スノーボード用デッキパッドの必要性
「本当にデッキパッドは必要なの?」「なしでもいいのでは?」と、思っている方もいらっしゃるでしょう。デッキパッドは必ずしもつけなければならない、というものではありません。
しかし、靴底に雪がついたままボードに足をのせると、滑りやすくバランスがとれず転倒するおそれもあります。それを滑りにくくするのがデッキパッド。そのため、とくに初心者はデッキパッドをつけたほうが安心・安全でしょう。
スノーボード用デッキパッドの選び方 安全性・デザイン・素材
ひとことでデッキパッドといっても、デザインや大きさ・素材などさまざまです。つい見た目だけで選んでしまいがちですが、機能性まで視野にいれてみてはいかがでしょうか。
ここでは、さまざまな観点からデッキパッドの選び方を解説します。ご自身に合ったデッキパッドはどんなものなのか、想像しながら読んでくださいね。
スノボ初心者は安全性を重視して選ぼう
デッキパッドはオシャレなデザインが多く、ついつい見た目で選んでしまいがちです。しかし、初心者はデザインの見た目よりも安全性を重視して選びましょう。気に入ったデザインのものを選ぶのもいいですが、まずは安全にスノーボードを楽しみたいですよね。
それではどんなものが初心者に向いているのか、詳しく見ていきましょう。
大きめのサイズを選んでしっかりグリップさせよう
初心者は、足をおく位置が定まっておらず不安定です。サイズの大きいデッキパッドなら、多少足をおく位置がずれても安心ですね。デザインで選びたい気持ちよりも、しっかりとグリップしてくれる大きめサイズのデッキパッドを選びましょう。
スケーティングに慣れるまでは、大きめサイズのデッキパッドをつけてしっかりグリップさせることを心がけましょう。
安定性を求めるならスプリット(分割)タイプやカットしやすいもの
スプリット(分割)タイプなら、より安定性が高まります。大きめサイズのデッキパッドよりも、自分の足の位置に合わせることができます。また、シリコン素材のデッキパッドなら、小さくカットして貼ることもできるので、ボードのデザインを邪魔しないメリットもあります。
しかし、小さくしすぎると剥がれやすくなるため注意が必要です。安定性を求めるなら、スプリットタイプやカットできるものを選ぶといいでしょう。
ブーツ裏の雪を落としてくれるスクレイパーつきが便利!
どんなに安定性のあるデッキパッドをつけていても、靴底に雪がついていては意味をなさないこともあります。そんなときに便利なのが、スクレイパーつきのデッキパッドです。突起部分が靴裏の厚くかたまった雪をそぎ落としてくれるため、より安全にスノーボードを楽しむことができます。
しっかりとグリップをして、さらに雪もそぎ落としてくれるなんてとても便利ですね。
デザインで選ぶ
初心者は安全性・安定性の高いデッキパッドを選ぶことが大事ですが、少し慣れてきたらデザインで選ぶのもいいでしょう。デッキパッドは、オシャレで個性的なデザインが豊富です。
ここではボードのデザインの邪魔にならないクリアタイプや、個性的なデザインのデッキパッドについて解説します。
ボードのデザインを邪魔しないクリアタイプ
かっこよくオシャレなボードでも、デッキパッドを貼ることによりデザインが隠れてしまっては残念ですよね。デッキパッドを貼りたくない方のなかには、「ボードのデザインを邪魔するから」という意見もあるでしょう。
しかし、クリアタイプのデッキパッドなら、ボードのデザインを邪魔することなくオシャレに楽しめますよ。
スタッズや個性的なデザイン!
目立たないデッキパットを求める方がいるなか、むしろ個性的でオシャレに目立たせたい! という方もいらっしゃるでしょう。スタッズなどボードに合ったものを選べば、デッキパッドもボードデザインの一部になります。
個性的で好きなデッキパッドを使って、ボードをオシャレに飾るのもいいですね。それだけで、ボードにオリジナリティを出すことができますよ。
素材にも注目!
デッキパッドはおもに、シリコンゴムや金属でつくられています。好みは人それぞれですが、シリコンゴムなら安価で温度変化に強いというメリットがあります。また、足をしっかりグリップできるのもうれしいポイント。金属製のデッキパットはボードになじむデザインが多く、ファッション感覚で使用することができますよ。
好みの素材のデッキパットで、ボードをオシャレに飾ってくださいね。
ワンポイントのオシャレアイテムとしても! ワイルドライフクリエーターよりのアドバイス
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家
初心者が付けるイメージのデッキパッドですが、ワンポイントのオシャレアイテムとしてチョイスしている上級者もいますね。
もちろんなくても困らないという人もいるでしょう! リフトの乗り降りだけならなくてもいいでしょう。しかし春先の溶けやすいゲレンデスケーティングを余儀なくされる場合などはあると便利です!
スノーボード用デッキパッドおすすめ11選 自分のレベルに適したもの
あなたに合ったデッキパッドがどんなものなのか、イメージは湧きましたか? デッキパッドは初心者か上級者かによって、選ぶ基準が変わりますよね。また、デザインや素材の好みも分かれるでしょう。
それでは、実際にどんなデッキパッドが売られているのか見ていきましょう。スノーボード用のデッキパットのおすすめ商品11点をご紹介します。
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家
Veroman『スノーボードデッキパット とげタイプ』は、湿雪でも除雪が簡単。水を含む素材は少ないですが、それでも湿気と温度変化で雪は付着します。コーンタイプならそのストレスは大幅に軽減されるのでおすすめです!

Veroman『スノーボードデッキパット とげタイプ』

出典:Amazon
タイプ | クリア |
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スクレイパー | あり |
サイズ | 直径10×1cm |
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家
どうせ貼るならパッドもワンポイントにしたい! そんなニーズに応えてくれるのがクラブグラブ『MEGA CLAWS』。お気に入りのステッカーとアクセントとしてカスタムするのも楽しみのひとつですね。ホールド感もバッチリです。

CRABGRAB(クラブグラブ)『MEGA CLAWS』






出典:Amazon
タイプ | デザイン |
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スクレイパー | - |
サイズ | 16.5cm |
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家
Veroman『スノーボードデッキパット 渦タイプ』は、変色しがちなクリアタイプですが、透明感が際立つこのアイテムなら、ボードのデザインを邪魔しないで使えます。変色のスピードも遅く、こだわり派におすすめのデッキパッドです。

Veroman『スノーボードデッキパット 渦タイプ』












出典:Amazon
タイプ | クリア |
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スクレイパー | - |
サイズ | 直径10×1cm |
EBS(エビス)『STOMP STAR』

出典:Amazon
タイプ | デザイン |
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スクレイパー | - |
サイズ | 12.5×12.5cm |
EBS(エビス)『SOLDIER PAD』

出典:Amazon
タイプ | デザイン |
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スクレイパー | - |
サイズ | 3.9×6.6cm |
Burton(バートン) 『FOAM MATS』

出典:Amazon
タイプ | デザイン |
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スクレイパー | - |
サイズ | - |
Kidona Lab『DECK PAD CIRCLE』






出典:楽天市場
タイプ | デザイン |
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スクレイパー | あり |
サイズ | 直径9.5cm |
EBS(エビス)『STOMP OHIGEKUN』

出典:Amazon
タイプ | デザイン |
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スクレイパー | あり |
サイズ | 目:12.1×7.5cm、ヒゲ:12×3.8cm |
CRABGRAB(クラブグラブ)『CRAB TRAP』








出典:Amazon
タイプ | デザイン |
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スクレイパー | - |
サイズ | 17.8×18.5cm |
blp『カップグリップ』

出典:楽天市場
タイプ | クリア |
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スクレイパー | - |
サイズ | 直径1.5×1cm |
DAKINE(ダカイン)『デッキパッド PYRAMID STUDS』

出典:Amazon
タイプ | デザイン |
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スクレイパー | - |
サイズ | - |
「スノーボード デッキ パッド」のおすすめ商品の比較一覧表
デッキパッドは、はがれないようにしっかり貼って
デッキパッドは、裏面が粘着シートになっています。したがって、貼ること自体はそれほど難しくありません。しっかり貼るために注意して欲しいことは2点です。
まず、貼る前にはボードの汚れをきれいに取り除いておくことと、室温で貼ること。寒い現場ではせっかくの粘着テープの粘性がじゅうぶん発揮できません。
また、大きめのデッキパッドは接着面が多くはがれにくいのですが、小さいものははがれやすいので注意が必要。それでは、デッキパッドをしっかり貼ってスノーボードを楽しんでください。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする スノーボード デッキ パッドの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでのスノーボード デッキ パッドの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかのスノーボード用アイテムはこちら
編集部からひと言
スノーボード用デッキパッドのおすすめ11選をご紹介しました。
最近ではオシャレで機能的な商品がたくさん販売されています。お手持ちのボードと組み合わせれば、自分だけのデザインに仕上げることができますよ。
この記事を参考にして、あなたに合ったデッキパッドを選んでくださいね。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2020/12/16 コンテンツ追加のため、記事を更新しました(マイナビおすすめナビ編集部 福本航大)
ブッシュクラフト、狩猟、ULスタイル、沢登りなど様々なアウトドアに取り組む。海外生活の経験もあり銃器やトイガンにも造詣が深い。 アウトドア料理やビンテージアウトドアアイテムのレストア、道具作りにも造詣が深く自作アイテムのみでの山行も行う。 フェールラーベンのアンバサダーとしても活動している。