まずは、種類を確認! シェル型、バンパー型、手帳型など
Androidスマホケースの形状は無数にありますが、多く見られる代表的な形状のタイプを紹介します。素材と形状の組み合わせで好みのものが絞られてくるでしょう。
シェル型
オーソドックスなタイプのケースであるシェル型(カバー型)は、全体を覆うようにしてはめ込みます。ポリカーボネートやシリコン、レザーや木製、強化ガラスなど、素材もさまざまなものが作られています。
バンパー型
本体の側面にそって、覆う形のタイプがバンパー型です。フレームだけを強化するものや、透明のクリアカバーで背面を覆ったものなどがあります。本体を活かしたデザインのものが多いです。
手帳型
手帳のように見開きで使うタイプのケース。横開きのほか、縦開きタイプもあります。カード用ポケットやミラー付き、マグネットで閉まる、ストラップ付きなど、機能性の高いものが多くあります。
Androidスマホケースの選び方 素材・機種・形状など
ITサポートエンジニアの古賀 竜一さんに、Androidケースを選ぶときのポイントを教えてもらいました。Androidユーザーで、スマホケースを探している人はぜひ参考にしてみてください。
機種にケースが対応しているかを確認 対応モデルの表記をみる
まずはAndroidの機種にスマホケースが対応しているかを確認しましょう。同じ機種名でも大きさが違ったり、画面サイズが同じでもカメラ位置が違っていたりすることもあります。機種名や型番で「対応」と表記されているかどうかを最初にチェックしてください。
Androidスマホケースの素材で選ぶ ポリカーボネート、TPU、EVA、レザー、シリコンなど
Androidスマホケースに使われている素材にはさまざまな種類があります。代表的な素材とその特徴を紹介します。
ポリカーボネート
ポリカーボネートはいわゆるプラスチック素材のひとつで、耐衝撃性と加工性の高さから、スマホケースによく使われています。ポリカーボネートをベースにほかの素材と組み合わせた製品もあります。
TPU
TPU素材もプラスチックの一種で、広く使われている定番素材。軽くて衝撃に強く、キズもつきにくいですが、やや耐熱性に欠けます。シンプルなタイプのケースなど、比較的リーズナブルなものに使われていることが多いです。
EVA
EVA素材は合成樹脂のひとつで、サンダルの底などにも使われており、軽量かつ丈夫でクッション性が高いのが特徴です。その特性からキッズ向けや耐衝撃タイプのケースで使われています。
レザー(合成皮革)
革素材にもいくつか種類があり、大きくは本革と合成皮革(PVC:ポリ塩化ビニール、PU:ポリウレタン、など)にわけられます。手帳型などに多く使われています。
シリコン
シリコンは、柔らかく、滑りにくい素材。耐衝撃性もあり、スマートフォンへの取り付けやすさもあります。傷がつきにくい反面、ホコリなどのゴミが付着しやすいことがあります。
スマホの普及にともない、スマホケースの種類も最近ではかなり充実しています。豊富なデザインや機能があり品質もさまざまですが、毎日使うものなので素材選びも大切です。
本革製・合成皮革・布製・樹脂製などの種類があるので、手触りにこだわりがある方は、できるだけ素材選びを優先しましょう。手になじまない素材では、使用するたびにストレスがたまります。
また滑りやすい素材は、落下の可能性が高まるので注意しましょう。
手入れがしやすいものを選ぶ
手に汗をかきやすかったり、ほこりや汚れなどがつきやすい環境だったりする場合は、拭くだけでさっと汚れがとれる、手入れがしやすいものがいいでしょう。
水をよく使う環境であれば本革製のケースはミスマッチです。また、絵の具やペイント、インクなどをよく扱う環境にある場合、布製のものもミスマッチといえます。
お手入れのことも考えて、利用状況を想定して選びましょう。
エキスパートのアドバイス
スマホケースの機能で期待しているものがあれば、デザインや素材・形状よりも優先して選びましょう。
たとえばサイドスイッチ類など、必要な機能を使うための開口部分が開いていないことや隠れてしまっているもの、また使いにくいものなどもあります。ほかにも、装着したままだと充電ケーブルに干渉したり、ワイヤレス充電が使えなかったり、カード類が読み取れないものなどもあります。
とくに注意したいのは、とめ具として強力なマグネットを使用しているものです。このタイプは、収納したカード類の磁気を消してしまいます。
優先したい機能が使えなかった、と購入したあとで困らないようにしましょう。
Androidケースおすすめ5選 ネックストラップつきの防水タイプなど
上で紹介したAndroidケースの選び方のポイントをふまえて、ITサポートエンジニア古賀 竜一さんにおすすめ商品を選んでもらいました。

キャンバス生地とPUレザーでカジュアルなケース
素材はキャンバス生地とPUレザーの組み合わせで、カジュアルな雰囲気のスマホケース。握る部分がちょうどレザーになっているので、全体が布地のものより汚れにくく傷みにくいでしょう。
カジュアルなデザインなので旅行などにも最適です。スマホホルダー内部の材質や作りもよいので、取り外しも楽です。
スマホ対応ならほとんど全機種に対応していて、多くの通販で入手可能なので手軽に購入できます。
プライベート用の長く使えるスマホケースを探している方におすすめです。

耐衝撃性にすぐれたクリアなスマホケース
Military Grade(米軍軍事規格)準拠モデルのクリアなスマホケース。素材は、サイドに柔軟性のあるTPU(熱可塑性ウレタン)、背面には頑強なPC(ポリカーボネート)を採用しているので、スマホをしっかりガードしたい方におすすめです。
手帳型は、スマホ本体のデザインを楽しみにくいですが、クリアケースなのでスマホのおしゃれなデザインやカラーリングを楽しみたい方にも適しています。
スマホを生活の情報源やツールとして利用している場合、耐衝撃性は落下による破損からスマホを守るだけでなく、生活への支障も防いでくれるメリットがあります。

本革製の落ち着いた大人のスマホケース
シックな色やデザインの本革製のスマホケース。全体的にスリムでとめ具がなく、かさばらないので持ち運びも楽です。カード収納やスタンドがあり、機能も充実しています。
マグネットが入っていないので、収納したカードの磁器を消してしまう心配がありません。
革製で手触りもよいので通勤などで日常的に使う方にもおすすめです。

DIVAID 『フローティング防水ケース』
水に浮く完全防水スマホケース
スマホが生活に密着して、浴室や海水浴といった水まわりにまで持っていく方もいるでしょう。防滴構造のスマホもありますが、あくまで防水ではないのでそのまま持っていくと故障する恐れがあります。
そこで、完全防水できるこのケースの出番です。この防水スマホケースは水に浮くのが大きな特徴。海などで水に沈んでしまっては大変なので、浮くのはとても重要なポイントです。
ケースに入れたままでの操作や写真撮影も問題なくできます。レジャーだけでなく、スポーツ観戦や雨天時の仕事など防水機能を必要とする方におすすめです。ちなみに、ラインアップにマーベルのロゴ入りデザインもあります。

スタンダードで基本をおさえたスマホケース
見た目はオーソドックスですが、カラーバリエーションは明るいものからシックなものまでそろっているので、仕事でも違和感なく使えます。PUレザー製なので手になじみやすく、本革の風合いも持ち合わせています。
とめ具のあるタイプなので高級感があり、また閉じることでスマホをしっかりと守ってくれます。部長さんではなくても、スマホケースでは部長の気分になれそうです。
Androidスマホの対応機種も多く、その名のとおりビジネスなどでスマホをよく使う方におすすめです。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする Androidスマホケースの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのAndroidスマホケースの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
Androidスマホケースに関連する記事のご紹介 【関連記事】
スマホケースもTPOに合わせておしゃれに
スマホケースを一度購入したら、消耗するまで使う方も多いでしょう。しかし、お出かけしたり旅行に行ったり、イベントに参加したりする際に、よれよれのスマホケースではちょっとマナー的にもいかがなものかという場合があります。
意外とスマホケースは人に見られていて、ファッションセンスの評価になることも。仕事では仕事用、プライベートではプライベート用といった使い分けもこれからは必要になってくると思います。
靴やバッグ、洋服はTPOに合わせて変えるので、スマホケースもそうあっておかしくありません。TPO別の選択もこれからは検討してみましょう。
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