「パラコード」のおすすめ商品の比較一覧表
パラコードとは アウトドアシーンの強い味方
パラコードとはパラシュートコードの略称で、パラシュートの傘の部分と、人をつなぐロープのことです。パラコードは太さが約4mmなのに耐荷重は約250kgと強度が高く、アウトドアを中心に、幅広い用途で活用できます。
たとえば、テント設営、キャンプ中の物干しロープ、靴紐、荷物の固定など活用法はさまざま。ブレスレットやキーホルダーなどのアクセサリー作りに使用することもできます。災害時に応急処置の止血帯や、荷物の積み下ろしなどにも使うことでき、その汎用性の高さが魅力です。
素材別パラコードの特徴
パラコードに使用される素材には、おもにポリプロピレン、ポリエステル、ナイロンの3種類があります。パラシュートに使われるパラコードはナイロン製で高強度ですが、ポリプロピレン製やポリエステル製のパラコードにもいろいろなメリットがあります。
それぞれの特徴を理解してパラコードを選びましょう。
コスパがよくて軽量! ポリプロピレン製
ポリプロピレン製パラコードの特徴として、値段が比較的安いこと、軽量なこと、水に強いことが挙げられます。軽量なので持ち運びにも便利で、水に強いので川辺のキャンプや釣り、ビーチなどでの使用に向いています。
ただし、ナイロン製やポリエステル製に比べると強度が劣り、また紫外線にも弱いというデメリットがあります。長く使用すると劣化することもあるので注意しましょう。
水を吸いにくく劣化しにくいポリエステル製
ポリエステル製のパラコードはナイロン製より強度が劣るものの、紫外線や摩擦に強いこと、水を吸いにくく耐水性が高いことが特徴です。そのためキャンプやマリンレジャーでの使用に向いています。
水に強いのでブレスレットなどにして身に着けておくのにも便利。ふだんはブレスレットとして使用し、災害時にはほどいて強度をあまり必要としないロープとして使うこともできます。
本格的な登山で荷物の上げ下ろしに使えるナイロン製
ナイロン製のパラコードは強度や耐久性が高いのが特徴。パラシュート用のロープにはナイロン製のものが使われています。本格的な登山で使用する場合は、ナイロン製のパラコードがいいでしょう。
ナイロン製は吸湿性と伸縮性に優れ、形が崩れにくいというメリットもあります。ただし、水を吸うとかたくなってしまうため、雨天時には少々使いづらく感じるかもしれません。
パラコードの選び方 使用シーンに合わせて

Photo by マイナビおすすめナビ
パラコードは商品により、内芯の数や耐荷重、長さにも違いがあります。それぞれ使用目的によって適しているものが変わってくるので、購入前に使用シーンを想定してニーズに合ったものを選びましょう。
耐荷重と内芯をチェック
一般的なものは太さ約4mmで約250kgの重さに耐える性能を備える「550パラコード」。550パラコードは7本の芯で1本のロープが作られています。アクセサリーなどに使用する場合は5本の内芯で作られた細いパラコードを、より強度や耐久性がほしい場合は9本の内芯で作られたパラコードを選ぶといいでしょう。
また、太さや内芯の数などにより耐荷重も変わってきます。550パラコードは、550ポンド(=250kg)の耐荷重(静かに引っ張った場合に問題ないとされる最大の重さ)があるという意味です。内芯数が増えるほど、耐荷重も増えます。用途に応じて耐荷重もチェックしましょう。
必要な長さをチェック
パラコードは使用目的により必要な長さが異なります。購入時には長さをチェックしましょう。
テント用のガイロ―プとして使用する場合は、テントの大きさによって異なりますが約20~30mぐらいが必要になります。
アクセサリー用ならなにを作るか、編み方などによって異なります。たとえばブレスレットひとつなら3~4mを目安に、作りたいアクセサリーや個数に応じて購入しましょう。
アクセサリーに利用するなら色柄が豊富なものを
ブレスレットやキーホルダーなどのアクセサリーを作る場合、複数のパラコードを組み合わせて作る方法があります。
異なる色同士を組み合わせると表情の変化を楽しめるでしょう。そのような場合、同じ商品の色違いや柄違いを購入するのがポイントです。組み合わせたパラコードのメーカーや商品が異なると、太さや素材感などの違いからちぐはぐな印象になりかねません。
アクセサリーを作る目的で購入する場合は、カラ―バリエーションが豊富な商品を選んでおくと、後で買い足したくなったときなどにも便利です。
パラコードの選び方|重要ポイント 山岳写真家からのアドバイス
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家
パラコードを選ぶには目的を明確にすることが重要です。アウトドアに使用する際はミリタリースペックのものがおすすめ。対荷重のみならず耐摩耗性なども考慮に加えているからですね。
キャンプ場や一般キャンプ用としてはカラーバリエーションを重視に選んでも充分な強度を持ったものが多いですが、ツーリングキャンプなどに使用する場合などは対荷重や耐摩耗性に注目して選ぶのがおすすめです。
パラコードおすすめ12選 軽量・丈夫・持ち運びやすさ
さっそくおすすめのパラコードの10商品をご紹介します。目的に合ったパラコードを見つけて活用しましょう。
HIMIMI『ガイロープ テントロープ 50m 4mm/5mm』














出典:Amazon
Soomloom『テント用ロープ パラコード 50m』
















出典:Amazon
GEERTOP『タープロープ 4mm 6本』














出典:Amazon
snow peak『ポリプロロープ Pro.』










出典:Amazon
TOUGH-GRID『ミルスペックパラコード』








出典:Amazon
GEERTOP『キャンプ ロープ』














出典:Amazon
Youriad『パラコード』


















出典:Amazon
ROTHCO『Polyester Commercial Paracord』

出典:Yahoo!ショッピング
Brotree『パラコード』














出典:Amazon
Preime『パラコード』














出典:Amazon
Atwood『7 STRAND 550LB パラコード』






出典:楽天市場
Cheerly『パラコード』












出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする パラコードの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのパラコードの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
パラコードに関連する記事のご紹介
使用目的に合ったパラコードを選ぶ
パラコードのおすすめ商品をご紹介しました。
パラコードは素材や内芯の数の違いなどによって性能が異なります。それぞれのメリットとデメリットを理解して、使用目的に合ったパラコードを使うことが大切です。
あなたがほしいパラコードを選んでみてくださいね。
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ブッシュクラフト、狩猟、ULスタイル、沢登りなど様々なアウトドアに取り組む。海外生活の経験もあり銃器やトイガンにも造詣が深い。 アウトドア料理やビンテージアウトドアアイテムのレストア、道具作りにも造詣が深く自作アイテムのみでの山行も行う。 フェールラーベンのアンバサダーとしても活動している。