AndroidスマホとiPhoneの違い
AndroidにすべきかiPhoneにすべきか、スマホ選びで最初に悩むところです。片方にこだわっていた方も、両者の特徴を比較すると今まで使ったことがないOSの機種の魅力も再発見できるかもしれません。
低価格で購入できる
ガラケーと異なり、スマホは本体価格が高額になってしまうのがネック。なかには10万円を超えるものもあります。しかし、Androidスマホのなかには、本体のみではありますが、1~2万円台で購入できるものもあるのが安心。一方、iPhoneは高額である反面、機能面が充実していることが魅力です。
種類が豊富で知人とのかぶりを防げる
iPhoneはカラーやバージョンの違いがあるものの、カバー以外で周囲と差別化は難しいでしょう。Androidスマホなら、メーカーも種類が豊富なので個性をアピールすることが可能です。Apple同士の互換性を求めるならiPhoneがいいですが、人とは違うものをもちたいという人には、Androidスマホが適しているでしょう。
キャリアスマホとSIMフリースマホの違い
キャリアスマホとは、docomo(ドコモ)、au(エーユー)、Softbank(ソフトバンク)といった大手キャリアが取り扱っているスマホのことです。一方SIMフリースマホとは、大手キャリア以外が提供するSIMカードを個人で契約し、自由に使えるスマホのことです。
スマホは多機能であるがゆえに、よくわからないことも出てくるでしょう。キャリア対応のスマホであれば、アフターフォローが充実しているので安心感があります。
SIMフリースマホはアフターフォローの期待はあまりできないですが、その反面低価格で購入できるのが魅力です。格安SIMを利用すれば月々の利用料金を大きく下げることができるでしょう。
また、出張や旅行で海外にいった際でも、現地のSIMカードを挿入すれば利用することが可能です。
Androidスマホを選ぶときのポイント 価格・撮影機能・SIMフリー・RAM容量で選ぶ
数ある機種から自分にあったAndroidスマホをみつけるにはどうすればいいでしょうか。まずは自分がなにに重点をおくかがポイント。それを踏まえ、ここでは画素数や充電方法、そしてRAMの容量に注目していきます。
写真や動画撮影には画素数やROM(内蔵メモリ)に注目
今のスマホはデジカメと遜色なく撮影できるものも多いです。そのなかで、どれがふさわしいかは迷うところ。スマホでの写真や動画撮影を重視したい方は画素数や光学ズーム機能の倍率に着目してみましょう。
また、撮影した写真や動画を保存するうえで、内蔵メモリを表す「ROM」の数値もチェックしてください。写真だけでなく動画も、さらに4K画質での撮影が多い場合には、128GB・256GBなどを検討しましょう。
バッテリー容量と充電方法を確認
スマホは連絡手段のみならず、情報収集ツールやゲームなどで活躍してくれます。それゆえ、充電が切れてしまうとなにもできなくなるため、ヒヤヒヤすることも多いはず。目安として、3000mAh以上はほしいところです。
また、最近では急速充電できる機種も増えました。バッテリーが気になる方は急速充電に対応しているかどうかもチェックしておきましょう。
ゲーム好きならRAMの数値も重要
最近はゲーム機ではなく、スマホでゲームする人が増えています。そこで、より快適なプレイを楽しみたければデータの処理能力を決めるRAMの容量に注目しましょう。目安として、6GBを超えている端末であれば、ゲームなども快適に楽しめるでしょう。
そのほかにも機種によって個性がある
ここまで紹介した項目以外にも、Androidスマホだと機種によって能力が異なります。写真や動画をどれだけ保存できるかが気になるならROM容量に注目すべきですし、バッテリー容量が大きければ充電の心配も不要で安心です。まずは、自分がなにを優先するかを特定しておきましょう。
あえて身近な人と同じ機種を選ぶのもあり
ITライター
種類が多いため、知人とのかぶりを防ぎやすいのがAndroidの魅力ですが、使いこなしに自信がなければ、あえて友人や家族が使っているものと同じ機種を選ぶのもひとつの手でしょう。困ったときに身近な人に使い方を聞けるのはとても心強いですよ。
Androidスマホランキング4選 ITライターおすすめ
アフターフォローも安心のキャリア対応スマホから、ビギナー向けのお手ごろSIMフリースマホまで、ITライターの酒井さんが選ぶ、2020年版・Androidスマホランキングを発表します!

4位 LGエレクトロニクス『G8X ThinQ(901LG)』
タイプ | ソフトバンク |
---|---|
画面サイズ | 本体:約6.4インチ LGデュアルスクリーン:約6.4インチ |
重量 | 約331g (本体のみ:約193g) |
内蔵メモリ | 6GB |
バッテリー容量 | 4000mAh |
カメラ | デュアルカメラ(約1200万画素+約1300万画素) |
3位 SAMSUNG(サムスン)『Galaxy Note10+』
タイプ | docomo、au、楽天モバイル |
---|---|
画面サイズ | 約6.8インチ |
重量 | 197g |
内蔵メモリ | 12GB |
バッテリー容量 | 約4,300mAh(typical) |
カメラ | 16MP 超広角カメラ ピクセルサイズ:1.0µm 視野角:約123˚ F値(絞り):F2.2 |

2位 OPPO(オッポ)『OPPO AX7』


























出典:Amazon
タイプ | au/ Y!mobile |
---|---|
画面サイズ | 6.4インチ |
重量 | 約183g |
内蔵メモリ | 6GB |
バッテリー容量 | 3700mAh |
カメラ | 1200万画素+2000万画素 |
1位 SHARP(シャープ)『AQUOS zero2(SHV47)』

出典:jp.sharp
タイプ | au |
---|---|
画面サイズ | 6.4インチ |
重量 | 約141g |
内蔵メモリ | 8GB |
バッテリー容量 | 3,130mAh |
カメラ | 2010万画素 |
ITライター
4位のLG『G8X ThinQ』は、ディスプレイ付きのケースにスマホを装着すれば2画面で使えるユニークな端末。片方の画面でお店の情報を見ながらもう片方の画面で地図を確認したり、友人とLINEのやりとりをしながら動画を見たりといった使い方ができます。
2位の『OPPO AX7』は、低価格ながら大容量バッテリーや高画質な自撮りカメラを搭載したコスパの高さが魅力。iPhoneなどはディスプレイ上部のカメラが搭載された部分が大きく欠けていますが、この端末は水滴型の小さな切り欠きがあるだけなので、画面を広々と使えます。
Androidスマホのおすすめ4選(ハイスペックモデル)
高価ではりますが、高性能、多機能のおすすめAndroidスマホを紹介します。ゲームや動画コンテンツなど、スマホを使い倒したい方におすすめです。
Google(グーグル)『Pixel 4a 128GB』

出典:Amazon
タイプ | SIMフリー |
---|---|
画面サイズ | 5.8インチ |
重量 | 143g |
内蔵メモリ | 6 GB |
バッテリー容量 | 3140 mAh |
カメラ | 背面:12 メガピクセル(デュアル ピクセル)、ほか |
SAMSUNG(サムスン)『Galaxy S10』






出典:Amazon
タイプ | SIMフリー |
---|---|
画面サイズ | 6.1インチ |
重量 | 157g |
内蔵メモリ | 8GB |
バッテリー容量 | 約3,300mAh |
カメラ | メイン:約1,200万画素 (超広角) + 約1,200万画素 (広角) + 約1,600万画素 (望遠) |
OPPO『Reno3 A(CPH2013)』














出典:Amazon
タイプ | SIMフリー |
---|---|
画面サイズ | 6.44インチ |
重量 | 175g |
内蔵メモリ | 6GB |
バッテリー容量 | 4025mA |
カメラ | アウトカメラ:4800万画素、インカメラ:1600万画素(4眼) |
Xiaomi『Redmi Note 9S』










出典:Amazon
タイプ | SIMフリー |
---|---|
画面サイズ | 6.67インチ |
重量 | 510g |
内蔵メモリ | 6GB |
バッテリー容量 | 5020mAh |
カメラ | アウトカメラ:4800万画素、インカメラ:1600万画素(4眼) |
Androidスマホのおすすめ8選(ミドルペックモデル)
コストと性能両方のバランスに優れたおすすめAndroidスマホを紹介します。
SHARP『AQUOS sense3』
















出典:Amazon
タイプ | SIMフリー |
---|---|
画面サイズ | 5.5インチ |
重量 | - |
内蔵メモリ | 4GB |
バッテリー容量 | 4000mAh |
カメラ | アウトカメラ:1200万画素、インカメラ:800万画素 |
UMIDIGI『A7 Pro』
















出典:Amazon
タイプ | SIMフリー |
---|---|
画面サイズ | 6.3インチ |
重量 | 212g |
内蔵メモリ | 4GB |
バッテリー容量 | 4150mAh |
カメラ | 1600万画素超広角カメラ(4眼) |
Blackview『BV5500 Plus』














出典:Amazon
タイプ | SIMフリー |
---|---|
画面サイズ | 5.5インチ |
重量 | 458g |
内蔵メモリ | 3GB |
バッテリー容量 | 4400mAh |
カメラ | メインカメラ:800万画素、インカメラ:500万画素 |
ASUS『Zenfone Max M2 (ZB633KL)』
























出典:Amazon
タイプ | SIMフリー |
---|---|
画面サイズ | 6.3 インチ |
重量 | 160g |
内蔵メモリ | 4GB |
バッテリー容量 | 4000mAh |
カメラ | アウトカメラ:1300万画素、インカメラ:800万画素 |
HUAWEI『nova lite 3』










出典:Amazon
タイプ | SIMフリー |
---|---|
画面サイズ | 6.21インチ |
重量 | - |
内蔵メモリ | 3GB |
バッテリー容量 | 3400mAh |
カメラ | アウトカメラ:1300万画素、インカメラ:1600万画素 |
OPPO『A5 2020(CPH1943)』














出典:Amazon
タイプ | SIMフリー |
---|---|
画面サイズ | 6.5インチ |
重量 | 195g |
内蔵メモリ | 4GB |
バッテリー容量 | 5000mAh |
カメラ | アウトカメラ:1200万画素、インカメラ:1600万画素(4眼) |

ONKYO(オンキヨー)『GRANBEAT(DP-CMX1)』
















出典:Amazon
タイプ | SIMフリー |
---|---|
画面サイズ | 5.0インチディスプレイ |
重量 | 234g |
内蔵メモリ | 3GB |
バッテリー容量 | 3,000 mAh |
カメラ | 16 MPのメインカメラ |
富士通『arrows M05』
タイプ | SIMフリー |
---|---|
画面サイズ | 約5.8インチ |
重量 | 約166g |
内蔵メモリ | 3GB |
バッテリー容量 | 2,880mAh |
カメラ | 有効画素数 約1,310万画素+500万画素 CMOS |
Androidスマホのおすすめ2選(エントリーモデル)
学生さんではじめてスマホをもつ場合、まずはお手頃なSIMフリースマホにチャレンジするのがいいです。値段が安いので、実際に使ってみてこまめに機種変更をすることもできます。
Ulefone『Ulefone Note 7』

出典:Amazon
タイプ | 3G対応 |
---|---|
画面サイズ | 6.1インチ |
重量 | 197g |
内蔵メモリ | 1GB |
バッテリー容量 | 3500mAh |
カメラ | 8MP+2MP+2MP |
また、格安スマホのおすすめを他にも知りたいという方は、ぜひこちらの記事も合わせて読んでみてください!
月額料金が安い通信サービス「格安SIM」と、いろいろな価格帯の端末から選べる「SIMフリースマホ」を組み合わせた「格安スマホ」。通信サービスの月額料金は大手携帯キャリアよりも安く、AndroidやiPhoneを端末のみ利用することが可能です。ここでは、ITライターの松村武宏さんと編集部が選ぶ格...
OUKITEL『C19』














出典:Amazon
タイプ | SIMフリー |
---|---|
画面サイズ | 6.49インチ |
重量 | 191g |
内蔵メモリ | 2GB |
バッテリー容量 | 4000mAh |
カメラ | - |
「Androidスマホ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする Androidスマホの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのAndroidスマホの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
Androidスマホに関するそのほかの記事はこちら ケースのおすすめなどもあわせてチェック
ITサポートエンジニアの古賀 竜一さんに取材して、Android端末向けスマホケースの選び方とおすすめの商品を紹介します。スマホを保護してくれるスマホケース。毎日使うため手の汗や皮脂などによって劣化することも多いでしょう。スマホケースを選ぶ際には、耐久性とあわせてデザイン性も重要です。And...
ITライターの松村武宏さんに聞いた、格安スマホの選び方とおすすめの商品を紹介します。月額料金が安い通信サービスの「格安SIM」と、いろいろな価格帯の端末から選べる「SIMフリースマホ」を組み合わせた製品のことをいう「格安スマホ」。通信サービスの月額料金は大手携帯キャリア(NTTドコモ、au、ソ...
IT系ライターが選ぶデュアルSIMスマホ5選をご紹介します。2つのSIMを利用できるデュアルSIMスマートファン。本記事ではデュアルSIMスマートフォンの選び方をIT系ライターの堀井塚 高さんが解説します。また、デュアルSIMスマートファンのおすすめ商品5選についても教えてもらいました。最後に...
モバイル情報ブロガーが選ぶゲーミングスマホおすすめ商品5選をご紹介します。ゲームのなかには、高スペックゲーミングPCのようなゲーム向けパソコンを推奨するゲームがあります。同じくスマホゲームにおいても、高いスペックのスマートフォンが必要なゲームがあります。そこで、モバイル情報ブロガーの伊藤浩一さ...
まとめ
ここまでAndroidスマホのおすすめ商品を紹介しました。Androidスマホを選ぶ際は、まずアフターフォローの充実したキャリア対応にするか、SIMフリーにするかを決めます。そのうえで、動画やゲームなど自分が重視する用途に合わせた機能対応を選びましょう。
これを踏まえ、あなたに合ったAndroidスマホを選んでみてください。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
IT関連の書籍、雑誌、Webコンテンツ等の編集・執筆に携わる。 著書に『これからはじめるスマホユーザーのためのLINE Facebook&Twitter 安心・かんたんスタートブック』(秀和システム)、 『今すぐ使えるかんたんFC2ブログ 超入門』(技術評論社)など。