GANZOのメンズ財布の選び方 高級感漂うハイブランド
気品高く高級感にあふれ、ずっと持ち続けていたいと思わせてくれるGANZOのメンズ財布。作りのよさはもちろん、質のいい素材も魅力的な要素です。ここからは、GANZOのメンズ財布の選び方を詳しくご紹介します。ポイント配下です。
【1】高品質レザーの種類で選ぶ
【2】タンナー(皮なめしメーカー)もチェック
【3】二つ折りか長財布か形状で選ぶ
【4】ファスナーの有無で選ぶ
それぞれ詳しく見ていきましょう。

Photo by Emil Kalibradov on Unsplash

Photo by Emil Kalibradov on Unsplash
【1】高品質レザーの種類で選ぶ
GANZOのメンズ財布を選ぶ際、まずは使用されている革の種類に着目してみましょう。コードバンやブライドルレザーなど、使用される革によって手触りや使い心地、エイジング(経年変化)に違いがでてきます。GANZOで使用されるおもな素材をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
頑丈かつ希少価値の高い「コードバン」
コードバンは、馬のお尻部分の表皮下厚さ2mm程度のコードバン層を使用して作られています。繊維が縦に並んでいるため、頑丈でキズがつきにくいという特徴があり、手で触るとなめらかでしっとりとしています。見た目は深みのある光沢を放ち、非常に美しい革です。また、コードバンは1頭の馬から取れる量が少なく、希少価値が高いため「キング・オブ・レザー」「革のダイヤモンド」と称されることもあります。
コードバンのエイジングは、しっかりと手入れを続けることで光沢により深みが増していきます。比較的エイジングの変化が少ない革なので、長く革と付き合いたい方やあまりエイジングを好まない方に適した革です。
ブルームがなじんで光沢が増す「ブライドルレザー」
元は馬具用の革として使われたブライドルレザー。原料となる牛革の繊維を引き締め強度を高めるために、ワックスを何回も染み込ませているのが特徴です。非常に堅牢で負荷に強く、ワックスのおかげで比較的耐水性が高い革です。
大きな特徴として、最初は「ブルーム」とよばれる白い粉が表面に浮きでています。ブルームは染み込ませたワックスが浮き出たもの。しばらく使い込むと革になじむことで消えていき、美しい光沢とツヤが出てきます。
しなやかさが特徴の「カーフレザー」
生後半年以内の仔牛の皮を、なめして皮革にしたのがカーフレザーです。傷が少なく、しなやかで肌目がきめ細かいという特徴があります。また、大人の牛に比べ、体が小さい仔牛から取れる革は量が少ないため、希少価値が高く、高級品として扱われています。しなやかな手触りと、使い込むほどに増していくツヤが魅力的な素材です。
オリジナリティを追求するなら「エキゾチックレザー」
エキゾチックレザーとは、ワニやトカゲなどの爬虫類、サメやゾウ、ダチョウなど希少性の高い動物の皮をなめして作られた皮革のこと。個性的で独特な模様ゆえに、オリジナリティを出しやすい商品といえます。GANZOではスモールクロコ(ワニ革)、リザード(トカゲ革)、ケセマ(サメ革)などがあります。
2種類のレザーを使った「シンブライドルシリーズ」も
GANZOには、「シンブライドル」というシリーズがあります。外側のレザーがブライドルレザー、内側がヌメ革と2種類の革で作られています。ヌメ革とは染色などの加工をせず、なめしただけの革。ヌメ革は使い続けることで、やわらかくなじんでくるので独特の風合いを楽しむことができます。
また、ヌメ革はエイジングの変化が大きいことも魅力のひとつ。使い込むことで色味が深くなり、美しいあめ色へと変わっていきます。エイジングを楽しみたい方は検討してみては?
【2】タンナー(皮なめしメーカー)もチェック
腐食する「皮」を製品として使える「革(レザー)」にする作業をなめし(鞣し)といいます。この皮なめしをする人や会社のことを、「タンナー」とよびます。世界各地にタンナーが存在しますが、技術力はさまざま。GANZOが仕入れている革とその製造メーカーをいくつかご紹介します。
ホーウィン社のシェルコードバン
ホーウィン社は、アメリカのタンナー。シェルコードバンという名称は商標登録されており、コードバンの革を作っているタンナーのなかでホーウィン社だけが使用可能です。つまり、シェルコードバン=ホーウィン社製ということ。なめした革にオイルを潤沢に染み込ませているのが特徴的で、重厚な光沢を放つ、折り曲げに強いレザーに仕上げています。
J&E セジュイック社のブライドルレザー
J&E セジュイック社は、イギリスに拠点を置くブライドルレザーの老舗メーカー。手間ひまがかかる伝統的な製法を今も続けることで、高い品質を保っています。染色後にワックスを革の両面に染み込ませ、耐久性と耐水性のあるレザーに仕上げています。
【3】二つ折りか長財布か形状で選ぶ
他のブランドと同様、ガンゾの財布にも大きく、二つ折りのタイプと長財布のタイプがあります。
二つ折りはコンパクトに収まり、ポケットにも入れることができるのが最大のメリット。その反面、収納力では長財布の方が勝ります。また、厚みがあるのがデメリットです。
長財布は収納力が高く、お札も折り曲げることがないのでスマートな印象を出せます。ただし、財布自体が大きいため、持ち歩きにくさやカバンに入れる必要性が出てきます。
収納力の高い二つ折り、コンパクトな長財布もあるので、何を優先するかで決めましょう。
【4】ファスナーの有無で選ぶ
ファスナーの有無も大事なポイントです。
長財布では財布全体を覆うラウンドファスナー式のものと、かぶせ蓋式のものがあります。ラウンドファスナー式は収納力があり、安全性が高く、見た目のデザインもおしゃれです。ただし、厚みやサイズの大きさ、開け閉めにひと手間かかるといったデメリットがあります。かぶせ蓋式は薄くて持ち歩きやすく、開け閉めもラクにできる反面、収納力はやや低く、無理に詰めるとふくらみが目立ってしまいます。
いずれのメリット・デメリットを考えて選びましょう。
GANZOのメンズ財布おすすめ8選
GANZOでは、生活スタイルに合わせて、ラウンドファスナー、長財布、二つ折り、小銭入れなどを選ぶことができます。数多くあるGANZO財布のなかから、手に取ってほしいおすすめの商品をご紹介します。
贅沢なシェルコードバンからあふれる高級感
シェルコードバンをふんだんに使い、使い続けるほど上品なツヤと重厚な質感が光る一品。コバを切り目で仕上げたことで見える赤目の断面が、高級感をさらに引き立てています。
マチがない薄型のため、スーツの内ポケットに入れても財布の厚みが気になりません。また、スマートさとは裏腹に札入れ以外に内ポケットが3つ、カードを12枚入れることができる収納力も魅力的です。
背面にアオリポケットもついて機能的
J&E セジュイック社のブライドルレザーを外装に使用したラウンドファスナータイプ。背面にはアオリポケットがついており、よく使うものを入れておけば、かんたんに取り出すことができます。
上品なゴールドファスナーを開けると、内側は肌触りのよいヌメ革仕様に。縫製もしっかりしており、息の長いパートナーとなってくれるでしょう。
ホーウィン社別注レザーはタフでなじみが早い
外装にホーウィン社の「クロムエクセルレザー厚口」という別注レザーを使用。オイルが多く含まれており、革の変形に合わせて色味が変化する「プルアップレザー」としての性質も持つ一品です。
外装のコバは太めの玉縁、内装はチェックのコットン生地の、カジュアルな雰囲気が似合う長財布といえます。
外側も内側もシェルコードバン仕立て
ホーウィン社の高級品皮革シェルコードバンで作られた財布。外装は継ぎ目のない1枚仕立てでスマートさを演出し、手触りのよさと光沢・ツヤを存分に楽しめます。内側のパーツにもシェルコードバンが使われており、ぜいたくの極みともいえる一品です。
開口部が広くなっていて、お札やカードが取り出しやすくなっています。小銭入れ部分にはヌメ革を使用。コードバンとのコントラストが美しく、内装にも隙がありません。
2種類の革の肌触りを楽しめるスマートな財布
外装に国内タンナー新喜皮革のコードバンを使ったファスナーつき長財布です。カラーバリエーションも豊富で自分の好みに合わせて選べます。
形状は、財布の底が細くなっていく「ササマチ」。お金を入れてもふくらみにくく、スマートな印象を演出できます。札入れの場所にふたつカードポケットがあり、財布を開いてもカードが入っているのを見せないようにできるのもうれしいポイント。
キズや色ムラをあえて残すカーフレザー財布
イタリアのタンナー、コンチェリア・グイディ&ロゼリーニ社のカーフレザーを使用。生後半年以内の仔牛の皮を植物性タンメンでなめし、均一ではない色合いがかえって趣を添えています。
カードポケットを1箇所にまとめているため、迷わずカードを取り出すことが可能。札入れ側には内ポケットがあり、お札と領収書などを別々に分けて入れることができるため、財布のなかをスッキリした状態に保てます。
おさえめカジュアルが際立つシンブライドル
ブライドルレザーとヌメ革を組み合わせた、シンブライドルシリーズの一品です。小銭入れのファスナーが少し低い位置にあり、ヌメ革で作られたファスナー引手が見えづらくなっているため、カジュアル感がおさえられています。
縦サイズが9cmと短く、ポケットへの出し入れがスムーズに行えます。財布の底も厚みがなく、タイトなスーツにもマッチ。オンオフ問わず使える、良質な財布をお探しの方におすすめです。
バケッタ製法によるやさしい手触りが特徴
バダラッシィ・カルロ社というイタリアのタンナーが作っている「ミネルバ・ボックス」を使用。バケッタ製法という伝統的ななめし技法が、自然の風合いとやさしい質感を生み出しています。使い続けることでツヤに深みが増し、色合いの変化を楽しめるでしょう。
美しいコバの処理がポイントで、カード入れなどの内装まで丁寧に仕上げてあります。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの人気ランキング GANZOのメンズ財布の売れ筋をチェック
楽天市場でのGANZOのメンズ財布の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
使うことで完成する財布! 素材を意識して選ぼう ファッションライターによるアドバイス
「GANZO」の大きな魅力は素材です。厳選しつつもさまざまなレザーを使っているので、素材を意識して財布を選んでみてください。どの革を選んでも長く使えますし、使い込むほどに味わいや愛着が深まっていきます。そうした経年変化によって真の完成品になるというのが、「GANZO」のコンセプトでもあります。
そのほかの財布関連の記事はこちら 【関連記事】
お気に入りのGANZOのメンズ財布を選ぼう
この記事では、GANZOのメンズ財布おすすめ商品を紹介しました。
GANZOのメンズ財布には、コードバンやブライドルレザーなど、さまざまな革素材が使われています。それぞれに特徴があるので、自分に合うものを探してみましょう。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。