ふせんの選び方

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まずは、ふせんの選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。
【1】種類
【2】素材や貼り付け方
【3】大きさ
【4】その他の機能
これらを抑えて、自分が使いやすいふせんを手に入れましょう。一つずつ解説していきます。
【1】ふせんの種類で選ぶ
ふせんといっても、さまざまな種類があります。どのような用途で使うことが多いのか、目的に合わせて選びましょう。
ブロックタイプ|どんな場面でも使いやすい
ブロックタイプは、一般的にもっともスタンダードなふせん。正方形や長方形の形状で、1枚ずつメモを書いて剥がし、別のところに貼りつけて使います。
仕事のToDo管理や、覚えておきたいポイントのメモなど、いろいろなシーンで利用することが可能。いろいろなタイプのふせんのなかでコストが安く、導入しやすいのもポイントです。カラーを分けて、使い道を分けて使うことも! いろいろ工夫して使えます。
ロールタイプ|長さを調節できる
セロテープのようにロール状になって、必要なときに必要な長さを取り出して使えるようになっているのが、ロールタイプのふせんです。長さを自在にコントロールできるのがポイント。ラベルとして使う用途に適しています。
また、裏面が全て粘着面になっているのも特徴で、瓶のように曲面になっている箇所でもしっかりと貼りつけておくことが可能です。
ポップアップタイプ|取り出しやすい
ブロックタイプのふせんをより取り出しやすくしたのが、ポップアップタイプのふせんです。1枚のふせんを取り出すと、次のふせんが取り出しやすいようにセットされる仕組みになっています。
電話しながらメモを取りたいときやキッチン作業の合間などササっとふせんを使いたいときに、滞ることなくスムーズに取り出せるので、たくさんふせんを使う方におすすめです。
ユニークタイプ|ちょっとしたメモ代わりに
ユニークタイプのふせんは、ハートや星型になっているものや面白いイラストがデザインされたもの。キャラクターが描かれていたり、アニマルのシルエットの形状になっていたりと、好みのデザインを選べるのがポイントです。
話題性があり、伝言やメモを渡すシーンで活躍します。また、寄せ書きなどを書くときのメッセージカードとしても使いやすいですよ。
【2】ふせんの材質や貼り付け方で選ぶ
ふせんの使い道によって、いろいろな性能のふせんを使い分けることができます。
「透明フィルム」はいろいろな使い方ができる
フィルム素材で、透明になっているふせんなら、教科書や参考書の文字の上に貼り付けても、透けて見えるのがポイント。書きこみができない状況でも蛍光ペンと同じように使えて、きれいに剥がせるので便利に使えます。
また、紙素材よりも折れにくい素材ですから、耐久性が高く、インデックスとして貼って使うと、何年たってもしっかりと参照するための目印となってくれます。
剥がれにくさで選ぶなら粘着力の高いものを
粘着力の高さで選ぶのも、大切なポイントです。伝言を記したと思っていても、ふせんが剥がれてしまっていて見てもらえなかったということを避けられます。何度も貼ったり剥がしたりして使うケースでも、粘着力が弱まってしまうので、高粘着力のふせんを選ぶのは重要です。
粘着面の割合が大きくなっているタイプや、全面が粘着面になっているアイテムは、剥がれにくさが高くなっています。
静電気を利用したものなら貼りあとがつかない
ふせんは、剥がせるのが特徴ですが、糊が残ってしまうこともあります。ホコリや手垢などがくっついてしまい、汚れてしまうこともあり、注意が必要です。
静電気で貼りつけられるタイプのふせんなら、貼りあとの心配がなく使えます。また、パソコンの画面やガラス面などの通常貼りにくい箇所にもくっつけられるのも便利なポイントです。
【3】大きさで選ぶ
業務の伝言に使うなら、たっぷり書きこむスペースがある、大きめタイプのふせんがおすすめです。無地のものなら、背景のイラストと重なってしまい見間違えることも少なくすみます。
書類のインデックスとしてふせんを使うなら、コンパクトで細長いタイプのほうが邪魔にならず見やすいでしょう。貼る対象のものに合った大きさを選ぶのも大切です。
【4】機能性もチェック
最近では、ふせんにさまざまな機能が付いた商品もあります。ふわっといい香りがする匂い付きの他プや、防水仕様のタイプなど、使い方にあわせて機能面もチェックしましょう。
どんなシーンでも使えるふせんだけでなく、用途を限定した商品も多いので、使い方が明確な人は用途に合うものを選ぶと使い勝手がいいですよ。
ふせんのおすすめ
ここからは、おすすめのふせんをご紹介していきます。学生が参考書に貼りやすいオーソドックスなものから、デザイン性の高いユニークなものまで盛りだくさん! ぜひ参考にしてください。
こちらからすぐチェック!
▼おすすめ3選|利便性の高い「ブロックタイプ」
▼おすすめ2選|長さを調整できる「ロールタイプ」
▼おすすめ5選|一言メモにぴったりな「ポップアップタイプ」
▼▼おすすめ8選|遊び心あふれる「ユニークタイプ」
▼おすすめ3選|利便性の高い「ブロックタイプ」
ベーシックでいろんなシーンに使いやすいのがブロックタイプで、長方形や正方形などさまざまな形状があります。記入できるスペースが広いのもポイント!

インデックスに使いやすいエコなふせん
紙製のふせんです。持続可能な資源を使用したエコアイテム。小型タイプで、インデックスにしやすいような台形の形状をしています。コンパクトなので、持ち運んで出先で使えるのも大きなメリット。
マンスリー手帳のマスなどにも収まるサイズなので、予定を書きこんで使うのも便利。4色セットになっているので、カテゴリー分けもかんたんにできるのも使いやすいポイントです。
耐水仕様で屋外でも使える!
人気のポストイットから、耐候性にすぐれて屋外でも使用できるのが『エクストリームノート』です。コンクリートなどの凹凸のある表面にも貼り付けることができ、建設業や製造業の現場での使用を想定してつくられているため丈夫につくられています。
もちろん日常での使用にも便利で、キッチンなどの水回りや冷凍庫でも活用できます。
▼おすすめ2選|長さを調整できる「ロールタイプ」
セロハンテープのような形状で、自分の好きな長さにカットして使うのがロールタイプです。裏面が粘着面になっているので、曲面にも貼れるのが特徴のひとつ。
裏面粘着テープ!
裏全体が粘着面になっているので簡単にはがれる心配がありません。デスクでメモとして使えることはもちろん、衣装ケースにTシャツやパンツなどと書けばわかりやすく分けてしまうこともできます。
またコピーやFAXをする際に、マスキングとして使うことも。ノリが残ることもないので、きれいにはがせますよ。
好きな長さにカットして使えるふせん
まるでセロハンテープのように、ふせんがロールされているタイプのふせんです。コンパクトなサイズなので、持ち歩きをする際にも、ポケットにいれることができます。料理本を読んでいるときに、気になるレシピのページにブックマークとして使う時や、電話中にメモを取ったりする時に、必要なだけカットして使うことが可能です。
ふせんの裏全体に、のりがついているので、ぴったりと貼ることができます。
▼おすすめ5選|一言メモにぴったりな「ポップアップタイプ」
10文字前後の文字量を書くのに適しているのがポップアップタイプ。ちょっとしたメモを参考書に貼り付けておくのに便利です。
辞書を使うならこれ!
勉強をしているときに、辞書を引くことは結構ありますよね。いろいろ辞書で調べて、辞書がふせんだらけになってしまい、どのふせんが重要だったか、どの順番で引いたのかわからなくなってしまうことも。
このふせんには右上に「番」と記載があるので、調べた順番どおりに数字を書くだけ。あとからチェックするときに便利で、辞書の余白にちょうどいいサイズも魅力です。
まるでペンのように持ち歩けるふせん
『ペントネ ハッピー』は、ペンのような形状をしているため、ペンケースにも入れやすく持ち歩きがしやすいです。形状が異なるメモ帳とペンを一緒に持っていると、どうして持ち歩きしづらい場合がありますが、ついうっかりどちらかを忘れてしまうということも予防できます。
ふせんのリフィルは販売されているので、使い切っても簡単に追加ができるのも便利なポイントです。
粘着力が強いベーシックなふせん
粘着力が3Mの通常商品に比べ約2倍アップしておりはがれにくいタイプ。ただ、はがしたときでもノリが残りにくいので、ベタベタする心配もありません。
手帳やノートなどに使うだけでなく、PCに貼っておけばリマインダーとしても役立ちますよ。90枚×6パッドという大容量セットという点も嬉しいですね。

高校生・中学生におすすめの暗記用ふせん
暗記の勉強に役立ってくれるふせんです。5ミリの方眼目盛りがついていて、好きな大きさにちぎって、暗記したいことが記載されているところに貼りつけると、文字を隠せるようになっています。
ミシン目でかんたんにちぎることが可能。覚えたところに貼ったふせんはきれいに剥がせるので、教科書や参考書を汚すこともありません。
▼おすすめ8選|遊び心あふれる「ユニークタイプ」
ハートや星形などの特殊な形状のふせんや、イラストやデザインがあしらわれたものなど、遊び心あるユニークタイプのふせん。伝言や、メモを渡すシーンにも役立ちますよ!

おもしろい見た目のメッセージふせん
ミシン目で切りとると「?」が「!」になったり、「LOOK!」が「OK!」になったり、意味が変化するアイディアふせんです。作業が完了したり、進んだら都度確認をするにはピッタリ。勉強に使うにも今の進捗がどの段階にあるかもわかるのがうれしいですね。
デザインの豊富さとポップでかわいいラインが学生に人気です。ディズニーのキャラクターのデザインなどもあり、小学生にも喜ばれるアイテムです。
手帳の書き直し不要のふせん
手帳に書いてあったスケジュールを変更する際、通常だと書き直さなくてはいけません。しかし、このふせんに書けばスケジュールの変更が簡単にできます。スケジュールをずらすときに、ふせんを貼り付け直すだけで対応できてとても便利!
手帳の1マスにちょうど入るサイズ感です。他にも形のバリエーションがあるので、そろえて使ってみてもよいですね!
静電気で粘着する糊を使わないふせん
静電気でさまざまなところに貼りつけられるふせんです。フィルム素材でつくられていて、半透明なので、書いたり消したりして、ホワイトボードのように使えます。
糊を使わずに貼れるタイプなので、剥がしたあとも粘着糊のベトベトした感じがなく、きれいにたもてるので、壁でも借りた本でもなんにでも書けるようになります。
カジュアルなコミュニケーションを活発に
オフィスの定番アイテム『ポスト・イット』ブランドのふせんです。水分散性粘着剤を使用しており、繰り返し貼ったり剥がしたりしても、粘着する対象のものに糊がついてしまうことが少なく、きれいに使えます。
5つのカラーのアップルの形もとてもかわいく、コミュニケーションをよりカジュアルにしているアイテムです。

豊富な種類でかわいい形も多いふせん
手帳に貼るのはもちろん、メッセージ性がいろいろあるバリエーションのメモ代わりふせん。「やることメモ」をコンパクトにふせんにしました。この「やること付せん」シリーズほか、ミドリのふせんは書くことが多いという人にもおすすめ。
うっかり忘れそうなことも、このふせんに書いておけば忘れないですね。勉強用のサイズにピッタリのコンパクトふせんや猫などの形のふせんもあるので目的によって使い分けられます。

スタンド型やロールタイプで立てるふせん
ふせんを「しおり」ではなく「メモ」用に使うことが多いのなら、こちらのふせんがおすすめです。「SUTTO(スット)」は、「立てて使える」フィルムふせんというアイディア商品。机上に置いておくことで、書いたメモを常に確認することが可能です。
たとえば、明日の予定やなかなか覚えられない単語を書いておくのはいかがでしょうか。予定が終わったり、書いた単語などを覚えたら簡単にめくることができます。場所を取らないサイズなので、複数用意してもいいですね。
どこをチェックしたかすぐにわかる!
勉強をしていて、せっかくチェックをつけてもどこのページにつけたのかわからなくなってしまうことはありませんか。そんな悩みを解消してくれるのが、ビバリーのココサスです。
矢印の形状をしており、ブックマークとして使える部分と、マークをした部分に付けられるよう、矢印部分が切り離せます。カラーも複数あるので、同じページに複数チェックした場合も、区別が可能です!
コミュニケーションツールとして活躍
ちょっとしたお礼を伝えたい、家族への伝言に使いたいときに役立つのがこの「コミュニケーションふせん つたえる」です。メッセージを書いて下側部分を折ると、テーブルなどに立てておくこともできます。
「ごはん」「がんばれ」「ありがとう」「おねがい」「ほうこく」「れんらく」の6種類があるので、伝えたい内容によって選べますよ。家族や大切な人とのコミュニケーションツールに!
※Amazonリンク先はセット商品です。
「ふせん」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ふせんの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのふせんの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ふせんの活用方法
伝言やメモに使うのがメインのふせんですが、ほかにもさまざまな活用方法があります。スケジュール帳に仮の予定を書くときに、ふせんで書きこんでおくと、予定の変更があったときに、消して書く代わりに、貼る位置を変えるだけですみます。
また、食品の賞味期限を記載するにも、ふせんであれば、目立ちますし、中身が変われば貼り替えも可能なので便利です。
さらに、メッセージカードとしてそれぞれがふせんに書いたものを集めて、寄せ書きにして仕上げるというのもアリ。ほかにもアイデア次第でたくさん使い方がありそうです。
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バリエーション豊富なふせんは用途次第で
教育・受験指導専門家
たかがふせんといえど、いろいろな使い方ができてバリエーションが豊富です。
勉強はもちろん、メッセージ性のあるものでしたら、相手が目を引くようなかわいらしい形やインパクトのあるデザインを選ぶと、ちょっとしたカード替わりにも使えそうです。
勉強に使うとなれば目立つように、蛍光ペンの代わりにも多く使われているので、ペーパータイプとフィルムタイプのそれぞれの便利な点をうまく生かして使いたいですね。
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