ごま焼酎人気おすすめ6選【福岡の紅乙女酒など】ごまや麹で差が出る！おいしい飲み方も紹介

ごま焼酎とはその名のとおり、ごまを原料の一部に使用した焼酎のこと。ごま焼酎と聞くと、クセが強そうというイメージを抱かれるかもしれませんが、ごまは焼酎づくりの最後に香りづけとして使用されることがほとんどで、ものすごくクセが強いというわけではありません。ぜひ気軽に試してみてください。

ごま焼酎が最初に誕生したのは1978年。紅乙女酒造の女性創業者である林田春野が「誰もが憧れる洋酒に負けない、香り高い酒をつくる」という思いから試行錯誤をかさね、ごま焼酎にたどり着いたのです。こうして生まれたごま焼酎「紅乙女」は、現在もごま焼酎のトップブランドとして知られています。

ごま焼酎をつくるメーカーはまだ数少ないものの、現在は日本をはじめ海外の方たちからも重宝されるお酒になりつつあります。

一般的にごまの種類は白ごま・黒ごま・金ごまの3種類に分けられますが、日本でごま焼酎に使用されているのは白ごまと黒ごまがほとんどです。もちろんそれぞれのごまの香りや味わいに特徴がありますので、自分のお好みの味をみつけられるのが理想ですね。

白ごまは黒ごまに比べるとほんのり甘みがあります。また、マイルドな味わいでさまざまな料理と相性がいいため、食中酒として飲むのもおすすめです。飲みやすく甘さが感じられる焼酎が好きな方は、白ごまの焼酎を選ぶといいでしょう。

黒ごまは白ごまに比べ、渋みを感じる香ばしい味わいが特徴です。ごまそのものの味を存分に感じたい方、コクがあって飲みごたえのあるものを好む方には黒ごまの焼酎をおすすめします。中にはややクセのある焼酎に仕上がったものもあるので、焼酎通の方にも◎

次に注目するのが、焼酎造りには欠かせない「麹」の種類です。ごま焼酎に使われる麹には黒麹・白麹の2種類があり、それぞれに特徴があります。

黒麹を使用した焼酎は、重厚なコクと深い味わいが特徴。ごま焼酎においては黒ごまと合わせて使用されることが多いので、その場合はさらにうま味のある焼酎になります。そのため焼酎を飲み慣れている方や、コクのある焼酎が好きな方におすすめです。また、黒麹は腐敗に強いため高温多湿な九州・沖縄においても、もろみの雑菌の繁殖を防ぐという製造上のメリットがあります。

白麹は、実は黒麹が突然変異して生まれたもの。白麹を使用した焼酎の特徴は、まろやかで口当たりのよい風味です。黒麹を使用した焼酎に比べると雑味が少なくクリアな味わいなので、飲みやすいのもポイント。焼酎初心者にもおすすめです。

ごま焼酎は蒸留の方法によっても味わいが変わってきます。その多くは単式蒸留を用いて作られており、さらに圧力の違いで常圧蒸留と減圧蒸留の2つに分けられます。どちらの方法で製造されるかによって味も大きく左右されるので、ごまの種類や麹の種類と同じように重要なポイントです。

通常の圧力下で行われるのが常圧蒸留。高い温度でアルコールを抽出するのでアルコール以外の香気成分なども同時に抽出され、素材の風味がダイレクトにあらわれます。ごま本来のしっかりした味わいを感じたいなら、常圧蒸留のものを選ぶのがおすすめです。

減圧蒸留では、気圧を下げることで沸点を低くし、低い温度の状態でアルコールのみを抽出するので、すっきりとしたクリアな味わいの焼酎に仕上がります。常圧蒸留と比べると軽い飲み口でクセも少なく、さわやかさもあり。飲みやすい焼酎を好むなら減圧蒸留のものを選ぶといいでしょう。

焼酎がお好きな方には、長期熟成されたごま焼酎もおすすめ。長期間貯蔵させたものはお値段も張ってきますが、味にさらに深みが増し、上品な香りを楽しむことができます。よりこだわりを持ったごま焼酎に挑戦したい方はぜひチェックしてみてくださいね。

それではここから、上記ポイントを踏まえたおすすめ商品をご紹介していきます！ ぜひ参考にして、お気に入りのごま焼酎をみつけてくださいね。

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焼酎にはさまざまな飲み方がありますが、ごま焼酎だからこそ試していただきたい、おすすめの飲み方を2つご紹介します。

パーシャルショットとは、度数が高めのお酒を凍らせて飲む斬新な飲み方です。凍らすといっても水は0度で凍るのに対し、アルコールは度数が高いほど凍りにくくなります。焼酎の場合もカチカチには凍りません。

たとえばアルコール度数が25度くらいの焼酎であればシャーベット状に、40度くらいであればキンキンに冷えた状態になります。凍らせることでとろみが増すので、さらにコク深い味を楽しみたい方におすすめです。

焼酎を割るのは水やお湯が主流ですが、実は炭酸割りにする飲み方も注目を集めています。ごま焼酎も炭酸によって香りが立ちやすくなるので、ごまの豊かな香りを楽しみたい方におすすめです。

また、炭酸で割るとスッキリ飲みやすいので、ごま焼酎初心者でも飲みやすく仕上がるでしょう。ウイスキーのようにオーク樽で長期熟成したごま焼酎であれば、ハイボールのような風味も楽しめます。

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