醤油差しの選び方 液だれしないタイプやおしゃれなデザインも
まずは、醤油差しの選び方をご説明します。ポイントは下記のとおり!
【1】醤油差しのタイプで選ぶ
【2】素材で選ぶ
【3】サイズ・容量で選ぶ
【4】液だれのしにくさで選ぶ
【5】持ち手や取っ手があると使いやすい
【6】食卓を彩るデザインにも注目!
液だれのしにくさや材質をよくチェックすることが大切です。それぞれ解説しているのでぜひ、醤油差し選びの参考にしてくださいね。
【1】醤油差しのタイプで選ぶ
醤油差しにはおもにフタ方式、プッシュ方式、スプレー方式の3つのタイプがあります。まずは、それぞれのタイプの特徴を紹介します。
スタンダードタイプ|デザイン豊富
フタ方式は一般的な醤油差しに多く使われているタイプです。容器を傾けながら醤油を注ぐので、誰でもかんたんに使えます。
ただし傾け方によって、醤油の量が多すぎたり少なすぎたりすることも。また空気穴があるので、中身の風味が劣化しやすい場合もあります。プラスチック製、ガラス製など素材やデザインは豊富なので、お好みを選ぶ楽しさがあります。
プッシュ式|一滴ずつ出せる
プッシュ式は、頭についているボタンを押すと醤油が注げるタイプです。容器を傾けながら注ぎますが、ボタンの押し加減で注ぐ量を調節できます。
量を出しすぎたり少なすぎたりといったことはないので、気を遣わずに使えて便利。うっかり倒したときに中身がこぼれないのもメリットです。ただし、子どもなどは慣れないと使いにくい場合があります。
スプレー式|減塩対策に
スプレー式は頭のボタンを押すと、醤油が霧吹きのように噴射されて注げるタイプです。霧状になって噴射されるので、料理全体に醤油をかけるときに便利。
少量の噴射でも全体にかけられるので、醤油の味を感じやすくなるのが特徴です。ある程度の減塩ができるので、塩分を控えたい方に適しています。うっかり醤油をかけすぎたといったことも防げますよ。
【2】素材で選ぶ
醤油差しに使われているおもな素材はプラスチックやガラス、陶器ですが、それぞれに特徴があります。
ガラス製|匂い移りしにくい
ガラス製は匂いや色移りしにくく、お手入れがかんたん。耐熱ガラス製なら熱湯消毒できるので衛生的です。耐久性があって劣化しにくい素材ですが、誤って倒したり落とした拍子に割れてしまう可能性があります。扱いに気を付けながら使用しましょう。
プラスチック製|丈夫で割れない
ガラス製とは反対に、プラスチック製は床に落としても割れないのがメリット。軽いので、万が一小さい子どもやお年寄りの方が誤って落としても安心です。ただし、使っていくうちに表面にキズがつきやすいので、ガラスや陶器製ほど長持ちしません。定期的にお手入れして、汚れがたまらないようにしましょう。
陶器製|あたたかみのあるデザイン
陶器製はデザインを重視する方に人気があります。素材にあたたかみがあるので、食卓に置いたときに見栄えがよくなります。ガラス製同様、お手入れしやすく、劣化しにくいため長く使うことができます。
【3】サイズ・容量で選ぶ
醤油差しを選ぶポイントとして、中身の醤油の風味や鮮度を落とさないという点もあります。そのためには醤油差しの容量をよく考える必要があります。
選ぶときには1カ月で使い切れる程度の容量が入るサイズがおすすめ。大きいサイズは入れ替えしなくていいので便利ですが、中身の風味や鮮度が落ちてしまいます。
また、冷蔵庫に保存すると風味をたもてるので、土台がしっかりして安定感のある商品を選びましょう。
【4】液だれのしにくさで選ぶ
醤油差しを使ううえで困るのが液だれ。使いはじめはスムーズに注げても、何度も使っているうちに注ぎ口に醤油成分がこびりついて、液が漏れることがあります。液だれすると手に醤油がついたり、テーブルが汚れることも。
醤油を拭き取る手間を減らしたいなら、「液だれ防止加工」の商品を選びましょう。醤油差しを使うときに、ストレスなく使えます。
【5】持ち手や取っ手があると使いやすい
ボトルに取っ手がついているものや、ボトルにくびれがついていて持ちやすくなっているものなどを選ぶと、醬油さしを安定して持つことができます。ちょっとした不注意で醤油をこぼしてしまうのが心配な方や、持ちやすい醤油さしを探している方は、持ち手の有無をチェックしましょう。
また、小さい子供がいる家庭やお年寄りにもおすすめ。持ち手があることでしっかりと醤油さしを掴むことができます。
【6】食卓を彩るデザインにも注目!
シンプルなデザインが多い醤油さしですが、なかにはカラフルでかわいいデザインもあります。おしゃれなガラス製や、スタイリッシュな北欧風など、たくさんあるデザインのなかからお気に入りのものを選びたいですね。
メーカーやブランドによって、醤油さし以外の調味料入れとお揃いのデザインもあります。キッチンに統一感を出したい人は、シリーズもチェックしてみるとよいでしょう。
醤油差しの人気メーカー 人気のメーカーをチェック!
iwaki(イワキ)
iwakiは、1883年に日本で最初の民間ガラス工場として操業を開始しました。以来、耐熱ガラスの食器や保存容器を中心に製造をおこなっています。
耐熱ガラスは熱湯消毒や食洗機にも対応しており、ニオイ移りやヌメリも気にならないのが大きなメリット。注ぎ口はキレがよく液だれを防ぎます。密閉型のものやフラスコ形状のものなど、デザインも豊富です。
oxo(オクソー)
oxo(オクソー)は、ニューヨークに拠点をおくキッチンメーカーです。「oxo」という社名は、左右・上下・斜めどの角度からでも読むことができ、また英語だけでなくどの言語においても覚えやすい名前を、という意味合いでつけられました。
醤油差しは、傾ける角度で量を調節できる仕様になっており、ボタンを押したりひねったりする必要がありません。ガラス製なのでニオイや色移りもありません。シンプルでキッチンまわりにもスッキリ置けるデザインです。
白山陶器
長崎県波佐見町にある白山陶器は、「デザインや品質が器の機能をどう高め、使う人の愛着にどう応えてゆけるか」をテーマにものづくりをおこなっています。グッドデザイン賞をはじめとする数多くの受賞歴を持つ実力派のメーカーです。
『G型しょうゆさし』はその代表的な製品。1958年の発売以来、60年以上同じ製法で作られ、シンプルモダンなデザインは今なお受け継がれています。機能美を究めた逸品です。
醤油差しのおすすめ14選 素材や機能に注目
たくさんある醤油差しのなかから、使い勝手がよくて、食卓に置きたくなるおすすめの商品を厳選しました。ぜひ参考にしてください!
▼プッシュ式醬油差し
シンプルなプッシュタイプ
ニトリのプッシュ式の醤油差しです。一滴ずつ出せるので醤油を使いすぎる心配もなく、量を調整したいときに使いやすいタイプ。デザインもガラス製で、キッチンに馴染みやすいのでシンプルなものを探している方におすすめです。
マグネットでピタッと貼りつく
ワンプッシュで醤油を出せる醤油差しですが、マグネット式になっているので冷蔵庫やパネルにかんたんに取りつけられます。
プッシュ式なので醤油の量も調整しやすく、倒してもこぼれません。醤油以外にも使えるので、調味料ごとにパネルに取りつけておくと便利です。
液だれしにくく1滴から注げる
ボトル全体が透明の樹脂製なので、中身の残量がひと目でわかる醤油差し。ふたを押して醤油を注ぐプッシュタイプです。注ぎ口にクロスカット加工の特殊ノズルを採用しているため、液だれしにくく、においも移りにくい特徴があります。
少量ずつ注げるので醤油を出しすぎることがなく、お好みの量を出せます。軽くひと押しで1滴から量を調節でき、ふたを長押しすれば出し続けることも可能です。
お好みの量を調節できる
プッシュ式の醤油差しです。ふたの部分をワンプッシュすれば中身の醤油を少しずつ出せます。押し加減で好みの適量を調節できるので、減塩志向の方におすすめの商品。本体を傾けてからふたを押すと、ワンプッシュで約0.4mlの醤油が出せます。
ふたを押さないと中身が出ないので、テーブルで倒れてもこぼれにくい作りになっています。料理に少量の醤油をかけたいときに便利な醤油差しです。
▼スプレー式醬油差し
これは便利! スプレー式醤油でかけすぎ防止に
かけすぎを防げるスプレー式の醤油差しです。シュッとひと吹きすれば料理にムラなく醤油がかけられます。出る量はワンプッシュで0.1mlです。
塩分を控えめにしたい方やヘルシー志向の方にふさわしい醤油差し。たとえばお寿司などは小皿に醤油を入れずに、直接お寿司にシュッとひと吹きするだけです。醤油を必要とするいろいろな料理に使えます。
▼ガラス・プラスチック製醬油差し
職人が手作りする小さな醤油差し
「江戸硝子」の伝統的な製法で作られた醤油差し。栓と本体を職人がひとつひとつすり合わせて作っており、液だれがしにくくなっています。
昔ながらのシンプルなデザインで使いやすく、食卓にピッタリの大きさです。機械で大量生産される商品とは違い、手作りの味わいと深みを感じさせる工芸品のような醤油差しです。
密閉式で分量を調整できる
耐熱ガラス食器のメーカー・イワキの醤油差しです。ふたの注ぎ口がシリコン製のノズルなので切れがよく醤油を注げます。
ふたが密閉式になっており、空気穴を押さえるだけで注ぐ分量を調節可能。また、デザインはシンプルでスタイリッシュ、耐熱ガラスなので熱湯消毒ができて清潔さをたもてます。
こちらの『ザ醤油差し』は、液だれしないことを第一に、注ぎ口を一から設計されたもの。上部にくちばしがないにもかかわらず、切れのよい醤油差しになっています。
形状は、醤油差しらしいスッキリとしたフォルム。パーツはすべてクリスタルガラスを使用しています。また、鮮度が落ちないように容量も80mlにするなど、まさに醤油差しのために計算し尽くされた製品です。
スタイリッシュなデザインがおしゃれ
食卓に置いても見栄えのするおしゃれなデザインの醤油差しです。スタイリッシュな形をしているので、洋風リビングやキッチンにお似合いの商品。
本体がプラスチック素材なので床に落としても割れにくく、軽くて持ちやすいのが特徴です。液だれしにくいのでテーブルを汚すことなく、扱いやすい醤油差し。子どものいるご家庭にもおすすめです。
角度によって量を調節しやすい
人気調理器具メーカーのひとつ、オクソーの醤油ディスペンサーです。傾ける角度に応じて醤油の量を調節できるので、醤油だけでなくウスターソースやオリーブオイル入れとしても使えます。
注ぎ口はキレがよく液だれしにくい仕様。本体はガラス製で倒れにくく、しっかりとした安定感があります。さらに食洗機や漂白剤も使用可能なのがうれしいポイントです。
クリスタルガラスのおしゃれな醤油差し!
華やかなデザインで食卓を彩ってくれる、おしゃれな醤油差しです。カラーはアメジストのほか、コーラルピンク、ライムグリーン、ライトブルー、アンバーの5種類。安心の日本製で、職人による手作りなのもポイントです。
半透明で中身の確認もしやすく、ほどよい重さで安定感もあります。注ぎ口とエラの部分を合わせて醤油が出る仕組みなので、ひねればこぼれにくくなります。
▼陶器製醬油差し
シンプルで使いやすいおしゃれな陶器製
1958年の発売以降、ロングセラーを誇る『G型しょうゆさし』。グッドデザイン賞や、ロングライフデザイン賞を受賞するなど、高い実績を持っています。
非常にシンプルながらモダンなデザインであり、握りやすいくびれや切れのよい注ぎ口など、使いやすさにもこだわりを感じます。カラーは全部で6色。内側は白磁で仕上げているので、中の調味料が分かりやすくなっています。
自然と食卓になじむデザイン
こちらは有田焼の醤油差しです。注いだときのキレがよく、醤油がタレにくくなっています。そのため受け皿は不要。
茶色のカラーで注ぎ口にたまった醤油が目立ちにくいのもポイントです。和洋問わずインテリアになじむデザインで、テーブルコーディネートをじゃましません。
「ミニ急須」みたいなかわいいデザイン
蓋付きで小さな急須のようなかわいいデザインの醤油差しです。取っ手が付いていて、安定して持つことができます。
愛媛県の伝統工芸品、砥部焼の商品。醤油以外にも、ソースや一人分の麺つゆを入れるのにもぴったりです。受け皿もセットでついてきます。
「醬油差し」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 醤油差しの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での醤油差しの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
醤油差しの保存方法
醤油の保存方法についても知っておきましょう。醤油の鮮度やおいしさを保つには光、熱、空気を避けることがポイントです。開封後は空気に触れることで酸化がすすみ、色が濃くなり香りや味もどんどん落ちていきます。
そのため、開栓後はできるだけ酸化しないように、冷蔵庫で保存するようにしましょう。開封したら一ヶ月を目安に使い切るのがおすすめです。
お弁当には「タレビン」を!
醤油をお弁当に入れたり、ピクニックやキャンプなどで少量だけ持ち運びたいときには、定番の魚のかたちをした「タレビン」もおすすめです!
中央化学『タレビン』
フードアナリストよりアドバイス
醤油は購入したボトルのまま置いておくと見た目も悪く、食卓が雑然とした印象になります。
醤油差しには、フォルムにこだわった見た目の美しいものはもちろん、注ぎ口が液だれしにくいようにデザインされたものや出したい量だけを出せるもの、料理全体にかけやすい噴射式のものなど機能性にこだわったさまざまなタイプのものがあります。
好みに応じて選び、家族に喜ばれる食卓を演出してみましょう。
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インテリアに合わせて選びましょう
醤油は料理に、とくに和食に欠かせない調味料ですが、醤油差しによって食卓の印象が変わります。和風の食卓なら伝統的なガラスタイプを、洋風リビングならスタイリッシュでおしゃれなタイプなど。
今回ご紹介した醤油差しのなかから、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。
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