敏感肌にクレンジングミルクがおすすめな理由
敏感肌とは、健康な肌と比べて肌のバリア機能が低下していて、化粧品や紫外線、空気中のほこりなどの外的刺激によって肌が敏感に反応してしまう状態です。つまり、敏感肌は外的刺激をなるべく与えないようにクレンジングをする必要があります。
ミルクタイプのクレンジングは、オイルやジェルタイプと比べて、油分が使われていない商品が多いため、マイルドな洗いあがりで肌への負担が少なくなります。
しかし、油分が使われていないということは、油分を多く含んだファンデーションやマスカラ、口紅などは落ちにくくなります。しっかりメイクの人はポイントメイクリムーバーと併用してクレンジングミルクを併用することが必要となります。メイクを落とすために肌を強くこすってしまうと、外的刺激となり肌荒れの原因になるので気をつけましょう。
敏感肌用クレンジングミルクの選び方
敏感肌用クレンジングミルクを選ぶ際のポイントを見ていきましょう。どんなポイントに注目して選べばいいのかを分かりやすく解説していくので参考にしてみてください。
肌への刺激が強い成分は避ける
敏感肌であれば、刺激の強い成分が入っていないかを確認しましょう。「敏感肌用」や「無添加」などと書かれた製品であっても、念のため使われている成分をしっかりチェックすることが大事です。
たとえば、合成香料、着色料、石油系の界面活性剤などは、注意したい成分です。また、防腐剤として使われるパラベンのなかでも、メチルパラベンが肌にやさしいのでおすすめです。鉱物油は不純物の少ないワセリンであれば、肌への刺激が少ないでしょう。
ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分配合のものを選ぶ
敏感肌に多いバリア機能の低下は、乾燥が原因となることが多くあります。肌のバリア機能を保持してくれる、ヒアルロン酸や、コラーゲン、セラミドなどを含むものを選ぶとよいでしょう。
特にセラミドは、角層の細胞間のすき間を満たしてうるおいを保ち、外部からの刺激から肌を守る役割を担っています。敏感肌の方はこのセラミドが不足していることが多く、バリア機能が不十分なために乾燥や肌荒れしやすい状態になっています。肌が充分なセラミドで満たされている場合、バリア機能がしっかり働き、肌荒れしにくくなるといわれています。
安心・安全にこだわるならオーガニック製品がおすすめ
敏感肌の人でより安心した成分のものを使いたい人は、オーガニック製品を選ぶとよいでしょう。オーガニックとは、栽培する際に使用する土や肥料について定められた規定に従って作られた植物のことです。オーガニック製品を選ぶ際は、農林水産省の登録機関による審査を受けた、有機JASマークが付いたものを選ぶようにしましょう。安心安全の自然由来の成分や香りで、やさしくメイクオフできます。
肌への負担を極力減らすなら、W洗顔不要タイプを
W洗顔不要タイプの場合、クレンジングと洗顔が同時に済むので、肌をこする負担が少なくなります。敏感肌は外的刺激が原因で肌荒れが起こるので、なるべく肌への負担の回数を減らしてあげるといいでしょう。しかし、クレンジングミルクは洗浄力が弱いため、週に1回から2回は、クレンジングミルクの後に洗顔をすることで、肌への汚れを蓄積することなく、綺麗な肌を保つことができるでしょう。
敏感肌クレンジングミルク【低刺激処方】おすすめ6選
低刺激にこだわった、牛乳石鹸のクレンジング
お肌に余分な負担をかけずに落とせるやわらかなミルク。肌へのやさしさにとことんこだわっており、低刺激のアミノ酸系洗浄成分を使用。バリア機能を補うセラミドを配合し、着色料、香料、防腐剤などは不使用。
皮膚アレルギーテストを実施(※)し、クリアした成分のみを使用する徹底ぶり! 塗れた手や顔でも使える使い勝手のよさや、購入前に商品サイトから無料サンプルも申し込めるのもうれしいですね。
(※)すべての方にアレルギーが起きないということではありません。
ヒアルロン酸配合のお手頃ミルク
さまざまな肌質に合わせた商品を出している無印良品のスキンケア。こちらは、乳液でやさしく落とすクレンジング。香料や着色料、鉱物油やパラベンなど不使用の低刺激タイプのため、濃いアイメイクなどが落ちにくいときはポイントメイク落としと併用するといいでしょう。
うるおい成分としてアンズ果汁、モモ葉エキス、ヒアルロン酸Naなどを配合。オレンジの系の香りで、さわやかにメイク落としができますよ。
アミノ酸で肌をいたわりながらメイクオフ
ミノンアミノモイストは、ゆらぎやすい敏感肌タイプの方のためのシリーズ。9種類のアミノ酸が、肌のバリア機能をサポートします。こちらは、肌あたりのやわらかいクリーム状のクレンジング。
肌とメイクの間にアミノ酸系のクレンジング成分がすべり込み、汚れを浮かせて包んで落とします。無香料、無着色、そして敏感肌・乾燥肌の方による連用テスト済み(※)です。
(※)すべての方の肌に合うということではありません。

アクセーヌ『ミルキィクレンズアップ』は、肌をいたわりながら綺麗にメイクオフできるクレンジングミルク。乾燥やニキビの原因ともなる余分な角質も取り除きます。
皮膚科専門医と開発した低刺激ミルク
アクセーヌは皮膚科専門医と開発した低刺激化粧品のブランド。ミルキィクレンズアップは、きちんと落として肌にやさしい低刺激のクレンジングミルク。くすみ・乾燥・ニキビの原因となる余分な角質を取り除きやすくする、角質柔軟成分を配合。
毎日のクレンジングで、メイクと一緒に余分な角質をスッキリ洗い流せて、洗いあがりはもっちりと柔らかに。無香料、無着色、アルコールフリーです。
フランス女性にならう、洗わない洗顔
洗わずに、乳液成分で落とすフランスの洗顔方法をヒントに作られたブランド。メイクや汚れを落としながらも、肌の角層にあるうるおい成分の流出を防ぎ、肌のバリア機能を守るから、洗いあがりしっとり、赤ちゃんのようなふかふか肌へ導きます。
オリーブオイル・スクワランオイル(皮フ保護成分)や大豆プラセンタエキス(保湿成分)といった美容成分を贅沢に配合。
着色料や鉱物油などを不使用で、スティンギングテスト済み(※)。厚みのあるテクスチャ―なので、肌への負担も軽減しながら洗えますよ。
(※)すべての方に刺激が起こらないというわけではありません。
お肌に優しくメイクと汚れをしっかり落とす!
市販のクレンジングミルクが肌に合わない方やお肌が敏感・弱い方におすすめなのがエムディ化粧品の「RezeptⅡ(レセプトツー)エアレス」。滑らかなクリームが肌を包み、しっかりとメイクや汚れを落としてくれます。
低刺激処方と天然ハーブの力で肌へのダメージが少なく、肌荒れなどが気になる方でも毎日安心して使用ができるクレンジングミルクです。
敏感肌クレンジングミルク【高保湿成分】おすすめ4選
アベンヌ水を配合した敏感肌用クレンジング
アベンヌ温泉水を配合した、マイルドなクレンジング力のクレンジングです。洗い流した後は洗顔が必要です。保湿力も高いので、もっちりとした肌に導きます。
贅沢な成分! しかもコンビニで買える
パラドゥのクレンジングミルクは、無着色、アルコールフリーの低刺激性。メイクに馴染んで浮き上がらせる「アクアカプセル処方」で、落ちにくいメイクもすっきりと落とせます。
なんと89%が美容液成分。保湿成分「ヒアルロン酸Na」に加え、その2倍の保水力を持つ「MCキトサン」を配合し、洗いあがりの肌をしっとり保湿します。クレンジング成分がメイクと一緒にナノ粒子に変化し、すっきりと洗い流せます。
デパコスに対抗する成分でありながら、セブンイレブンで購入できる手軽さが魅力的! まつエクOkなのもうれしいポイントです。
パラベン、合成着色料不要のマイルドな洗いあがり
濃密なうるおい成分と天然由来のカモミールエキス配合でしっとりした洗いあがりになります。しっかりメイクも落とす洗浄力。濡れた手でも使えるのお風呂場に1本常備しておけます。
豆乳イソフラボンでふっくらした肌へ
豆乳発酵成分をはじめとした美容液成分を88%配合。使うたびにやわらかくふっくらした肌に導きます。肌のことを考え、無香料、無着色、弱酸性の処方ですが、ウォータープルーフや口紅が落とせるよう、クレンジング成分を絶妙に配合。
洗いあがりは、べたつかずにスッキリしますよ。塗れ手でも使えるので、お風呂でのメイク落としにピッタリです。
敏感肌クレンジングミルク【W洗顔不要】おすすめ5選 敏感肌への負担を減らす

ネイチャーズウェイ『チャントアチャーム クレンジングミルク』は、ダブル洗顔のいらないクレンジングミルク。肌に必要なうるおいは守りつつ、メイクはきちんとオフすることができます。
自然由来成分で、ハードメイクもしっかり落とせる
チャントアチャームは、100%自然由来成分にこだわったオーガニックスキンケアブランド。有機JAS規定の許容農薬に則り栽培した無農薬ハーブエキスを使用しています。クレンジングミルクは、ハードメイクまでしっかり落とせ、ダブル洗顔は不要です。
顔になじませるとミルクがオイルに変わり、汚れをきちんと落としながらもしっとり洗い上げてくれます。石油系界面活性剤、鉱物油、パラベン、合成香料、シリコン不使用。まつエクしている方も使用できますよ!
シアバターのうるおいでしっとり洗い上げてくれる
ママバターは、赤ちゃんでも使えるやさしさにこだわり、合成香料や着色料をはじめ、シリコンや鉱物油などの不使用を掲げているブランド。
ダブル洗顔は不要でしっとりと透明感のある肌に洗い上げてくれます。ラベンダーとゼラニウムの香りで、クレンジングが癒しの時間に!
最新のエイジング成分で汚れを落とす!
クレンジングと洗顔が1本で可能な、Direia(ディレイア)の「ステム リペア クレンジング」。保湿成分はもちろん、ステムセル(ヒト幹細胞培養液)というエイジング成分が配合されており洗顔をしながら肌のケアができてしまう優れものです。
合成香料、合成着色料、エタノールなども不使用なのでとことん肌にやさしいクレンジングミルクをお探しの方にぴったりの商品です。

カバーマーク『トリートメント クレンジング ミルク』は、美容液でメイクを落としているようなまろやかテクスチャーで荒い心地抜群のクレンジングミルク。メイクをしっかりと落としつつ、洗いあがりはしっとり。
保湿力の高いMCキトサンで洗いあがりはもちもち
89%が美容液成分のクレンジングミルク。ヒアルロン酸の約2倍の保湿力をもつ「MCキトサン」が、洗い流した後の肌にヴェールを作るように保湿。洗いあがりを、もちもち感のある肌に仕上げてくれます。
独自の「アクアクレンジングゲル構造」で、落ちにくいカバーファンデーションも肌に負担をかけずにオフ。オレンジやアトラスシーダーなど、9種類のエッセンシャルオイルをブレンドした柑橘系の香りです。
ブルーのパッケージも人気なヴェレダのクレンジング
しっかりメイクや毛穴の汚れを一度ですっきりと落とし、ダブル洗顔不要のクレンジングミルク。肌になじませると白いミルクが透明のオイル状になります。素肌にうるおいを与えてくれ、朝の洗顔でも使用OK。
口コミでは、洗った後のモチモチ感がたまらないという声や、香りに癒されるといった声が見られました。
「敏感肌クレンジングミルク」のおすすめ商品の比較一覧表
人気のクレンジングミルクの口コミをチェック! 実際に使ってどうだった?
おすすめした商品のなかから、実際に使ってみたユーザーの口コミを見てみましょう。※口コミはあくまで個人の感想です。
アクセーヌ『ミルキィ クレンズアップ』の口コミ










出典:LIPS
使ってみると、白いとろんとした乳液状のテクスチャーです。
使い方にもありましたが、ティースプーン3~4杯分くらいのたっぷり使うのがおすすめです。
その方が肌をこすらず良いと思います。
洗いあがりの肌は、乾燥して突っ張る感じはありませんでした。
低刺激でというだけあって、やさしい使い心地なので、敏感肌や、肌が弱い方にはおすすめだと思います。
アイライナーが、若干残りましたが、低刺激なので仕方ないのかな私の使う量が少なかっただけかもしれないです
普段使い、ナチュラルメイクの時の使用が良いと思います。
とはいえ、冬になると、より肌が敏感になるので、今の時期から、肌に優しいアイテムを使っていきたいと思います。。
使ってみると、白いとろんとした乳液状のテクスチャーです。
使い方にもありましたが、ティースプーン3~4杯分くらいのたっぷり使うのがおすすめです。
その方が肌をこすらず良いと思います。
洗いあがりの肌は、乾燥して突っ張る感じはありませんでした。
低刺激でというだけあって、やさしい使い心地なので、敏感肌や、肌が弱い方にはおすすめだと思います。
アイライナーが、若干残りましたが、低刺激なので仕方ないのかな私の使う量が少なかっただけかもしれないです
普段使い、ナチュラルメイクの時の使用が良いと思います。
とはいえ、冬になると、より肌が敏感になるので、今の時期から、肌に優しいアイテムを使っていきたいと思います。。
ロゼット『クレンジングミルク』の口コミ






出典:LIPS
『 お客様は少し乾燥肌でいらっしゃるので、クレンジングにはオイルよりミルクの方がオススメです。 』 と言われたのをきっかけに、お肌になるべく負担がかからないものを探して見つけた商品です。
使い方はメイクの度合いにもよりますが、3プッシュ程度を手のひらに出して顔全体にくるくると馴染ませて、落ちてきたなぁと思ったら化粧水を馴染ませたコットンで拭き取るだけです。帰宅したらすぐにメイクを落としたい人にぴったりな気がします。
○ちなみに洗い流してもOKです. 。
○ほのかにラベンダーの匂いがしますが、きつくありません。
拭き取った後は肌がしっとり、保湿されている感じがしました。
また、ピリピリとまではいきませんが、少しスースーするような感じがありましたが、肌に影響はありませんでした。
7割程使いましたが、お値段も含めて他の商品も試してみたいと思います。
『 お客様は少し乾燥肌でいらっしゃるので、クレンジングにはオイルよりミルクの方がオススメです。 』 と言われたのをきっかけに、お肌になるべく負担がかからないものを探して見つけた商品です。
使い方はメイクの度合いにもよりますが、3プッシュ程度を手のひらに出して顔全体にくるくると馴染ませて、落ちてきたなぁと思ったら化粧水を馴染ませたコットンで拭き取るだけです。帰宅したらすぐにメイクを落としたい人にぴったりな気がします。
○ちなみに洗い流してもOKです. 。
○ほのかにラベンダーの匂いがしますが、きつくありません。
拭き取った後は肌がしっとり、保湿されている感じがしました。
また、ピリピリとまではいきませんが、少しスースーするような感じがありましたが、肌に影響はありませんでした。
7割程使いましたが、お値段も含めて他の商品も試してみたいと思います。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 敏感肌クレンジングミルクの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での敏感肌クレンジングミルクの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
クレンジングミルクの使い方
これまでミルクタイプのクレンジングを使ったことのなかった方に向けて、注意点をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
こするのはNG! メイクにやさしくなじませて
肌への負担が少ないミルクタイプですが、ゴシゴシ洗いはNG。肌への摩擦は刺激になり、将来シミやシワの原因にもなるので、洗い方には注意しましょう。
メイクにやさしくなじませ、汚れが浮いてきたらぬるま湯でやさしく洗い流しましょう。また、塗れた手で使えると書かれたもの以外は、手と顔が乾いた状態で使ってくださいね。
濃いめのメイクはポイント用メイク落としを併用

Photo by Sharon McCutcheon on Unsplash

Photo by Sharon McCutcheon on Unsplash
やさしい洗浄力が魅力のクレンジングミルクは、ナチュラルメイクとは相性が良いものの、ウォータープルーフマスカラなどのしっかりメイクには不向き。
メイクが肌に残ると逆に肌荒れの原因になりますので、ポイントメイク落としを併用するなどして、汚れが残らないようにしましょう。
敏感肌さんは潤いを残しながらメイクオフできるものを メイク&カラーコンサルタントからのアドバイス
敏感肌は、肌の水分量・油分量がともに足りない状態なので、メイクを落とす際も必要なうるおいは残しつつ、きれいにメイクオフできるものが理想です。
クレンジングミルクを選ぶ際も、できるだけ肌にやさしい敏感肌用のものやうるおいにこだわってつくられているもの、洗いあがりがつっぱらないものを選ぶことをおすすめします。
敏感肌クレンジングミルクで、いたわりながら洗おう
メイク&カラーコンサルタントでスキンケアにも詳しいあやんぬさん監修のもと、敏感肌化粧下地の選び方をご紹介しました。
これまで、オイルなどでさっぱり落とすクレンジングをしていた人は、ミルク特有の、しっとりモチモチした洗いあがりにハマってしまいますよ!
うるおいを残しながら洗うので、敏感肌の方にも使いやすいアイテム。ぜひ試してみてください!
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。