哺乳瓶洗浄剤の選び方 安全に洗浄できるものを選ぼう
まずは哺乳瓶洗浄剤の選び方をチェックしていきましょう。自分の使い方にぴったりの哺乳瓶洗浄剤を選ぶために参考にしてみてくださいね。
安全かどうかは成分を見て確認しよう
哺乳瓶洗浄剤はキッチンで使う食器用洗剤よりも、界面活性剤が少ないことが特徴。界面活性剤にも、天然由来成分のものと、化学合成由来成分のものがあります。化学合成由来の洗剤は、洗浄力がより高いものが多いです。
洗剤のなかには、金属封鎖剤や安定化剤、防腐剤などが含まれているものが多いですが、しっかりすすげば赤ちゃんの口に入ることを避けられます。
添加物を気にする場合は、香料や保存料などの添加物が入っていないものを選ぶのがベターです。
洗うときの泡切れやすすぎやすさなどの使用感も大切
ミルクや搾乳した母乳には脂肪分やタンパク質が多く汚れが付着しやすいので、哺乳瓶を使用したあとは、できるだけすぐに洗うようにしましょう。時間がたつと油分が落ちにくくなってしまいます。
デリケートな赤ちゃんには洗剤成分が残った哺乳瓶は心配なので、泡切れがよくすすぎやすい洗剤をチェックしておきましょう。
使いやすさを左右する「容器のタイプ」もチェック
プッシュ式やポンプ式、スプレー式など、いろいろな容器の種類があります。自分に合った容器を選ぶのも大切なので、それぞれの特徴を確認していきましょう。
プッシュ式|使う量を調節したい方におすすめ
プッシュ式は使う量を調節しやすいのが特徴。複数の哺乳瓶を洗うときはたっぷりと多めに、おしゃぶりなど小さいもののときは少なめにと、洗うものによって必要な量だけ使えます。
洗剤がついていたり濡れた手で容器を扱うときは不便に感じることもありますが、洗剤を出しすぎることがないので毎回少量を使う人にはピッタリです。
ポンプ式やスプレー式|片手でも使えて便利
ポンプ式とスプレー式は片手で使える便利なタイプ。赤ちゃんを抱っこしながら洗いものをしなければいけない状況のときも使いやすいアイテムです。
また、容量が多いものもあるので、洗剤をたくさん使う人や買いものの回数を最小限にしたい人にピッタリ。容量が多い分容器のサイズも大きいので、置く場所も確認しましょう。
消毒・除菌剤は別で購入する必要あり
汚れが落とせても、除菌や殺菌ができない哺乳瓶洗浄剤がほとんど。洗剤で洗ったあとに除菌・消毒をする場合は、消毒・除菌剤が必要になります。一定時間哺乳瓶を浸すだけで消毒・除菌ができるので便利です。
顆粒やタブレットの薬剤を、水に入れて溶かすタイプや薬液タイプのものがあります。旅行などで使いたい場合には、顆粒やタブレットの薬剤だと手間がかかりません。どこで使うことが多いかもイメージして購入してください。
哺乳瓶洗浄以外の用途にも注目して 保育士がアドバイス
哺乳瓶洗浄のなかには、野菜を洗うのに使えるものやベビーグッズの消毒に使えるものもあります。野菜洗いにも使えるものは哺乳瓶の使用有無に限らず使い続けられますし、ベビーグッズの消毒に使えるものは、口に入れるおもちゃも清潔に保てます。
とくに母乳とミルクの混合育児の方は、すべてミルク育児の方よりも哺乳瓶を洗うことは少ないので、ほかの用途にも使える哺乳瓶洗浄の方が使い勝手がいいですよ。
哺乳瓶洗浄剤のおすすめ13選 野菜やベビーグッズも洗えるタイプが便利!
ここまでに紹介した特徴や選び方をふまえて、哺乳瓶を洗うのにおすすめの洗浄剤を紹介していきます!

哺乳瓶に限らず野菜の洗浄にも使える『哺乳びん野菜洗いボトル』は、離乳食に使う野菜にも気をつけたい人にとくにおすすめ。天然ヤシ油由来成分配合で、ミルク汚れもスッキリ落としてくれます。
離乳食の食器や野菜も洗える有名メーカーの洗剤
天然ヤシ油由来成分配合で、赤ちゃんの肌にやさしい哺乳びん用洗剤。泡切れがよく、ささっと洗えます。
離乳食がはじまれば、赤ちゃんの食器や野菜も洗えるので便利。プッシュ式の容器で、必要な分だけ洗剤を出せて経済的なのもうれしいポイント。天然オレンジオイルが使われていて、さわやかな香りにも癒されるアイテムです。

『ベビー ほ乳びん・食器洗い』は、環境だけでなく手肌にもやさしい洗剤です。とくに、哺乳瓶を洗う回数が食器洗いより断然多いミルク育児の方は、手肌への負担が少ないものを選ぶといいですよ。
ドイツ生まれのエコブランドで弱酸性洗剤
ドイツ生まれのフロッシュ。環境保護の取り組みをするエコブランドとして知られています。ヤシ油、菜種油、ヒマワリ油などの植物由来の洗浄成分で、ミルクの汚れや離乳食の際の食器汚れをスッキリと落としてくれます。
弱酸性でエタノールが使われていないので、赤ちゃんにはもちろん、使う人の手肌にやさしい洗剤です。
手肌にやさしくスポンジ除菌もできる洗剤
食品に使える原料と同じ成分で作られ、手荒れがしにくいアイテム。赤ちゃんにもママにもやさしい洗剤です。赤ちゃんの離乳食がはじまったら、野菜やくだものもこの洗剤で洗えるので便利です。
スリムな容器は手にフィットして持ちやすく、デザインもシンプルなので、見た目が気になる人にピッタリです。また、除菌性能があるので、スポンジの除菌も可能です。
手荒れを防ぐ自然派洗剤
ヤシ・パーム油など、天然由来の原料が配合されている、手肌にやさしいジョリーブの「台所用洗剤」。使いたい量だけ出せるプッシュ式タイプなので、経済的です。
合成着色料、香料なども使われていないので、野菜やくだものも心配なく洗えます。洗浄力や泡切れがよく、一部の学校給食センターで使われている自然派の洗剤です。
ポンプを押すと泡で出てくる植物原料でできた洗剤
使用後の哺乳瓶を水で軽くすすいだあと、瓶の内側に1プッシュし、汚れを落とし流水ですすげば洗浄完了。1日に何回も哺乳瓶を洗う人にとっては、洗剤をスポンジにつけるという手間が省けただけで、洗浄がとてもらくに感じます。
植物原料で作られた洗剤で赤ちゃんにやさしいのも魅力。さらに、シソ葉とアロエの天然エキス配合で、洗いものを頻繁にするママの手指の荒れも防ぎます。
スピーディーに洗える泡タイプ
ヤシの実由来の洗浄成分が配合された、刺激が少なく手肌にやさしい洗剤。サラヤのノータッチ式のディスペンサーにエレフォームポットを入れて使用すれば、手を差し出すだけで自動的に泡が出てきます。泡立てる必要がなく、かんたんに哺乳瓶や野菜を洗えます。
泡切れもよく、すばやくすすぎができるのもらくなので、手間を省き、効率よく洗いものをしたい方向けのアイテムです。
洗浄力と泡切れを追求した洗剤
洗浄力と泡切れのよさを追求して作られました。植物性洗浄成分使用、無香料、無着色、無リンで、赤ちゃんとママにやさしい洗剤です。
母乳やミルクの汚れをしっかり落とせる泡立ちのよさが特徴。泡切れもいいので、手早くすすげるのも魅力。毎日、何度も使う哺乳瓶の衛生面を心配するママ向けのアイテムです。
ポンプ式で使いやすく、少量でよく泡立つ
食品原料のみで作られた「哺乳びん野菜洗い」。無香料、無着色、植物性で、洗剤によって手が荒れてしまうママにやさしい洗剤です。
ポンプ式で使いやすく、820mlの大容量なのでお買いものの手間が省けます。少しの量で豊かに泡立つので経済的。ミルクの油分や離乳食用食器についた汚れをしっかりと落とすことができます。
ピジョンの「哺乳びん洗い」、お得な詰め替え用
食品用原料成分を100%使った哺乳瓶用の洗剤。本体800mlポンプタイプの詰め替え用です。
哺乳瓶のミルク汚れに特化している成分ですが、野菜洗いにも使えるので離乳食が始まってからも長く使うことができます。スポンジの除菌も一緒にできるのもポイントです。
ミルク特有の油分もしっかり落とす洗浄力
アミノ酸系洗浄成分が配合されている洗浄剤。スプレーボトルに詰め替えれば、直接哺乳瓶にスプレーして洗えます。
洗剤を泡立てる時間を短縮し、かんたんに洗えます。哺乳瓶を洗う回数が多いママにはうれしいアイテムです。ミルク特有の油分もしっかり落とす洗浄力も魅力。さらに、1リットルの水に2回スプレー(約1.4ml)して希釈をすれば、野菜やくだものも洗えます。
哺乳瓶洗浄剤の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 哺乳瓶洗浄剤の売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでの哺乳瓶洗浄剤の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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洗浄剤の成分や使用感などをチェックして選ぼう
哺乳瓶洗浄剤の選び方とおすすめ商品について、ご紹介しました。哺乳瓶についた頑固な脂質汚れをすみずみまで落とすために、洗浄剤をうまく使っていきましょう。
赤ちゃんはもちろん、洗う人の手指にやさしい成分であることや、泡切れがよくすすぎやすい使用感などをチェックするのがポイント。本記事を参考に、赤ちゃんとママパパに合った使いやすいアイテムを見つけてくださいね!
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施設保育士として、被虐待児や発達障害児を含む0〜18歳の幅広い年齢の子どもと多く関わる。またその保護者へ、育児相談だけではない実践的な養育支援を含む生活基盤確立のためのあらゆる支援を行い、後に社会福祉士を取得。 全国転勤族で、帯同に伴う転職で企業主導型保育園や小規模保育園での勤務経験もあり。 保育士人材紹介会社のコラムを執筆担当中。 また転勤族の妻向けのブログを運営し、育児情報を中心に赴任地の様子を発信している。三児の母。