冷感枕カバーの特徴
寝苦しい夜の頼もしい味方となってくれるのが冷感枕カバー。 冷蔵庫で冷やして使うジェルタイプと違って、冷感枕カバーは繊維の力を使ったもの。吸水性、速乾性、放熱性に優れた繊維を使っている点が特徴です。
枕の形をそのまま活かせる枕カバーに加えて、やや厚みがあって繊維の量が多めに使われてるパッドタイプもあります。ジェルタイプと違って冷えすぎの心配がない点もメリットになります。
冷感枕カバーの選び方
冷感枕カバーにもいろいろな種類があります。技術の進歩にともなって新素材も登場。眠りでどんなことを重視するのかを考えて選んでみてください。選ぶポイントは下記の4つ。
【1】生地の素材と機能
【2】頭をしっかり冷やす性能
【3】カバー交換のしやすさ
【4】洗濯機で洗えるか
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】生地の素材と機能をチェック
枕カバーやパッドで重要なのは、どんな素材が使われているかということ。吸水性に優れているために古くから使われていた綿、放熱性に優れた麻、伸縮性を有するナイロン、速乾性の高いポリエステルなど、素材の特性を活かした商品がたくさん登場しています。
感触も材質や織り方によってさまざま。素材と機能をしっかり確認して選びましょう。
▼汗をしっかり吸い取って乾かしてくれるカバー
環境のためにも、また健康のためにも、寝るときの冷房は控えめにしたいと考えている人はたくさんいるのではないでしょうか。そんなときに問題となるのは寝汗。特に頭部は汗をかきやすいので、汗を素早く吸収し、速乾してくれる枕カバーを選ぶと良いでしょう。
枕カバーが汗をしっかり吸い取ってくれれば、頭がベタつかずに快適。頭だけでなくお肌にも優しいです。
▼放熱することで快適な睡眠へ
冷感枕の中には、放熱性能の高さをセールスポイントにしている商品がたくさんあります。放熱性能とは通気性が良くて、熱拡散性が高いということ。つまり、頭部や体の熱を逃がすメカニズムになっているのです。
ポリエステル・レーヨン・キュプラ・金属繊維など、放熱性の高い新素材を使った枕カバーがたくさん登場。技術の進歩が快眠の手助けをしてくれます。
▼衛生面が気になる方は、抗菌防臭効果のあるものを
洗いたての寝具は、それだけで気持ち良さが大幅にアップ。しかし、毎日使う枕カバーはそんなにひんぱんには洗えないこともあります。そんなときの味方となってくれるのが抗菌・防臭効果の高い枕カバー。
清潔な枕カバーなら、すっきりと快適な睡眠をサポートしてくれます。
▼リバーシブル仕様だと、2種類の感触を使い分けできる
表と裏とで違う素材の繊維が使われているのがリバーシブル仕様の枕カバー。夏は接触冷感機能の優れたもの、冬はやわらか素材のものなど、オールシーズン使い分け可能なものもあります。
気温、湿度の違いなど微妙なコンディションの違いによって、ひっくり返すだけで使い分けも可能。かんたんかつ手軽に2種類の感触が睡眠をサポートしてくれます。
【2】頭をしっかり冷やす性能をチェック
とにかくしっかり冷やしてくれる枕カバーを選びたい人は、冷感性能を表すQ-maxの数値に注目してください。まるで機械の性能を表す表示みたいですが、Q-maxとは最大熱吸収速度のこと。数値が高いほど、冷感効果が高いことを示しています。
一般的にはQ-maxが0.3以上だと、冷感性能がかなり高め。0.4以上はさらに高い冷感効果が期待できます。
【3】カバー交換のしやすさをチェック
冷感枕カバーにも枕にすっぽりかぶせるタイプと、頭に接触する面にゴムバンドで取りつけるパッド型があります。パッド型の利点はかんたんに交換できること。替えのパッドを用意しておけば、常にきれいな状態での使用が可能。
通常、パッド型は枕カバーよりも厚みがあるため、使われている繊維素材の吸水性や速乾性なども、より強力な効果が期待できます。
【4】洗濯機で洗えるかチェック
枕カバーは日々使うものだからこそ、手軽に洗濯できるものがいいと考えている人はたくさんいるのではないでしょうか。洗濯ネットに入れる必要もなく、そのまま洗濯機に投入して丸洗いできる枕カバーや枕パッドもたくさん登場しています。
日々、洗いたてのきれいな枕カバーで眠りたいという人にとっては、丸洗いできる機能ははずせないでしょう。
エキスパートのアドバイス
素材だけでなく見た目にも涼しいものを
使われている生地の素材や機能、肌触りはもちろん、見た目にも涼しげな色や柄を選ぶことも暑い季節の睡眠を快適にしてくれる要素のひとつになります。お気に入りの冷感枕カバーをみつけて、暑い夏を少しでも涼しく乗り切りましょう。
冷感枕カバーおすすめ8選
暑い季節を健康に暮らしていく上でポイントとなるのは、質のいい眠りの確保。ぐっすり寝て、すっきり目覚めたい人の強い味方となってくれるのが冷感枕カバーです。技術の進歩によって、さまざまな素材やタイプの枕カバーも登場。
どんな状態で眠りたいのか、感触へのこだわりなども考えて、機能や素材をしっかりチェックして選んでください。
スポーツ素材を使ったクッション工場直送の枕カバー
北海道にある工場直送の冷感枕カバーということからも涼しげな印象を受けますが、もちろん冷感機能は充実。
東レがスポーツ用に開発した高吸放湿ナイロン、キュープラテを使用することで快適な睡眠を実現。北海道の高原の避暑地にいるようなさわやかな睡眠を提供してくれます。
ひんやりもっちりやさしい肌ざわり
中身にはメッシュ状のシートを使用し、通気性は抜群。表生地には速乾加工が施されているため、汗をかいてもさらっと気持ちいい肌ざわりを保ちます。また、ニオイの原因菌を抑える抗菌防臭加工のおかげでいつでも清潔に使用することが可能です。
何度も寝返りしたくなる接触冷感
ひんやり感を表す数値、Q-maxが0.386とかなり強力な接触冷感の枕カバー。この冷たさの秘密は、ナイロンとマイカ鉱石によって作られた、立体メッシュ構造の繊維です。速乾性にもすぐれていて、ひんやりとサラサラを両立。後頭部だけでなく、顔や頬でも気持ちよさを実感できます。
ゴムバンドでかんたんに着脱できて丸洗いも可能。毎日の眠りが楽しみになる枕パッドです。
夏にぴったりのひんやり枕パッド
直接肌に触れるものだからこそ質の良いものを使いたい、そんな要望に応えてくれるのがこの冷感枕カバー。水分に反応して吸熱することでひんやりと感じるキシリトール加工が施され、汗・水分を吸収してくれるため寝ている間の蒸し暑さを軽減してくれます。
衛生面が気になる方にうれしい抗菌防臭加工も。洗濯ネットを使って洗濯機で洗うことができ、発散性に優れているため、乾くのもスピーディーでお手入れもらくちんですね。
Nクールの接触冷感枕カバーでひんやり
ニトリのNクールシリーズの中でも1番冷たく、冷たさが長持ちする「極冷」タイプの枕カバーです。生地には持続冷感機能のPCM加工が施され、吸熱・放熱を繰り返すことで快適な温度を保ちます。また抗菌防臭加工と制菌加工もされているため、汗のイヤな臭いや部屋干し臭を抑えてくれます。
枕カバーは毎日使うものなので、清潔に保つためにも洗濯が必要です。こちらの商品はネットを使用すれば家庭でも洗濯できます。汚れが気になる前に手軽に洗えるのも魅力です。
Q-Max0.5!2~5°Cマイナスの体感温度に
Q-Max0.5というかなり高い数値で、ひんやりとした感触が気持ちいい枕カバー。表面には吸湿性・速乾性・吸汗性・通気性にすぐれたポリエステル素材が使われています。質感はシルクのように柔らかく、寝ている間の頭皮や髪へのダメージが気になる方にも使いやすいです。
手洗いも洗濯機での丸洗いも可能。いつでも清潔に保てるので、気持ちのいい睡眠を提供してくれます。
Q−max0.5の高い熱伝導性
こちらの枕パッドのQ−maxの数値は、0.5w/cm2です。熱伝導性が高い生地のため、その触り心地はひんやりと気持ちがよく、暑い夏にはうまく取り入れることでクーラーの節電対策にもなるでしょう。
また枕パッドの裏地はパイル生地が採用されているため、肌寒いときにも、パッドを裏返しにして使用することができます。
本麻を100%使用した快眠枕
本麻を贅沢に使用した枕カバーです。麻にはリネン麻とラミー麻がありますが、本商品はヒンヤリ感が高く強度の強いラミー麻を使用しています。
麻の繊維には収集した水分を気化する際に熱を奪う性質があるので、汗をかいてもサラッと涼しいです。また吸湿性・発散性・熱伝導性に優れているため、夏だけでなくオールシーズン使えます。
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 冷感枕カバーの売れ筋をチェック
楽天市場での冷感枕カバーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかの寝具関連アイテムも要チェック 【関連記事】
暑い夏の夜を乗り切るために!
冷感枕カバーのおすすめ商品をご紹介しました。
綿、麻など長い歴史のなかで愛用されてきた繊維から、ポリエステルやナイロンを合成した新開発の繊維まで、さまざまな素材で作られた枕カバーがそろいました。
ぜひお気に入りの冷感枕カバーを探してみてくださいね。
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