レミパンプラスを実際に購入し使ってみました
素材や調理方法によって、使うフライパンや鍋は異なります。普段使いに便利なアルミ製の鍋や、シチューなどを煮込むのに適した鋳物(いもの)ホウロウ鍋など、いつの間にか種類も数も増えてしまいますよね。
ひとつの鍋ですべての料理ができたら……という人におすすめなのが、『レミパンプラス』です。『レミパンプラス』は、「鍋」と「フライパン」がひとつになったクックウェアで、多機能なのが魅力です。
フライパンを選ぶときに選択の基準のひとつとなるのが、コーティングの耐久性。『レミパンプラス』は、歴代シリーズのなかでも最もなめらかで耐久性のあるコーティングが施されているとのこと。
しかし「本当にレミパンプラスは万能なの?」と疑問に思う人もなかにはいることでしょう。
そこで今回は、『レミパンプラス』を実際に購入し、さまざまな調理方法で機能性や使い勝手を検証してみました。
レミパンプラスとはどういうクックウェアなの? 公式サイトの情報などを調査
『レミパンプラス』は、料理愛好家の平野レミさんが「こういうフライパンがほしい」という想いを形にしたもの。
今回購入したのは、ホワイトの『レミパンプラス』。24cmと汎用性の高いサイズです。「鍋」と「フライパン」がひとつになったクックウェアで、「これさえあれば、何でもつくれる!」がキャッチコピーです。
その大きさと深さ、重さ、形状、材質は改良を重ねられ、20年もの間愛され続けているフライパン。耐久性のあるコーティングで、ほんの少量の油でも食材がこびりつくことなく、快適に料理することができます。
『レミパンプラス』は軽く、熱伝導率が高いアルミ製のため、火のとおりが早く時短料理が可能。少しでも家事の時間を減らしたい、という忙しい方におすすめです。
『レミパンプラス』のフタは自立タイプで、さらにお玉などのキッチンツールもハンドル部分の上に置けるよう工夫されており、コンロ周りがごちゃつくことはありません。機能性もさることながら、その見た目の美しさは、「GOOD DESIGN AWARD 2016」を受賞しているほど。
サイズは3種類あり、20cmの『レミパンミニ』、24cmの『レミパンプラス』、さらに大きい28cmの『レミパンワイド』です。
レミパンプラスの口コミ&評判 SNSやECサイトでの評価は?
『レミパンプラス』の口コミや評判を確認したところ、「とにかく使いやすい」という口コミが多数ありました。
その一方で、「1年くらいでものすごく焦げつくようになった」などネガティブな評価もあったため、ポジティブとネガティブの評価それぞれを紹介しましょう。
レミパンプラスのポジティブな評価
「とにかく軽くて使いやすい」という口コミが多数。
「買ってよかった」、「ほかのサイズもほしい」という声も多くありました。「今までのレミパンよりもオシャレな色になり嬉しい」という意見も。
レミパンプラスのネガティブな評価
ポジティブな口コミが多かったのですが、なかには「使い始めて8カ月ほどで塗装が剥げた」というネガティブな口コミもありました。価格が高いのに、コーティングがすぐに剥がれたというのが不満の理由でしょう。
確かに、フライパンとしては価格が高めなので、評価も厳しくならざるを得ないのではないでしょうか。
レミパンプラスを実際に使ったレビュー 検証レビュー
レミパンプラスを見た第一印象は、とにかく「カッコイイ!」ということ。
このようなクックウェアがあれば、毎日の料理も楽しくなります。
レミパンプラスの裏側は?
レミパンプラスの裏側にまで、「remy」と刻印されている徹底ぶり。20年もの間、愛され続けてきた歴史を感じます。
フタを立てることができます
フタが自立するので、コンロ周りがごちゃつくことがないのは嬉しいポイント。
お玉を置けるように工夫されたハンドルの上に、我が家にあるお玉を試しに置いてみました。レミパンプラス専用のお玉ではないのですが、問題なく置けました。
揚げ物をするのに十分な深さがある?
揚げ物をするのに十分な深さがあるのかを試してみました。おやつとしてよく作る「からいも」の天ぷらです。
揚げ物にもじゅうぶんな安定感です
『レミパンプラス』は、普通のフライパンよりも深さがあるため、揚げ物で油をたくさん使うときも中華鍋くらいの安定感があります。
子どものいるご家庭では、油ものをするときには細心の注意を払いながら料理をすると思いますが、『レミパンプラス』なら十分な深さで油ものも安心でしょう。『レミパンプラス』いっぱいにからいもを入れて揚げてみましたが、温度が下がることもなく、さくっと仕上がりました。
煮物の仕上がりはどんな感じ?
夕ご飯に、かぼちゃの煮物を作ってみました。
フタが自立するので、あくを取ったり味付けをしたりするときに本当に便利! 個人的には、この機能だけでも買う価値があると感じました。
フタを取らなくても中を確認できる
煮物にも最適です
かぼちゃの煮物もふっくらとできました。鍋で作るよりも時間が短くてすみ、そのうえ味もしっかりと染み込んでいます。
フライパンで煮物を作るのに抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、『レミパンプラス』は煮物にも最適です。
ホットケーキも上手く焼ける?
ホットケーキは砂糖が入っているため、焦げやすい料理のひとつ。焦げずにムラなく焼けるのか試してみました。
ホットケーキもふんわりしっとりと仕上がりました
ホットケーキも中まできれいに火が通っていて、ふんわりしっとりとできました。外側もきれいな焼き色です。
1番難しいであろう「炊く」を試してみました
秋鮭と舞茸の炊き込みご飯を作ってみました。きちんと炊けるのかを確認するために、米の半量はもち米です。
「炊く」も素晴らしい仕上がりです
もち米の入った炊き込みご飯も素晴らしい仕上がりでした。少し長めに炊くことで、おこげも簡単に作ることができます。
サイズ | 直径24cm、幅44×奥行25.5×高さ15cm |
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重量 | 約1,400g |
材質 | 本体:アルミニウム合金、内面:アルマイト、ふっ素樹脂塗膜加工、蓋:全面物理強化ガラス、底面:鉄溶射加工(底厚3.5mm) ほか |
IH対応 | ◯ |
サイズ | 直径24cm、幅44×奥行25.5×高さ15cm |
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重量 | 約1,400g |
材質 | 本体:アルミニウム合金、内面:アルマイト、ふっ素樹脂塗膜加工、蓋:全面物理強化ガラス、底面:鉄溶射加工(底厚3.5mm) ほか |
IH対応 | ◯ |
レミパンプラスを実際に使ってみてわかったこと 総合評価:4.8点
レミパンプラスを試した感想をチャートにしてみました。
お手入れのしやすさ:5
重さ:4
焦げ付きにくさ:5
見た目:5
※執筆者の主観を数値化したものです。
『レミパンプラス』を実際に使ってみてわかったことは、料理を効率よくするために作られた万能なクックウェアだということ。とくに「炒める」はもちろん、「揚げる」「煮る」「炊く」機能など、じゅうぶん満足できるフライパンでした。
食材が焦げつくこともないため、後片付けも簡単。小さなお子さんのいる忙しいママ・パパや健康やダイエットに気をつけている人、また大家族におすすめのフライパンです。
何よりその見た目の美しさと機能性の高さを考えると、値段に見合うフライパンといえるでしょう。
レミパンプラスの上に重ねられるスチーマーです。
サイズ | 幅27.7×奥行27.7×高さ9cm |
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重量 | 460g |
材質 | アルミニウム合金(表面加工:ふっ素樹脂塗膜加工) |
IH対応 | - |
サイズ | 幅27.7×奥行27.7×高さ9cm |
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重量 | 460g |
材質 | アルミニウム合金(表面加工:ふっ素樹脂塗膜加工) |
IH対応 | - |
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする フライパンの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのフライパンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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「生活雑貨・日用品」「住まい・DIY」カテゴリー担当。妻と娘が二人で料理をしているのをほほえましく眺めながら、息子と食べる担当になっている30代編集者。あると便利な日用品を買っても使わず、怒られているのは内緒。