「秩父ウイスキー」のおすすめ商品の比較一覧表
秩父ウイスキーの選び方 日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートに聞く
国産ウイスキーは、ハイボールブームやドラマで取り上げられるなどの効果により、近年注目度が急上昇しています。そのなかでも「秩父ウイスキー」は、その希少性と品質の高さから、国内だけでなく世界中からも注目されています。
本記事でご紹介する選び方を押さえれば自分に合ったウイスキーが見つかると思うので、これを機にぜひ「秩父ウイスキー」デビューしてみてはいかがでしょうか。ここからはウイスキーの選び方をご紹介していきます!
ポイントは下記の3つ。
【1】種類
【2】熟成樽
【3】限定品やプレミア品
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】種類で選ぶ
ウイスキーには、原料の違いから「シングルモルト」「グレーンウイスキー」、そしてふたつをブレンドした「ブレンデッドウイスキー」といった3つの種類に分けられます。
それぞれの種類によって味わいが変わってくるので、自分にあったものを見つけていきましょう。
秩父蒸溜所の個性を味わうなら「シングルモルト」
原料には大麦麦芽を使用し、ひとつの蒸溜所のモルトウイスキーだけをブレンドしたものを「シングルモルト」といいます。また、複数の蒸留所のものをブレンドしたのは「ピュアモルト」と呼ばれる種類です。
それぞれの蒸溜所が生み出す独自の個性を楽しむなら、この「シングルモルト」がおすすめですよ。
口あたりがなめらかな「グレーンウイスキー」
「グレーンウイスキー」とは、原料にトウモロコシや小麦を使い連続蒸溜したものを指します。連続式蒸溜とは蒸溜を何度もおこなうことで、より純度の高いアルコールを生み出す技法です。
日本のグレーンウイスキーは、かつてモルトウイスキーと組み合わせて飲まれることが主流でした。しかし、近年では単体で飲めるグレーンウイスキーも登場し、なめらかな口当たりとさわやかな香りによって注目されています。
ふたつをブレンドした「ブレンデッドウイスキー」 初心者にもおすすめ
「ブレンデッドウイスキー」とは、モルトとグレーンをブレンドしたウイスキーのこと。異なる特徴をもつウイスキーをブレンドすることで、調和のとれた香味を持つウイスキーが生み出されます。
ブレンデッドウイスキーには、比較的手ごろな価格のものや、飲みやすい味わいのものが多いため、ウイスキー初心者の方にもおすすめのウイスキーと言えるでしょう。
【2】熟成樽にも注目
ウイスキーの歴史は古く、12世紀ごろにはアイルランドやスコットランドで飲まれていました。当時は樽で熟成をしていなかったので無色透明のお酒でした。18世紀になって、ウイスキーの製造に不公平な税金が課されていたスコットランドで、醸造していることを隠すために樽が使われたそうです。その樽を開けてみるとあら不思議。ウイスキーが琥珀色へと変化しており、味も向上していたのです。そんな偶然が生み出した熟成樽製法。それ以降は樽で熟成することが一般的となりました。
ウイスキーの熟成樽には、おもにシェリーやバーボンの空樽を使っていますが、「イチローズモルト」ではミズナラの樽も使用しています。それぞれ風味が異なるので飲み比べても楽しいです。
【3】限定品やプレミア品もチェック!
秩父ウイスキーには、シングルカスクをはじめ、なかなか入手しづらい限定品やプレミア商品も数多く存在します。
ただし、定価よりもかなり高額で取引されていることも珍しくないので、その価格が適正かどうか、よくよく吟味する必要があるでしょう。
本数限定のシングルカスク
樽から出した原酒を、ほかの樽の原酒と合わせず瓶詰めしたものがシングルカスクです。
蒸留所と熟成年数が同一でも樽ごとに香りや味が変化するので、同じものは世界に数百本しか存在しないという希少性が特徴です。
個性の強い本数限定品
ウイスキーは蒸留所ごとに個性があり、香りや味に違いが出るため本数限定品なるものも存在します。
一般発売による入手は難しいことが多いですが、飲食店などで出会えた際にはウイスキーの神髄に迫るような味わいをぜひおためしください。
なかなか手に入らないカードシリーズ
ジャパニーズウイスキーには悲しい現実もあります。ハイボール需要の高まりから原酒不足に陥っているからです。
製造方法の違いからシングルモルトウイスキーは、大量生産可能なグレーンウイスキーに比べ原酒不足になってしまうのです。だからこそ、なかなか手に入らない超プレミア品も存在するということですね。
個性的なラインナップの中から、こだわりの逸品を探す 日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートよりアドバイス
日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート
権威ある賞を数多く受賞し、世界中のウイスキー愛好家の憧れの的となっている秩父ウイスキー。「ベンチャーウイスキー」の創業者、肥土伊知郎(あくといちろう)氏の名を冠した「イチローズモルト」の名前でも知られています。
徹底したこだわりのもとで造られており、個性的なラインナップが揃うのも魅力。ぜひご自身に合った1本を見つけてくださいね。
秩父ウイスキーのおすすめ6選 アルコール度数・タイプもチェック!
ここからはおすすめの11商品を紹介していきます。
飲みやすく手にしやすいものから、本数限定品、さらにはプレミア品までさまざまな商品をご紹介していきます。気になるウイスキーが見つかるといいですね。
日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート
『イチローズモルト ワインウッドリザーブ リーフラベル』は、赤ワインを熟成させたフレンチオーク樽で熟成させたウイスキーです。独特のフルーティーな風味が感じられ、比較的飲みやすい味わいなので、ウイスキーを飲み慣れていない方にも向いています。もちろん、ワイン好きな方にもおすすめですよ。

日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート
『イチローズモルト ミズナラウッドリザーブ リーフラベル ベビー』は、ピートの風味が豊かで、アイラウイスキーなどのピートの風味が強いウイスキーがお好きな方におすすめです。ミズナラの樽に由来する複雑かつ華やかな香りも魅力的。ウイスキー通なら一度は試してみたい1本です。
日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート
『イチローズモルト モルト&グレーン ワールドブレンデッドウイスキー リミテッドエディション』は、個性的なモルトとソフトなグレーンがバランスがよくブレンドされており、秩父ウイスキーの魅力とブレンド力の高さを同時に感じさせてくれます。バランスのいい味わいのなかに複雑さが感じられ、ウイスキー初心者から上級者まで、幅広い方に愛される1本といえるでしょう。

通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 秩父ウイスキーの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでの秩父ウイスキーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかのおすすめもチェック ウイスキーをさらにおいしく!
人気の秩父ウイスキーを一度味わってみて!
比較的手に入れやすい価格帯のものから、超プレミア品のものまで幅広くご紹介しました。
ウイスキー好きの方なら一度は飲んでみたいのではないでしょうか。
ご紹介した選び方や商品から自分の好みのウイスキーを見つけてみてくださいね。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
埼玉県出身、高知県在住。一児の母。慶應義塾大学文学部仏文科卒。三越日本橋本店の洋酒担当を経てワインやビール、ウィスキーなどの洋酒全般の知識を培い、2016年、J.S.Aワインエキスパートの資格を取得。 現在はOffice Le Lionの代表として、高知県内のワイナリーのアドバイザーやワイン検定の講師を務める一方、ワインに関連する記事やコラム等の執筆も多数手がけています。2019年、日本ソムリエ協会高知支部副支部長に就任。