「犬用噛むおもちゃ」のおすすめ商品の比較一覧表
ポメラニアン(8歳)にぬいぐるみ型おもちゃで遊ばせてみた 口コミで「振り回して遊ぶ」と評判のおもちゃの反応やいかに!?
ポメラニアンの「キネクトちゃん」(8歳)に、本記事でもご紹介しているアドメイト『ペティオ 犬用おもちゃ モコモコシャカシャカTOY』で遊んでもらいました。
通販サイトの口コミのとおり「振り回して遊ぶ」ほど夢中になってくれるのでしょうか!?
犬が噛む理由は? なぜ噛むの?
ワンちゃんにおうちの家具、洋服をボロボロにされてしまった経験をしたことがある飼い主さんは多いのではないでしょうか。ワンちゃんが噛む理由は下記のようにさまざまです。
・ストレス
・恐怖心や本能
・甘えたい&遊びたいなどの欲求
・飼い主とのコミュニケーション
特に、子犬の場合は歯の生え変わりで歯がかゆい時期ということもあり、甘噛みをしたがります。噛む行為が直らないまま大きくなると噛み癖がついてしまいますので、子犬のうちから噛んでいいもの、悪いものを区別させることが大切です。
本記事では、カミカミしたいワンちゃんに向けて、噛んでも大丈夫なおもちゃをご紹介します!ストレス発散やコミュニケーションに活用してくださいね。
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犬用噛むおもちゃの選び方 愛犬と楽しく遊べるおもちゃとは?
ドッグトレーナー金子真弓さんにお話をうかがい、犬用噛むおもちゃを選ぶときのポイントを紹介します。犬用の噛むおもちゃを選ぶときは、どんな点に注目するとよいのでしょうか? ポイントは下記。
【1】壊れにくい丈夫なものを選ぶ
【2】おもちゃの安全性や素材をチェック
【3】犬の体型や口の大きさに合ったものを選ぶ
【4】おもちゃの形状で選ぶ
では、早速見ていきましょう!
【1】壊れにくい丈夫なものを選ぶ
犬用のおもちゃを選ぶときは壊れにくく丈夫なものを選ぶようにしましょう。
人間用のおもちゃは壊れやすいので絶対に与えてはいけません。ただし、子犬や老犬は歯が欠けてしまう恐れがありますので、あまり硬すぎず、適度な弾力があるものを選んでみてください。
【2】おもちゃの安全性や素材をチェック
犬だけで自主的に遊べる、噛んだり転がしたりするおもちゃを選ぶときには、うっかり飲み込むことのない大きさとかたさのおもちゃを選びましょう。
犬によっては噛む力が強く、おもちゃをこわしてパーツを食べる場合もあります。万一噛みちぎってしまったときのために、天然のトウモロコシでできているものなど、安全な素材であることにも注目しましょう。
また、できるだけ突起物のようなちぎれやすい形状は避け、シンプルなものだと安心です。
【3】犬の体型や口の大きさに合ったものを選ぶ
おもちゃも犬の大きさに合ったものを選ぶことが大事です。例えば、小型犬に大きなおもちゃを与えても噛んで遊ぶことはできません。逆に、大型犬に小さいものを与えると誤って飲み込んでしまう可能性もあります。
そのため、「小型犬用」「中型犬用」「大型犬用」などの表記を目安として、愛犬に合うものを選びましょう。
【4】おもちゃの形状で選ぶ
犬用の噛むおもちゃには、ひっぱって遊べるロープ型やかわいらしい見た目のぬいぐるみ型など、いろいろな形状のものがあります。
犬を飼うときに気をつけたいことのひとつが、日々のストレスです。たった30分のお留守番でも、犬にとっては大きなストレスになることも。
ここでは、5つのタイプのおもちゃをご紹介していきます。おもちゃをうまく活用し、愛犬のストレス解消に役立てましょう。
投げたりキャッチさせたりしたいなら「ドーナツ型」
ドーナツ型のおもちゃなら、投げたりキャッチさせたりして遊ぶことができます。浮く素材のおもちゃを選べば、海やプールなど場所を問わず遊べますね。
スイーツなど甘い香りのついたものなら、愛犬に、より興味を持たせることができます。最初は転がしたりにおわせたりして興味をもたせ、慣れてきたら投げて取りに行かせましょう。くわえて戻ってこられたら、ほめてあげてくださいね。
飼い主と犬とで遊びたいなら「ロープ型」
ロープ型のおもちゃなら、飼い主と犬とでひっぱりっこをして、一緒に遊ぶことができます。ロープを噛んだり飼い主と一緒に遊んだりすることで、ストレスを解消することができます。
コットンでできているものなら、噛むことで編み目に歯が入ります。歯の汚れ除去や歯茎のマッサージなど、デンタルケア効果が期待できますよ。
かわいらしいフォルムで癒されたいなら「ぬいぐるみ型」

Photo by マイナビおすすめナビ
かわいらしい見た目のぬいぐるみタイプのおもちゃは、ギフトにもぴったり。噛むとピーッと音の出るようなタイプなら、本能をくすぐられ、犬の興味をより惹きつけることができます。転がしたり投げたりして、一緒に遊んであげてくださいね。
ただし、ぬいぐるみを選ぶ際は、ぬいぐるみの目や口などのパーツ部分にプラスチックや金属品が使われていないものを選びましょう。
中型から大型犬には「骨型」
中型から大型犬に適しているのが骨型のおもちゃ。骨型は犬が噛みやすい形状になっていて、なかには、チキンやビーフの香りづけがされたものもあります。
削れた破片を飲み込まないように注意しましょう。小さくなってしまったら、新しいものに買い替えることをおすすめします。
留守中の寂しさを紛らわせるには「おやつ内蔵型」
おやつ内蔵型はなかにおやつを詰められるタイプのおもちゃ。振ったり、転がしたりすると、中からおやつが出てくる仕組みで、留守中の寂しさを紛らわすには最適のおもちゃです。
出かける前にこのタイプを与えておくと、しばらく遊んでくれますよ!
おすすめの犬用噛むおもちゃ12選 犬の大きさ・形状・原材料もチェック!
上で紹介したおもちゃの選び方のポイントをふまえて、ドッグトレーナーの金子真弓さんと編集部が厳選したおすすめ商品を紹介します。




噛むと少しずつ出てくるフレーバーが魅力
ただかたいだけのおもちゃでは、しばらくすると犬が飽きてしまう場合があります。できれば噛むおもちゃは数種類用意し毎日取り替えてあげると、犬が飽きずに楽しめます。
このマローボーンは犬が噛んでいるうちに中心から少しずつフレーバーが出てくるので、長く飽きずに噛んでくれます。若い犬は、エネルギーの発散にもなります。
また、歯の生え変わりの時期に、何かを噛みたい衝動でおもちゃの一部分を食べてしまったとしても、便として排出されるから安心です。それでもはじめて与えるときは、必ずそばで見ているようにしましょう。
小さなかたまりになると丸呑みする危険があるので、取り上げたほうがいい可能性もあります。愛犬がどのような食べ方をするのか、確認しておきましょう。



通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 犬用噛むおもちゃの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの犬用噛むおもちゃの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
噛むおもちゃはいつから与える? 分離不安行動の予防は早くから!
ドッグトレーナー
群(むれ)で生活をする習性をもつ犬は、ひとりぼっちが苦手です。しかし、私たち人間との生活のなかで、犬だけになる状況は必ずあります。できるだけ早いうちから、「ひとりぼっち」に慣れる練習を少しずつ始めましょう。
完全な留守番ではなく、自宅に家族がいる時間に離れる練習をおこないます。そのときに犬だけで噛みながら楽しめるおもちゃを使い、ひとりぼっちは嫌なことではないと条件づけをおこないます。おもちゃは犬だけでも夢中で遊べるように、安全で食べものが入れられるタイプを選ぶと効果的です。
ドッグトレーナーからのアドバイス コミュニケーションにおもちゃを活用しましょう!
ドッグトレーナー
犬のおもちゃには、(1)飼い主と一緒に遊び楽しむおもちゃ、(2)犬だけで楽しむおもちゃの2タイプがあります。
どちらも、飼い主とのコミュニケーションには大事なアイテムです。
(1)は、ボール投げや引っ張りっこが代表的な遊びです。(1)に使うおもちゃは、飼い主と一緒に遊ぶときだけ出してあげます。
(2)は、ケージ/クレートトレーニングや犬だけで静かにしてほしい場面(カフェなど)などで、犬が噛みながら楽しんで使うものです。
犬との関係性の向上に、おもちゃを上手に活用しましょう。
若い犬には噛むおもちゃでエネルギーの発散を!
ドッグトレーナー
コロコロと丸い身体で動きまわる子犬の動きは、実に愛らしいものです。しかし、日に日に高まる子犬の有り余るエネルギーは、飼い主にとって対応しきれないレベルになることもあります。場合によっては、飼い主を困らせる行動に発展することもあるでしょう。
大切なのは、子犬のエネルギー発散を最優先に考えることです。子犬も飼い主もハッピーに過ごすには、子犬をほどよく疲れさせることが重要です。散歩やボール投げだけでは、子犬を満足させることは困難です。犬だけで噛みながら遊べるおもちゃを数点用意しておき、毎日交換しながら犬に楽しませましょう。
高齢犬にも刺激を与えることが大切
ドッグトレーナー
遊びやおもちゃは、若い犬だけに必要なのではありません。生活のルーティーンが決まっていて、変わりばえのない毎日を送っている高齢犬にも、いつもと違う刺激を与えてあげましょう。
遊びが長続きすることの少ない高齢犬に、噛みながら楽しむおもちゃを与えるときには、おやつを詰めるタイプのおもちゃを選び、高齢犬が中の食べものを無理なく出せるようにしておきましょう。
また、異なるタイプのおもちゃを数点使い分けたり、中身を変えることで、高齢犬に違った刺激を与え楽しませることができます。
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愛犬の口の大きさや好みに合わよう 毎日楽しく遊べるおもちゃを!
犬用の噛むおもちゃの選び方とおすすめ商品を紹介しました。
おもちゃは愛犬の口の大きさや好みに合ったものをえらぶことが大切です。破損や誤飲が心配な方は、食べても大丈夫なとうもろこしでできているおもちゃを選びましょう。また、中には、噛んでも壊れない最強なおもちゃもあるので、頑丈なタイプを探しましょう。
同じおもちゃを与えすぎると犬が飽きてしまいますので、毎日楽しく遊べるよう、ぜひ本記事を参考に数種類のおもちゃを選んでみてくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
1992年栃木県黒磯市にあるアニマル・ファンスィアーズ・クラブへ就職し、佐良直美先生に師事。 5年間ケンネルマネージメント及び動物の健康管理や基礎獣医学を学びながら、仔犬から成犬まで数々の犬のトレーニングを行い、同クラブにて一般飼い主の為の家庭犬しつけ教室チーフインストラクター、コンサルタント、及び通訳をつとめる。 独立後も多くのしつけ教室や出張トレーニングを通して年間300組以上の飼い主指導を行なっている。 神奈川県藤沢市にてパップスフレンズを主宰。パピークラスから個人カウンセリング、そして競技レベルまで幅広く指導する傍ら、複数の専門学校にて後進の育成に励んでいる。海外講師が来日した際には通訳を務める。また、自身も多くのワークショップやセミナーへ参加し、常に新しい情報と知識を習得しながら国内外の専門家とのネットワークを広げている。 トレーニング方法はモチベーショナルメソッドを基本とし、26年前から導入しているクリッカーを使ったシェーピングとルアー、そして認定を受けているTタッチのメソッドも取り入れ、多方面から人と犬のストレスレスでハッピーな生活のお手伝いを行なっている。 NADOI(米国愛犬しつけインストラクター協会)公認インストラクター、AADT(英国&米国ドッグトレーニング)公認トレーナー、UKRCB(英国犬行動学者協会)公認トレーナー、優良家庭犬普及協会常任、優良家庭犬認定試験公認ジャッジ、Tタッチ認定プラクティショナー。