さんまの缶詰は1年中美味しく食べられる
さんまといえば旬は秋で9~10月においしく食べられる時期になります。さんまは魚の中でも身などにクセが少ないので、魚をあまり食べない人でも食べやすいでしょう。中身も旬にとれたさんまで仕上げられているので1年中おいしくいただけるでしょう。
サンマはDHAなど栄養効果たっぷり
さんまは体によいものがたくさん詰まっています。青魚に多く含まれている栄養素であるDHAやEPAなどを摂取できます。あわせてビタミンDもたくさん含まれていているところがポイントです。
焼き魚でもおいしいですが、缶詰では骨まで柔らかく調理されていることから、まるごと食べられるため、カルシウムも摂取できるのもメリットでしょう。
さんまの缶詰の選び方
それではさんまの缶詰を選ぶときのポイントを紹介します。こちらを参考にしてお好みのさんまの缶詰を探してみてください。
味付けから選ぶ
さんま缶はサバ缶ほどのバラエティはありませんが、それでも定番の蒲焼きを中心に、水煮、味噌煮、塩焼きといった味つけや調理法のものがあります。
アレンジ幅が広がる「水煮」
水煮タイプのさんま缶詰は、さんまと食塩のみを使ったシンプルな味つけに仕上がっています。少ない材料でできているからこそ、さんまそのものの旨みがしっかりと感じられて、そのまま味わってもじゅうぶんおいしいです。
また、ほかの食材とも合わせやすいため、さまざまな料理のレシピにアレンジしやすいのもうれしいポイントです。
甘辛いタレが美味しい「蒲焼き」
蒲焼きは、さんま缶詰でも定番のタイプです。甘辛いタレと旨みたっぷりのさんまがよく絡んで、そのままご飯にのせるだけで、さんまの蒲焼き丼として楽しめます。
インスタントの味噌汁をつければ、満足感のある1食がかんたんにできあがり。手軽に使いやすいため、パッと準備したいランチや忙しい日の夕食、お弁当に1品足したいときなどに活躍するでしょう。
酒のあてなら「味噌煮」
さんま缶詰だと、味噌煮のイメージがあまりない人もいることでしょう。実際には、味噌煮タイプのさんま缶詰も多く販売されています。
蒲焼き同様、しっかりと味が付いているため、そのまま食べるだけでじゅうぶんな満足感が感じられるでしょう。ご飯との相性がいいのはもちろんのこと、お酒を飲むときのつまみにもぴったりです。
食べ飽きない「醤油味」
醤油は日本の食事に欠かせない調味料です。醤油味のさんま缶は食べなれた味なので食べ飽きることなく味わえます。また和食に溶け込む味付けなのでレシピにも応用できるでしょう。
こだわり派は「無添加」か確認する
人によっては化学調味料や添加物が気になる人もいるでしょう。その場合は添加物が入っていないさんまの缶詰を選んでみてください。
基本として缶詰は長期保存を目的としているため、封をする時点で慎重に菌が繁殖しないように処理します。そのため、食材に添加物を加えずとも防腐できていますので添加物が入っていないものも多いです。店舗やネットなどでさまざまな缶詰をみて確認してみましょう。
お取り寄せするなら高級缶詰もあり!
さんまの缶詰のメリットとしてはコストパフォーマンスがよいところがあります。しかしながら厳選した材料でつくったこだわりの缶詰も多く存在します。
いつも食べているさんまの缶詰とはひと味違うおいしさを体感できるでしょう。ご贈答品などで贅沢なさんまの缶詰を選ぶのもよいでしょう。自分へのご褒美として買って試してみることをおすすめします。
賞味期限も忘れずにチェック!
水産缶詰の賞味期限は製造してから3年というのが一般的。つまり、缶に記載された賞味期限から3年を引いた頃が製造日になります。さんま缶を含む水産缶詰は、作りたてよりも半年ほど経ったほうが、味が馴染みおいしくなるといわれています。
おいしい缶詰をすぐに食べたいときは、製造から少なくとも6カ月経ったものを購入するといいです。もちろん缶詰は長期保存ができるのがメリットのひとつ。早めに買っておき、おいしくなるのを待つのもいいでしょう。
さんまの缶詰おすすめ14選 原材料・賞味期限・DHA・EPA含有量もチェック!
上記で紹介したさんまの缶詰の選び方のポイントをふまえ、おすすめ商品を紹介します。さまざまな味付けを紹介しているので食べ比べてもいいでしょう。

お酒のおつまみやご飯にぴったりの甘辛い味
さんま缶の定番ともいえる甘辛い味がおいしい『さんま蒲焼』。三枚におろされた身はよく引き締まり、とろりと濃厚なタレがよくからんで、食欲がそそられます。
お酒のおつまみにしてもヨシ、ご飯に乗せて丼にしてもヨシ。
味が濃いめなので、炊き込みご飯や卵とじなどの料理に使うと、これひとつで味がきちんと決まります。手ごろな価格で購入できるので、気軽に食べることができるのもポイントです。

新鮮なさんまをシンプルに醤油で味付け
木の屋石巻水産の缶詰は、とてもこだわった新鮮な材料と、厳選された調味料を使って作られていることで有名です。
さんま醤油漬にも、その日に水揚げしたばかりの刺身でもおいしく食べられるさんまが使われています。
鮮度の良さとていねいな仕事ぶりがよくわかる上品な味つけ。蒲焼きとはひと味違う、甘くないシンプルな醤油味が、さんまそのもののおいしさをよく引き出しています。

大根おろし入りでさっぱりと食べられる
さんまといえば、焼いて大根おろしと一緒に食べるのがもっとも定番のおいしい食べ方ですが、それが缶詰で味わえるのが『焼きさんま大根おろし(ゆず風味)』です。
焼きさんまならではの香ばしさはやや薄めですが、大根おろしが添えられていることで、脂っこさやくさみが押さえられ、さっぱりと食べることができます。
惜しまれるのは、ゆずの風味がほとんどしないところですが、甘めの蒲焼味が苦手という人にはとても食べやすい缶詰です。

さっぱりとした塩味でさんまをしっかりと味わえる
甘めの味つけが多いさんま缶詰の中で、塩味でさっぱりと食べられるのが『さんま塩焼』。
生のさんまを焼いたときの皮のパリッと感はさすがにないですが、炭火で焼いたような香ばしさはしっかりと感じます。
濃いめの味つけの缶詰だと、さんまならではのうまみや風味が消えてしまうことがありますが、シンプルな味つけなので、しっかりとさんまを楽しむことができます。「さんま好き」な方におすすめの缶詰です。

懐かしい味わいのロングセラー商品
さんまの蒲焼缶といえば「ちょうした印」で有名な田原缶詰は外せません。
『ちょうしたのかばやき さんま』は、ロングセラーとなっている商品で、甘すぎない優しい味つけに、しっかりとしたさんまのうまみが特長です。
さんまの蒲焼缶は多くの缶詰メーカーからそれぞれ販売されていますが、ちょうしたはどこか懐かしさを覚える安定した味で、「やっぱりさんまの蒲焼きはここじゃなきゃ」という人も多いです。

骨まで柔らかく煮た韓国産のシンプルな水煮缶
ペンギンのマークが目印の韓国産の缶詰です。シンプルな水煮で余計な味もクセもなく、骨まで柔らかく煮えています。内容量400gとたっぷり入っているため、満足感があります。
そのまま食べてもおいしいですが、チゲ鍋との相性がぴったり。
豆腐や野菜などと一緒にコチュジャンなどで味付けをして煮込むと、サンマ缶のうまみが全体に広がり、出汁などを入れなくてもうまみたっぷりの鍋料理が作れます。
「さんま缶詰」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする さんまの缶詰の売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのさんまの缶詰の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
さんま缶のアレンジレシピ
さんまの缶詰を使うアレンジレシピのひとつとして、炊き込みご飯があげられます。缶詰はすでに下処理がされているのがうれしいポイントですね。いくつかレシピをご紹介します。
さんま缶を使ったアヒージョ
1.さんま缶詰の汁気を切っておく
2.半分に切ったマッシュルーム、タイムと薄切りにんにくを準備する
3.片手鍋に、オリーブオイルとにんにく、タイム、唐辛子、塩を入れ、弱火で混ぜながら熱を加えていく
4.ふつふつと沸いてきたら中火にし、さんま、マッシュルーム、ブラックオリーブを入れて2~3分熱する
5.マッシュルームに火が通ったら火を止め、タイムを飾ったら完成
さんま缶を使ったペペロンチーノ
1.適当な長さに切った水菜と、にんにくの輪切りを準備する
2.鍋にたっぷりのお湯を沸かして、パスタを茹でる
3.フライパンに、オリーブオイル、鷹の爪、にんにくを入れて、弱火でにんにくの香りが立つまで熱する
4.身をほぐしたさんま缶(汁ごと)、水菜の順に加えながら、その都度混ぜ合わせる
5.パスタのゆで汁大さじ2~3と、パスタも加えて弱火でサッと混ぜ合わせる
6.好みによって塩こしょうで味を調えたら完成
さんまの水煮缶を使ったトマト煮
1.さんまの水煮缶、あらごしトマト、おろしにんにく、酢玉ねぎと漬け汁をフライパンに入れて火にかける
2.煮立ったら弱火にして、塩コショウ、コンソメの素を入れる
3.灰汁取りシートをうえに乗せ、煮汁が半分量になるまで煮詰めたら完成
人気が高まり、入手がしにくくなっているサバ缶に味も栄養も負けず劣らずのさんま缶。
サバ缶に比べると、味や調理法はそれほど豊富ではありませんが、リーズナブルで手に入りやすいのが魅力です。この次に人気がくるのは、さんま缶かもしれません!
さんま缶は蒲焼が定番ですが、メーカーごとに風味や味つけに差があります。好みの味を見つけてみるのも楽しいです。
さんまの缶詰に関するQ&A
ここからは、さんまの缶詰について気になるQ&Aをみていきましょう。
さんまのカロリーや糖質は?

さんま缶詰で定番の蒲焼きタイプは、甘辛いタレが絡んでカロリーが高そうなイメージもあります。蒲焼きの缶詰の場合、100gあたりが約220kcal、手作りする場合は340kcal程度になります。
さんまの大きさにもよりますが、缶詰ならさんまの身以外に骨も含まれているため、手作りしたレシピとはカロリーに差が出るのです。手作りのレシピも、調味料の配合などによってカロリーや糖質の調節ができます。
さんまの缶詰はダイエットに向いている?

さんまの蒲焼き缶詰の場合、調味料の砂糖が糖質に該当します。そのため、1缶あたりの糖質量が思っているより多いと感じることもあるでしょう。
さんま自体には糖質はほとんど含まれていませんが、缶詰の味付けによっては糖質が高めのものもあるため、糖質制限をしている人や、ダイエット中の人は、注意しながら選んでください。
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栄養豊富なさんま缶を活用しよう
さんま缶は、サバ缶と並んで人気の高い魚の缶詰です。味がおいしいのはもちろんのこと、リーズナブルな価格で、気軽に利用しやすい点も大きな魅力です。さんま缶詰といえば蒲焼きタイプが定番になっていますが、ほかにもメーカーごとに風味・味つけに差があり、幅広い商品から選べます。いろいろ試して、好みの味を見つけてみましょう。
今回ご紹介した選び方とおすすめ商品も参考にしながら、ぜひあなたもさんまの缶詰を食卓に取り入れてください。
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料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。 流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 簡単&時短料理が学べる『料理教室つづくらす食堂』主宰。