ノーブルノートってどうなの? 実際につかってみてわかったこと
「ノートなんて、どれも一緒じゃないの?」なんて思っていませんか?
仕事のメモや趣味で使用するものなど人によって用途はさまざまですが、共通していえることは、継続してつかっていくためには、上質な素材を使用したノートをチョイスすることは非常に重要なポイントです。
万年筆の筆先が引っかかりやすかったり、インクがにじみやすい紙をつかったノートを選んでしまうと、キレイにかけないことが苦痛になり、ノートをとるのがおっくうになってしまうことも。
その点、ノーブルノートは文具メーカーと製紙メーカーが共同開発し、かき心地にこだわった日本製の紙を採用。とにかく紙が滑らかで丈夫なため、万年筆はもちろん、どんな筆記具でもかきやすいのが特徴です。
日本製ならではの安心感があるのも魅力のひとつです。
実際にノーブルノートをつかってみたところ、ノート紙がしっかりしていて、万年筆でかくとスラスラとかき進めやすいうえに、インクもにじみにくく裏うつりもほとんどなし、見た目以上にタフでつかいやすいノートでした。
ノーブルノートについて調べてみました 公式サイトの情報などを調査
『ノーブルノート』は東京の下町にある老舗文具メーカー、ライフで生産されている商品です。創業時から、かくことを愛する人のために制作されたロングセラー商品なのだそう。
かき心地、めくりやすさ、やわらかさを兼ね備えたライフオリジナルのノート紙「Lライティングペーパー」を採用しています。こちらは、製紙会社と共同開発されたノート紙で、なめらかでインクがにじみにくいのが特徴です。
ノートサイズはB6、B5、A5、A4の4種類。罫線の種類は無地、横罫、5mm方眼の3種類があります。ページ数は100枚200ページです。
ノーブルノートの口コミ・評判は? SNSやECサイトでの評価を調査
ノーブルノートの口コミ・評判をインターネット上で調べてみたところ、学生さんから社会人まで、幅広い年代・職業の人に使われていることがわかりました。
つかう人を選ばないノーブルノート。いい口コミから悪い口コミまでさまざまな声を聞くことができました。
数ある口コミのなかから、いくつか選んで紹介します。
ノーブルノートの良い口コミ ここがGOOD!
「かき心地がとにかくいい!」「紙質がいいからか、にじんだり裏うつりもしない!」という声が多くありました。「クリーム色のノート紙の色味も目にやさしい」という声も。
「万年筆でかいても、ひっかかったりにじんだりしない」という声も多かったです。万年筆を愛用している人たちにも高く評価されているノートであることもわかりました。
「つかい込むほどに表紙が毛羽立ってきて、味が出てくるのがいい」という声も。全200ページあることもあり、長くつかって楽しめるノートであることは確かです。
ノーブルノートのイマイチな口コミ ここがちょっと……
4冊のノートを綴ってつくられたような形状のため、継ぎ目部分に表紙のような厚紙が挟まっていて、その部分が開きにくく記入がしにくいという声がちらほらありました。
少数ですが、湿度が高いときに表紙のオレンジ色が洋服に色移りすることがあるという口コミもありました。明るい色の服やカバンのポケットに入れて持ち歩くのは避けた方がよさそうです。
ノーブルノートを実際につかってみたレビュー
A5サイズ・5mm方眼タイプのノーブルノートを購入したので、実際に手にとって写真を交えつつ紹介していきます。
カバーは鮮やかなオレンジ色です。照明の関係で色が少し薄くなっていますが、実際の商品はもう少し赤みがかかった濃いオレンジ色をしています。
表紙の「LIFE」の文字は、金色です。写真ではカバーの見た目が表しにくいノートのため、ぜひ手にとってみてもらいたいです。
ノーブルノートの紙質、綴じかたをチェック
まず、表紙の質感をチェック。見てのとおり表面は独特のザラっとした肌触りです。厚みもあり耐久性もよさそう。つかい込んでいくうちに毛羽立ってくるのが楽しみです。
ノーブルノートの綴じ方は独特で、4冊のノートをまとめたような綴じ方です。
4つ重なっているノートのうち、一番上のノートと一番下のノートには表紙に使用されている紙がとじられている部分があり、その部分の前後のページは開きにくいため注意が必要です。
ノートの質感をチェック。ライフオリジナルの「Lライティングペーパー」は、厚すぎず薄すぎず、なめらかな感触です。
紙の色は生成色で、5mm方眼の罫線は薄いグレー色です。
ノーブルノートのかき心地は?
ノーブルノートに実際に、シャープペン、ボールペン、鉛筆、万年筆、油性ペン、水性ペン、マーカーで筆記してみました。
驚いたことは、他社のノートにくらべて色ペンの発色がよいところです! 生成色のノートですが、鮮やかな色合いのペンでかいても色が映えます。
また、紙の表面がなめらかなので、万年筆をつかってもひっかかりや、かすれることがなく、スラスラと文字をかくことができました。万年筆独特のガリガリとした質感は感じにくかったですが、インクもかなりにじみにくく、万年筆向けのノートだといえます。
万年筆以外の筆記具でも、本当に文字がかきやすかったです。
気になる次ページの裏うつり、かき跡もチェック。油性ペンでかいた部分もほとんどにじんでいませんし、裏うつりもしていません。裏ぬけ具合は油性ペンなので許容範囲。他社のノートと比較してもインクはにじみにくい印象です。
ボールペンに至っては、若干かき跡がついてしまいましたが、かき跡もつきにくいことに驚きました。メーカーの紙質へのこだわりを垣間見ることができます。
ノーブルノートのつかい方実例
ノーブルノートは、メーカー創業時から販売されているロングセラー商品。
学生から社会人までたくさんの人に愛され続けてることもあり、SNSなどを見てみると、日々の日記やスケッチ、研修用ノートのまとめなど、さまざまなつかい方をされていました。
SNSでアップされているノートのつかい方の写真を参考に、自分が買ったものの写真と特徴などを記録するノートをつくってみました。
マス目付なので文字も真っ直ぐかきやすく、写真を貼るときも曲がらないのがうれしいですね。
罫線が薄いグレーで、マスキングテープを貼り付けても線が透けない点もうれしいポイントです。
サイズ | A5、B6、A4、B5 |
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カラー展開 | 1色 |
罫線 | 5mm方眼 |
ページ数 | 100枚(200ページ) |
サイズ | A5、B6、A4、B5 |
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カラー展開 | 1色 |
罫線 | 5mm方眼 |
ページ数 | 100枚(200ページ) |
ノーブルノートは紙質にこだわりたい人にぴったり! 総合評価:4.6点
ノーブルノートを試した感想をチャートにしてみました。
使いやすさ:5
紙質:5
耐久性:4
デザイン:4
見やすさ:5
※執筆者の主観を数値化したものです。
ノーブルノートはページ数も多く、表紙の経年変化も楽しめるため、ノートをつかい終えたあとも、過ぎ去った月日の振り返りにふさわしいノートです。
正直、実際に使用するまでは、4冊のノートがそのまま綴じられているのを見て、つかいやすいものなのか不安でした。しかし予想以上に紙質がよく、罫線も目立たずスケッチやデコレーションなどのアレンジがしやすく驚きでした。
万年筆をはじめ、どんな筆記具でもスラスラとかけるうえにインクがにじみにくく、裏うつりもしにくいので、かき心地で失敗したくない人やノートの紙質にこだわりたい人にぴったりの商品です。
今回は5mm方眼罫線のノートを使用しましたが、同サイズで無地、横罫タイプのノートも販売されています。用途や好みに合わせて自分に合ったノートを選んでみてくださいね。
サイズ | A5、B6、A4、B5 |
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カラー展開 | 1色 |
罫線 | 無地 |
ページ数 | 100枚(200ページ) |
サイズ | A5、B6、A4、B5 |
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カラー展開 | 1色 |
罫線 | 無地 |
ページ数 | 100枚(200ページ) |
サイズ | A5、B6、A4、B5 |
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カラー展開 | 1色 |
罫線 | 横罫8mm |
ページ数 | 100枚(200ページ) |
サイズ | A5、B6、A4、B5 |
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カラー展開 | 1色 |
罫線 | 横罫8mm |
ページ数 | 100枚(200ページ) |
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ノートの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのノートの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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「生活雑貨・日用品」「住まい・DIY」カテゴリー担当。妻と娘が二人で料理をしているのをほほえましく眺めながら、息子と食べる担当になっている30代編集者。あると便利な日用品を買っても使わず、怒られているのは内緒。