シェービングジェルとは? 効果と特徴 シェービング剤って必要?
シェービングジェルとは、髭剃りの際に使用するシェービング剤の一種。その名の通りジェル状で、使うことで肌とカミソリの間の摩擦をなくしてくれます。
「シェービング剤って必要なの?」と思う方もいるかもしれませんが、乾いた状態のひげはかたく針金のような質感をしていて綺麗に剃りづらいです。シェービングジェルで湿らすことで髭がやわらかくなり、滑りもよくなるのでスムーズに剃れるようになりますよ。
一方で、ひげが生えていない肌の部分は柔らかいため、剃刀の刃でキズついてカミソリ負けになってしまうこともあります。しかし、カミソリ負けを防ぐ有効成分が配合されているシェービングジェルを使えば、肌荒れしないようの肌表面を保護してくれます。
シェービングフォームとの違いは?
シェービング剤の種類は、ジェルのほかにもフォームタイプ、クリームタイプ、ジェルフォームタイプなど豊富にあります。
どれも肌とカミソリの間の摩擦をなくす点では同じ役割がありますが、シェービングフォームやシェービングクリームとの大きな違いは「泡立たないこと」。シェービングジェルは透明なので、シェービングフォームと比べて剃り残しが見つけやすく、ニキビなど肌荒れ箇所を避けて剃れるというメリットがあります。一方で、シェービングフォームは泡が肌をガードするので低刺激。より肌負担を軽減できるのが特徴です。
剃りやすさと肌への負担、どちらを重視するかで比較するといいでしょう。
シェービングジェルの選び方 カミソリ負けを防いでスルスル逸れる!
ここからは、「剃り残しを防ぎたい」「肌に優しいアイテムを見つけたい」という男性に向けて、シェービングジェルの選び方を詳しく解説していきます!ポイントは下記4点!
【1】肌質や肌悩みに合った配合成分を選ぶ
【2】「カミソリ用」か「電気シェーバー用」かで選ぶ
【3】「香り付き」か「無香料」かで選ぶ
【4】コスパの高さと購入しやすさで選ぶ
それぞれ解説しているので、参考にしてみてくださいね。
【1】肌質や肌悩みに合った配合成分を選ぶ
シェービングジェルに配合されている成分はさまざま。まずは自身の肌質や肌悩みに合わせて成分をチェックしてみましょう。
乾燥肌や敏感肌なら「保湿成分配合」をチェック
乾燥肌や敏感肌など、肌が弱い人は肌の潤いを補ってくれる保湿成分を要チェック。代表的な保湿成分には「ヒアルロン酸」「グリセリン」「アロエエキス」などがあります。
パッケージ上の成分表は配合量の多い順番に記載されているので、保湿成分が上の方に記載があるものほど保湿力が高いことになります。
清涼感を求めるなら「メントール配合」をチェック
メントールが配合されていると、剃ったあとにスッと清涼感が感じられるのが特徴。さわやかな剃り心地が好みの人におすすめです。
ただしメントールは、敏感肌の人にとっては刺激となることもあります。肌がデリケートな人はメントールなしを選ぶのが無難です。さらに肌が弱い方には、肌負担となりやすい、合成香料や着色料などが無添加のアイテムを選ぶのもいいでしょう。
カミソリ負けを防ぐ「有効成分配合」をチェック
カミソリ負けを防ぎたいなら、肌荒れを防ぐ有効成分が配合されている医薬部外品(薬用シェービングジェル)を選びましょう。有効成分の例には「グリチルリチン酸ジカリウム」「モモ葉エキス」などがあります。
また、カミソリ負けはカミソリの刃の状態や使い方が原因の場合もあるので、そちらもチェックしてみてください。
【2】「カミソリ用」か「電気シェーバー用」かで選ぶ
シェービングジェルには、「カミソリ用」と「電気シェーバー用(電動シェーバー用)」の2種類があります。自分が普段使っている方に合わせて選びましょう。
電気シェーバーのなかには、シェービング剤でひげを濡らしてから剃る「ウェット剃り」ができない機種もあります。シェービングジェルを購入する前に、自分が使っているシェーバーがウェット剃りに対応しているかどうかも忘れずにチェックしてください。
【3】「香り付き」か「無香料」かで選ぶ
男性用のシェービングジェルはシトラスやミントなど爽やかな香りが付いたアイテムが多いです。一方で、香りが苦手な方向けに無香料タイプも揃っています。香りの有無は好みで選ぶといいでしょう。
またシェービングジェルは、男性用と女性用のものが別々で販売されていますが、なかには兼用できる商品も。女性用にはフローラル系などそのほかの香りも揃っているので、香りを重視する方はチェックしてみてください。
【4】コスパの高さと購入しやすさで選ぶ
シェービングジェルはほぼ毎日使うものなので、安い値段で買えるか、コスパと購入しやすさにも注目しましょう。なくなりそうなときに薬局・ドラッグストアで買えたり、ネットですぐに注文できたりと、購入に手間がかからない・取り寄せに時間がかからないものを選ぶのがポイント。
毎日使うならなるべく容量の多いものを選ぶ一方で、旅行や出張先の携帯用として購入するならトラベルサイズで持ち運びしやすいものを選ぶといいでしょう。
シェービングジェルのおすすめ商品
ここからは、市販シェービングジェルのおすすめを「カミソリ用」「電気シェーバー用」のタイプ別に紹介していきます! メンズ用・薬局やドラッグストアで手軽に買えるものを中心にピックアップしたのでぜひチェックしてみてください。
▼おすすめ14選【カミソリ用】
まずは、「カミソリ用」のおすすめ商品をご紹介します。
肌にしっかり密着するカミソリ用ジェル
保湿成分としてヒアルロン酸を配合したシェービングジェルです。ひげ剃りあとの肌荒れ・カサつきが気になる人は使ってみてください。
ジェルを肌に塗り広げると、ひげにすばやく水分が浸透してやわらかくなります。肌への密着力が高いのもポイント。しっかり肌に密着するので、カミソリを複数回往復させても刃の滑りがなめらかです。
さわやかで心地よいアクアシトラスの香りです。
しっとり潤う! 剃り残しもチェックしやすい
うるおい成分として2種類のヒアルロン酸を配合しているシェービングジェルです。独自の処方がひげを芯までやわらかくしてくれるので、スムーズに剃れます。
剃り残しやひげの場所が見やすい透明ジェルで、はじめてシェービングジェルを使う人でも使いやすいのが特徴。剃ったあと、肌が乾燥しにくく、しっとりなめらかな感触に仕上がるのも魅力です!
ひげが剃りにくくなった大人の男性に
シワ・たるみで剃りにくいところにもしっかり密着するシェービングジェルです。高保湿成分としてアミノ酸とヒアルロン酸を配合しており、使うたびに肌がうるおいます。カミソリの滑りもよくなり、しっかり深剃りできるのもポイント。
安全カミソリだけでなく3・4・5枚刃のカミソリにも使えるので、ふだんカミソリでひげを剃っている人はぜひチェックしてみてください。
ノンメントールでしっとりとした剃り心地!
カミソリ負けを防ぐ薬用タイプのシェービングジェルです。肌が乾燥しがちな人や、ひげ剃りあとのヒリつきが気になる人にぴったり。カミソリの滑りをよくする成分としてカラギーナンと高重合PEGを配合しています。
メントールは配合していないので、メントールの刺激が気になる人も使いやすいです。ひげを剃るときは、ジェルを塗ってしばらく置いてから剃りましょう。ひげがやわらかくなるので、スムーズに剃れます。
※この商品は「医薬部外品」です
密着バリアジェルでなめらかな剃り味
肌にしっかり密着しつつ、浸透。何度剃っても刃すべりのいいなめらかな剃り味を実現したシェービングジェルです。
メントールを配合したタイプで、爽やかなシトラス系の香りも特徴。さっぱり感が強く、ひげそり後の爽快感がクセになります。しっかりと深剃りできるシェービングジェルを探している方におすすめです。
植物由来成分のチカラでスムーズに剃れる
アロエ・ユーカリ・ティーツリーの3つの植物由来成分を配合したシェービングジェルです。敏感肌を含むすべての肌質に対応しており、シェービング前の洗顔料や長いひげのシャンプーとしても使えます。
クリアブルーのジェルで、剃る場所が見やすいのもポイント。なめらかな剃り心地でべたつかず、洗い流したあとはしっとりしています。
皮膚科学テスト済み。敏感肌の人でも使いやすいでしょう。
洗顔・化粧水の役割も兼ねるオールインワン
1本で洗顔・シェービング・化粧水が済ませられるアイテムです。アミノ酸系洗浄成分が肌の汚れを落として、透明感のある素肌に仕上げます。ハトムギエキスとビタミンC誘導体を配合しているのもポイント。さっぱりとクールな使用感です。
乾いた肌にも濡れた肌にも使えます。ひげを剃ったあとは、よくすすいでください。香りはリラックス・リフレッシュできるヴァーベナの香りです。
肌に潤いを与えながらしっとり保護
肌にしっかりとした水のベールを張ってくれるタイプのシェービングジェルです。
水分量が豊富でスッとみずみずしい使い心地。それでいて十分な粘度があるのでヒゲやうぶ毛を軟化してくれるのみでなく、肌もしっかりと保護。カミソリ負けしやすいデリケートな方にもおすすめです。
天然由来成分で肌に優しい
アロエベラやカメリナ油、緑茶といった天然由来成分を配合することによって、肌に優しく仕上げられたシェービングジェルです。
人工着色料や合成香料なども一切使用していないので、肌がデリケートな方も安心して使用できるでしょう。肌にしっかりと膜を張って保護してくれるので、深剃りをしたい方にもおすすめのアイテムです。
ウォーターベースでべたつかない
ウォーターベースなので、さらさらとしておりべたつかないタイプのシェービングジェルです。弱酸性で肌に優しく、デリケートな方も安心して使用できます。
水分が素早く肌に浸透してくれるので、なめらかに深剃りすることができる点もポイントです。肌のケアを同時にできるアイテムを探している方にもおすすめ。
肌が潤うシェービングジェル
ジェルに潤いカプセルを配合することによって、しっかりと肌を保湿してケアできるアイテム。剃った後もヒリヒリしにくいので肌がデリケートな方にもおすすめです。
ジェルの透明度も高く、ヒゲを確認しやすく剃り残しを防止できるという点もポイントです。
Wヒアルロン酸で潤いをプラス
しっかりと肌に密着してくれるタイプのメンズ・レディース共用シェービングジェルです。肌にも浸透しやすいので、ヒゲやすね毛の根元からしっかりと柔らかくしてなめらかな深剃りが可能。
さらに、Wヒアルロン酸を配合することによって肌にしっかりと潤いを与えてくれるので、敏感肌の方でも安心して使用できます。ヒリヒリするのが苦手な方にもおすすめ。
泡立てて使うこともできる2WAYジェル
ジェル状ですが、泡立てることもできるハイブリッドタイプ。肌をしっかりと守りつつ、ヒゲを根元から柔らかくしてくれるので深剃りしやすいのが特徴。使用後に肌がヒリヒリするのを防止します。
保湿成分もたっぷりと配合されているので、肌が乾燥しやすい時期にもおすすめです。
洗顔も兼ねるので時短ケアにもぴったり
その名の通り、洗顔としても使用することができるメンズシェービングジェルです。ヒゲを剃ったあとそのまま洗顔をすることができる便利アイテム。剃り心地もとても滑らかで、毛穴の奥の汚れまでしっかりと落とせます。
朝の身だしなみの時間を短縮したい方におすすめ。泡立ちの調整をしやすいという点もポイントです!
▼おすすめ5選【電気シェーバー用】
続いて、電気シェーバー用(電動シェーバー用)のシェービングジェルのおすすめを紹介します。
たれ落ちにくいテクスチャーで剃りやすい
電気シェーバー専用のシェービングジェルです。シェーバーの滑りをなめらかにするスムースパウダーを配合しており、シェーバーの刺激から肌を守ってくれます。ひげを根元から立たせてくれるので、しっかり深剃りができるのもポイント。
保湿成分としてヒアルロン酸を配合しており、剃ったあとはしっとりとした感触です。さわやかなアクアシトラスの香りがついています。
濃いひげも根元から深剃り可能
化粧水成分を配合したジェルが肌の表面に保護膜を作り、シェーバーの滑りをよくしてくれるシェービングジェルです。ウェット剃りができる電気シェーバー専用なので、自分が使っている機種がウェット剃りに対応しているかどうか確認してから購入しましょう。
ひげをやわらかく、剃りやすくしてくれるので、しっかり深剃りしたい人にぴったりです。
肌をなめらかに整えるシェービングジェル
カミソリ負けを防ぐふたつの薬用成分と厳選した植物エキスを配合した電気シェーバー用のシェービングジェルです。液だれしにくいジェルが肌の凹凸をなだらかにして、シリコンパウダーが肌をなめらかに整えるので、シェーバーが引っかかりにくくなります。
無着色・パラベンフリー・鉱物油フリーなのもポイント。ひんやりとした心地よい使用感で、豊かなアロマの香りにいやされます。
※この商品は「医薬部外品」です
すべりのいいスムーズパウダーを配合
肌のすべりをよくしてくれるスムーズパウダーを配合したシェービングジェルです。スムーズにヒゲを剃ることができるので電気シェーバーでも短時間でしっかり深剃り可能。
ローションタイプでさらさらとしているので、少量でもしっかり肌全体に広げられます。
100%天然由来成分で敏感肌にも対応
電気シェーバー使用前後に使用することによって肌のコンディションを整えることができるローション。メンズスキンケア用の化粧水としても使いやすいアイテムです。
100%天然由来成分で構成されており、合成保存料・着色料、合成香料などは一切不使用なので、肌がデリケートな方も安心して使用できるでしょう。携帯しやすいコンパクトサイズも魅力。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする シェービングジェルの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのシェービングジェルの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
シェービングジェルの正しい使い方
ここでは、シェービングジェルの使い方を簡単に紹介します。カミソリ負けしないように丁寧に髭剃りをしましょう。
手順1.洗顔が終わったら、蒸しタオルなどで髭を柔らかくします。この作業で肌への負担を軽減させることができます。
手順2.シェービングジェルは、手のひらに少量取り出して少しづつ塗布します。
手順3.ゆっくりと伸ばして、力を入れずにカミソリを動かすようにして髭を剃っていきます。髭が剃り終わったら水でしっかりと洗い流してください。
美容ライターがアドバイス
自分の肌質をしっかり理解してから選んで
一般的に男性の肌は女性よりキメがあらく、皮脂分泌量も多いといわれています。とはいえ、人の肌は千差万別。皮脂の多い男性が保湿成分たっぷりのシェービングジェルを使えばべたつきが気になり、乾燥肌の人が清涼感のあるジェルを使えば乾燥が悪化する場合も。
自分の肌タイプを理解していない男性も多いですが、シェービングジェルを購入する際は、まず自分の肌タイプをしっかり把握しましょう。
シェービングジェルの関連記事はこちら
電気シェーバーやシェービング後・ムダ毛処理後の保湿クリームのおすすめはこちらで紹介しています。
シェービングジェルを使ってカミソリ負けを防ごう
ひげ剃りとカミソリ負けは切っても切れない関係です。肌が敏感でカミソリ負けしやすい人はもちろん、今よりもっと快適にシェービングしたい人は、ぜひシェービングジェルを使ってみましょう。シェービングジェルを使うことでカミソリの滑りがよくなりますし、カミソリ負けを防ぐ有効成分が配合された商品もあります。代用品として、石鹸やボディソープを使うという人もいますが、やはり専用のシェービング剤を使用した方が使い勝手がよく綺麗に逸れます。
シェービングジェル選びに迷ったときは、記事中で紹介した選び方のポイントやayameさんのアドバイスを思い出してみましょう。自分に合ったシェービングジェルを使って、肌荒れのないなめらかな素肌を手に入れてください。
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