SIM変換アダプタを選ぶポイント IT・サイエンスライターに聞く
まずは、SIM変換アダプタの選び方をご紹介していきます。「サイズ」「落下防止」「付属品」の3点に注目して選べば、自分に合う商品が見つけやすくなるでしょう。各選び方のポイントについて、詳しくご説明します。
持っているSIMカードと機器の対応SIMを確認
SIMカードには3種類のサイズがあり、標準SIM>microSIM>nanoSIMの順で、だんだんと小さくなります。スマホごとに対応するサイズが異なるため、まずは自分が持っているSIMカードが入るか確認してみましょう。サイズが異なる場合は、変換アダプタの出番です。
ただし、SIM変換アダプタは小さいサイズのものを大きいサイズに変換するもの。標準SIMカードは変換アダプタを使用してもmicroSIMやnanoSIM対応にすることはできない点には注意が必要です。
どうしても標準SIMを小さいサイズにしたい場合は、ハサミなどで切る方法もあります。その場合は、専用のカッターがあると失敗も少なく便利です。
落下防止機能があれば安心
SIM変換アダプタは、粘着式シートが付属したものがおすすめ。SIMカードは非常に小さく、取り替える際に落としてなくしてしまった……ということもありえます。また、スマホに変換アダプタに乗せたSIMカードを入れる際、ズレてしまい入れにくいことも。
粘着式シートが付属したものなら、SIMカードを変換アダプタにしっかり固定して落下を防いでくれます。落としてなくさないか心配な方は、ぜひチェックしてみてください。
ピンやケースもあると便利
付属品にも注目して選んでみましょう。SIMカードを取り出す際に便利なピンがついているものや、SIMやSDカード類を収納できるケースが付属しているものもあります。
とくに、海外旅行などで複数のSIMカードを使う方は、ピンやケースがあると便利なので検討してみるといいでしょう。
SIM変換アダプタおすすめ10選 変換可能サイズ・セット内容をチェック!
買ったらすぐに使える、心強いSIM変換アダプタをご紹介します。落下防止シートやケースつきのもの、標準SIMを小さくできるカッターが付属したものもあるので、自分にぴったりの商品を見つけてください。

付属のヤスリを使えばサイズの微調整もできる
変換アダプタには落下防止用フィルムがついており、SIMカードをしっかりと貼りつけることができます。落下する心配が少なくなり、スマホへの挿入もしやすくなるでしょう。
ヤスリが付属しているのもうれしいポイント。変換アダプタのサイズは合っているのに、スマホによっては挿入しづらいこともあります。ヤスリを使えば形状を微調整できるので、スムーズに入れられるようになるでしょう。
テープで固定できるので落下の心配不要
落下防止機能も備えた心強いアイテム。SIMカードを乗せた後でテープでしっかり固定するため、ズレる心配がありません。また、2セットなので、家族や友人と分け合うこともできます。海外旅行などで複数人ぶんの変換アダプタがほしいときにおすすめ。
素材は頑丈な金属製で、「挿入する前に変換アダプタが折れてしまわないか心配」という方も、安心して使うことができるでしょう。
10個入りで家族や知人で分け合える
nanoSIMからmicroSIMへの変換アダプタが10個もセットになっています。リーズナブルな価格で、同じ変換アダプタがたくさんほしい方にとってはコスパのいい商品。家族や友人と分け合うこともできますよ。
シンプルな商品ですが、落下防止シールが付属。SIMカードを落下して壊したり紛失したりする心配もありません。
パンチで標準SIMをmicroSIM対応にできる
SIMパンチが付属しており標準SIMのサイズを変更することができます。SIM変換アダプタでは大きいものを小さいサイズに合わせることはできませんが、パンチを使って切断することで標準SIMをmicroSIMやnanoSIMに対応させることが可能。
加工後も付属のSIM変換アダプタを使えば標準SIMとして使えるので安心です。標準SIMを使っていて変換できず困っていた方は、ぜひ試してみてください。
ケースをスマホのスタンドに活用できる
付属のケースがスマホのスタンドに早変わりする、便利なSIM変換アダプタセット。「外出先で手を放して動画を楽しみたいけれど、スマホスタンドを持ち運ぶのは面倒……」という悩みを抱えている方にとっては、一石二鳥の商品といえるでしょう。
必要なアイテムがそろっている上、ギフト用のケースつきなのがポイント。友だちのお誕生日プレゼントとしても、検討してみてはいかがでしょうか。
コスパを重視する人にぴったり
できるだけ、安価にSIMに変換するアダプターを探している人にピッタリなのが、こちらの商品です。NanoSIMやMicroSIMをSIMサイズにするための最低限のアダプターがセットになっています。SIMを取り出すピンなどもないため、すでに自前で持っているか、代用品を用意する必要があります。
アダプターにフィルムが貼ってあるので、端末からカードを取り出す際に落下・紛失の心配がないのもうれしいポイントです。
初心者にも安心の日本製!
国産で整理整頓がしやすいケースがついたセット商品。「種類がいろいろあるけれど、やはり安心感のある日本製品を選びたい」と考えるなら、選んでおきたい一品です。ケースが名刺サイズなのもうれしいポイント。
収納ケースには、カラフルな変換アダプタやSIMピンがあらかじめ入っています。SIM関連で何が必要かよくわからないという初心者の入門用として使いやすいでしょう。
ホチキスのように手軽にサイズを変更
ホチキスのような見た目のカッターで、標準SIMからnanoSIMへのサイズ変更が可能。「標準SIMを小さくしたいけれど自分で切るのは怖い……」という方も安心です。
SIM取り出しピンやヤスリも付属。カットした後にうまくスマホに入らなくても、ヤスリでサイズを微調整することができるので失敗も少ないでしょう。
複数台の端末でSIMを使用するならこちら
一般的なSIM変換アダプターはプラスチック製のものが多いですが、SIMの抜き差しが多いと、耐久性が気になってきます。こちらのアダプターはメタルでできているので、頻繁にカードの抜き差しを行なっても、破損のリスクが少ないのが特徴です。
また取り外し時にうっかりSIMを落下させてしまわないようにシールが付属されているので、こまかい作業が苦手な人もきちんとSIMを差し替えることができます。
海外SIMにも対応するアダプター
海外への渡航が多い人や、複数台の端末の間でSIMを差し替えて使用しているひとにぴったりの変換アダプタ―です。nanoSIMからmicroSIM、nanoSIMからSIM、microSIMからSIMに変換するアダプターが各2枚ずつ入っています。
差し替える回数が多いアダプターは、摩耗や汚損のリスクも増えてくるので、いざというときのスペアとして持っておくと心強いです。
「SIM変換アダプタ」のおすすめ商品の比較一覧表
SIM変換アダプタ使用の流れ
1、スマホの電源を切り、SIMカードを取り出す
もしSIMカードが機器に装着されたままだったら、まずは取り出さなくてはいけません。SIMカードの抜き差しをする際は、スマホの電源を切っておきましょう。
2、機種に合った方法でSIMを取り出す
Android端末は直接SIMカードを入れるスロットやトレーがあるため、機種に合ったやり方で取り出します。iPhoneでSIMカードを取り出す際には、針金などの先の細いものが必要になるのでSIMピンを活用しましょう。
3、変換アダプタを装着し、再びトレーに挿入する
取り出したSIMカードに変換アダプタを装着し、新たなスマホのトレーに挿入すれば完了です。
使用時に注意すべきポイント
SIMカードは小さくても重要性が高いものです。ちょっとしたキズや落下で作動しなくなる恐れもあるので、ていねいに扱うのがポイント。とくにSIMカードをスマホに入れるとき、無理やり入れようとすると破損の原因となります。落ち着いて引っかかっているポイントを確認して入れなおしましょう。
また、SIMカードの金属面を直接手で触れるとサビなどの原因となるため注意しましょう。サビや汚れが付着すると、正しくデータを読み込めなくなる恐れがあります。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする SIM変換アダプタの売れ筋をチェック
AmazonでのSIM変換アダプタの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
SIM変換アダプタに関連する記事をご紹介
変換アダプタを使って認識されないときはキャリアでサイズ交換 IT・サイエンスライターからのアドバイス
はじめてSIM変換アダプタを使う人は、まわりで実際に使っている人の実物を見るとイメージしやすいと思います。
また、変換アダプタはスマホメーカーの動作保証の対象外なので、トラブルがゼロではありません。スマホの機種や変換アダプタの相性もあるので、どうしてもスマホがSIMカードを認識しないときは、携帯電話キャリアにSIMカードのサイズを交換してもらいましょう。
まずはSIMカードやスマホの対応規格を確認
SIM変換アダプタのおすすめをご紹介しました。
SIM変換アダプタを選ぶときは、自分の持っているSIMカードやスマホの対応規格を確認し、そのうえで落下防止機能や付属品に注目するのがポイント。
ご紹介した情報を参考に、自分にとって使いやすいSIM変換アダプタを選んでみてくださいね。
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