『クオバディス手帳』を購入してわかったこと

結論からいうと、『クオバディス手帳』は日本で生産されている手帳にはないテイストの手帳です。ほぼすべてが英語表記で世界の国の情報が多く記載されており個性的です。
シンプル&高級感あふれるデザイン。月間カレンダー&週間バーチカルでスケジュールを記載しやすいので、ビジネスでの使用に向いています。
海外の多くの国の休日や、海外への電話アクセスコード、国内外の郵便料金などいざというとき役立つ情報が巻末に多く表記されていて、海外企業と関わるときなどに役立ちます。
また、週間バーチカル、月間カレンダーには、現在第何週か、365日のうち何日目が記載されているなど独特の表記があり、他人とは違ったシステム手帳を持ちたいという人にもぴったりです。
『クオバディス手帳』とは?
『クオバディス手帳』は、クオバディス・ジャパンから発売されている商品のひとつ。手帳自体はフランスで生産されています。
今回ご紹介するのは、「ビジネスプレステージ」というシリーズのなかの「クラブ」という手帳。スケジュール管理に特化した手帳です。
ビジネスシーンにもなじみやすい落ち着いたデザイン。ステッチと細かいシボが特徴的な合皮カバーは高級感があります。手になじみやすい文庫サイズ(10×15cm)で軽くて持ち運びに便利です。
週間バーチカルは2020年11月16日~2022年1月2日まであり、8〜22時までの予定を記載することができます。
月間カレンダーは2020年11月~2022年1月まで。(2022年1月分のカレンダーだけ違う場所に掲載されています。)基本的に手帳はすべて英語表記で、祝祭日のみ日本語表記で記載されています。
『クオバディス手帳』の口コミ・評判は?

『クオバディス手帳』の口コミ・評判を調べてみたところ、ほかの人とはひと味違った個性的な手帳を使いたい人に選ばれている印象です。また、何年も使っているという根強い愛用者が多いことも判明しました。
そんな長年の愛用者からの口コミをいい口コミから悪い口コミまでピックアップしてみましたので、参考にご覧ください。
ここがGOOD! 『クオバディス手帳』のいい口コミ!
とにかく見た目がおしゃれ! という声が多くありました。
文庫本サイズで持ち運びに便利。書きやすく、使いやすくて何年も使用しているという機能性を評価している意見も多く、根強いファンの多い手帳であるといえます。SNS上でおすすめの手帳として紹介している人も何人もいました。
ここがイマイチ! 『クオバディス手帳』の悪い口コミ!
これといったネガティブなコメントは見当たりませんでしたが、毎年カバーの色味や質感が変わるので、お気に入りのカバーが来年度は手に入らなくなる事もある。という声がありました。
お気に入りのカバーを見つけた場合、あまり乱雑に扱わず大切に使っていく必要がありますね。
『クオバディス手帳』を実際に購入! 徹底レビューしてみました
『クオバディス手帳』を購入したので、実際に手に取りながら写真を交えつつ、こまかい部分まで徹底的に紹介していきます。
今回購入したのは、「ビジネスプレステージ」の「クラブ」という手帳です。
『クオバディス手帳』のカバーや綴じ方をチェック!

パッケージやラベルなどをすべて取り除いたところ。カバーは、シンプルで上質な印象です。ステッチがアクセントとなりおしゃれなデザイン。
大きさも10×15cmで手のひらより少し大きいくらい。重量も軽くて持ち運びに適しています。

カバーの厚みや質感をあらためてチェック。カバーの素材は合成皮革を採用。ハードカバーとは違い適度にやわらかく、しなやかに曲がります。耐久性も申し分ありません。
手帳の中身は取り外しが可能。カバーがまだ使えるのであれば中身だけ交換して使うこともできますよ。カバーポケットは、手帳の中身を入れるポケット以外にはありません。

手帳の綴じ方をチェック。ページが開きやすく丈夫な糸かがり綴じを採用していますが、1束にまとめられているノート紙の枚数が多いので、ページの中心部分は少し開きにくく、ページによっては書きにくいです。
とはいえ、デスクなどに平置きして、手で押さえて書くぶんには問題のない範囲です。
気になる『クオバディス手帳』の中身は?

ページをめくってすぐのところに、年間カレンダーがあります。
海外で生産されている手帳なので、90%以上が英語表記ですが、祝日などは日本語で表記されています。記入欄はかなり小さいので、日にちと曜日の確認のみに使える印象です。

紙質をチェック。薄めのため、筆圧の強い人やにじみやすいペンを使う人は注意したほうがいいかもしれません。
全てのページの下の角部分に、写真のようなミシン目があります。よく見るページや気になるページはカットしたり、色をつけたりすれば、すぐに見たいページを見つけられますね。

月間カレンダーをチェック。月間カレンダーは2020年11月〜2022年1月まであります。月曜始まりで、名前の通りビジネスでの使用に適しています。
週ごとに「○th week」と記載されていたり、「302−64」など今年はもう302日経って、あと64日しかないという表記が、日本でよく見る手帳にはなくて新鮮ですよね。
日本の祝日だけでなく、海外の祝日も記載されています。海外企業や海外の友人と関わることが多い人は、相手の休日を知ることができていろいろと計画が立てやすくなることでしょう。

週間カレンダーもチェック。バーチカルで1週間のスケジュールを立てられ、先を見据えた行動を計画するのに役立ちます。小さな月間カレンダーも右脇にあり、今自分が何月何周めのカレンダーを記載しているのかひと目でわかります。
ただ、日曜日部分だけ記入できる欄が非常に少なくなっているため、日曜休みの仕事をしていない人には使いづらいかもしれません。

週間バーチカルのページが終わると、世界地図やさまざまな表が記載されているページが続きます。
『クオバディス手帳』には、海外の多くの国の休日をはじめ、海外への電話アクセスコード、国内外の郵便料金、ワインチャートなど、ほかの手帳にはあまりない事柄が書かれているため見ていておもしろいです。
海外へ電話をする機会や郵便を送ることが多い人は、スマホで調べなくても手帳を開けばすぐにわかるので便利ですよね。

手帳の最後には小さな別冊ノートがついています。(別売ではありません)ノートは手帳よりもやや小さめです。

写真はノートを開いてみたところ。ノート自体が小さいうえにページ数は32ページで、それほど多くのことは記載できません。中心部分に切り取りができるミシン目がついていました。
QuoVadisJapan(クオバディス・ジャパン)『Business Prestige』








出典:Amazon
サイズ | 10×15cm |
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カバー素材 | 合皮 |
内容 | ウィークリーフォーマット、マンスリーページ、アノプランニング、インフォメーションページ、カラーマップページ、別冊横罫ノート |
『クオバディス手帳』は海外の人と関わることが多い人にも適した手帳

『クオバディス手帳』を試した感想をチャートにしてみました。
※執筆者の主観を数値化したものです。
『クオバディス手帳』は、シンプルなデザインと英語表記、日本製品にはない独特の表記がとてもおもしろく、海外企業や海外の人と関わるときに役に立つ手帳であることがわかりました。
バーチカルは日曜日休みではない人には使いづらい部分もありますが、それ以外は使い勝手のいい手帳です。
週間バーチカル付で日々のスケジュールは立てやすいですが、目標や叶えたいことを書くスペースはありません。そのため、手帳を使用して目標を達成したいというよりは、ビジネスやプライベートの予定を書き込んで忘れないようにするために使うほうが適しています。
世界を股にかけて活躍するときの相棒として、来年の手帳はクオバディスを選んでみてはいかがでしょうか。
また、ビジネスプレステージシリーズには今回紹介したクラブ以外にも、カバーの種類がそれぞれ違う、アンパラ、ソーホー、マドラスという手帳も同時に発売されています。カバーの色味や質感が違う手帳がほしい人はチェックしてみてくださいね。
QuoVadisJapan(クオバディス・ジャパン)『Business アンパラ』








出典:Amazon
サイズ | 10×15cm |
---|---|
カバー素材 | ビニール |
内容 | ウィークリーフォーマット、マンスリーページ、アノプランニング、インフォメーションページ、カラーマップページ、別冊横罫ノート |
QuoVadisJapan(クオバディス・ジャパン)『Business ソーホー』








出典:Amazon
サイズ | 10×15cm |
---|---|
カバー素材 | 合皮 |
内容 | ウィークリーフォーマット、マンスリーページ、アノプランニング、インフォメーションページ、カラーマップページ、別冊横罫ノート |
QuoVadisJapan(クオバディス・ジャパン)『Business ソーホー』








出典:Amazon
サイズ | 10×15cm |
---|---|
カバー素材 | 合皮 |
内容 | ウィークリーフォーマット、マンスリーページ、アノプランニング、インフォメーションページ、カラーマップページ、別冊横罫ノート |
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(制作協力:伊藤、掲載:マイナビおすすめナビ編集部)