バーチャルキーボードとは?魅力と仕組みについて
ガジェットオタクの心をくすぐるニッチな商品、バーチャルキーボード。キーボード本体を持たない非接触型で、レーザーで投影したキーをタッチして文字入力ができる商品です。
近未来的な見た目とかんたんに持ち運べる便利さが魅力で、一部のファンから支持を集めています。まだまだ普及しているとはいいがたいですが、クラウドファンディング発の製品が話題になったこともあり、気になっている方も多いのでは?
バーチャルキーボードの選び方 対応モデル・機能・デザインなど
バーチャルキーボードを購入するとき、どんなことに気をつければいいのかわからないという方も多いですよね。使い心地・入力精度・バッテリー・サイズなど、バーチャルキーボードを選ぶときのポイントを見てみましょう。
ポイントをしっかり押さえて、バーチャルキーボード選びの参考にしてみてくださいね。
対応OS・バージョンを確認する
バーチャルキーボードを選ぶときにまず注意することは、自分の持っているパソコン・スマートフォン・タブレットなどに対応しているか。商品を購入する前に、必ず確認しましょう。
対応しているOSでもバージョンが古すぎると使えないことがありますし、スマホの場合は一部機能が制限されることも。またiPhoneのみ、あるいはAndroidのみでしか使えないものもあるので注意しましょう。
キーボードの見やすさなどの使い勝手で選ぶ
キーボードの見やすさや文字の認識の速さは、バーチャルキーボードを選ぶうえで気になるポイントですよね。
キーボードの使い勝手を大きく左右するものなので、しっかりと確認してから購入するようにしましょう。
Amazonの商品レビューに使用感の動画が掲載されていることもあるので、実際の投影感やタイピングイメージを確認するのもオススメです。
キーピッチ・キーボードサイズは視認性を重視!
バーチャルキーボードと一般的なキーボードとの大きな違いは、実際にボタンがあるかないか。バーチャルキーボードは目でキーの位置を確認しながらタイピングすることになるので、キーの視認性は打ちやすさに大きく関わるポイントになります。
視認性は人それぞれで、打ちやすいと感じるキーピッチ(キーとキーの間の距離)やキーボードサイズは人によってさまざま。キーピッチは18.5~19mmくらいが標準的な大きさとされているので、ひとつの目安にしてみてください。
文字認識の速度を確認しよう
バーチャルキーボードでも、入力スピードを重視したいという方は、1分間に認識できる文字数が多いものを選びましょう。センサーの反応速度によって入力できる文字数が異なりますが、早いものだと1分間に350文字ほど認識できるものも。
ただ一般的なキーボードに比べると、どうしてもタイピングが遅くなる傾向があります。絶対に入力速度を落としたくないという方は、一般的なキーボードの方がいいかもしれません。
機能で選ぶ
バーチャルキーボードでできるのは、文字の入力だけではありません。
文字入力以外にも、「マウス」「スピーカー」「防水」など、さまざまな機能がついているものがあります。
マウス操作ができるバーチャルキーボードも
ふだんからマウスを使って操作している方は、マウスモードがついているバーチャルキーボードが便利。マウスモードは画面上でカーソルを動かしたり、クリックしたりすることができます。
ただし、キーボード操作と同じく感触があるものではないので、使いこなすには慣れが必要です。
スピーカー機能!作業中に音楽なども聴ける!
パソコンで作業をしながらよく音楽を聴く方は、スピーカー機能のついているバーチャルキーボードもいいですね。
Bluetoothでワイヤレス接続ができたり、音質にこだわっているアイテムも。スピーカーの性能に力を入れている製品もあるので、音楽好きの方は要チェックです!
万が一のことを考えて防水機能があると安心!
お茶やコーヒーなどを飲みながら、パソコンを使うという方も多いでしょう。もし飲みものをこぼしてしまったら……と思うと、ヒヤッとしますよね。
そんな方は、防水機能の搭載されたバーチャルキーボードを選ぶといいでしょう。万が一のことがあっても、安心して使えますよ。
携帯性を確認しよう!
バーチャルキーボードを職場や出先などに持ち運んで使用したいという方は、サイズや重量をチェック。バーチャルキーボードの重量は60~100gほどで、サイズもさまざまです。
毎日持ち歩くのであれば、軽量でコンパクトな製品がいいですよね。専用のストラップを付属しているなど、持ち運びやすい工夫がされているものもあるのでよく確認しましょう。
携行性を重視するのであれば、小型のワイヤレスキーボードの採用も視野に入ります。
バッテリー持ちのよさも重要
毎日持ち運ぶのであれば、バッテリーの持ちのよさも重要ポイント。多くのアイテムは2~3時間程度の稼働ですが、なかには大容量のバッテリーが搭載されたものもあるので購入前にしっかり確認しましょう。
また長時間使いたいなら、省電力モードがある製品もいいですね。使わないときは省電力モードに切り替えることで、バッテリーの節約ができます。
近未来的なデザインで選ぶ
昔、映画でみたようなバーチャルに投影されたキーボードで入力できる!
まるでSFの世界に出てきそうな、近未来的なビジュアルもバーチャルキーボードの大きな魅力。せっかくなら、デザインに凝っているアイテムに注目して選んでみるのもいいでしょう。
SF映画に登場するロボットをモチーフにした製品も発売されており、使うたびにワクワクしてしまいそうですね!
アイアンマンの「トニースターク」が家で、机にキーボードを投影してタイピングしているシーンがありましたが、バーチャルキーボードで再現可能です。未来的なデザインが好みであれば、ゲーミングキーボードの採用もオススメ。
接続方法を確認しよう!
バーチャルキーボードの接続方法としては、USBによる有線・Bluetoothによる無線の2パターンがあります。
Bluetoothによる無線接続のアイテムが多いですが、パソコン・スマホ・タブレットといろいろなデバイスで使う予定があるなら、どちらの方法でも利用できる製品を選びましょう。
バーチャルキーボードはキー配列にも注目しましょう ITライターよりアドバイス
ITライター
キーの「配列」も要チェックです。キーにアルファベットとひらがなが併記された「日本語配列」と、アルファベットのみの「英語配列」に大別でき、海外製品の多くは英語配列となります。
基本的なローマ字入力は日本語配列と同様に行なえますが、こまかい配置などに違いがあるため、はじめて使う方は少々慣れが必要かもしれません。
バーチャルキーボードおすすめ7選
ここからは、バーチャルキーボードの7選をご紹介していきます。時代の先を行くバーチャルキーボードをいろいろと探してみましょう!
ITライター
Serafim Technologies『Serafim Keybo』は、日本語配列に対応している数少ない製品。ふだん使っているパソコンのキーボードと同じ感覚で入力できます。楽器演奏機能も個性的。家で過ごす時間を充実させるアイテムとしても活躍しそうです。

Serafim Technologies『Serafim Keybo』
















出典:Amazon
対応OS | Android、iOS、Mac、Windows、Linux |
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キーボードの特徴 | 日本語配列、78キー(多言語対応) |
付加機能 | 楽器演奏アプリ、スマホ用ドック、スマホ充電対応 |
重量 | 120g |
連続稼働時間 | 最大10時間 |
接続方法 | Bluetooth |
レクシスフィナンシャルホールディングス Celluon『Epic(SMEPJSV)』














出典:Amazon
対応OS | - |
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キーボードの特徴 | QWERTY |
付加機能 | - |
重量 | 58.5g |
連続稼働時間 | - |
接続方法 | Bluetooth |
UNISTORM『ブルートゥースレーザーキーボード』

出典:Yahoo!ショッピング
対応OS | - |
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キーボードの特徴 | 英語QWERTY |
付加機能 | - |
重量 | - |
連続稼働時間 | - |
接続方法 | Bluetooth |
Tickas『バーチャルタッチキーボード』


















出典:Amazon
対応OS | iOS、Android、 Windows、Windows Phone、Mac OS |
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キーボードの特徴 | QWERTY |
付加機能 | - |
重量 | 55g |
連続稼働時間 | - |
接続方法 | Bluetooth |
プロジェクションバーチャルキーボードレーザーブルートゥース フルキーポジションインテリジェント誘導認識ホワイト














出典:Amazon
対応OS | Windows、iOS、Android |
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キーボードの特徴 | QWERTY |
付加機能 | 楽器演奏アプリ、スマホ用ドック、インテリジェントシャットダウン |
重量 | 約139g |
連続稼働時間 | 10時間 |
接続方法 | Bluetooth |
Youzhe『Bluetoothワイヤレスバーチャルキーボード』












出典:Amazon
対応OS | Windows、Mac、iOS、Android |
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キーボードの特徴 | 英語QWERTY |
付加機能 | - |
重量 | - |
連続稼働時間 | 2時間 |
接続方法 | Bluetooth |
amadana『R2-D2 バーチャルキーボード(IMP-101)』

出典:Amazon
対応OS | iOS、Android、Windows 、Mac OS、Blackberry |
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キーボードの特徴 | 68キー(英語配列) |
付加機能 | 輝度調整、動作音調整、感度調整、パワーセービングモード、かんたんペアリング |
重量 | 635g |
連続稼働時間 | 2時間 |
接続方法 | Bluetooth |
「バーチャルキーボード」のおすすめ商品の比較一覧表
バーチャルキーボードに関連するほかの商品情報はこちら
編集部からひと言
近未来的でかっこいい見た目が魅力のバーチャルキーボード。あなた好みのバーチャルキーボードは見つかりましたか?
最初はどうしても慣れが必要ですが、持ち運びもしやすく便利なので手放せなくなるアイテムになること間違いなし! ぜひこの記事を参考にしてあなたにぴったりのアイテムを見つけてくださいね。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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※2021/01/21 コンテンツ追加のため、記事を更新しました(マイナビおすすめナビ編集部 福本航大)
IT関連の書籍、雑誌、Webコンテンツ等の編集・執筆に携わる。 著書に『これからはじめるスマホユーザーのためのLINE Facebook&Twitter 安心・かんたんスタートブック』(秀和システム)、 『今すぐ使えるかんたんFC2ブログ 超入門』(技術評論社)など。