ラインの特徴を抑えて釣りまくる!メバリング用ラインの選び方&おすすめ9選

ラインの特徴を抑えて釣りまくる!メバリング用ラインの選び方&おすすめ9選

メバリングをしているが、正直、どのラインを使えばいいのかよくわからない。そのため、結局いつも使っているラインで収まっている。そんな方も多いのではないでしょうか。

メバリングのラインを調べてみると、本当に様々なラインが出てきて解説されています。しかし実は、大切なのはライン自体ではなく、各ラインの特徴を抑えて、シーンに合わせて使い分けることです。

本記事では、初心者の方向けに、メバリングにピッタリなラインの選び方を、各ラインの特徴ごとに紹介。さらに、種類別のおすすめ商品も紹介しています。本記事を一通り読めば、メバリングに相性がいいラインの全体像を掴めるので、ぜひ参考に商品を選んでみてくださいね。


目次

この記事を担当するエキスパート

フィッシングライター/職業釣師
田澤 晃

北海道生まれ東北育ち、釣り歴50年、ライター歴32年の職業釣師。 既存の釣りに飽き足らず、常に最先端の釣りを模索し続けることを生きがいにする。 東北を拠点にフレッシュウォーターからソルトウォーター、餌釣りからルアーフィッシングまで幅広いジャンルをこなし、釣り雑誌や新聞を中心に書籍、MOOK本など多数を執筆。 近年はカヤックフィッシングチームの代表として、釣り以外のイベント等にも積極的に参加し、地域活性化に努める。

マイナビおすすめナビ編集部

担当:家電・AV機器、PC・スマホ・カメラ
天野 駿太郎

「家電・AV機器」「PC・スマホ・カメラ」カテゴリーを担当する30代編集者。モノを極力持ちたくないミニマリストで、趣味は断捨離。とはいえ、最新ガジェットには興味津々で、多機能な家電に目がない。

◆本記事の公開は、2021年01月15日です。記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆価格、送料、納期やその他の詳細については、商品のサイズや色等によって異なる場合があります。◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆広告は「PR」と表記し明確に区別しています。

メバリングの魅力

メバルの画像2
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メバルは北海道から本州のほぼ全域に生息する人気のターゲット。近年は専用タックルを使ったルアーフィッシングが盛んで、季節を問わずさまざまなルアーを使ったメバリングが全国で展開されています。

魅力は高いゲーム性。攻め方で釣果に雲泥の差が出る釣りですから、ルアー選択のほかにライン選択も重要な要素になります。ラインひとつで釣果が変わる。それがメバリングなのです。

(★)釣果はライン選びで大きく変わる!

フィッシングライター/職業釣師:田澤 晃

フィッシングライター/職業釣師

メバリングに使用されるルアーは、ジグヘッド+ワームが代表的ですが、ほかに30~40mmサイズのプラグや1~3gのメタルジグなどです。それらのリグの重さは0.5~4g程度で、軽量ルアーをだきるだけ遠くに飛ばすためにラインは空気や水の抵抗が少ない細めのものが使用されます。

素材はおもにナイロン、フロロカーボン、PEライン、エステル(扱いが面倒なので今回は割愛)で、それぞれの特徴を知り、使いこなすことが釣果アップの決め手になります。

メバリング向けラインの種類別解説


田澤さんが前述した通り、メバリングで使われるラインは、「フロロカーボン」「PE」「ナイロン」と、どれを使用しても大丈夫。しかし、リグやシチュエーション、季節に合わせて、適切なラインを選択する必要があります。

本項では、それぞれ3種類のラインの特徴と、使用上の注意点などを解説いたします。しっかり確認しておきましょう。

▼ナイロンライン|最初に使いこなしたいライン

 

長い歴史を持つ釣り糸で、製品的にはもっとも安定していると言えます。近年はいきなりPEラインを使う初心者が急増してますが、まずはナイロンラインの釣りに慣れて、そこからほかのラインに移行するのが正しい順番です。

PEラインが有利な釣りもありますが、そうでない釣りのほうが圧倒的に多いからです。ナイロンラインのなかには伸度の少ないものや、結束強度の強いものなどさまざまなタイプがあるので、釣りに合わせての選択も可能です。

(★)ナイロンラインの特徴 まとめ

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【 トラブルが少なく初心者でも扱いやすい 】
スプール馴染みが良く、素材が柔らかいので低温時もトラブルが少ないため、初心者にはとても扱いやすいライン。伸度が20~40%と大きいので、感度的にはほかのラインよりも劣りますが、メバリングはせいぜい20m程度の距離での釣りなので、感度的にそれほど不利になることはありません。

むしろ、クッション効果によって、巻きの釣りでは乗りが良く大型のバラシ率が極めて低いという利点もあります。


【 トリッキーなアクションは苦手 】
冬季の低水温時など、メバルがボトム付近に定位する状況では、リアクションバイトを誘う必要があります。

そんな時に有効なアクションのひとつが、ワインディング。高速でトリッキーなロッド操作が不可欠ですが、慣れないと伸度の高いナイロンラインには不利な場面です。そんな状況下では、最初からフロロカーボンやPEラインで挑むのが正解かもしれません。

(※)使うときの注意点

フィッシングライター/職業釣師:田澤 晃

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価格的にはほかのラインと比較して安価ですが、吸水率が高く、紫外線に弱いため劣化が早く、早めの交換が必要です。そういう意味ではコスト的にフロロカーボンと大差ないかもしれません。

結束強度は他のライン以上なので、ちゃんと結べば結束部分のトラブルは少ないですが、熱に弱いのでノットを最後に締め込むときは、唾や水で濡らしながら、ゆっくり締めこむように心がけましょう。

▼フロロカーボンライン|ストラクチャー周りの釣りにピッタリ

 

フロロカーボンラインの最大の特徴は、根ズレに強いことです。そのため、ストラクチャー(障害物)周りに生息するメバルを狙うには、もっとも適したラインと言えるかもしれません。

地域によってはフルシーズンをフロロカーボンだけで通すことも可能ですが、欠点が無いわけではないわけではありません。使い方を誤ると釣り自体が成立しない場合もありますので注意が必要です。

(★)フロロカーボンラインの特徴 まとめ

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【 根ズレに強く感度も良い 】
岩や貝などにラインが擦れると、PEやナイロンは瞬時に切れてしまいますが、フロロカーボンなら無事に魚が取り込める場合もあります(切れないわけではありません)。

また、ナイロンに比べて伸度が小さく(通常は15%程度)なので、感度的にもナイロンより有利になります。比重も大き目ですから、軽いリグでも沈みやすく、ボトム付近にレンジが集中する時は、ほかのラインよりも有利な展開が期待できます。


【 吸水率が低く、劣化に強い 】
ナイロンと比較して、フロロカーボンは吸水率が低く、強度劣化の点では優れています。使用頻度にもよりますが、リールに巻いてから10回以上の釣行を重ねても、最初とほぼ変わらない強度で安心して釣りが楽しめるでしょう。

ただし、ライン先端は傷んでますから、釣行のたびに最低2~3mは切り捨てるように心がけることが大切です。

(※)使用するときの注意点

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素材的に優れているフロロカーボンですが、いくつかの欠点があります。ひとつは硬くてスプール馴染みが悪いこと。もうひとつは同じ強度なら、ナイロンよりも太いことです。

また、低温に弱いので、冬季の釣りではスプールからの抜けが悪く、飛距離が必要な釣りでは不利になります。素材的に滑りやすいので、完璧に結べることが使用の大前提になります。

▼PEライン|感度がほしいときにピッタリ

 

メバリングに使われるPEラインは、通常0.3~0.5号、強度にすると5~10ポンドです。伸度が10%以下と低いため、メバルのついばむようなバイトもしっかりと手元に伝えてくれる感度の良さは現在主流の釣り糸のなかではトップクラスです。

また、同じ強度ならば、フロロカーボンやナイロンより細いので、無風、追い風状態に限って言えば飛距離的にも有利です。ただし、欠点も少なくないので、初心者にはやや扱い難いラインかもしれません。

(★)PEラインの特徴 まとめ

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【 リーダーの結束が不可欠 】
素材的にとても滑りやすいため、フロロカーボンやナイロンのように直接ルアーにラインを結ぶとスッボ抜けしてしまいます。そのため先端には50~100cmのリーダーを結ぶ必要があります。

リーダーはナイロンでもフロロカーボンでも構いませんが(4~6ポンド)、できるだけ結び目が小さく、しかも現場でも簡単にできる結束方法をマスターする必要があります。

ナイトゲームでは慣れないとリーダーの結束に時間が掛かりますから、何度も練習して、短時間で確実に結べるようにしなくてはなりません。


【 ビギナーは太目で慣れたほうがいい 】
高級なPEラインですが、傷にはとても弱く、撚糸の1本でも傷が入れば、すぐに切れてしまいます。それは4本撚りでも8本撚りでも同じこと。そのため釣りの最中でも常に傷の有無を確認して、少しでも傷があるようならば切り捨ててリーダーを結び直す必要があります。

そう考えると、ビギナーにはとても敷居が高いラインと言えますが、やや太目の0.5号や0.6号を使ってもそれほど大きな違いはありません。初心者はむしろ太目のPEラインで慣れたほうがいいでしょう。

(※)使用するときの注意点

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伸度が少ないということは、感度は良くなりますが、「巻き」の釣りではハジキが発生しやすくフッキングが悪くなる場合もあります。また、大型がヒットした場合には、ドラグ調整をしっかり行っていないとバラシ率が高くなる傾向にあります。

ドラグを緩めての釣りが前提なので、取り込みに時間が掛かり、入れ食い状態ではナイロンやフロロに数で負けることも少なくありません。

また、PEラインのなかには、繊維の中に水が浸透しやすいものもあります。冬季のメバリングでは、繊維に浸透した水が凍ってバリバリになり、釣りにならない場合もあります。

3種類のラインのなかではもっとも比重が小さく、横風ではスラックが出すぎる傾向にあります。キャストの方向や釣り場自体を変えて、できるだけ横から風を受けない工夫が必要です。

メバリング向けラインを使う・選ぶコツ


ラインの特徴を抑えたからといって、全てうまく使えるかどうかはわかりません。そのため、本項では、メバリングでラインを使いこなすためのコツや、選ぶ際のポイントなども簡単に解説いたします。

【1】ライン(素材)は地域や季節によって変えるのがよい

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沖縄を除くほぼ全国に生息するメバルですから、釣り場の環境も千差万別。暖かい地方もあれば寒い地方もあり、メバルの活性状態、釣り方もまちまちです。

よって、ラインはその地域や季節によって選択するのがベストと言えるでしょう。ネットや雑誌から知識を得ることも大切ですが、まずはホームグランドの地元の情報を参考にするのが間違いのない方法です。

【2】高価なラインと安価なラインの違い

 
フィッシングライター/職業釣師:田澤 晃

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ショップを訪れると、様々な種類、価格のラインが並んでいます。同じ仕様なのに、価格が大きく違う場合もあり、どれを選んで良いのか迷うことでしょう。

安価なラインの特徴は、強度にムラがあり、表示強度よりも弱い部分があちこちにあるという点です。細いラインで強度にムラがあるのは致命的ですから、メバル専用を選んでおくのが無難です。なお、メバリング専用で使うのであれば、ラインは50~75mも巻いておけば充分です。

【3】最初はナイロンかフロロで慣れていく

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フィッシングライター/職業釣師:田澤 晃

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PEラインで慣れてしまうと、フロロカーボンやナイロンは感度的に劣るために使えないかもしれません。状況に合わせて使用ラインを選択できるように、最初はナイロンかフロロカーボンで慣れて、その後にPEラインを使うのがおすすめです。

使用するリグが軽いため、ライントラブルも多い釣りですから、リールのスプール径は大き目のものを選び、巻き量もスプールの8~9割に抑えるのがコツです。

また、表示されている強度はあくまで直線強度(1mのラインの両端を押さえて引っ張り、切断するまでの強度)です。実際には結んで使用するため、結束によって強度は必ず低下します。

ノットの方法にもよりますが、通常の結束強度は直線強度の7~9割です。つまり、3ポンドラインは、実際には2~2.5ポンド程度の強度になります。

おすすめ3選|ナイロンライン


それでは早速、メバリング向けのおすすめラインを紹介します。まずはナイロンラインです。ぜひ参考にしてください。

エキスパートのおすすめ

サンヨーナイロン『APPLAUD GT-R nanodaX Crystal Hard』

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結束力47%アップの第三のライン

寒冷地における氷点下でのメバリングでは圧倒的支持率の高さを誇るライン。同じ太さならばナイロンより強く、結束強度にいたっては47%もアップした異次元ラインと言えます。

低温時でもクセが付きにくくしなやか。同じ強度ならほかのラインと比べて細いので、通常3ポンドを使用している環境ならばワンランク強い4ポンドがおすすめです。伸度もナイロンより少ないので、感度的な問題もありません。

一般的なナイロンラインと比べて、コスト的にはやや高価ですが、吸水率が低く、フロロカーボンライン並に劣化しにくいので、結果的には安上がりです。釣行頻度が多い場合はお得な300m巻きスプールを購入して、75mずつ巻いて使用すれば、週一回の釣りでも1年以上使えます。このラインを使ってしまうと、他のナイロンラインには物足りなさを感じるかもしれません。

エキスパートのおすすめ

YAMATOYO(山豊テグス)『スーパーナイロンメバル』

YAMATOYO(山豊テグス)『スーパーナイロンメバル』 YAMATOYO(山豊テグス)『スーパーナイロンメバル』
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フィッシングライター/職業釣師:田澤 晃

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高い操作性と高感度を併せ持った扱いやすいライン

視認性の高いケシ(ツヤ無し)のスーパーオレンジカラーを採用。夜も良く見えるので、ラインの巻きすぎによる穂先の折損などを防止する効果も期待できます。

ナイロンでありながらハリがあるため、フロロカーボン並みに感度は良く、遠くのバイトも問題なく手元に伝えてくれます。ナイロン特有のしなやかさで、初心者でもトラブルの無いメバリングが楽しめるでしょう。

エキスパートのおすすめ

MORRIS(モーリス)『VARIVAS(バリバス) メバルゲート [ナイロン]』

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フィッシングライター/職業釣師

メバリング用ナイロンラインの標準

国内有名ラインメーカー、「MORRIS」のロングセラーライン。強度や太さ、しなやかさは、あくまでナイロンラインとしては標準ですが、スペックだけではわからない扱いやすさと安心感は、製品としてバラツキのない安定性によるものかもしれません。

比較的劣化にも強く、使用後にメンテナンスしておけば、5~6回は強度低下せずに使えます。

おすすめ3選|フロロカーボンライン


続いては、根ズレに強く、強度・感度ともに優れているフロロカーボンラインです。こちらもぜひ参考にしてください。

エキスパートのおすすめ

KUREHA(クレハ)『SEAGUAR(シーガー) R18 フロロリミテッド』

フィッシングライター/職業釣師:田澤 晃

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ワンランク細いラインが使える脅威の直線強度

フロロカーボンと言えばクレハ。フロロカーボンラインのパイオニアとして君臨するメーカーだけに、その信頼度の高さは確かなものと言えるでしょう。なかでもシーガーシリーズは、古くから釣り人に馴染みの深い、信頼度の高いラインです。

数多いシーガーシリーズのなかでも、R18は表示強度に対して実質強度約1.5倍の強さを誇るフロロ。つまり、普段3ポンドのフロロカーボンを使っているならば、2ポンドで大丈夫ということ。

ライン自体の扱いやすさはもちろん、強度的にワンランク細いものが使えるので、フロロカーボンラインの欠点である「硬さ」や、低温時のイトグセも気にならない点は◎。スプール馴染みも良くなり、飛距離も稼げるフロロカーボンの最高峰。

エキスパートのおすすめ

DAIWA(ダイワ)『月下美人 TYPE-F 陽/陰』

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フロロカーボンとしては標準的なライン

月下美人シリーズでメバリング専用アイテムを提供する「ダイワ」が販売するメバル専用フロロカーボンライン。特徴は視認性重視のオレンジ系と、ステルス性重視のクリア系の2色から選べることです。

ラインの動きで微妙なバイトを取る釣りには向いていると言えるでしょう。ほかの特徴は一般的なフロロカーボンとして標準ですが、ラインメーカー製同スペックのものと比較して、価格的にやや高めの設定となっています。

エキスパートのおすすめ

TORAY(東レ)『ソルトライン® メバリング フロロ』

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しなやかで強い、メバリングのためのフロロカーボン

ラインメーカーとしてはあまりにも有名な東レのフロロカーボンライン。フロロカーボンの欠点である硬さを極力おさえ、ナイロン並みのしなやかさを持たせることで、夜釣りや低温化でもトラブルの少ないメバリングが可能。

また、0.6号で2.8ポンドと、同じ号数ならば一般的なフロロカーボンよりも、約20%強度アップされている点も見逃せません。

おすすめ3選|PEライン


最後は、扱いは難しいものの、使いこなせると大変便利なPEラインのおすすめ商品です。使用感の差は微妙なので、扱いやすい0.3~0.4号のものをご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。

エキスパートのおすすめ

シマノ(SHIMANO)『PITBULL 4(PL-M54R)』

シマノ(SHIMANO)『PITBULL4(PL-M54R)』 シマノ(SHIMANO)『PITBULL4(PL-M54R)』 シマノ(SHIMANO)『PITBULL4(PL-M54R)』
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他を寄せ付けないハイコストパフォーマンス

例にもれずメバリングでも主流になりつつあるPEラインですが、他のラインと比較して高価なことがネックのひとつでした。ところが日本原糸・日本製造でありながら、圧倒的な低価格で大人気のPEラインが、このシマノ(SHIMANO)『PITBULL 4(PL-M54R)』です。

ともすれば、ナイロンラインの価格を下回る釣り糸業界の価格破壊的存在。0.4号150mで実売価格1,000円程度という価格設定はまさに驚きのハイコストパフォーマンスを誇り、もはや、安かろう悪かろうの時代は終焉を迎えたと言えるでしょう。

ラインナップ最細は0.4号からですが、メバリングには問題なく使えます。しかも、0.4号で8.6ポンドという強度は、標準強度を上回る強さです。今まで、怪しい海外製のPEラインを使っていた人にも、同じ価格帯で「安心感」が買えるPITBUL4がおすすめです。

エキスパートのおすすめ

SUNLINE(サンライン)『ソルティメイト スモールゲームPE-HG』

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ハイグレードPEを採用した高級ライン

老舗ラインメーカー、SUNLINEが満を持して世に送り出したPEラインの最高峰。ほかのPEには無い、0.15号という未知の「細さ」が、圧倒的な飛距離を生み、今まで手が出なかった遠くのポイントを攻略することが可能です。

視認性の高い「サクラピンクカラー」はナイトゲームでも見やすく、障害物回避の強い味方になってくれます。

エキスパートのおすすめ

Y・G・K(ワイ・ジー・ケー)『XBRAID UPGRADE X4』

Y・G・K(ワイ・ジー・ケー)『XBRAIDUPGRADEX4』 Y・G・K(ワイ・ジー・ケー)『XBRAIDUPGRADEX4』
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PEラインと言えば「よつあみ」!安心感はNO.1

PEラインの特性上、ここ一番であっさり切れてしまったり、ちょっとしたキャストミスでルアーをなくしたり……と、何かとトラブルに泣く場面も少なくありません。

その点数々のラインメーカーのOEMとしてPEラインを提供してきた「よつあみ」製品の安心感は、どのメーカーよりも信頼性が高く、安心して使えます。同等の性能ならば、ほかメーカーよりも高性能なPEラインを提供できるのも「よつあみ」の強みと言えます。

「メバリング用ライン」のおすすめ商品の比較一覧表

画像
サンヨーナイロン『APPLAUD GT-R nanodaX Crystal Hard』
YAMATOYO(山豊テグス)『スーパーナイロンメバル』
MORRIS(モーリス)『VARIVAS(バリバス) メバルゲート [ナイロン]』
KUREHA(クレハ)『SEAGUAR(シーガー) R18 フロロリミテッド』
DAIWA(ダイワ)『月下美人 TYPE-F 陽/陰』
TORAY(東レ)『ソルトライン® メバリング フロロ』
シマノ(SHIMANO)『PITBULL 4(PL-M54R)』
SUNLINE(サンライン)『ソルティメイト スモールゲームPE-HG』
Y・G・K(ワイ・ジー・ケー)『XBRAID UPGRADE X4』
商品名 サンヨーナイロン『APPLAUD GT-R nanodaX Crystal Hard』 YAMATOYO(山豊テグス)『スーパーナイロンメバル』 MORRIS(モーリス)『VARIVAS(バリバス) メバルゲート [ナイロン]』 KUREHA(クレハ)『SEAGUAR(シーガー) R18 フロロリミテッド』 DAIWA(ダイワ)『月下美人 TYPE-F 陽/陰』 TORAY(東レ)『ソルトライン® メバリング フロロ』 シマノ(SHIMANO)『PITBULL 4(PL-M54R)』 SUNLINE(サンライン)『ソルティメイト スモールゲームPE-HG』 Y・G・K(ワイ・ジー・ケー)『XBRAID UPGRADE X4』
商品情報
特徴 結束力47%アップの第三のライン 高い操作性と高感度を併せ持った扱いやすいライン メバリング用ナイロンラインの標準 ワンランク細いラインが使える脅威の直線強度 フロロカーボンとしては標準的なライン しなやかで強い、メバリングのためのフロロカーボン 他を寄せ付けないハイコストパフォーマンス ハイグレードPEを採用した高級ライン PEラインと言えば「よつあみ」!安心感はNO.1
号数 0.5、0.6、0.8、0.9、1号 0.6~1号 0.5~1.2号 0.3、0.4、0.5、0.6、0.8、1.0、1.2、1.5号 1~5lb 0.4~1号 0.4~2.0号 0.15~0.6号 0.2~1号
ポンド 2~20lb 2~4lb 2~5lb 1~25lb 0.3~1.2号 2~4.6lb 8.6~38.7lb 2.5~10lb 4~18lb
長さ 100、300m 100m 100m 100m 150m 150m 150、200、300m 150m 100、200m
カラー クリスタルクリアー スーパーオレンジ ミルキーピンク クリア オレンジ、クリア、ほか ナチュラル ライムグリーン、スーパーブルー サクラピンク オーキドホワイト、ホワイト、ジグマングリーン、マリンブルー 
商品リンク

※各社通販サイトの 2023年2月7日時点 での税込価格

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※各社通販サイトの 2022年6月24日時点 での税込価格

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通販サイトの最新人気ランキングを参考にする メバリングラインの売れ筋をチェック

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのメバリングラインの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

Amazon:釣りラインランキング
楽天市場:ラインランキング
Yahoo!ショッピング:釣り糸、ラインランキング

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

まとめ


本記事では、メバリング向けラインを選ぶための、種類ごとの解説と、使い方のコツ、そして種類別ごとのおすすめ商品を紹介しましたが、いかがでしたか?

メバリングでは、基本的にナイロンやフロロカーボン、PEなど、どのラインを使っても問題ありません。一番大切なのは、それぞれ特徴を踏まえて、シーンに合わせて使い分けることです。季節ごとにラインを変更したり、カバーが多い場所では丈夫なフロロカーボンを使用したり、など、シーンごとにラインを変更できれば、釣果も大きく変わります。

ぜひ本記事を参考に、それぞれのラインの特徴を抑えて、メバリングをより楽しんでくださいね。

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企画/制作/編集:マイナビおすすめナビ編集部