「玄関マット」のおすすめ商品の比較一覧表
玄関マットでおしゃれな空間づくりを
玄関は家の中でも大事な場所です。「家の顔」とも呼ばれる玄関ですが、玄関マットを敷くことで、家族やお客さんを気持ちよく迎え入れる空間づくりができます。実際に風水でも、玄関は気の出入り口とされていて、運気を上げたい人や風水を取り入れたい方にも玄関マットはおすすめです。
自宅のインテリアに合わせて、素敵でおしゃれな玄関マットを選んでみましょう!
玄関マットの選び方 室内用・屋外用
さっそく、玄関マットの選び方をチェックしていきましょう。ここでは、インテリアコーディネーター・山田美彩子さんにお話をうかがい、玄関マットの選び方についてご紹介していきます。自分の使い方にぴったりの玄関マットを見つけてみてくださいね。
室内用玄関マットの選び方
まずは、室内用玄関マットの選び方について紹介していきます。屋内だからこそ気をつけたい部分など、ポイントをしっかりチェックしておしゃれに玄関先を飾りましょう。

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玄関マットは、家に入ってまず最初に目にするアイテムです。滑り止めなどの実用面を手始めにデザインや機能面について検討していきましょう。
洗いやすくておしゃれな「天然素材」
玄関マットは肌触りのよい天然素材がふさわしく、コットン・ウール・麻・シルクなどを選ぶとよいでしょう。これらの素材は洗っても乾きやすく自然の風合いを楽しむことができます。さらに天然素材には湿度を調節してくれる効果も。
天然素材のなかでも玄関マットでよく使われている素材はウールです。ウールの玄関マットは汚れが落ちやすく、静電気も起きにくいのが特長。しかし、購入後しばらくは遊び毛(わたぼこりのような毛玉)がでやすいこともあります。
また、天然素材の玄関マットは足を乗せたときにやわらかさと適度な弾力を感じられるというメリットもあります。できるだけ天然素材が多く含まれたものを選ぶとよいでしょう。
耐久力が高く雰囲気に合わせやすい「ポリエステル」や「アクリル」
玄関マットにはポリエステルやアクリルなどの化学繊維を使用したものがあり、摩耗に強く、耐久性にすぐれています。また、カビや虫がつきにくいというメリットもあります。
また、天然素材の玄関マットと比べて吸湿性・弾力性においてやや劣るところもありますが、化学繊維の玄関マットは、発色性がよく色のバリエーションも豊富。お部屋のテーマカラーや家具の色などに合う玄関マットを探している方は、化学繊維の玄関マットのほうが選択肢が豊富です。
安全面を考えるなら「滑り止め付き」を
玄関マットは、裏に滑り止めの効果があるものを選ぶとよいでしょう。 もし滑り止めがなく玄関マットがずれる場合は、滑り止めシートやマットの利用がおすすめです。
玄関マットにはほこりやチリを吸着し、ホコリが家のなかに侵入するのを防止する効果が期待できます。しかし、滑り止めがないとマットが安定せず、ホコリが再び舞ってしまうからです。
また、裏面に滑り止めがあることで、足音やもの音、そして衝撃をやわらげ、床面を摩擦や退色、傷から守ることができます。
室内の空気だけでなく廊下をキレイに保つために、玄関マットは定期的に掃除やクリーニングするよう心がけましょう。
清潔に維持するなら洗濯機で洗えるものを
室内用の玄関マットは汚れにくいというイメージがありますが、玄関マットは帰ってきてすぐに足を乗せるもの。そこで、清潔に使用するためにも、お手入れがかんたんにできるものを選ぶようにしましょう。
具体的には、衣類のように洗濯機で丸洗いできるものがおすすめです。手軽に洗えるものほど洗濯自体が負担にならず、ストレスなくこまめに洗えます。
屋外用玄関マットの選び方
続いて、屋外用玄関マットの選び方を紹介します。屋外だからこそチェックしておきたいポイントを紹介するので、ぜひマット選びの参考にしてみてください。
靴の裏の汚れを落とせるココヤシなどの「かたい素材」
屋外用の玄関マットは、靴の底についた泥や汚れを落とすために使われます。そのため、ココヤシやPVCブラシといった、かための素材を選ぶようにするとマットでしっかりと汚れを落とせます。
また、ポリエステル素材は水はけよいので、雨の日でも水がたまりにくいのが特徴。靴についた雨水もきちんと落とせるので、室内に水分を入れることがありません。
水洗いできて清潔に使える「ラバー素材」
靴についた泥などでマットが汚れてしまった場合でも、マットをキレイに使いたい場合にはラバー素材のマットを選びましょう。ラバー素材だとマット自体を水洗いすることができ、つねにキレイな状態を保てます。
さらに、雨や雪で濡れた靴でも滑りにくいのもマット素材のメリット。天気や使い方にかかわらず、使いやすい機能を発揮してくれます。
ドアの開閉ができる厚さのものを
屋外用の玄関マットを選ぶときにきちんとチェックしておきたいのが、マットの厚みです。マットの厚みがドアの開閉を邪魔してしまうと、いくら機能的でも使いづらくなってしまいます。
そのため、購入前にドアと地面とのすき間をあらかじめ確認しておきましょう。また、マットの厚みはつまずいてしまう原因にもなるので、薄手のマットほど使い勝手がよくなります。
高耐久で汚れに強い「業務用」
屋外用玄関マットは、雨や風などさまざまな天候にさらされており、かつ靴裏などで毎日ダメージを受けており、耐久性の高いマットほど使いやすくなります。そこで、耐久性にも汚れにも強い「業務用マット」も選択肢にいれておきましょう。
業務用マットは、摩耗などに強く色あせなどもしにくく作られているため長く使えます。シンプルなデザインが多いため、玄関の雰囲気を気にせずに設置できます。
室内外兼用のマットも ビニール素材・屋内屋外セットデザイン
玄関マットには、室内と屋外で兼用できるマットも販売されています。そこで、兼用タイプの特徴もチェックしておき、使い方に合わせて選べるようにしておきましょう。
コスパがよくて耐久性の高い「ビニール素材」
兼用マットで使われていることが多い素材が「ビニール」です。ビニールは取り扱いがかんたんで、洗濯機でもデッキブラシでも洗えるため、泥などで汚れてしまってもサッと汚れを落とせます。
また、耐久性が高いのに購入しやすい価格帯なのも魅力的。屋内でも屋外でも使いやすいので、どちらにも同じもの設置しておくのもおすすめです。
セットデザインで室内も屋外もおしゃれに
兼用マットのなかには、屋内用と屋外用がセットになったマットもあります。セット販売されているマットは、統一感のあるデザインになっており、おしゃれな雰囲気で玄関マットを設置できます。
さらに、屋内と屋外のどちらにもマットを設置することで、靴底の汚れやホコリをしっかり落とせます。デザイン的にも機能的にも、セットでの購入はメリットがあります。
インテリアに合わせて色やデザインを選ぶ
玄関マットの種類には玄関の外側に敷くものもありますが、ここでは玄関に足を踏み入れ、靴を脱いであがったところに敷く玄関マットの選び方を紹介します。
玄関マットの色やデザインは、玄関のドアを開けて最初に目にはいるため重要になります。玄関マットでその家の印象が決まることもあるでしょう。
インテリアや家具・カーテンなどにあわせて、リビングのラグマットを選ぶように、玄関マットもリビングのインテリアイメージの延長線上で、色やデザインを選ぶことが大切です。
マットの形状から選ぶ
玄関マットには、おもに長方形や円形、半円の3つの形状があります。そのため、それぞれの形状の雰囲気や特徴について解説していくので、玄関周りのデザインに合わせて設置したい形状を選んでみましょう。
ベーシックな長方形の玄関マット

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布製で長方形の玄関マットは、定番のスタイル。
玄関マットで多くみかけるのが長方形のものです。スタンダードでどんな玄関にもあわせやすく、安定感と落ち着いた上品な印象を与えてくれます。
玄関マットを敷く場合は、間口いっぱいに敷くより少し床がみえたほうがよく、両サイドに少し空間を作ることですっきりとした印象になり玄関を広くみせる効果があります。
また、玄関の奥行きが狭い場合は、横長の玄関マットが合うでしょう。玄関のスペースに対して違和感のないものを選びましょう。
丸みでホッと落ち着く円形の玄関マット
玄関マットには円形のものもあります。丸みを帯びた形からは癒しを感じたり、ホッとするような印象を与えてくれたりといった効果も。
また、ナチュラルなベージュややわらかな印象のブラウン系の玄関マットを選ぶと、カフェのようなおしゃれなイメージに近づけます。
加えて、円形の玄関マットのなかには楕円形の玄関マットもあります。楕円形のメリットは、完全な円形に比べてスペースを広く使える点。これらの丸みのある玄関マットは玄関にやさしいイメージづくりに一役かってくれるでしょう。
個性派は半円の玄関マット
半円の玄関マットも玄関を個性的に演出したいときにおすすめ。半円も曲線部分の効果でやわらかくエレガントなイメージに。
花などの柄の入った半円の玄関マットを選ぶと、玄関に華やかさや個性をだせるので、お客さまがマットに目がいけば会話の糸口になるかもしれません。ただし、玄関マットとしてのスペースが狭くなる、玄関とのバランスをとることが難しいというデメリットがあるので、インテリア上級者むけといえるでしょう。
クッション性と耐久性の両方を確認する
玄関マットには毛足がある程度長く厚みとクッション性、そして耐久性のあるものを選びましょう。ペルシャ絨毯のような手織りの最高級のものでなくても、しっかりした機械織りで目の詰まっているものであれば、耐久性があり玄関の空間に相応しいです。素材によっては家庭の洗濯機で洗えるものもあります。
玄関マットには、バスマットやキッチンマットのようなパイル生地のような素材はむきません。目の詰まったウール素材などを選ぶと、ワンランク上のインテリアを演出できるでしょう。
耐久性のある材質を選ぶ
屋外用マットは、雨・風・紫外線にさらされるだけでなく、毎日、家族全員がごしごし靴の裏を擦る使い方をします。また汚れるのも早いので、洗う回数も多くなるでしょう。なのでできるだけ耐久性のある材質のものを選びましょう。素材もさまざまで、EVA、ナイロン、ポリ塩化ビニル、ラバーなど。なお、裏面は、室内用と同様、ゴムなどの滑りにくい素材が使われていることも確認しましょう。
玄関マットのおすす12選(室内用) おしゃれな北欧風や高級デザインなど!
ここまでに紹介した玄関マットの選び方のポイントをふまえて、インテリアコーディネーターの山田美彩子さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。
tkone『玄関マット』














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KURASHI『玄関マット』














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サヤンサヤン『ブリリアント』


















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サヤンサヤン『ロイヤルパレス』


















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carpet ISHIBASHI『玄関マット コルディラ』






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INSIMAN『玄関マット ゴブラン織り』














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三喜工業 『幸福の「七福ろう」玄関マット』








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ディズニー『ダッフィー ルームマット』










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イケヒコ・コーポレション『北欧調 ニール』








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マルナカ『黒猫デザイン 玄関マット』












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NBL『ベルギー製 ギャッベ風ウィルトン織玄関マット』






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高級感あふれるウィルトン織り玄関マット
高級品であるウィルトン織りの玄関マットは玄関をおしゃれかつ上品に演出したい方に向いています。柄にはギャッベ風の動物や植物のモチーフを織りこんでいます。「ギャッベ」とは、イランなどで幸せを願うモチーフを織り込んだ絨毯のこと。この玄関マットにも、「ギャッペ」において家庭円満をあらわす鹿や生命の樹などがデザインされています。パイル密度が高く、耐久性も強い商品です。
また、このマットには滑りどめシートが付属されています。使用するときはこのシートをマットの裏にはって使いましょう。
洗濯機での丸洗いや手洗いは不可ですが、ふだんのお手入れは週2回ほどの掃除機がけか、かたく絞った雑巾で拭くと長く使っていただけると思います。
ラグズファクトリー『カサブランカ&ローズ 玄関マット』














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玄関マットのおすすめ6選(屋外用) おしゃれなだけじゃない! 泥やホコリをしっかり落とす
ここからは屋外用の玄関マットのおすすめ商品の紹介です。業務用を除けばそれほぼたくさんあるわけではありませんので、おしゃれなものを厳選してご紹介します。
南海通商『コイヤーマット』






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松野屋『玄関マット コイヤーマット』






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『トライバル玄関マット』












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『玄関クリーンマット 花柄』

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『屋外用 玄関マット』






出典:楽天市場
クリーンテックス・ジャパン『玄関マット Nordic Romance』














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通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 玄関マットの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの玄関マットの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
玄関マットに関するQ&A 風水的にこれはどう?
風水的に玄関マットの柄は何がよいとかありますか?

玄関マットは風水では「土」の気をもっていると言われています。そのため、花や木、草といった自然を感じられる柄がよいでしょう。
玄関マットを置かないのは風水的にどうなのですか?

玄関マットは汚れを食い止める働きがあるのと同時に、風水的には悪い運気も中に侵入させない、という役割があるとされています。そのため、玄関マットを置かないことで、悪い運気も一緒に呼び込んでしまいかねません。
玄関マットとあわせてチェックしたいアイテム 【関連記事】
玄関マットはなぜ置く必要があるのか? 室内に汚れを持ち込ませない
玄関マットは、インテリアの一環として置くこともありますが、本来の目的は、屋外の汚れを室内に持ち込まないようにすることです。
玄関マットには、玄関の外に置いて戸外の泥や砂、ホコリや雨水などを玄関内に持ち込まないようにする屋外用と、足についたホコリや砂などを室内に持ち込まないようにする室内用とがあり、置く場所と役割の違いにより、求められる機能や選ぶべきポイントが異なってきます。
次の選び方のポイントをそれぞれ確認して自分にあった玄関マットを見つけてください。
玄関マットのお手入れ方法
お気に入りの玄関マットを長く愛用するためには、日常的にお手入れすることをおすすめします。屋内用の玄関マットであれば、1週間に1~2度ほど掃除機やコロコロで細かいホコリやごみを取り除きましょう!水洗いが可能な商品であれば、洗濯をこまめにして、ニオイの原因を取り除きましょう。
屋外用の玄関マットの場合は、マットを裏返して土、砂、そのほかの汚れをたたき出しましょう。水洗いが可能ならば、ホースを使い強めの水圧で汚れを洗い流しましょう。
干す際は、マットを斜めにする形で干すと、比較的早く乾燥できますので、試してみてくださいね。
インテリアコーディネーターからのアドバイス
インテリアコーディネーター
玄関マットはその廊下の先にあるお部屋や、そのお家自体の印象を握っています。しかし、その割にはリビングに敷くラグより小さいので、手軽に切り替えることが可能なアイテムです。
たとえば季節ごとに洋服を衣替えするように、玄関マットに季節をイメージさせる色や柄を取り入れてみてください。インテリアのイメージをガラリと変化させることができるはずです。
また、デザインだけでなく毛足が長く目の詰まった丈夫なものを選び、滑り止めがついて床にぴったりなじみやすいものを選ぶことで、お部屋の空気や床をキレイに保ってくれます。お客さまを迎える場所でもある玄関には、できるだけ上質でステキな玄関マットを選びましょう。
お気に入りの玄関マットを敷いておしゃれインテリアに
インテリアコーディネーターの山田美彩子さんにお話をうかがい、玄関マットの選び方とおすすめ商品を紹介しました。ご自身の用途にあった玄関マットはどんなデザインでどんな素材のものなのかイメージは沸きましたか。
ステキな玄関マットを敷いている家は、訪れたお客さまを癒すだけではなく、家族が帰ってくるたびにホッとした気分になれるものです。お気に入りの玄関マットをみつけて、玄関のインテリアをおしゃれに変身させましょう。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
株式会社ティアラジャパン代表。高級輸入住宅・輸入キッチンに精通。 オーダーキッチン設計・商品開発・PRに従事。手がけた高級住宅物件は全国3,000件以上、業界歴30余年の豊富な経験と専門性の高い知識に基づいたご提案に定評あり。高級マンションや高級注文住宅のリフォームアドバイザーとして活躍中。 モダンクラシックなインテリアコーディネートや、世界にひとつのオーダーキッチンのデザイン設計から、施工会社・ハウスメーカー選びのお手伝いまで、「ビューティーインテリア」で、高級リフォームプロジェクトを成功へと導いております。