ラッシュガードとは?

Photo by Süheyl Burak on Unsplash
ラッシュガードとは、最近では着る日焼け止めともいわれているようで、強い紫外線からお肌を守るUVカット効果があります。ラッシュガードの語源はサーファー用語で、「rash」擦り傷から「guard」守るという意味になり、マリンスポーツを楽しむ方達がアンダーウエアとして着用していたもので、ツルツルした感触で滑りが良く、乾きやすく、体にフィットして動きやすい素材が特徴。
現在では、子供用・大人用と幅広く普及し、日焼け防止、日焼けによる肌トラブル防止がメインの用途となっています。
キッズ用ラッシュガードの選び方 日焼け対策。紫外線からお肌を守ろう!
保育士ライターのすぎ けいこさんに、キッズ用ラッシュガードを選ぶポイントを5つ教えていただきました。
タイプから選ぶ
まずは、「半袖タイプ」「長袖タイプ」「上下セット」の3種類から選びましょう。
半袖タイプ
半袖タイプのラッシュガードは、外の気温が高いけどあまり長時間は日に当たらない場面におすすめです。
半袖タイプは、軽くて動きやすく、通気性も抜群で外気が暑くてもストレスが少ないです。また、着脱もカンタンで子ども一人でも上手にできます。
長袖タイプ
長袖タイプは、紫外線を長時間浴びる場面で大活躍。また、砂浜や川辺での擦り傷、海に入ったときの怪我も防ぐことができ、より安全です。
あらゆるシチュエーションで子どもを守ってくれるラッシュガードのメリットを存分に発揮してくれるのが長袖タイプ。
ただし、濡れた状態のものを長時間着用していると逆にお子さんの体温を下げてしまうので注意しましょう。また、半袖タイプに比べると着脱が大変です。
上下セット
上半身だけでなく、下半身まで覆ってくれるラッシュガード。
女の子用のものはワンピースタイプ、男の子用のものはパンツタイプが一般的。
上下セットなら、必要に応じて上着だけ着ることもできるので使い勝手抜群。全身を守ってくれる安心感は、上下セットならではです。
首までしっかりカバーできるものを選ぼう
保育士ライター/ベビーシッター/家事サポーター
海やプールへ遊びに行ったときにキッズは砂あそび、水遊びを楽しむ時間が多いでしょう。陽射しが強い水辺ではラッシュガードを着て肌を保護したいですね。
子どもたちが遊ぶ姿を想像してみてください。座って下を向いていますね。子どもは夢中になると同じ姿勢で遊び続けたり、大人の話を聞かずに走り回ったりすることも多いです。
頭は帽子でガードできますが、案外忘れがちなのが首。ここがガードできているものを選びましょう。
サイズから選ぶ
ラッシュガードは水のなかで使用されることが多いので、伸縮性があり、身体にぴったりはりつくように作られています。サイズは、子どもの身体にぴったりと合うものを選ぶ必要があります。
大きめのサイズで水のなかに入ってしまうと、ラッシュガードのなかに水が入ってしまい動きにくくなります。できれば、子どもの胸囲、身長を測ってから選ぶのがベストです。
素材から選ぶ
保育士ライター/ベビーシッター/家事サポーター
ラッシュガードは水に濡れてもすぐ乾くように合成繊維でできています。
●ポリエステル…水に強く耐久性があり、型崩れしにくい
●ポリウレタン…水に弱いが、速乾性がありゴムのように伸びる性質がある
●ナイロン…水に強く熱に弱い特性があり、乾燥機に不向き
●スパンデックス…ゴムのように伸びる特性があるが、まれにアレルギーが出ることも
合成繊維は石油からできているためバーベキューなど火のそばでは充分に注意してください。また肌の弱い子は直接肌に触れないようラッシュガードの下に一枚着ておくといいでしょう。
速乾性の高さに注目
濡れたままのラッシュガードを着用していると、体が冷えてしまいます。速乾性の高さを謳っている商品は、日光や風を浴びると比較的すぐに乾いてくれるので便利。
風邪をひかないように、子どもの体温調節をしっかりとできるようにしましょう。
海の場合はポケットと帽子はないほうがよい◎
保育士ライター/ベビーシッター/家事サポーター
海辺で砂遊びをしていると知らず知らずのうちについている砂。これをできるだけ少なくするためにもポケットとフードはない方がベターです。ただし熱中症予防の観点からフードがないラッシュガードを選ぶ際は、必ず帽子をかぶせるようにしましょう。
また貝殻やガラスの破片などなんでも拾ってポケットに入れたがる年齢。転んだときにポケットにものが入っていると思わぬケガをすることも。ケガ予防の観点からポケットはないほうがいいでしょう。
自分で着脱がしやすいか
保育士ライター/ベビーシッター/家事サポーター
キッズ用ラッシュガードの場合は自分で着脱ができるかも重要なポイントです。家で着脱できても濡れたときに着脱が難しくなる場合もあるのでジップタイプがおすすめ。とくに女の子はトイレに行くことを考えておく必要があります。
また水辺では写真を撮る機会も多く、年に数回程度の水着姿を思い出に残しておきたいとの思いがある場合、撮影のときや食事のときにさっと羽織れるほうが便利です。
選ぶならUPF50+のものを!
保育士ライター/ベビーシッター/家事サポーター
紫外線から肌を守るために多くのキッズ用ラッシュガードにはUPF表示がしてあります。このUPFは「紫外線保護指数」のこと。
たとえばUPF50+のラッシュガードの場合、着用せずに日焼けしたときの50倍以上皮膚が赤くなりはじめる時間を遅らせるといわれています。
UPFの数値は高いほうが日焼けしにくいので、50+のものを選ぶといいでしょう。
ラッシュガードのおすすめ5選|女の子向け
保育士ライターのすぎ けいこさんとママ編集部でおすすめの商品をピックアップ!



ラッシュガードのおすすめ6選|男の子向け かっこいい!

「キッズ用ラッシュガード」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする キッズ用ラッシュガードの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのキッズ用ラッシュガードの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
暑くて着るのがいやだという子には 保育士ライターからのアドバイス
保育士ライター/ベビーシッター/家事サポーター
紫外線から肌を守り、ケガの予防になるという観点から、親はラッシュガードを着てほしいと思うもの。しかし暑くて着ることをいやがる、肌触りをいやがるという子もいます。
はじめてのものを着せるとき、いやがったときはまわりの声かけが大切です。「着ていた方が肌がかいかいにならないよ」「着ていたほうがヒーローのスーツみたいでかっこいいよ」など前向きになるような声かけをしてみてくださいね。
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17年の保育園勤務経験と子育て経験があります。現役ベビーシッターとしても活動中。 「子育てはみんなのもの」周りの人に頼りながら子育てするのが、当たり前な世の中になってほしい。パパママが元気になってほしいと願いながら、発信にも尽力しています。保育士資格所持