サイクルジャージとは? サイクリングに最適のウェア

Photo by Jane Sundried on Unsplash
サイクルジャージとは、サイクリングをする際の負担を考慮して作られた専用のジャージのことを指します。一般的なスポーツウェアに比べて、より体にフィットするデザインとなっているところが特徴です。
吸汗性、通気性にすぐれ、より快適な運動が可能。空気抵抗を減らし、サイクリング時のパフォーマンス向上に貢献します。
サイクルジャージの選び方
それでは、サイクルジャージの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】スリムタイプなら空気抵抗を減らし、スピードアップ
【2】パンツとのセット商品はパッドの性能で選ぶ
【3】反射材つきで視認性アップ
【4】ポケットつきなら貴重品や補給食を入れられる
【5】素材は春夏・秋冬の季節に合わせて選ぼう
上記の5つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】スリムタイプなら空気抵抗を減らし、スピードアップ
サイクリング用のジャージを購入する場合、ぴったりフィットのスリムタイプなら空気抵抗を減らせます。空気抵抗を減らすことで、走行中の負担を減らし、ポジションの変更をらくに行なうことが可能です。
総じて、長距離の走行など、本格的にサイクリングを楽しみたい人向けといえます。街なかで少し乗るだけ、ぴったりデザインがイヤ、という方は少しゆったりしたサイズのジャージを購入しましょう。
【2】パンツとのセット商品はパッドの性能で選ぶ
サイクルジャージにはパンツとセットになった上下セットの商品も多くあります。これらは、パンツのお尻部分についたパッドに注目しましょう。
お尻部分のパッドは長時間の走行でもお尻が痛くならないようにカバーしてくれます。パッドの素材は、ふだん乗りや短距離走行なら通気性のいいスポンジ素材がおすすめ。長距離走行には、よりお尻の負担を軽減してくれるシリコン素材を選びましょう。
【3】反射材つきで視認性アップ
安全に走行するために、より派手なデザインのサイクルジャージがおすすめ。視認性を高め、車や歩行者と接触するリスクを軽減することが可能です。
さらに、夜間もサイクリングを楽しみたいという方なら、反射材は欠かせないでしょう。安全に走るためにも、前後に反射材がついているものを選ぶようにしてください。
【4】ポケットつきなら貴重品や補給食を入れられる
サイクルジャージには、背面にポケットがついたデザインのものもあります。スマートフォンや、携帯食料、パンク修理用のグッズなどを入れておくことができる点がメリット。
パンツについているポケットとの違いは、走行の邪魔になりにくいという点です。ただし、あまりゆったりしたポケットだとなかでものが動いてしまうことも。そうなると走行の邪魔になるので、ポケットになにを入れたいのかをよく吟味するようにしましょう。
【5】素材は春夏・秋冬の季節に合わせて選ぼう
サイクルジャージを選ぶときは素材にも注目しましょう。夏は吸汗速乾性にすぐれ、紫外線カット率も高い素材の商品を。寒い時期は通気性にすぐれ、熱を内部に閉じ込めてくれる素材のサイクルジャージを購入しましょう。
季節に合わせた素材の商品を選ぶことで、快適なサイクリングを楽しむことができます。
機能やデザイン、疲労を感じないものを選ぼう スポーツトレーナーからのアドバイス
サイクルジャージは体へのフィット感が一般のジャージとは異なります。サイクリング時の体のポジショニングをスムーズにできるよう仕上がっているためです。一般のジャージは、空気抵抗によるバタつきを感じるはず。風の抵抗は想像を超えた体力消耗につながりスピードも落ちます。速乾性や耐久性、デザインとあわせて極力疲労を感じないウェアを選べば、ストレスフリーのサイクリングになり、楽しみを倍増させることでしょう。
サイクルジャージおすすめ4選|メンズ かっこいい商品をピックアップ!
ここからはメンズのサイクルジャージを5商品ご紹介します。シンプルなデザインのもの、上下セットの商品などを取り上げていますので、ぜひ参考にしてください。

コスパ最強! カジュアルデザインで機能性充実
カジュアルなデザインで気軽に着られるサイクルジャージ。機能性にすぐれ、通気性と吸汗性の高い商品です。3,000円以下というリーズナブルな価格も魅力。
汗をよく吸収しサラリとした着心地で、長袖ながら春夏の暑い時期でも着ることが可能。乗車の際の前かがみの姿勢を考慮し、後ろはやや長めにデザインされています。背面部にはジッパーつきのポケットもあり、手ぶらでも出かけやすいデザインです。
吸汗性が高くて熱もこもらない
表面がメッシュ状になっていて、通気性と吸汗性を両立させたサイクルジャージ。熱がこもらないので、サイクリング初心者でも快適に着られます。
運動性の追求のために、立体裁断が採用されているのも魅力のひとつ。体全体にかかる負担を軽減させ、効率よい走行をサポートします。背面にはポケットもついており、携帯電話や財布を入れたまま走行することも可能です。
すぐれた通気性で長時間着られる
機能性を重視してポリエステルを採用した、シティライド用のサイクルジャージ。速乾性と吸汗性が高く、機能性も兼ね備えた動きやすい半袖タイプです。
乗車時の姿勢を考慮して作られていて、前傾姿勢になっても背中が露出することはありません。また、腰の部分にはポケットが3つついており、使い勝手のよいサイクルジャージです。

軽量でやわらかく伸縮性に富んだ生地のジャージ
やわらかい生地を使用し、軽さが特徴のサイクルジャージ。伸縮性もあるので、ロードバイク走行時のポジションチェンジもらくに行なうことができます。
ジャージの素材には反射材を採用。夜間でも安全に走行することが可能です。視認性を重視しながらデザイン性が高い点も特徴のひとつ。おしゃれを意識しながら、快適なサイクリングを楽しめる商品です。
サイクルジャージおすすめ4選|レディース おしゃれでかわいい!
ここから、レディースのサイクルジャージをご紹介します。デザイン性の高いもの、機能性のあるものをご紹介しますので、サイクリングを楽しみたい女性の方はぜひ参考にしてください。
目を引くデザインの春夏用の薄手上下セット
花をイメージした華やかなデザインが目を引くサイクルジャージ。通気性にすぐれ、春から初秋にかけて着ることができる半袖タイプです。
表面の素材にはポリエステル素材を採用。環境に応じて湿度と温度を適切に保ってくれます。さらさらとした着心地は、繰り返し洗ってもなくなることはありません。型崩れしにくい高い形態安定性も魅力のひとつ。
ライディングに向いたストレスフリーなジャージ
秋にサイクリングを楽しむことを目的として作られたサイクルジャージ。主素材として採用されたライトシェルは、防風性にすぐれているだけでなく伸縮性にも富み、着心地のいいサイクルジャージです。
肌面がメッシュ仕様になっているのも特徴のひとつ。肌に生地が接触することを防ぎ、長時間着ていてもベタつきにくくなっています。ストレスなく着られるサイクルジャージを探している方にふさわしい商品です。
シルエットが美しくフィット感が魅力
人間工学にもとづいてデザインされた、フィット感のあるサイクルジャージ。ラインを意識して作られていて、女性のシルエットをより美しく見せることが可能です。
走行時に前傾姿勢になっても背中が出ないよう、背面の丈は長めに作られています。気兼ねなくサイクリングを楽しむことができるでしょう。また、裾の内側にシリコン製の滑り止めがついており、走行時のズレを防いでくれます。
軽い着心地で体の動きに対応
体に心地よくフィットするセットインスリーブのサイクルジャージ。プリントされた水玉模様のデザインがかわいらしい商品です。
脇と背面には「Karuishi」を採用。肉厚にも関わらず、1枚生地のためフワッとした着心地を実現しています。また、ストレッチ性も高いので乗車時の前傾姿勢が取りやすいサイクルジャージです。
「サイクルジャージ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする サイクルジャージの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのサイクルジャージの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
複数のチェックポイントから、操縦しやすいジャージを選ぼう
サイクルジャージのおすすめ9商品をご紹介しました。
サイクルジャージを選ぶコツは、メンズ、レディースともに素材の特性を確認しましょう。そのほかにも、反射材やポケットの有無も使い勝手に大きく関わります。
あなたがほしいサイクルジャージを選んでくださいね。
サイクルジャージに関連するほかの商品情報はこちら 【関連記事】
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
1971年生まれ。茨城県出身。日本大学卒業後、立命館大学に進学。立命館大学在学中に運動生理学などを学び、その後、米国の栄養学修士課程を経る。 現在は、女性や高齢者向けの生活習慣病予防プログラムの開発、フィットネストレーナーの育成、生涯フィットネスに関する講演や運動指導などを行う。 健康管理士一般指導員、健康運動指導士、京都造形芸術大学非常勤講師。大相撲の貴乃花親方との共同開発プログラム「シコアサイズ」を販売。株式会社フィットネス・ゼロ代表取締役。シェアスタジオ「コア・フォレスト」フィットネス・ゼロ公式オンラインレッスン運営責任者。 フルマラソン歴21年。ベストタイムは2 時間45 分01 秒。 2010年より、国内外のマラソン&ランニングイベントにワーケーション参加する“旅ラン”企画を実施し、各メディアに記事を出稿している。