「デュアルSIMスマホ」のおすすめ商品の比較一覧表
デュアルSIMスマホのメリットとは メリットは?
デュアルSIMスマホとは、1台で2枚のSIMカードを使用できるスマホを指します。1枚を大手キャリアにして通話料を下げ、1枚を格安スマホにしてデータ通信料を下げる、といった使い方ができます。また、1つのキャリアに通信障害が発生しても、もう1つのキャリアに切り替えれば、ネット通信をキープできます。
ほかにも、プライベートと仕事用の電話を2台持ちしなくても済む、国内用SIMと海外用SIMで使い分けると海外に行くときも同じスマホが使える、といったメリットもあります。
デュアルSIMスマートフォンの選び方 IT系ライターに聞く

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1台のスマートフォンで2枚のSIMが使える、それがデュアルSIMスマホです。
ここからは、デュアルSIMスマートフォンの選び方についてご紹介していきます。ポイントは下記のとおり。
【1】待ち受け方式
【2】データの容量
【3】バッテリー容量
【4】SIMカードのサイズ
【5】その他の機能性
【6】au系の通話SIMを使うときの注意点
ぜひデュアルSIMスマートフォン選びの参考にしてください。
【1】デュアルSIMスマホの待ち受け方式で選ぶ DSDSとDSDV
デュアルSIMスマホの待ち受け方式には、DSDSやDSSS、DSDVがあります。待ち受け方式の違いをおさえておきましょう。
主流のDSDS対応モデルを選ぶ
「DSDS」は「Dual SIM Double Standby(デュアルSIMダブルスタンバイ)」の略語で、2つのSIMカードを同時に待ち受け状態でキープできます。
一方、「DSSS」とは「Dual SIM Single Standby(デュアルSIMシングルスタンバイ)」を意味し、どちらか一方のSIMカードしか待ち受け状態にできません。
もうひとつのSIMカードで通話やデータ通信をする場合、都度スマホのSIM設定を切り替えなければいけない手間がかかります。デュアルSIMスマホのメリットを活かせるDSDSモデルを選びましょう。
4G LTEを両方のSIMで使えるDSDVも
「DSDV(Dual SIM Dual VoLTE・デュアルSIMデュアルVOLTE)」のスマホなら、どちらか一方を3G通信にする必要があるDSDSと違い、両方のSIMで4G通信を利用できます。
最近はDSDV対応モデルが主流になっています。両方のSIMカードを同時に4G通信で利用したい場合、DSDV対応モデルを選びましょう。
【2】データの容量で選ぶ トリプルスロットも
デュアルSIMスマホは機種によってデータ容量が異なります。SDカードを使えるかどうかを踏まえて、データ容量を選びましょう。
SDカード兼用なら本体の容量をチェックする
多くのデュアルSIMに対応しているスマホは、2つのSIMを入れられるように、スロットが2つ付いています。ただ、データを保存するためのmicroSDカード用のスロットがなく、SIMのスロットと兼用になっている場合、microSDカードを入れるスペースがなくなってしまいます。
そのため、データ容量を増設できないので、じゅうぶんな本体容量のある機種を選ぶ必要があります。写真撮影やアプリのインストールなど基本的な使い方をするなら32GB、電子書籍や4K動画などの大きなデータも保存したいときには64GB以上のものを選んでおくのがおすすめです。
データを増設したいならトリプルスロット機種も
トリプルスロットなら2枚のSIMを使いつつ、SDカードで容量の増設も可能です。トリプルスロットに対応している機種はデュアルSIMスマホのなかでも少なくなっていますが、多くのデータを持ち運びたいときには検討してみましょう。
【3】バッテリー容量をチェック 電池消耗を抑える機能も!
バッテリーの消耗が気になるなら、容量の大きいバッテリーを搭載した機種や、バッテリー消耗をおさえる機能がついている機種を選ぶようにしましょう。
デュアルSIMスマホは、1つのみのSIMに対応しているスマホより、バッテリーが消耗しやすい傾向にあります。1日、1~2回しか充電できないことが多い方は、バッテリー容量が大きいものを購入するのがおすすめです。
具体的には、ライトユーザーなら3000mAh以上、ヘビーユーザーなら5000mAh以上を選びましょう。さらにモバイルバッテリーを携帯しておけば充電が切れる心配も少なくなります。
【4】SIMカードのサイズの違いに注意 対応SIMサイズは大丈夫?
現在利用している回線のSIMカードをデュアルSIMスマホでも使いたい場合には、SIMカードのサイズを事前にチェックするのが重要です。
1つがnanoSIM、1つがmicroSIMだと選べるスマホ機種が限られる場合があるので注意しましょう。
【5】その他の機能性をチェック 電子マネー対応、防水機能、生体認証など
デュアルSIMスマホを使って快適に日常生活を送れるさまざまな機能があります。ここでは、3つ紹介するのでぜひ参考にしてください。
●電子マネー対応
非接触ICカード技術「FeliCa」に対応していれば、PasmoやSuicaなどをスマホにインストールすれば、駅の改札を通過できたり、買い物もキャッシュレスで済ませることができます。
●防水機能
お風呂にスマホを持ち込んだり、スマホでレシピを見ながら調理したりする場合、防水機能があると安心です。スマホに水が多少掛かるくらいなら生活防水に対応した「IPX4」、プールや湯船に持ち込むなら完全防水の「IPX8」がおすすめ。
●生体認証機能
スマホを開くとき、生体認証機能が備わっていればわざわざパスワードを入力する手間が省けて便利です。指紋や顔でロックを解除できるタイプがあります。マスク生活では指紋認証式がおすすめです。
【6】au系の通話SIMを使うときの注意点 選ぶ機種に注意
au系で提供されている4G LTEを活用した音声通話サービスが「au VoLTE」です。au VoLTEに対応している機種同士だと、高音質でクリアな通話が楽しめます。デュアルSIMスマホは、docomoやSoftbankのVoLTEには対応していても、au VoLTEに対応しているものは少なくなっています。前もって対応しているかどうかをチェックしましょう。
またau系SIMはVoLTEまたは4G LTEが主流のため、両方のSIMとも4G通信が使用できるDSDVを選ぶのも重要です。
デュアルSIMスマートフォンのおすすめ10選 SIMサイズ・ストレージ・バッテリー容量もチェック!
デュアルSIMスマートフォンの選び方のポイントをふまえて、堀井塚 高さんと編集部が厳選したおすすめ商品をご紹介します。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする デュアルSIMスマホの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのデュアルSIMスマホの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
格安SIM・SIMフリースマホに関するそのほかの商品情報 【関連記事】
対応している通信事業者に注意 DSDS対応モデルの購入を検討している方へ
フリーライター&エディター
デュアルSIMスマホの古いモデルのなかには、KDDI(au)の通信網に対応していないものがあります。DSDV対応のモデルなら、そのリスクは避けられますが、DSDS対応のモデルを購入する際は対応している通信事業者を確認しましょう。
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新聞記者、ゲームライター、パソコン系ライター、雑誌・書籍の編集者、Web編集者など出版系全般に関わり、企画・執筆・編集・校正までをこなす「校了請負人」を自称。 IT関連はもちろん、金融関連、経済関連、医療関連、ラノベ、乙女ゲー攻略本まで幅広く対応する。 家族は息子1人とスマートスピーカー6台。 好きなエヴァンゲリオンは初号機。 行ってみたい場所は仮面舞踏会。 座右の銘は「愚直」「悪党の最期なんて、そんなもんだろ」。