子供にもサングラスは必要? 紫外線から目を守ろう!
紫外線は肌だけでなく目にも悪い影響があります。長時間紫外線を浴び続けると、将来的に目の病気などのトラブルにつながる恐れも…‥。大人の目と同じく、子どもの目もサングラスでしっかり紫外線からガードしましょう。
日本でとくに紫外線対策が必要な季節は、4月から9月です。この時期に長時間アウトドア活動や屋外スポーツを楽しむ場合には、日焼け止めや帽子のほか、子ども用サングラスで紫外線対策をするといいでしょう。
子供用サングラスの選び方 紫外線カット効果が重要!
ここからは、子ども用サングラスの選び方を紹介していきます。
サングラスのレンズ機能で選ぼう
子ども用サングラスのなかにはおもちゃやファッション目的のものもありますが、それでは紫外線を防ぐことができません。紫外線をしっかり防ぎたいならレンズの機能に着目しましょう。
「UVカット機能」の有無をチェック
「UVカット率99%」や「UV400」という数値の表記があれば、紫外線カット機能を持つサングラスです。なおUV400とは、UV-Aと呼ばれる有害な紫外線もカットしてくれる効果を表しています。
「可視光線透過率」が低すぎないかチェック
可視光線とは、紫外線ではなく目に入ってくる光を指します。そのため、サングラスのレンズの可視光線透過率が高いほど光がまぶしく感じ、低いほどまぶしく感じにくくなります。
ただし、可視光線透過率が低いサングラスは色の濃いものが多くなっています。視界が暗くなるため瞳孔が開きやすく、子どもにとって負担となってしまうことも。適度な透過があり、負担に感じにくいものを選ぶようにしてくださいね。目安は15%前後がいいでしょう。
使うシーンに合わせた機能もチェック
子ども用サングラスを活用したいシーンは、夏場の屋外活動のほか海水浴やプール、スポーツなどいろいろありますよね。使用シーンに合わせてレンズの機能にも注目して選ぶと、より使いやすいものが見つかりますよ。
たとえば、偏光タイプは光が反射しやすい水面や路面がぎらつかないため海水浴やプールのシーンに使いやすいです。上や下からの紫外線も防止するにはサングラスだけでなくゴーグルタイプも選択肢に。ほかにも、パソコンなどのブルーライトをカットしてくれる機能がついたサングラスもあります。用途に合わせて選んでみましょう。
レンズ素材はプラスチックがおすすめ
レンズの素材にも着目を。子どもでも取り扱いしやすい材質を選ぶのがベターです。たとえば割れやすいガラスよりも、プラスチック製のもののほうが軽くて丈夫、かつ取り扱いがしやすいです。
また、レンズと同じくフレームやテンプル部分の材質もチェックしておくといいでしょう。シリコーンゴム製など柔軟性が高いものなら、無理に力を入れても曲がったり折れたりしにくく扱いやすいですよ。
フィットする形状やずれにくいサイズを選ぼう
長時間使用しやすいよう、フィットしやすく締め付けない構造のサングラスを選ぶことも重要です。サングラスがきつい、またはすぐに外れてしまうものだと、子どもの動きをさまたげてしまったり、子どもが自分で外してしまったりする可能性があります。
子どもの顔や頭のサイズに合っているかどうか、サングラスのサイズについてもしっかり確認しましょう。
子どもの好みのデザインを選ぼう
紫外線をカットできて、さらに子どもが快適に着けられる機能性の高いサングラスを見つけても、着用する子ども自身がデザイン面で気に入らないと、かけてもらえない可能性が高いです。
カラー展開は豊富か、おしゃれで可愛いデザインが揃っているかなどをチェックして、子どもの性別や好みに合わせて選んであげましょう。
子供用サングラスのおすすめ11選 おしゃれで可愛い! 人気のコールマンも!
ここからは、保育士の河井恵美さんと編集部で選ぶ子ども用サングラスのおすすめを紹介していきます! 高機能レンズやおしゃれで可愛いデザインを厳選。ぜひ用途に合わせて選んでくださいね。
大人顔負けのアウトドアデザイン
アウトドアブランドである、コールマンから発売されているキッズサングラスです。大人用のアウトドアサングラス顔負けのデザインと機能性が特徴になっています。紫外線を99%カットし、可視光線透過率も20%とサングラスの色も濃すぎません。
フレーム部分のカラーリングは4色展開です。シンプルデザインのためいろいろなシーンで活用できます。
子どもが使いやすいレンズカラー
偏光サングラスブランドである冒険王の、子ども用サングラスがこちらです。偏光タイプのため水面や路面などのぎらつきをおさえ、自然な視界を確保したいときにも向いています。
UCカット率99%と紫外線から子どもの目を守るのはもちろん、ブルーライトもカットする機能を搭載しています。レンズの色が濃すぎないため、子どもがかけやすいサングラスに仕上がっています。
広がるフレームで成長しても使える
収縮性のある素材TPEをフレームに採用した子ども用サングラスです。しめつけずフィット感のあるかけ心地が得られます。また、フレーム部分が広がるため子どもが成長しても使い続けられるのが特徴です。
レンズはトリアセテート偏光レンズを採用。水面などがぎらつかず使用できるほか、強化プラスチック素材のため壊れにくく、粉々に割れないため子どもでも取り扱いしやすいです。
いろいろなシーンに合わせやすい
リアルシェイズから発売されているサングラスで、2歳からサイズ、4歳からサイズの2サイズを展開しています。
UVカット率99%のレンズは、ミラー仕様になっています。柔軟性の高いフレームはねじっても折れず、さらにシンプルなデザインのためファッションにも合わせやすいです。夏場のふだん使いから海水浴シーンまで、幅広く使えます。
ポップなデザインでかけやすい
機能性とデザイン性を両立させた子ども用サングラスを探しているときに、選択肢となる商品です。UVカット率99.9%以上でしっかり紫外線をガードするのに加えて、可視光線透過率15%と目にも負担をかけにくいサングラスの濃さになっています。
レンズ部分とフレーム部分がツートンカラー、おしゃれなオーバルタイプのため、ファッション性も高くなっています。

バンドがついているため、小さな子どものサングラスを探している人にぴったりです。
フレーム調整で0歳から使用できるサングラス
キッズサングラスブランド、リアルシェイズでは使用するシーンや子どもの年齢に応じた幅広いサングラスが展開されています。こちらはフレーム部分が調節できるタイプで、耳にかけて使うのではなく、子どもの頭の大きさに合わせてフィットさせて使用します。
小さな子どもの頭にも合わせやすく、ずれにくいため、0歳から使用可能です。

浴びた紫外線の量によってフレームの色が変わります。サングラスをいやがる子どもにも興味を持ってもらえる商品です。
紫外線量で色が変化! 子供も楽しめるサングラス
リアルシェイズから発売されている、ふたとおりの楽しみ方ができる子ども用サングラスです。浴びた紫外線の量に応じて、フレームの色が変わる仕様になっています。たとえば、グリーンのフレームは紫外線を浴びるとパープルに変化します。
屋内、屋外と違った色が楽しめるユニークなアイテムになっています。サングラスをなかなかかけてくれない子どもに、かけさせるきっかけが作れるかもしれません。
スポーツを頑張る子供におすすめ
SWANSから発売されている子ども用サングラスは、スポーツシーン向けの機能性が充実しているのが特徴です。独自技術で開発されたペトロイドレンズを採用。耐熱、耐寒性が高くかつ軽いためスイミングからスキーまで、いろいろなスポーツシーンで活用できます。
日射しやまぶしさから目をまもるミラーコートなど、レンズの機能性で選ぶときの選択肢となります。

パソコンなどのブルーライトもカットしてくれる優れもの。いろいろなシーンで使用したい人におすすめです。
紫外線&ブルーライトをカット!
レンズが紫外線カット率99%、さらにパソコンやスマートフォンなどからのブルーライトをカットする機能を持つ子ども用サングラスです。屋外では紫外線対策として、屋内ではブルーライト対策としてふたとおりの使用ができます。
レンズの色によって、可視光透過率が異なります。色の濃いレンズが苦手な子どもでもかけやすいカラーが展開されています。
小さい子どもにもフィットしやすい形状
オリジナルの子ども用サングラスを各種展開している、Julboの商品です。テンプルとフロント部分が一体化している形状、かつ弾力のある素材を使用しているため、長時間かけていてもしめつけず、ずれにくいのが特徴です。
1歳前後から着用できるため、小さい子どものためのサングラスを探しているときに向いています。金属を一切使用していないため、金属アレルギーの子どもにも使用できます。
便利なズレ防止のグリップ付き
コールマンから発売されている子ども用サングラスで、ズレ防止のためのラバーグリップが付属しているモデルです。テンプル部分からこめかみまでを二重構造にすることで、よりずれにくくなっています。
アウトドアシーンやスポーツなどで、できるだけズレずに使える子ども用サングラスを探しているときの選択肢となります。
「子供用サングラス」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 子供用サングラスの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での子供用サングラスの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
保育士からのアドバイス
年齢に合わせて子どものお気に入りを見つけて
子どもはサングラスをかけ慣れていないと、すぐに外してしまいます。サングラスをかけておいてほしい場合は、気に入ったデザインであったり、色が鮮やかであったりフレームの色が変わったりするような子どもの興味を引くサングラスを選ぶことが必要です。子どもが扱っても壊れにくいものにすると、便利に使用できるでしょう。なかには、紫外線だけでなく、パソコンのブルーライトもカットできるサングラスもあります。
子供の紫外線対策にはこちらの記事もおすすめ 関連記事
子供用サングラスは機能性をよくチェックして選ぼう
保育士の河井恵美さんへの取材をもとに、子ども用サングラスの選び方とおすすめ商品を紹介しました。子ども用サングラスは、紫外線カット機能が付いているものを選ぶのが重要です。UVカット率やレンズの機能を確認しましょう。
ほかにも、子どもの頭や顔のサイズに合ったものや取り扱いやすい材質のもの、さらに子どもの好みに合ったデザインのものを選べば、長時間快適に着けられるでしょう。子どもの紫外線対策をしっかりおこない、レジャーやスポーツを楽しみましょう!
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。