Webカメラとは?
Webカメラとは、インターネットを駆使して撮影した映像を通して、テレワークや在宅勤務時のテレビ(zoom)会議などに使うことができるアイテムです。
カメラが搭載されていないPCやディスプレイなどにも、Webカメラを使用することでWeb会議を実施することが可能になります。設置タイプもパソコンの上部に挟むクリップタイプやスタンドタイプなどさまざまです。
ビジネスシーン以外でも、自宅で少し目を離してしまう際の子供の管理や、遠く離れた実家の両親と気軽にテレビ電話を楽しむこともできます。
Webカメラの選び方
テレワークやオンライン授業などでWebカメラの需要がますます増えています。ただ、製品によって価格やスペックが幅広く、どれを選んだらよいか迷ってしまいますよね。そこでここからは、デジタルガジェット選びのプロ・海老原さんに、Webカメラを選ぶ際のポイントを教えてもらいました。ポイントは下記4点。
【1】映像品質で選ぶ
【2】被写体の数、画角で選ぶ
【3】音声品質で選ぶ
【4】設置方法で選ぶ
それぞれ解説していくのでチェックしてみましょう。
【1】「映像品質」(解像度)で選ぶ
デジタルカメラでは数千万画素の製品が中心ですが、Webカメラでは動画に特化しているため、画質はHD(1280x720ドット、約100万画素)~フルHD(1920x1080ドット、約200万画素)のものが中心になります。
解像度が高い(=画素数が多い)方が詳細まで鮮明に撮影できますが、動画のサイズが大きくなれば回線への負荷が大きくなるため、HDのほうが都合がいい場合もあります。より大きな画素数の撮像素子を搭載した製品もありますが、これは静止画撮影時に効果があるほか、素子そのものが新しく高性能なため、暗所に強いなどの効果が期待できる場合もあります。
また、フレームレートやオートフォーカス機能も便利なので要チェックです。もちろん、画素数もフレームレートも映像品質に直結する分価格にも反映されるので、用途とバランスを考えましょう。
フレームレート
動画では1秒間を何コマ撮影するか「フレームレート(fps)」で表します。例えば、30fpsであれば1秒間に30枚の画像が表示されることになります。
この数値が大きいほど滑らかな映像表示になるので、数値が小さいと動きがギクシャクと不自然な感じになります。動画の撮影や配信用にWEBカメラを利用するならば「60fps」、オンライン会議や授業に使用するのであれば「30fps」に対応しているモデルが◎。数値が高いほど製品も高価になり、回線への負担も増えます。
オートフォーカス
手元の書類等を映す可能性があるなら、オートフォーカス機能があると便利です。ピントの焦点を自動で調整してくれるので、カメラや物をわざわざ動かさずにすみます。
ただし、小さな文字にピンとを合わせるには精度が求められますので、必ずしもオートフォーカス搭載ならばすべての資料を映せるわけではないので、注意してください。
【2】被写体の数、広さに最適な「画角」で選ぶ
Webカメラの多くは、ディスプレイの上などに置いて使用者の顔~胸元付近が映るようにして使います。ほとんどのWebカメラがこの位置関係でちょうど入るような画角のレンズを搭載していますが、中には複数人が映れるような広角レンズを搭載したものもあります。
画角が広ければ、狭い場所でも上半身まで写し込んだり、少し距離があれば講義やプレゼンテーション、広いスクリーンを映り込ませることが可能になります。
逆に、広い会議室などで話者が遠くにいる場合などは、ズームレンズを搭載したWebカメラであれば、話者だけをしっかり写すことが可能です。ただしズーム搭載機は高級機に限られるので、場合によってはズームなしのカメラを複数用意した方がいいかもしれません。
【3】マイク接続方法と必要な「音声品質」で選ぶ
ビデオ会議や動画配信では、カメラに加えて音声を入力するためのマイクも必要になりますが、Webカメラにはカメラにマイクが内蔵されている機種もあります。こうした製品は別途マイクを用意する必要がないためセッティングや持ち運びの手間が省けて便利ですが、マイクの性能によっては音が聞き取りづらいといったケースもあります。
一般にWeb会議用でも一人で使うならマイク内蔵のもので十分ですが、複数で会議室で使う場合などは、内蔵マイクの機能や品質にも気をつけたいところです。
周囲の音をカットしてクリアな話し声だけを送信できる「ノイズキャンセル機能」があれば、ぜひこれを選びましょう。また監視カメラ系の場合、マイクだけでなくスピーカーを搭載しているものもあります。ただしこの場合、現場に声が届けば十分というケースも多いので、音質にこだわる必要はないでしょう。
【4】用途に最適な「設置方法」で選ぶ
WebカメラにはUSB接続でパソコンに接続するタイプと、単独で動作し、ネットワークには無線LANまたは有線LANで接続するタイプにわかれます。
前者の場合、カメラは自立するタイプと、三脚穴が空いていて、ねじ止めして固定できるもの、またノートPCのディスプレイ部に取り付けられるものなどがあります。
手軽さではディスプレイに取り付ける(載せる)タイプが突出していますが、下から見上げる形になるため、顔がきれいに撮れないことがあります。三脚穴が空いているものは、三脚を使って自由にアングルを取れるため、配信やビデオ会議で見栄えに凝りたい場合に便利です。
監視カメラ系は天井や壁にねじ止めするタイプと、棚などに置いておけるタイプがあります。前者の場合は電源の配線などとうまく連動する必要があり、個人では取り付けが難しい場合もあるので注意しましょう。
用途別Webカメラの選び方のポイント
テレビ電話・Webミーティング用、動画配信用、監視・見守り用という3つの用途別の選び方のポイントを海老原さんに聞きました。
「動画配信用Webカメラ」のポイント
Youtubeなどの動画配信やゲームの実況中継に使いたいという人には、できるだけ高画質の製品がおすすめです。動画配信では大画面のPCなどで見る人も多く、画質がよくないと、動画自体を途中から見てもらえなくなることもあるからです。高解像度でピントもしっかり合う、オートフォーカス搭載のモデルが理想的です。
マイクについては、ノイズキャンセル機能付きのマイクを内蔵した製品を選べば、クリアな音声で配信できますが、別途専用のマイクを用意した方がより高音質で配信できるので、それほど重視する必要はありません。
また学校のリモート授業などで使用する場合、広角レンズを搭載したカメラの方が、しっかり黒板全体を写しやすく、普段の授業の雰囲気を出せるでしょう。
「監視・見守り用」のポイント
監視用カメラや赤ちゃん、ペットの見守り用カメラは、まず広角レンズを搭載したものを選びましょう。広角であれば1台でカバーできる範囲が広がり、状況を把握しやすいからです。
監視用であれば赤外線撮影機能を持ったものを選ぶと、暗所でもクリアな映像を得られます。スピーカー内蔵タイプであれば、現場に直接音を届けることができるため、侵入者に対する警告などにも利用できます。
録画したデータはSDカードなどに保存するほか、クラウドに保存できるタイプであれば、何らかのアクシデントでカメラ本体が壊れてもデータは残せるため、より安心です。
「テレビ電話・Webミーティング用」のポイント
テレビ電話やテレビ会議では、映像自体の解像度よりも、顔がしっかり明るく映るような補正機能や、安定してノイズのない、聞き取りやすい音声が重要です。
一人で使う場合、マイクは内蔵のもので十分です。パソコンの前で使用する際に、下から見上げるアングルよりも、やや上から見下ろすアングルのほうが、見た目の印象がよくなるので、カメラは目線より上に設置し、多少アングルを調整できる機能を持ったものがいいでしょう。
会議室などでミーティングの際に使う場合は、同時に全員が映り込みやすいよう、広角レンズを搭載したものが便利です。また、話者を追従する首振り機能やズーム機能を持ったものであれば、さらに便利ですが、価格もかなり高価になります。
おすすめ8選|テレビ電話・Webミーティング用
デジタルガジェット選びのプロ、海老原さん選出のテレビ電話や会議で活躍するWebカメラベスト8をご紹介します。Web会議用のカメラは、以前より接続や設定が簡単で、手軽に使える商品が多数あります。在宅勤務、テレワークにマストなアイテムと言えますので、ぜひ目的に合った最良のものを選んでください。


基本機能をしっかりおさえたコスパ普及型モデル
最大でHD(1280x720ドット)の撮影に対応したWebカメラです。解像度は低めですが、HD解像度あれば大抵のWeb会議には十分でしょう。マイクも内蔵していますし、さらにクリアな会話のためにモノラルのヘッドセットが同梱されており、確実に会話を拾ってくれます。
画角は対角60度と標準的で、基本的には個人がカメラの目の前で使用すること前提です。ノートPCや液晶ディスプレイの上に置いて使うためのユニバーサルクリップが付属しており、安定した角度への配置も容易です。
ローエンド機ということでかなり安価ですが、ほぼあらゆるチャットアプリとの互換性も高く、ノートPCの内蔵用カメラよりも安定して明るく撮影できる、優れたコストパフォーマンスの製品です。


4Kビデオに対応したハイエンドWebカメラ
最大で4K(4096x2160ドット)の撮影に対応したハイエンドなWebカメラです。さすがにまだ4Kでのビデオ会議はほとんどありませんが、将来性という点では群を抜いています。
画角は対角90度と広角寄りで、最大5倍のデジタルズーム機能も備えており、広い会議室でも安心です。逆光時などに顔をはっきり映し出す「Rightlight 3」HDR技術を搭載。本体に三脚穴があるほか、角度調整もできるクリップも付属しており、配置が容易です。
ノイズキャンセル機能を備えた無指向型マイクを2台内蔵しており、クリアな音声を送信できます。ハイエンド機ということでかなり高価ですが最高クラスの画質を求めたいエグゼクティブ向けの製品です。

3倍ズームレンズ搭載で手元の資料も大きく鮮明に
会議室など、大人数で利用することを前提としたフルHD対応のWebカメラです。画角は84度ですが、3倍ズームレンズを搭載しているため、離れた席の人にもグっと寄せて、手持ちの資料などを鮮明に映し出すことができます。
さらにカメラはリモコンで水平(左右)175度ずつ、垂直(上下)30度ずつ動かすことができるので、いちいち席を立ったり、カメラ係が操作しなくても、話者を映し出せるように向けることができます。ただしマイクは内蔵していないので、PCに接続するワイヤレスマイクなどを併用するといいでしょう。
機構が複雑で多機能な分、全体的に大きく、持ち歩きには不向きです。価格も高いので、会議室などに据え付けて使用するような形になるでしょう。個人向けというよりは法人向けです。

1台で全部揃うオールインワンのビデオ会議用カメラ
ビデオ会議をしようと思うと、PCにはキーボードやマウスに加えて、Webカメラやマイク、スピーカーなどを接続する必要があり、配線も大変ですし、セッティングが面倒です。このVMS-V47BKは、カメラとマイク、スピーカーが一体になった据え置き型のWebカメラで、これ1台をPCにUSBで接続すればセッティングが完了するというお手軽さが最大のウリです。
カメラは広角105度、スピーカーからの音を拾わないエコーキャンセリングと、ノイズキャンセリング機能を備え、2m以内の音を集音できる全指向性マイクを搭載し、クリアな音声を送信できます。標準ドライバで動作するので、ソフトのインストールが不要な点も便利です。会社に専任のIT担当がいないなど、セッティングが複雑なものは避けたいという場合に向いているでしょう。

「テレビ電話・Webミーティング用」のおすすめ商品の比較一覧表
おすすめ6選|動画配信・ライブ配信用
デジタルガジェット選びのプロ、海老原さんセレクトの動画配信やライブ配信にピッタリのWebカメラ8選です。高画質かつ高機能ながら、手軽に使えるカメラばかりです。おすすめの後半には、電話・会議・見守り用と多用途な商品もありますので、ぜひご覧ください。

配信アプリのライセンス付ストリーミング向けカメラ
本格的に動画配信デビューを考えている人向けのWebカメラです。フルHD・30fpsまたはHD・60fpsでの動画撮影に加え、ステレオマスク搭載による臨場感あふれる音声キャプチャも可能です。
本製品にはストリーミング&ビデオミキシングアプリ「XSprit Broadcaster」と「XSprit Gamecaster」のフル機能を3ヶ月利用できるプレミアムライセンス(24.95米ドル相当、約2700円分)が付属しており、パッケージを購入すればすぐに本格的なストリーミング配信が可能です。
動画配信向けに、カメラ周りからアプリとの連携まで、環境構築を含めた入門用として考えても優秀なパッケージです。


USB Type-C接続の配信向けWebカメラ
コンパクトながらフルHD・60fpsの撮影が可能なWebカメラです。動画はもちろん、フロントにステレオマイクを搭載し、臨場感ある音声の記録が可能。カメラ部分を回転させることで、スマートフォンのカメラのように縦長のムービーを撮影することもできます。
接続端子が最新のUSB Type-Cになっており、薄型ノートPCなど、Type-Cポートしかないパソコンとも、アダプターなどを介さず直接接続できます。
配信&ビデオミキシングアプリである「XSplit」の3ヶ月プレミアムライセンス(約2700円相当)や、同時配信サービス「Restream」のプロフェッショナル版ライセンス3ヶ月分(約1万5800円相当)が付属するため、本格的な配信の環境づくりにも役立ちます。


リングライト付きで顔が映える配信向けWebカメラ
米国発のゲーミングデバイスブランド「RAZER」の配信者向けハードウェアとして販売されているWebカメラです。
カメラの周りに折りたたみ式の白色LEDのリングライト(調光は12段階)が配置されており、リングライトを動かすこと配信者の顔にベストな光が当たるように調節できます。美容効果も期待できそうです。暗い部屋でもきちんと顔が見えやすく、配信だけでなく通常にWeb会議でもいい印象を与えること間違いなしです。
解像度はHD止まりながら60fpsでの撮影が可能で、なめらかな動きの動画を提供できるでしょう。マイクも内蔵されており、これ1台で配信の準備が整います。RAZERブランドの愛用者はもちろん、部屋を片付けきれず、背景が見えないよう、真っ暗な部屋でWeb会議に出たいという人にもぴったりでしょう。使い道豊富な一台です。

ミクロの世界へ招待するマイクロスコープ
厳密にはWebカメラとは言えませんが、配信時のちょっと面白い小道具としておすすめしたいのが、USB顕微鏡(マイクロスコープ)です。
光学20倍ズームにデジタル8倍の併用で最大160倍もの拡大が可能です。小さなものを拡大してみせるというのは、通常のWebカメラにはできないことですから、注目されること必至。ペン型なのでアングルの自由度も高く、小物を大きく拡大したり、模型などの細部を見せたいときなどに役立つでしょう。
同様にUSB接続の内視鏡なども、人の目が届かない部分を見せるのに役立つ面白い小道具になるので、人と違った配信をしてみたいという人にぜひお勧めします。
「動画配信用」のおすすめ商品の比較一覧表
おすすめ7選|電話・会議・見守り用
デジタルガジェット選びのプロ、海老原さん選出の監視・見守り用のWebカメラ7選を紹介します。お子さんやペットをおいて外出が必要なとき、遠方に住む親御さんの健康が気になるとき、高価なものの盗難が心配なとき、Webカメラで見守りや防犯対策をしてみてください。

手軽に設置可能な双方向見守りカメラ
広角レンズを搭載した、シンプルな屋内向けの見守り用カメラです。縦長の本体はスタンドで立てておくほか、ネジを使って壁に直接かけることもできます。カメラの解像度は100万画素で、動画品質はHD(1280x720)ですが、画角は水平方向で約121度とかなり広く、部屋の隅に置いておけば、部屋全体をカバーできるでしょう。
動作センサーと音センサー、温度センサーを搭載しているため、寝ている人が起きたり、声や物音、あるいは高温になったときにスマートフォンアプリに通知を表示できます。家の監視用はもちろん、病人の介護やペットの見守りなどにも便利です。
またスピーカーとマイクを搭載しているので、スマートフォンから直接声をかけて、答えてもらうといった双方向のコミュニケーションも可能です。自宅の防犯用からペット、独居老人の見守りなど、幅広い用途に利用可能な1台です。


リモートからパン&チルトも操作可能
スマートフォンからのリモート操作に対応したWi-FI接続のネットワークカメラです。フルHD対応で赤外線による暗視モードも備えており、昼間でも夜でも、鮮明な映像を記録できます。
カメラの画角は約95度ですが、スマートフォンアプリからの操作により、カメラを水平方向に320度(パン)、垂直方向に35度カメラを傾ける(チルト)ことができ、広範囲を確認できます。
また、GoogleアシスタントやAmazon Alexaにも対応しており、音声によって録画の開始や終了を命令できます。パン&チルト操作の可能なネットワークカメラとしてはかなり安価なため、広範囲を1台でカバーしたい人におすすめです。


ペットの動きを自動追尾して外出先からでも見守れる
WI-FI接続のペット向けフルHDモニターカメラです。カメラ自体の画角は54度(水平方向)/31度(垂直方向)と決して広くはないのですが、カメラ自体が水平方向(左右)に360度、垂直方向(上下)に90度回転するため、部屋中をしっかり確認できます。
さらに動作検査センサーと赤外線センサーにより、動き回るペットを自動追尾して記録できるほか、餌や水皿、寝床など、あらかじめ設定した4箇所にカメラを向けることも可能です。スピーカーを内蔵しており、スマートフォンからペットに話しかけることもできます。
さらに温度センサー内蔵で夏場など高温になったときに警告を表示できるほか、Googleアシスタントに対応して音声による操作も可能なので、外出先のスマートフォンで高温警告を確認して、音声でカメラの様子を見つつ、外出先からエアコンをオンにするといった管理も可能になります。こうした製品はセッティングなどに不安が残る人も多そうですが、国内大手メーカー製という安心感もうれしい点でしょう。

留守番中のペットに餌もあげられるモニターカメラ
留守番中のペット(主に犬)の様子を見るためのモニターカメラです。据え置き型で、ネットにはWi-Fiで接続。スマートフォンアプリからペットの様子を確認できます。
電源としてACアダプターを必要とします。カメラは約200万画素で、視野角は160度とかなりワイド。夜間・暗所での撮影に対応した赤外線撮影機能も備えています。ユニークなのは、カメラ内にドッグフードをおやつ代わりに仕込んでおき、決まった時間に打ち出して犬にあげられる点。
ひとり寂しくお留守番中の愛犬にご褒美があげられ、そのシーンをスマホから見ることもできます。Amazon Alexaにも対応しているので音声による操作も可能なほか、さまざまなスキルと組み合わせた自動化も可能です。

庭先やガレージの監視・録画もばっちり
防塵・防水規格IP65をサポートし、屋外での利用に対応するフルHD対応のネットワークカメラです。Wi-Fiモデルの「TS-NA220W」と、有線モデルの「TS-NA220」がありますが、電波さえ届けば設置が簡単なWi-FIモデルを紹介します。
映像はmicroSDカードに保存されるほか、外出先からもスマートフォンアプリで確認可能です。動作および音センサーを搭載しており、不審者や不審な音によってカメラが作動します。
また赤外線LED照明と赤外線撮影機能により、夜間でもしっかり鮮明な映像を残してくれます。電源の確保がしっかりできる場所であることが前提ですが、玄関や庭先、またガレージなどを見張っておきたい人にぴったりな1台です。
「電話・会議・見守り用」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする Webカメラの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのWebカメラの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【よくある質問】Webカメラに関するQ&A
ビデオチャットをスムーズに行うにはどれくらいの通信速度が必要?

スムーズにビデオチャットを行うには、256kbps以上の回線が必要です。それ以下の速度でも可能ですが、音声が途切れたり画像のコマ落ちが発生しやすくなります。
「CCD」や「CMOS」の違いは?

いずれも光を電気信号に変換するためのセンサーになります。CCDの方がCMOSよりも高感度で、暗い場所での撮影に適しています。
【関連記事】Webカメラに関するそのほかのおすすめ記事
用途に合わせて自分に合った商品を選ぼう
ITライター・海老原 昭さんにお話をうかがい、Webカメラのおすすめと選び方のポイントを用途別にご紹介しました。自分の目的に合った商品は見つかりましたか?
Webミーティングやオンライン・ビデオ会議が当たり前のいま、用途に応じて自分に合った商品を見つけてみてくださいね。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
基本を押さえたベーシックモデル
フルHDでの撮影に対応した、マイク内蔵のWebカメラです。製品としてはフルHD対応の中でも入門機的存在で、価格もかなり手頃です。画角は120度とかなり広めに取ってあるため、話者本人だけでなく隣に人がいる状態でも、画面に収まります。
また、カメラにはプライバシーシャッターが物理的についているため、他人に見せたくない場合はシャッターを下ろすことで一時的に「繋がったまま画面は見せない」状態にできるなど、細かいところで気が利いています。大変シンプルな製品ですが、とりあえず会議に参加できれば十分、というような用途であればこのクラスで十分でしょう。