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チャイ用茶葉・スパイスの選び方 Cha Tea 紅茶教室代表に聞いた!
Cha Tea 紅茶教室代表の立川 碧さんに、チャイ用茶葉と、チャイを楽しむためのスパイスの選び方のポイントを教えてもらいました。
ベースの茶葉を選ぶ
Cha Tea 紅茶教室代表
アッサムなどミルク負けしないコクのある茶葉を
本来「チャイ」は「お茶」を意味する言葉です。そのため国によってチャイのイメージが異なります。ここでは日本人がもっともよくイメージする、インドの煮出式のミルクティーを取り上げたいと思います。
チャイには通常のミルクティーよりも多くの牛乳を使うため、ベースになる茶葉はミルク負けしないコクのあるタイプを選びましょう。チャイにおすすめの茶葉はインド産のアッサム、スリランカ産のルフナ、アフリカのケニア産の茶葉など。好みの茶葉を選んで、おいしいチャイを作ってみてください。
神戸スパイス『アッサム CTC 神戸チャイワラ』
スパイス専門店がブレンドした、スパイスにもミルクにも負けないコクのあるブレンドティー。
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アッサムティーとは、インドのアッサム地方で収穫されるお茶の総称。コクのある味わいと香り高さが特徴で、ミルクティー、チャイに向いています。
アッサムティーは「クオリティーシーズン」と呼ばれる旬が年に2回あります。春一番の新芽でつくられる一番茶は「ファーストフラッシュ」と呼ばれ、繊細な味わいと香りの高さに定評があります。
チャイを楽しむなら、2番茶である「セカンドフラッシュ」のアッサムティーがおすすめ。初夏に生産されたセカンドフラッシュは、香り高いだけでなく味も豊熟で甘みがあり、ミルク負けしません。
東インド会社 『ザ・ファースト・エステート・アッサム 缶/リーフ』
紅茶の本場英国で人気の紅茶ブランド。貴重なオーソドックス製法で作られています。
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セイロンティーとはスリランカ産の紅茶の総称。標高差が激しく、同じ島内でも気候が大きく違うスリランカなので、セイロンティーとひとくちにいっても、産地により香りも味わいもまるで異なります。
チャイにおすすめなのは、はちみつのような甘い香りと力強いコクが特徴の「ルフナ」です。セイロンティーにはほかに、緑茶のような爽やかさが魅力の「ヌワラエリヤ」、軽快な渋みが特徴の「ウバ」、バランスのいい「ディンブラ」、甘みがあり飲みやすい「キャンディ」があります。
バシラーティー『ルフナ』
「セイロン紅茶のシャンパン」と呼ばれる華やかな香りとコクのある味わいが特徴のルフナ。
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Cha Tea 紅茶教室代表
ホールタイプのスパイスは少し砕いて使って
インドの煮出し式「チャイ」には、スパイスがつきもの。シナモンやジンジャー、クローブ、カルダモン、ペッパーなど、新鮮なスパイスを茶葉と一緒に煮だしてみましょう。
スパイスは、少し砕いた方が香りや味が強く出ます。ホールタイプ(原型)のスパイスなのか、すでにカットされているタイプのものなのか、スパイスを購入する時には確認してみましょう。粉末タイプは、風味の強さや舌触りが気になる方もいると思うので、少量からチャレンジしてみてください。
GABAN『スパイス屋さんのチャイミックス』
シナモン、カルダモン、ブラックペッパー、クローブといった、本場インドでもチャイ用のスパイスとして人気の4種類のスパイスが、必要量だけ袋詰めされている便利なスパイスミックス。
商品化されているものを選ぶ
Cha Tea 紅茶教室代表
チャイ初心者さんは市販のチャイセットから試して
好みの茶葉、好みのスパイスをそれぞれチョイスして楽しむのが本来のインド式「チャイ」。インドのマーケットに建ち並ぶチャイの屋台では、それぞれ茶葉やスパイスのブレンドが異なっており、インドの人はその中からお気に入りのチャイ屋を見つけます。
もちろんそういった本場の味を楽しむのもいいものですが、最近では、大手ブランドが提供しているチャイ用のミックスを飲まれる方も増えてきています。
日本でも茶葉とスパイスがセットとなり、レシピも添付されている商品も販売されていますので、はじめての方は商品化されているチャイから試してみるのもおすすめです。
ESAアジア教育支援の会『チャイスパイスと紅茶のセット』
美味しく飲めて、チャリティ活動もできるスパイスセットです。
>> Amazonで詳細を見る人気のチャイ用茶葉おすすめ2選 メディアで話題の商品や注目の逸品を紹介します
ほかにも、メディアで取り上げられるなど、人気が出ている注目のおすすめのチャイ用茶葉を紹介します。

チャイ用茶葉のおすすめ7選 Cha Tea 紅茶教室代表が厳選!
Cha Tea 紅茶教室代表の立川 碧さんに選んでもらったおすすめのチャイ用茶葉を紹介します。産地や製法などチャイにぴったりのものを選んでいただいたので、ぜひ参考にしてくださいね。


紅茶専門店がブレンドしたチャイ
インドの紅茶を専門とするシルバーポットが、インドのアッサム地方の紅茶をベースに、独自の配合でスパイスをブレンドしたチャイ用の茶葉。
スパイスには「カット」タイプと「粉末」タイプが併用されています。粉末のみですと、粉っぽさが口に残ることもあるため、カットを主体に最低限の粉末が絶妙な量で使用されているのがポイント。
ホームページに煮出し式のチャイのレシピも掲載されているので、まずは手順通りに作ってみましょう。使用する牛乳を「低温殺菌」にすると、香りが高くさらりとした風味に。「高温殺菌」を選ぶと濃厚でコクがあるチャイになります。季節により牛乳を使い分けてみるのもおすすめです。
北欧紅茶『スパイスリフィル』
チャイスパイスのおすすめ3選 Cha Tea 紅茶教室代表が厳選!
Cha Tea 紅茶教室代表の立川 碧さんがおすすめする、自宅でチャイを楽しむためにおすすめのスパイスも紹介します。種類が多く迷いがちなスパイスですが、チャイ用のミックススパイスを使えばかんたんに本格的なチャイを作ることができますよ。



GABAN『スパイス屋さんのチャイミックス』
1袋で本場のチャイを再現
シナモン、カルダモン、ブラックペッパー、クローブといった、本場インドでもチャイ用のスパイスとして人気の4種類のスパイスが、必要量だけ袋詰めされている便利商品です。
分量がきちんと計量されている為、紅茶と牛乳さえ用意すれば、失敗なくチャイを淹れることができます。「チャイを楽しんでみたいけれど、あれこれスパイスを購入すると高コストになってしまう」「どのスパイスから試したらよいのか判断がつかない……」という方にもおすすめ。
4人用のチャイが2回作れるお試し版ですので、まずはここからチャレンジして、気に入ったら、それぞれのスパイスを個別に購入してみるのもいいでしょう。
チャイにおすすめのセイロンティーを探してみる?
Cha Tea 紅茶教室代表の立川 碧さんへの取材をもとに、おすすめのセイロンティー5選を紹介します。産地ごとに特徴がある味わいのセイロンティーは、自分好みの茶葉を選ぶ楽しみがあるものです。本記事では、普段使いにおすすめのものを中心に、比較的飲みやすいセイロンティーをピックアップしています。普...
チャイにおすすめのアッサム紅茶をさがしてみる?
紅茶の代表的な種類のひとつ「アッサム」。ダージリンやセイロンと並んで有名なアッサムティーは、スーパーやデパートなどのほか、ネット通販でも入手できます。「美味しいアッサムティーってどうやって選べばいいの?」と、紅茶を買うたびに悩んでいる方も多いのでは? せっかくアッサムティーを購入するなら、おい...
粉タイプやティーバッグタイプなども探してみる?
インドでは日常的に飲まれているチャイティー。ほんのり甘くてスパイシーな味わいは絶妙ですよね。最近では日本でも専門店があり、コーヒーショップなどのお店でも提供されています。種類も豊富なチャイティーですが、初心者の方には自分の好みに合った味や、選ぶ基準などがわからないという方も多いのではないでしょ...
Cha Tea 紅茶教室代表からひとこと
Cha Tea 紅茶教室代表
茶葉とスパイスを自由に組み合わせて独自のチャイを
チャイはとても自由な紅茶のスタイルです。茶葉、スパイス、牛乳……こだわりが強ければ強いほど、自分の好みが分かれば分かるほど、楽しみ方の幅が広がります。
インドではスパイスは健康にいいものとされ、1日に何杯もチャイを楽しみます。チャイを日常的に楽しむことで、活力に満ちた生活をエンジョイしてみてくださいね。
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※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
紅茶はワインと同じように産地により香りや味が異なり、楽しむ器の形状によって風味も変化しますが、まだまだ知識の普及が進んでおらず「紅茶」とひとくくりにされてしまうことが多い飲みものです。 飲む紅茶、文化としての紅茶、皆さまが自分好みの紅茶を探すお手伝いが出来れば嬉しいです。