量によっては乾くのに時間がかかるのも仕方ないと思えそうです。どうしても急ぐ場合は、軽く風を当てるなどして乾かす工夫をした方が良いかもしれません。
濃い下地でも本当にしっかり書ける?
そして気になるのが、本当に濃い下地でも大丈夫なのかという点。まずは黒の色画用紙に書いてみました。


しっかりはっきり書けています。コピー用紙ではよく見えなかった白色も鮮やかな発色です。
次いで画用紙と少し異なる素材として、折り紙にも書いてみました。


濃い下地に対しても鮮やかな発色が見られ、重ね書きもできました。
材質も画用紙だけでなく折り紙でも問題ないのであれば、折り紙を折った後に装飾するなどもできそうですね。子どもの工作にも便利かもしれません。
裏うつりは大丈夫?
最後に気になる裏うつりもチェック。先ほど使ったコピー用紙の裏を見てみましょう。


裏うつりは基本的には見られません。紙の薄さで若干透けて見えるものの、基本的な使い方であればそこまで気にせず済みそうです。
※各社通販サイトの 2024年11月1日時点 での税込価格
カラー | 15色(全29色) |
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筆記線幅 | 1.8〜2.5mm |
インクの種類 | 水性インク |
カラー | 15色(全29色) |
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筆記線幅 | 1.8〜2.5mm |
インクの種類 | 水性インク |
鮮やかな発色で濃い下地にも大活躍のポスカ 総合評価:4.2点


ポスカを試した感想をチャートにしてみました。
カラーバリエーション:5
速乾性:2
描きやすさ:4
裏うつりのしにくさ:5
重ねがき:5
色ムラ:4
※執筆者の主観を数値化したものです。
幅広いシーンで活躍する『ポスカ』ですが、やはり納得の使い勝手といえます。とくにコンセプトにもされている鮮やかな発色はとても魅力的な特徴でした。耐光性と、乾くと水に強いという特性から、通常の工作以外にもサーフボードやプラ板など幅広く用いられているようです。
なお、今回は基本の『ポスカ』15色を検証してみましたが、ブラックボード用やラメ入りカラーなど、バリエーションは豊富に展開されているようなので、気になる方はチェックしてみても良いかもしれません。
反対に、インクの出方が気になる場合や発色性より機能を求める場合は、同じ三菱鉛筆から販売されている『プロッキー』などと使い分けるのもおすすめです。気になる方はぜひ検討してみてください!
※各社通販サイトの 2024年11月1日時点 での税込価格
カラー | 全8色(赤、緑、黄緑、黄、橙、桃、水色、白) |
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筆記線幅 | 1.8〜2.5mm |
インクの種類 | 水性インク |
カラー | 全8色(赤、緑、黄緑、黄、橙、桃、水色、白) |
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筆記線幅 | 1.8〜2.5mm |
インクの種類 | 水性インク |
※各社通販サイトの 2024年11月1日時点 での税込価格
カラー | 全7色(オレンジ、グリーン、ライトブルー、バイオレット、ピンク、レッド、ブルー) |
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筆記線幅 | 1.0mm |
インクの種類 | 水性インク |
カラー | 全7色(オレンジ、グリーン、ライトブルー、バイオレット、ピンク、レッド、ブルー) |
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筆記線幅 | 1.0mm |
インクの種類 | 水性インク |
※各社通販サイトの 2024年11月1日時点 での税込価格
カラー | 8色(全18色) |
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筆記線幅 | 1.2〜1.8mm(細字丸芯)+6.0mm(太字角芯) |
インクの種類 | 水性顔料インク |
カラー | 8色(全18色) |
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筆記線幅 | 1.2〜1.8mm(細字丸芯)+6.0mm(太字角芯) |
インクの種類 | 水性顔料インク |
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