有機米人気おすすめ7選【新米や玄米も】通販でかんたんお取り寄せ！

有機米といえば「農薬や化学肥料を使わずに作られたお米で体によさそう」というイメージを持つ方も多いでしょうが、実際にはどのようなお米を有機米と定義するのでしょうか。まずは、有機米の基本知識を紹介します。

有機栽培とは「化学的に合成された肥料や農薬を使用していない」「遺伝子組み換え技術を利用していない」「農業生産に由来する環境への負荷を低減した方法を用いる」この3つの定義を満たした栽培方法のことです。

平成18年に制定された「有機農業の推進に関する法律」により定義されており、この栽培方法によって作られたのが有機栽培米です。

米などの農産物に表示される「有機JAS認証」は、農林水産省による有機食品のJAS規格に適合したことを認証するものです。いったいどのようなものなのか特徴をご紹介します。

有機JAS認証される条件には「農薬や化学合成肥料を原則として使用しない」「過去2年以上、禁止されている農薬や化学合成肥料を使用していない水田で栽培する」「遺伝子組み換え由来の苗を使用しない」「生産から出荷まで工程管理を記録する」などというものがあります。

認証を得るためにはさまざまなデータを認証機関から承認される必要がありますが、基本的にはこの4つの条件を満たす必要があります。

有機JAS認証を得た農家は、認証機関に対し入会金や年会費などさまざまなコストがかかるほか、商品の表記として使用できる表現が限られるため、農作物を販売するうえで障壁になることも。

経営リスクとしてハードルが高い面があるため、有機JAS認証を得た生産者はある程度の実績があり、経営規模が大きい米生産者が多いです。

ここからは、有機米の選び方を紹介します。管理栄養士・宮﨑奈津季さんにアドバイスもいただきましたので、有機米を選ぶための参考にしてください。

有機米にはさまざまな品種があります。品種によって特徴が異なるので、それぞれどのような特徴があるのかみていきましょう。

さまざまな品種があるなかで、日本で多く生産されているのが「コシヒカリ」です。福井県で品種開発されて生まれた品種で、低たんぱくで甘みが強いのが特徴。ほどよい粘りやかたさがあります。

新潟や茨城、栃木や千葉など幅広い地域で生産されており、同じコシヒカリでも、病気に耐性がある「コシヒカリBL」という品種もあります。

「ササニシキ」はあっさりとした味わいで喉ごしのよさが特徴です。お寿司のシャリとして適しており、ふんわり口のなかでほぐれる食感が魅力。

パラパラとほぐれやすいので、チャーハンや雑炊のような料理にも使いやすく、飲食店などで使用されることが多いです。宮城県古川市で誕生した品種で、おもに宮城県で生産されています。

コシヒカリを母にもつ「あきたこまち」は、見た目のきれいさやおいしさから絶世の美女として知られる「小野小町（おののこまち）」にちなんで名づけられました。コシヒカリのような甘さと旨みがありながら、水分を多く含んでいるため冷めても味が落ちにくいのが特徴。

「ミルキークイーン」は、コシヒカリをもとに改良された品種です。粘りがとても強くもちもちとした低アミロース米に分類されます。冷めてもかたくなりにくい特徴があるので、お弁当やおにぎりなどに向いているのが特徴です。

茨城県を中心に、南東北から九州まで幅広い地域で生産されている品種です。

「ヒノヒカリ」はおもに熊本や福岡、佐賀や大分など西日本を中心に生産されている品種です。コシヒカリを親にもち品種改良されて誕生しました。

粘りが強すぎずあっさりとした味わいで、さまざまなおかずとの相性がよいという特徴があります。粒の見た目はやや小ぶりで、水加減が多少変わっても味が崩れにくい性質も魅力です。

ササニシキやコシヒカリ、あきたこまちのルーツとなるのが「朝日米」です。粒は大きめでふっくらとしており、甘みをしっかりと感じられます。現在では岡山県のわずかな地域でだけ生産されており、希少価値が高い「幻のお米」と呼ばれています。

販売されている米は精米されているものだけでなく玄米として販売されている場合があります。せっかく有機米を選ぶなら、栄養価の高さにこだわりたい方もいるでしょう。より栄養価が高い状態で米を食べたいなら精米されていない玄米を選ぶとよいです。

玄米の食感が苦手な方や、自分で精米しに行くのが難しい方は精米された白米を選ぶようにしましょう。

農薬を使用せず、土地が肥えた田んぼの場合、オタマジャクシやカエル、どじょうやサギなどさまざまな生きものが生息していると考えられます。そのなかでも、トノサマガエルや蛍などは一般栽培の田んぼではほとんど生息していません。

お米を栽培する環境を判断する材料のひとつとして、生息している生きものを生産者に直接問い合わせてみるとよいでしょう。

ここからは、有機JAS認証された有機米のおすすめ商品をご紹介します。こだわりのお米を選びたい方はぜひ参考にしてください。

ここからは、番外編として有機JAS認証なしのおすすめ米をご紹介します。有機JAS認証なしでもこだわりのお米があるのでぜひ参考にしてください。

Amazon、楽天市場での有機米の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

有機米や農薬を使わないお米は、一般栽培のお米よりも割高なものが多いですが、毎日のように口にするものなので、体にやさしい生活を送るためにも意識して取り入れていきたいもの。

JAS認証のお米のように生産する農家がすくない有機米もありますが、消費者がもっと有機米を選んで食べるようにすれば生産量も多くなり、手軽に食卓で楽しめるようになるでしょう。今回紹介したおすすめのお米や選び方を参考にしながら、体によい有機米を選んでください。

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