食料の保存にピッタリな保存瓶の魅力!
保存瓶は食料の保存にぴったりで、さまざまな使い道があります。密閉性が高いので、湿気に弱いお菓子などを保存しておくこともできるでしょう。一見、重たくて使いにくそうと感じるかもしれません。しかし、湿気のほかカビ・乾燥から食材を守ってくれるメリットがあります。
また透明なので、なにが保存されているのかひと目でわかります。梅酒やシロップ作りのほか、ピクルスなどの保存食を作るためにも使われています。
保存瓶の選び方
保存瓶はそれぞれ商品によって、形状・素材・機能性など特徴が異なります。自分の目的に合わせて、理想の保存瓶を探してみましょう。
保存する食材に合う形を選ぶ
保存瓶といっても、形状はさまざまです。ここでは代表的な3つの形状、丸型・角型・ボトル型の特徴をまとめました。保存瓶を置く場所・保存したい食材によっておすすめの形が異なるので、目的にあわせて選びましょう。
ピクルスや梅酒づくりには「円筒型」
「丸型」なら握りやすく、また幅をとらず、キッチンや食卓など置く場所に困りません。とくに乾物や、ピクルスを保存するときにぴったりな形状です。
縦長に作られた保存瓶であれば、キュウリやパプリカなど長さのある食材を保存するのにおすすめです。ピクルス液を入れることによって、ピクルスなど保存食を作ることができます。丸型はサイズ展開も豊富で、小型のものも多いです。いくつか並べると透明タイプであれば中身も見えますし、おしゃれなキッチンを演出できますね。
パスタや味噌入れにおすすめの「角型」
「角型」の保存瓶は使い勝手がよく、たくさん食材を入れておくことができます。デットスペースができず省スペースで、とくに冷蔵庫などスペースが限られたところに置くときは、中身がたくさん入るのはうれしいポイントです。長時間保存しておきたいものや、味噌などの調味料を入れておくのに便利でしょう。
底と口が丸型に比べて広く作られているので、出し入れもしやすくさまざまな使い道があります。使いまわしができるので、ムダな容器を増やす心配もありませんね。
シロップやオイル入れにぴったりの「ボトル型」
液体調味料の保存ほか、果実酒などを作るのに向いているのが「ボトル型」の保存瓶です。大きめのものが多く、たくさんの量を長期間にわたって保存することができます。
パッキンがついて、蓋と二層構造になっていれば、さらに密閉性が高くなります。果実酒やシロップは完成するまでに時間がかかるので、長時間保存ができるボトル型がおすすめですよ。
素材で選ぶ
保存瓶もソーダガラス・耐熱ガラス・陶器製など、それぞれ素材が異なるもので作られています。目的によって選ぶ素材は異なるでしょう。素材次第で活用できるシーンも変わってきます。
それぞれの特徴やおすすめの使い方をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
「ソーダガラス製」なら豊富なデザインから選べる
「ソーダガラス製」の保存瓶は、デザイン性にすぐれているものが多いです。気軽に食材を入れて、さらにすてきなデザインによってキッチンを彩ることが可能です。
ただし注意していただきたいのは、耐熱性ではないこと。温度差によって割れることがありますので、注意が必要です。
「耐熱ガラス製」なら瓶ごと煮沸できる! 電子レンジ可のものも
耐熱性の保存瓶なら、瓶ごとお湯のなかに入れられるのでスープなどを保存する場合に便利です。
また、耐熱性で電子レンジに対応している保存瓶であれば、ほかの耐熱容器に移さなくてもそのまま温めることができるので、電子レンジに対応している保存瓶も使い勝手がいいですね。
電子レンジが使えない保存瓶も多いので、購入時に必ず確認しておくようにしてくださいね。
「陶磁器製」なら中身を隠しておしゃれに保存できる
「陶器製」の保存瓶は、あまり機密性がないため、ふだんよく使うものを保存しておくのに便利です。見た目のデザインやカラーなども豊富で、おしゃれに保存しておくことができるでしょう。中身の見えない保存瓶がほしい方にはもってこいですね。
ただし陶器製は衝撃に弱いという特徴があります。食洗機が使えないこともあるので注意が必要ですよ。
液体を保存するなら「密閉度」も確認
液体を保存するとき、シロップなどを作るときは液漏れのないようにしなければなりません。そこで外せないのが「気密性」のよさですよね。
パッキンとクリップで密閉できるものや、スクリュータイプで封じ込めるものがいいでしょう。液漏れを防いでくれる機能性にも注目してみてください。ステンレス製の金具を使った開閉であれば、サビに強く丈夫です。
サイズもチェックする
保存瓶は形も大事ですが、サイズ選びも大切です。食材に合わせて選ぶことも重要ですが、保存瓶は基本的に瓶に食材を入れる前に煮沸消毒する必要があります。その際自宅の鍋に入るサイズだと扱いやすいでしょう。またあまり大きい瓶だと冷蔵庫内などで場所をとりますので考慮して選ぶようにしましょう。
保存瓶のおすすめ12選 密閉性の高いWECKなど人気商品を紹介!
たくさんの保存瓶のなかから厳選したおすすめ商品を紹介します。それぞれの用途に合わせて、自分にぴったりな保存瓶を探しましょう。記事後半にはAmazonや楽天の人気売れ筋ランキングもありますのでぜひチェックしてみてください。
「保存瓶」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 保存瓶の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの保存瓶の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
保存瓶の煮沸消毒の仕方
【手順】
1. 大きめのお鍋でたっぷりの水をいれておきます。
2. 保存瓶をしっかり洗います。
3. お鍋の中に蓋をはずした保存瓶と蓋を沈めて温めていきます。
4. ぐつぐつしながら5分ほど煮沸します。
5. キッチンペーパやタオルのうえに伏せておきます。
6. 乾いたらなるべく早く使う用にしましょう。
保存瓶を使った果実酒の作り方
ここからは、保存瓶を使った果実酒の作り方をご紹介! ぜひチャレンジしてみてください。
梅酒
4L程度の保存瓶で梅酒を作る方法をご紹介します。
(1)大きめの青梅1,000~1,200g程度をよく洗い、へたを取り除きます。
(2)洗って乾かした保存瓶に1と氷砂糖(400~600g程度)を交互に入れます。
(3)ホワイトリカー1,800mlを注ぎ、冷暗所に保存します。
お酒が琥珀色になったら飲み頃! 定番の梅酒が手軽にできますよ。
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梅酒づくりには、専用のレードルがあると便利です。
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Photo by Benigno Hoyuela on Unsplash
こちらも4L程度の保存瓶を使って、女性に人気のイチゴ酒を作る方法をご紹介します。
(1)よく熟したイチゴ800~1,000g程度を水洗いし、水気を取ってヘタを取り除きます。
(2)1と氷砂糖200~300g程度を保存瓶に入れます。
(3)ホワイトリカー1,800mlを注ぎます。
(4)お好みで輪切りにしたレモンを入れてもOKです。
およそ3週間程度で飲み頃。なるべく涼しい場所で保存するようにしましょう。
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使い方に合う保存瓶を選ぼう
この記事では、保存瓶の選び方とおすすめ商品をご紹介しました。パスタやお菓子の保存のほか、梅酒やシロップづくりにも役立つ保存瓶は、どのような使い方をするかによってぴったりのものを選びましょう。
使い勝手のいい素材やおしゃれなデザインなど、さまざまな商品のなかからお気に入りを見つけてくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
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立教大学卒業経済学部後、メーカー系商社に営業として勤務。 のちに退職し、各料理家やスタイリストのアシスタントを経て独立。 フリーランスのフードスタイリストとしてレシピ考案やフードスタイリングをTV番組、CM、グラフィック、映画、雑誌、書籍など、フードスタイリストとしては珍しく動画からスチールまで幅広く手掛ける。