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それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
羽毛布団の魅力
羽毛布団は化学繊維などの布団よりも保温性にすぐれ、あたたかいという特徴があります。アヒルやガチョウなど水鳥の羽を使用しており、軽くてふかふかとした触り心地も魅力です。
また、通気性が高いのも羽毛布団のメリット。薄めのものであれば、夏場でも心地よく過ごせるなど、使い方次第でオールシーズン使うことができます。
■羽毛布団は何年使える?
羽毛布団は、一般的に10~15年が取り換え時期の目安といわれています。どのくらいの頻度で使うかなどによって寿命は異なりますが、できるだけ長持ちするように扱い方に気を付けましょう。次のポイントを意識してみてください。
・毎日、使った後は敷き布団からめくったままにする →湿気をためない。
・月1~2度陰干しをする →湿気を飛ばす。
・布団カバーをかける →布団の汚れや湿気を防ぐ。
・圧縮袋を使わない →羽毛が吹き出したり傷んだりするのを防ぐ。
ちょっとした心がけで羽毛布団をより長く使うことができますよ!
羽毛布団の選び方
羽毛布団の選び方を解説していきます。選ぶポイントはいくつもありますが、それほど難しくはありません。ポイントをしぼってみることで、自分にあったものが選びやすくなりますよ。ポイントは下記の3つ。
【1】ダウンの品質
【2】側生地の種類
【3】予算
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ダウンの品質をチェック
ダウンの品質を確認するにあたって注目したいポイントは、「ダウン比率」「羽毛(ダウン)の種類」「ダウン充填量」「ダウンパワー(dp)」「キルト構造」の4つです。詳しく見ていきましょう。
▼ダウン比率|保温性や吸湿発散性のバロメーター
ダウン比率が高ければ高いほど、保温性と吸湿発散性にすぐれています。90%以上のものを選ぶと失敗が少なくなります。ここでいうダウン比率とは、水鳥の羽毛が含まれている比率のこと。
多くの羽毛布団は、ダウンとフェザー(羽根)の両方が入っているので、充填されるダウンの割合が高いほど暖かい布団といえます。
ただし、ダウンにもいろいろ種類があり、品質にも差があります。低品質のダウンが90%以上入っていても、高品質のものほど暖かくない場合も多いので、注意しておきましょう。
▼羽毛(ダウン)の種類|コスパのダック、温かさのグース
ダウンには、アヒルの羽毛であるダックダウン、ガチョウの羽毛であるグースダウン、そして、長期間飼育されたガチョウの羽毛であるマザーグースダウンがあります。ダックよりグースの方が体が大きいので、ダックよりグースの方が羽毛が大きくあたたかいダウンとなります。
また、ダウンのニオイについても両社には違いがあります。ダックは雑食、グースは草食となるため、肉なども食べるダックの方がダウンにニオイがあり、グースは匂いません(ないしニオイが少ない)。
なので、コストパフォーマンス重視ならダックダウン、温かさと臭みのなさを重視するならグースダウンを選ぶとよいでしょう。グースダウンよりもさらに高品質なものがほしい場合は、値段はその分高価になりますがマザーグースがおすすめです。
なお、「ホワイトダウン」「シルバーダウン」と2つの呼び方がありますが、違いは羽毛の色とその混入率です。シルバーダウンの布団の場合、布団生地が白色などのときに、ダウンのグレー色が透けて見えることがありますが、品質や暖かさに違いがあるわけでありません。
▼ダウン充填量|適正値を参考に羽毛量をチェック
ダウン充填(じゅうてん)量もチェックしましょう。ダウン充填量とは、羽毛の量のことを指します。シングルサイズなら1.2kg、ダブルサイズなら1.6kg程度がちょうどいいでしょう。
ただし、数値だけではわからない部分もあります。羽毛の品質によって、同じ充填量でも変わってくるので、もし店頭で選ぶのなら、実際に手で触ってチェックしてみるのがおすすめです。
▼ダウンパワー(dp)|ダウンの弾力性とあたたかさは比例する
羽毛布団の弾力を表す数値がダウンパワー(dp)です。数値が高いほど羽毛の膨らむ力が強く、それだけたくさんの空気を含んでふかふかになり温かいので高品質なダウンといえます。一般的には、400dpを超えてくると高品質・高級とよばれる部類に入ってきます。ダウンパワーは4つのランクがあるので、用途に合わせて選びましょう。
300dp以上:ニューゴールド
350dp以上:エクセルゴールド
400dp以上:ロイヤルゴールド
440dp以上:プレミアムゴールド
これらの表記がないと品質が低いのかというと、決してそうではありません。東京西川や昭和西川のような大手寝具メーカーは、独自に厳しい基準を設けて品質管理をしているので、上記にあるような表記をしていませんが、高品質な商品を発売しています。
▼キルト構造|季節や用途に合わせて使い分けよう
用途に合わせたキルティング選びも重要です。キルティングは、縫製の違いで平キルトと立体キルトの2種類に分けられます。表と裏の生地をピッタリ縫いあわせるのが平キルトで縫い合わせた谷の部分にはダウンがない状態になります。
一方、生地の間にマチをいれ空気が入る空間を持たせた縫い方が立体キルトで、ダウンが膨らむ空間を確保しています。そして立体キルトを2層仕立てにしてキルトの位置をずらしたものが2層キルト(ツインキルト)で、立体キルトよりお値段も高価になりますが、フィット感やあたたかさがさらにアップします。
なので平キルトは通気性にすぐれ夏用に向いており、立体キルトや2層キルトは保湿性が高いので冬用に向いています。
両方の特質をあわせ持ったデュエットというものもあり、こちらは通年で使えますよ。
【2】側生地の種類をチェック
生地は肌に触れる部分なので、しっかりとチェックしておきましょう。寝心地のよさを重視するなら綿(コットン)、コストパフォーマンスを重視するならポリエステル製などの化学繊維、高くても肌触りや高級感を重視するなら絹(シルク)がおすすめです。
綿素材は肌触りがよく、通気性や保温性などにすぐれています。対してポリエステルは、ムレやすいですがお手入れがかんたんで、天然素材に比べてお手頃価格のものが多いです。それぞれにメリットがあるので、ニーズに合わせて選んでくださいね。
【3】予算(価格)をチェック
羽毛布団を選ぶポイントはさまざま。なにを優先するのかを決めてから、事前に予算を設定しておくのがおすすめです。短期間で買い換えるつもりであれば2~3万円程度に設定するなど、ライフスタイルに合わせた予算設定をしましょう。
エキスパートのアドバイス
清潔に快適に使い続けられる商品か
軽さやあたたかさといった機能面において、ほかの素材による布団と一線を画す特殊性が存在する一方、商品によって価格や品質の幅があまりにも広く、どれが適した1枚なのか判断つきかねるところがある、というのが難しいところでしょう。
寝具は毎日必ず、また長時間にわたって直接身体に触れるものです。寝心地の良し悪しに加えて清潔に快適に使い続けられる商品か否かという点にも留意して選ぶようにしてください。
人気メーカー・ブランドの特徴
さまざまなメーカーから羽毛布団が販売されているので、メーカーの特徴からさがしてみるのもおすすめです。人気メーカーの特徴を見ていきましょう。
ニトリ|低価格から高級ラインまで豊富なラインナップ
家具メーカーのニトリは寝具のラインナップも豊富に展開しています。羽毛布団は4つのグレードに分けられていて、保湿力やダウン率などの商品スペックから欲しい商品を探せます。
手頃な商品も多いので、一人暮らしを始める方にもチェックして欲しいメーカーです。
西川|布団のバリエーションが幅広い国産老舗メーカー
西川(京都西川、東京西川)は、歴史のある老舗寝具メーカー。長い間、世代を問わず愛されています。国産ならではの高品質な商品はさることながら、抗菌・防臭加工がされたものなど文機能性の高いものも幅広く展開しています。
安心・高品質な国内メーカーの商品を求める方にチェックして欲しいメーカーです。
無印良品|へたりにくく、軽くて温かいダウン
無印良品の羽毛布団は、放し飼いでストレスが少ない環境で育ったウクライナ産のグレーダックのダウンを使用しています。グレーダックダウンは丈夫でへたりにくく、温かいのが特徴です。
無印良品は、オーガニックコットン100%の布団カバーなど、布団以外の寝具もそろっているので、ナチュラルでシンプルな空間が好きな方は無印良品のシリーズで寝具一式をそろえるのもおすすめです。
羽毛布団おすすめ14選
ここからは、おすすめの羽毛布団をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
リサイクルダウンを使った環境にやさしい羽毛布団
比較的お手頃価格で購入できる羽毛布団です。エコダウンというリサイクルされたダウンを使用しているので、環境にもお財布にもやさしくなっています。
水の粒子がこまかい木曽川の水を使って羽毛を洗浄することで洗剤残りが少なく、すみずみまできれいにされています。
無印良品『グレー羽毛掛ふとん・軽量一層式』
コスパ重視の人にぴったりの羽毛布団
コストパフォーマンスを重視したい人におすすめの羽毛布団です。お手頃価格ながらも日本製で、品質も信頼できますね。
布団皮は立体キルトなので、ふっくらあたたか。ダウンプループ加工という生地の縫い目をつぶす加工をしているので、羽毛が飛び出しにくくなっています。ダウンパワーは300dp以上のニューゴールドラベルだから、しっかりとした弾力がありますよ。
ええふとんや『羽毛掛け布団』
高品質なコスパにすぐれた高級布団
ロイヤルゴールドラベルという品質にしてお手頃価格で購入できる羽毛布団。国内で洗浄・パワーアップ加工をおこなっており、臭いも少なく、ふっくらとした仕上がりのダウンになっています。
布団皮はダウンプルーフ加工という織り目をつぶす加工が施されていて、羽毛が飛び出しにくい仕様。桃のような風合いのピーチスキン加工で、さらっとやさしい触り心地も魅力です。通販サイトでも口コミ評価の高い商品です。
つくりたての羽毛布団が届く!
布団皮は羽毛がかたよりにくい立体キルト。秋・冬・春のロングシーズンで使える仕立てになっています。日本製なので、安心して使えますね。羽毛布団の工場からつくりたての商品を配送してくれるので、ストックされる期間が短く、ふかふか感がより感じられるでしょう。
通販サイトでの口コミ評価の高い商品で、保証や洗浄サービスなどアフターケアも充実しているのもポイントといえるでしょう。
ダウン・生地・キルトなど高品質で暖かい
詰め物には高品質なハンガリー産シルバーグースを95%使い、ダウンパワーも440cm3/g以上でとても温かい羽毛布団です。従来の綿糸よりも細く長い繊維を使っているので、光沢があってしなやかな感触です。肌触りがよく高級感が味わえます。二層式のキルトも暖かさを高めてくれています。
信頼できる熟練の職人がつくる日本製の羽毛布団
立体キルトにさらにふくらみを持たせたバルーンフィットキルト製法に加えて、30マスキルト仕様の首元や足元に羽毛を増量して暖かさをパワーアップ、フィット感も増しています。
ダウン比率は93%、充填量は1.3kgとなります。さらに、除菌・防臭・防ダニ・防カビクリーンオゾン加工など、快適仕様です。安心の7年保証もついています。
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おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 羽毛布団の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの羽毛布団の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
羽毛布団のお手入れ方法
きちんとメンテナンスができれば、長く愛用できる羽毛布団。安い買い物ではないので、できるだけ大切に使いたいですよね。購入前に、羽毛布団のメンテナンス方法をチェックしておきましょう。
羽毛布団は湿度をためにくいので、基本的には天日干しや洗濯をする必要がありません。毎日起きたあとに布団を広げておくようにしましょう。ひんぱんに干してしまうと側生地が傷んで、なかの羽毛が出てくる原因になることもあります。
もし干すときは、側生地が傷まないように布団カバーをつけたまま、裏表それぞれ1時間程度ずつ陰干しするといいですよ。
羽毛布団はご自宅での洗濯・乾燥がむずかしいアイテム。「こまめに洗わないと衛生面が気になる」という方には、布団カバーの定期的な洗濯や交換をおすすめします。
ふとんカバーを上手に活用しよう
羽毛布団は、掛け布団の中では高価な部類に入るので、長く愛用していきたいものです。掛け布団は、顔や首など直接肌に触れるものなので、皮脂や汗などでどうしても汚れやすくなります。
そんなときに便利なのが、掛け布団カバーです。カバーをかけておけば長く清潔に羽毛布団を使っていくことができます。またカバーを変えればインテリアの雰囲気もかえられます。気分転換にもなりますので上手に活用してみてください。
まとめ
おすすめの羽毛布団を多数ご紹介しました。羽毛布団には、さまざまな種類があります。ダウンの種類やダウンパワーの数値など、ポイントをしぼってチェックしていくことで、用途にあった羽毛布団が見つけやすくなったことでしょう。
ただし本当は、実際に店舗などでお試しできるのが良いのは言うまでもありません。通販で買うのなら、その分を補うべく通販サイトなどで、実際に購入したユーザーの口コミや評判なども確認してみるのもよいでしょう。お気に入りの羽毛布団で、気持ちよく眠りましょうね。
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木質プレハブ系大手住宅メーカー営業職出身。 主に住まい・暮らしまわりの記事を専門に執筆して約20年。企画、広告等多様な業務に携わる。 TBS系『マツコの知らない世界』に1000種類の掃除グッズを試した主婦として出演。 プライベートでは三女の母。